以前、泥沼名誉毀損裁判劇に発展していた米俳優ジョニー・デップと、女優のアンバー・ハードの裁判について、このブログで取り上げたが、これは、2022年5月18日に放送された『ワールド極限ミステリー』(TBS系)という番組で、「ジョニー・デップVS元妻アンバー慰謝料総額195億円裁判」という見出しで、放送された。
2018年にワシントン・ポストにアンバー・ハードが、ジョニー・デップから受けた自身のDV被害経験を寄稿した所、ジョニー・デップが、2019年にアンバー・ハードを名誉毀損で訴え、アンバー・ハードもジョニー・デップからの名誉毀損を訴えて、始まった裁判である。
裁判では、アンバー・ハードが提出したDVの証拠のほとんどが嘘であることが明らかになり、その結果、ネット上で、「嘘つきオンナ」と叩かれる結果となった。
結局、2022年6月、裁判は概ねジョニー・デップが勝訴し、アンバー・ハードに約14億円の支払い命令が下った。
ジョニー・デップ裁判:「あなたの嘘が何度も世界に露呈されましたね」。アンバー・ハードは必死にあがく 2022/5/27(金) 15:42 猿渡由紀 | L.A.在住映画ジャーナリスト アンバー・ハードが、ジョニー・デップの弁護士からまたもや痛いところを突かれまくった。ハードをビシビシと攻撃したのは、デップの支持者から人気急上昇中のカミーユ・ヴァスケスだ。 最終弁論を翌日に控えたアメリカ時間26日、ハードは、6週間に及ぶ裁判の最後の証人として、あらためて証言台に呼ばれた。最初は、ハードの弁護士による尋問。ここではデップから受けたDVのせいでPTSD状態にあることや、デップの支持者から脅迫を受ける毎日がいかに辛いかなどを涙顔で述べ、自分が被害者であることをあらためて陪審員に訴えかけている。 だが、ヴァスケスによる反対尋問の番になると、そんな彼女のシナリオは悲惨なほどに打ち砕かれてしまった。 冒頭から、ヴァスケスは「ミス・ハード。あなたはこの裁判がとても辛いとおっしゃいましたね。それについて話しましょうか。あなたの嘘が世界に向けて何度も露呈されたからですよね」と、ぴしゃり。それに対し、ハードは、「私は嘘などひとつも言っていません」と、冷静を保ちつつ返した。しかしその後、ヴァスケスは、ハードの証言がほかの証人たちのものと一致しないことを、具体的な供述を次々に出して指摘。ハード側の証人で、ハードの元親友だったラケル“ロッキー”・ペニントンですら、ある夜、トレーラーパークでハードがデップから手首を強く捻られたという出来事を見ていないと証言した事実を突きつけた。 その夜、デップが自分たちのトレーラーをめちゃくちゃにしたとも、ハードは証言している。だが、そのトレーラーパークのマネージャーは、今週、証人として出廷し、ハードの言うことを否定しているのだ。そのことについてハードが「(パワーを持つ)ジョニーのためにはたくさんの人が出てきますから」と言うと、ヴァスケスは、「あなたはそのマネージャーが偽証をしたと言っているのですか?」と切り返した。 さらにヴァスケスは、マネージャーによると、その夜、叫んでいたのはデップではなくハードだったと証言したことも思い出させている。それでもしつこく「その人は何も知りません」と言い逃れをするハードに、ヴァスケスはまたもや「あなたは彼が嘘をついていると言っているのですか?」と責めた。 また、ヴァスケスは、ハードがデップに対する一時的接近禁止命令(TRO)を申請するために裁判所を訪れ、建物を出ると大勢のパパラッチが待ち構えていたことに驚いたと証言したことを持ち出し、「実際のところ、あなたは全然驚いていなかったのですよね?」と言った。事実、今週、その当時ゴシップサイトTMZに勤めていた男性がこの裁判で証言し、情報をたれこんだのがハードだとはっきり名前を出すことはできなかったものの、それ以外はありえないと誰にでもわかる形で事情を説明していたのである。 彼の証言によれば、情報のたれこみがあっても本当かどうか調べてからパパラッチを送り込むため、普通はかなり時間がかかる。だが、たれこみしたのが本人である場合は、15分程度でパパラッチに行かせる。この場合は、15分だった。彼はまた、そのたれこみで、ハードの顔の右側にあざがあるという細かいことまで聞いていたと証言している。「その情報はあなたのチームから来た以外にありえませんよね」とヴァスケスに言われると、ハードは「絶対に違います。DV被害者がそんなことをするわけがないじゃないですか」と、これまた否定した。 その時の写真にはしっかり顔にあざがあるのに、その翌日、当時の親友ペニントンと一緒にパパラッチされた写真に、あざはない。ヴァスケスがその写真を見せると、最初、ハードは「それがいつ撮影されたものなのかわかりません」としらばっくれた。するとヴァスケスは「一時的接近禁止命令を申請した翌日、友達と腕を組むアンバー・ハード」というその記事の見出しを読んでみせ、これはまぎれもなく翌日のものだということを陪審員の心に刻んでいる。 次にヴァスケスは、ハード側が、デップが荒れた行動を取った証拠として出してきた、床にワインのボトルが転がっている写真を出してきた。彼女は「これは、2015年12月15日の写真だとあなたは証言しましたね?」と言い、続いて「こちらは、あなたが2016年5月21日の証拠として出してきたものですね?」と、横に並べた。そのふたつはどう見ても同じ写真なのだ。ただし、写真の下にある証拠ナンバーは違っている。 ハードがそれについて長々と苦しい言い訳をしようとすると、ヴァスケスは「ミス・ハード。私は今、何もあなたに質問していません。何か言いたいなら陪審員に言ってください」と阻止。ハードが「あなたは私に質問したと思ったんですけど」と言うと、「いいえ、私はあなたに何も聞いていませんよ」と、ふふっというような笑みを浮かべた。 さらにヴァスケスは、「階段の出来事」について昨日イギリスからビデオで登場したケイト・モスをはじめ、実に多くの人がデップのために証言したことについて、「これだけの人がミスター・デップのために証言するとは思わなかったのでしょう?」とハードに聞いている。それに対して、デップはパワーがあるので、みんな彼の望むことをやるのだとまたハードが答えると、ヴァスケスは「偽証罪で刑務所に入ることになるかもしれなくても?」と切り返した。このボロボロな反対尋問の後、また自分の弁護士からの尋問を受けたハードは、再び被害者としての主張を繰り返している。 現地時間27日の最終弁論が終わると、陪審員の討議が始まる。世論では圧倒的にデップが有力だ。ただ、難しいのは、判決を出すためには陪審員が全員一致でないといけないこと。誰かひとりでも意見が違えば、判決には至らないのである。現地時間来週月曜日はアメリカの祝日であるため、結果が出るのは早くても来週なかば以降になると思われる。世界中が注目した闘いが、いよいよクライマックスを迎える。 |
例えば、アンバー・ハード側の弁護士は、「ジョニーのDVによってできたあざを隠すために、Milaniというコスメのコンシーラをいつもカバンの中に忍ばせていた」と証言したが、「Milani」はTikTokの公式アカウントでは、「コンシーラはDVされていたと主張する時期の後に発売された商品」だと説明するなどして、その嘘を明らかにした。
またアンバー・ハードは、ジョニー・デップから受け取った慰謝料を寄付すると公言していたが、実際には寄付していなかったことが判明した。
アンバー・ハード、ジョニー・デップから受け取った慰謝料を約束通りに寄付していなかった。 2022年4月30日 VOGUE JAPAN アンバー・ハードはジョニー・デップとの離婚後、アメリカ自由人権協会(ACLU)に約束した350万ドル(約4億6000万円)の半額しか寄付していないという。 アンバー・ハードは離婚後、ジョニー・デップから受け取った慰謝料700万ドル(約9億1000万円)の内、半額をアメリカ自由人権協会(ACLU)、残りの半額をチルドレンズ・ホスピタル・ロサンゼルスに寄付すると宣言していたが、4月27日(現地時間)に行われた名誉毀損訴訟の審問で、その通りに支払われていなかったことが明らかになった。 ACLUの最高執行責任者兼顧問のテレンス・ドハティ氏は、昨年12月に収録された宣誓証言の中で、アンバーが多額の寄付を約束したことから同協会のアンバサダーに推薦されたものの、全額を受領していないと語った。35万ドル(約4600万円)がアンバーから、10万ドル(約1300万円)がジョニーから直接支払われたほか、50万ドル(約6500万円)と35万ドル(約4600万円)がアンバーの指示による口座から受け取ったとした。 ドハティ氏によると、協会は50万ドルの寄付は、離婚後にアンバーが交際していたテスラのCEOイーロン・マスク氏から支払われたものだと考えており、マスク氏から今後10年間で350万ドル全額を支払うというメールを受け取ったが、その後の確認はとれておらず、2019年以降に寄付は受け取っていないという。また、アンバーからの支払いが途絶えたことから、2019年に本人に連絡を取ったそうだが、経済的に困難な状況にあると言われたそうだ。 ジョニーは裁判で、アンバーがDV被害者としての経験を綴った「ワシントン・ポスト」紙の論説を巡り、損害賠償5000万ドル(約63億円)を求めている一方、同記事の中でアンバーはジョニーを名指しにはしていないとして、1億ドル(約125億円)の損害賠償を求め反訴している。 |
アンバー・ハードは、裁判中、ジョーニー・デップからDVを受けたことを泣きながら訴えたが、最終的にほとんど全てが嘘であることが明らかになった。
こうしたアンバー・ハードの虚言癖について、心理学者は、「演技性パーソナリティー障害」のような異常性が見られると指摘している。
注目を浴びようとして嘘をつき悲劇のヒロインを演じているというのである。
ジョニー・デップとアンバー・ハードの名誉毀損裁判については、2022年5月24日付の『ジョニー・ディップとアンバー・ハードの離婚裁判と名誉毀損裁判 -金目当ての史上最も醜い離婚劇-』の中でも記したが、この時は、アンバー・ハードのラグナを牡牛座に設定していた。
しかし、改めて、見直した所、獅子座ラグナのようである。
結婚、離婚、名誉毀損裁判
ジョニー・デップと結婚したのは、2015年2月だが、その頃は、獅子座ラグナであれば、ラーフ/月期で、トランジットを見ると、土星が7室支配の土星にリターンしており、木星が蟹座から7室と支配星にアスペクトして、7室にダブルトランジットしていた。
しかし、2人の結婚は、早くも2016年5月には、アンバー側から離婚申請がなされた。
結婚した2015年2月の段階でも7室にダブルトランジットしているが、同時に6室にもダブルトランジットしており、意見の不一致が示されていた。
明らかに最初から結婚は上手くいっていなかったことが分かる。
結婚したラーフ/月期において、ラーフはラグナロードの太陽とコンジャンクトしており、月は12室(7室から見た6室)の支配星で、結婚生活の2室に在住して、2室の支配星と相互アスペクトしているから、何らかの同棲や結婚生活につながるような動きがあったのである。
2016年5月に離婚申請した時も土星と木星は、6室と7室の支配星にダブルトランジットしており、更にラグナにもダブルトランジットし、1-7軸にラーフ/ケートゥ軸もトランジットしている。
そして、2019年にジョニー・デップから名誉毀損の裁判が起こされ、そのタイミングで、ちょうどラーフ/ケートゥ軸が、蟹座/山羊座軸の6-12軸に移動している。
2020年と2021年はずっと裁判を継続し、この時は土星と木星が山羊座6室を通過して、アンバー・ハードの6室と12室にダブルトランジットを形成していた。
そして、2022年6月に判決が出た形である。
ハリウッドを引退し、スペインへ引っ越し、パートナーと同棲生活
判決が出ると、アンバー・ハードは、ほとんどハリウッドを引退した形となり、翌月の2022年7月には、所有していたカリフォルニア州ユッカバレーの邸宅を売却し、娘と一緒にスペインのマドリードに引っ越した。
アンバー・ハード、ハリウッドを引退か 娘とスペインに引っ越す キャリア低迷中のアンバー・ハード。ハリウッドから引退したという報道が浮上している。 :2023/05/08 ELLE (BY YOKO NAGASAKA) アメリカでの名誉毀損裁判が昨年6月に終わり、ようやく決着がついたジョニー・デップとアンバー・ハードのバトル。アンバーにDVを働いているという疑惑が浮上してからジョニーのキャリアは著しく停滞していた。2020年にイギリスでの裁判に敗訴してさらに低迷。映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズも降板した。しかし6月にアメリカで勝訴したのをきっかけに完全復活。最新作『Jeanne du Barry(原題)』も今月後半に開幕するカンヌ国際映画祭のオープニング作品に選ばれ、注目を集めている。対照的にアンバーは表舞台から失踪。これから公開されるのは映画『アクアマン』の続編と、低予算でもないけれど大作でもないスリラー映画『In the Fire(原題)』だけである。どちらもすでに撮影を終えているが今後の作品は決まっていない。その理由はハリウッドから引退したからだと新聞「デイリーメール」が報じている。 同紙によるとアンバーはアメリカのエンタメ界を去ることを決意、スペインのマドリードに引っ越した。昨年7月、所有していたカリフォルニア州ユッカバレーの邸宅を売ってからスペインで過ごすことが増えていた。昨年10月にはスペインのマヨルカ島で目撃されている。島に家を借り、交際していた脚本家のイヴ・バーロウと同棲していると噂されていた。アンバーの友人は同紙に「アンバーはスペイン語も堪能だし、マドリードで幸せに暮らしている。騒音から離れて娘のウーナを育てている」。今はマドリードに定住するつもりだという。またイヴとはすでに破局していると見られている。 友人曰く「彼女は急いでハリウッドに戻ろうとは考えていない」とコメント、引退が一時的なものだと話している。「ふさわしい時期にふさわしいプロジェクトでカムバックするだろう」。このまま姿を消すのか、いつか返り咲きを果たせるのか見守りたい。 |
そして、2022年10月には、スペインのマヨルカ島で目撃され、島に家を借り、交際していた脚本家のイヴ・バーロウと同棲していると噂されていたという。
トランジットを見ると、土星は水瓶座から4室にアスペクトして、木星は魚座から4室にアスペクトし、4室(引っ越し、不動産)にダブルトランジットしていることが分かる。
そして、土星が7室を通過して、7室の支配星にアスペクトし、木星は8室魚座から7室の支配星にアスペクトして、7室にダブルトランジットしていることが分かる。
7室は4室から見た4室目のハウスで、4室の本質のハウスであり、7室も引っ越しのハウスであり、また7室は、パートナーを意味するため、この時、既に別の同棲相手がいたことを示唆している。
ちょうど木星は8室魚座を通過し、土星は水瓶座で逆行し、8室にアスペクトして8室にもダブルトランジットしていたが、8室はパートナーとの同棲生活などを意味し、また8室は物事の中断、停滞状態を表わすが、この時、裁判で、「噓つき女」と激しく、批判されて、女優としてのキャリアが低迷していた頃である。
ハリウッド女優としてのキャリアは、中断して私生活に没頭するしかない、引きこもりの時期である。
代理母出産
因みにアンバー・ハードは、2021年4月8日に代理母出産で、娘が誕生している。
アンバー・ハードがママに! 代理母出産で娘が誕生。 アンバー・ハードが代理母出産により第一子を迎えていたことを明かした。 2021年7月2日 VOGUE JAPAN (BY VOGUE JAPAN) 『アクアマン』(2018)のメラ役などで知られるアンバー・ハードが7月1日(現地時間)、インスタグラムを通じて第一子の誕生を発表した。代理母出産により4月8日に生まれた娘はウーナ・ペイジちゃんと命名したそうで、我が子を抱く写真を公開している。 「このニュースをみなさんにお知らせできることを大変うれしく思います。私は4年前、子どもを持とうと決心しました。自分の望むとおりにしたかったのです。女性として私たちの運命のもっとも根本的な部分の一つをこのように考えることが、いかに急進的か今は認識しています。子どもを持つのに結婚指輪を望まなくていいということが、普通になる日がやってきたらと願います」 「私生活は他人に関係ないことだと割り切りたい自分もいますが、職業柄コントロールを自分でしなくてはいけないことも理解しています。私の娘は2021年4月8日に誕生しました。名前はウーナ・ペイジ・ハード(Oonagh Paige Heard)。彼女は私の残りの人生の始まりです」 「ページ・シックス」によると、アンバーは昨年5月に亡くなった母の名前を娘のミドルネームに名づけたそうだ。シングルマザーとなったアンバーは、2015年2月に結婚したジョニー・デップをDVで訴え、2016年5月に離婚を申請。その後にジョニーが名誉毀損でアンバーを提訴するなど、昨年には裁判で暴露合戦を繰り広げた。 |
2017年3月前後からマハダシャー木星期に移行しており、木星は子供の5室の支配星である為、それで子供が誕生して、今、子育てしているということである。
ここで代理母出産など、体外受精によって子供を授かったのは、木星が科学、テクノロジーを表わす水瓶座に在住しているからではないかと思われる。
トランジットを見ると、5室支配の木星に木星がリターンしており、少なくとも7ヶ月前の時点で、土星が水瓶座に在住する5室支配の木星にアスペクトして、5室にダブルトランジットを形成している。
そもそも獅子座ラグナであると考えると、獅子座ラグナは7室の支配星が土星である為、年配の男性と結婚することが多くなるし、また7室の支配星が同時に6室の支配星となる為、不仲や意見の不一致など、結婚に問題を抱えやすいのである。
ジョニー・デップは、アンバー・ハードの23歳年上であり、年配の男性であり、まさにアンバー・ハードの土星の表示体である。
蠍座に在住する6、7室支配の土星にトランジットの土星がリターンしたタイミングで、ジョニー・デップと出会い、結婚したのである。
また結婚して1年後に離婚申請している所など、最初から不仲であったことは隠し切れない。
そして、アンバー・ハードは、ハリウッド・スターであり、目立ちたがり屋で、自分が注目されていなければ気が済まない典型的な獅子座の性格の持ち主である。
3、10室支配の金星が10室でマラヴィアヨーガを形成している配置は、まさにスターの配置だが、6、7室支配の土星によってアスペクトされて傷ついており、キャリアの中断も表わしている。
これはまさにジョニー・デップとの離婚と名誉毀損裁判により、女優としてのキャリアが中断、停滞し、ハリウッドから逃げるようにして、引っ越しせざるを得なくなった理由である。
おそらく、こうした獅子座ラグナに典型的な目立ちたがり屋で、注目を浴びてなければ気が済まない性格が、「演技性パーソナリティー障害」とも言うべき異常な性格を生み出したと考えられる。
「嘘つきオンナ」と叩かれる理由
因みにここまで過去の時系列から獅子座ラグナであることが判明したが、何故、ラグナにこだわったかと言えば、アンバー・ハードが何故、噓つきであるかの理由が知りたかったからである。
通常、真実を語るかどうかは2室が表わすとされ、2室や2室の支配星が凶星や凶ハウスの支配星によって傷ついている場合に嘘をつき、木星や金星、トリコーナの支配星などによって吉意が与えられていれば、真実を語るのである。
そして、特に積極的に嘘をつくのは、2室が火星によって傷つけられた場合である。
アンバー・ハードは、2、11室支配の水星が8室で減衰し、火星によって傷つけられている為、それで積極的な嘘つきなのである。
また月ラグナから見た2室はラーフ/ケートゥ軸が傷つけており、2室の支配星は、6室支配の土星によって傷つけられている。
2室支配の水星は想像力豊かな魚座で減衰しており、理性や論理性の喪失と、積極的で強引な実行力を意味する火星の影響が結びついており、かなりのエネルギー、熱量が与えられている。
これが、何か思い付きの空想や妄想とも言えるものを悲劇のヒロインとしての自分に重ね合わせて、嘘の作り話をでっち上げてしまう配置ではないかと思われる。
それは悲劇的なほど、客観性、論理性を損なっており、嘘によって話の辻褄が合わなくなり、自分で自分を追い詰めていく結果となったのである。
知性や判断力を意味する水星が、中毒性やカタストロフィー(破滅的な災害)を意味する8室魚座で減衰していること、そこに実行力の火星が結びついていることがポイントである。
8室で減衰し、火星から傷つけられた2室支配の水星は、11室(評判)の支配星でもあり、これが傷ついていることで、世間から「噓つき女」と叩かれる結果となったのである。
アンバー・ハードは、獅子座ラグナで、自分が物事の中心になっていないと気が済まない性格であり、ジョニー・デップの従順なパートナーに収まっていることなど性に合わなかった。
1年ともたなかったのは、その為である。
パートナーから得られる不労所得運 -2、11室支配で8室で減衰する水星のニーチャバンガラージャヨーガ及び、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的効果 -
2018年にアンバー・ハードが米紙「ワシントン・ポスト」に「自分はDV被害者」だと主張する嘘の記事を寄稿さえしなければ、14億円の賠償命令が下ることもなかった為、嘘の代償は非常に高くついた。
しかし、それでもよく調べると、アンバー・ハードは不思議なことに損をしていないようなのである。
2、11室支配の水星は8室で減衰しており、8室の水星は通常は、他人からのお金に恵まれるという意味では良い配置で、8室で水星が減衰することもパラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が働く余地がある。
また減衰する水星は、ディスポジターの木星がラグナからケンドラに在住している為、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
ジョニー・デップと離婚した際には、離婚の過程で、ジョニー・デップの虐待を訴えて、和解金700万ドル(約9億1000万円)を受け取り、夫婦は非中傷および守秘義務契約に署名している。
(従って、2018年に「ワシントン・ポスト」に「自分はDV被害者」と訴え出たことも大部分は、裁判で嘘であると認定されたが、守秘義務違反でもある)
この和解金700万ドルの半分を寄付すると公言していたが、350万ドル(約4億6000万円)の半額しか寄付していないということで、問題となっていた。
従って、この時点で、アンバー・ハードは、少なくとも離婚の示談で得た350万ドル(約4億6000万円)を保持している。
2022年7月12日付のELLEの記事には、アンバー・ハードが、ジョニー・デップに支払わなければならない約14億円を保険会社が支払いを拒否していると報じていた。
損害賠償14億円のアンバー・ハード、保険会社に支払いを拒否され大ピンチ ジョニー・デップとの名誉毀損裁判で敗訴したアンバー・ハード。保険会社が賠償金の支払いを拒否するというピンチに襲われている。 2022/07/12 ELLE (BY YOKO NAGASAKA) 先月ジョニー・デップとの名誉毀損裁判に敗訴したアンバー・ハード。ジョニーに1,035万ドル(約14.2億円)の損害賠償金を払うように命じられた。裁判ではアンバーの訴えの一部も認められたため、ジョニーからアンバーに200万ドル(約2.7億円)の損害賠償金が支払われる。そのためアンバーが支払わなくてはならないのは835万ドル(約11億円)になる。支払いが延びればこれに利子が加わると見られている。 彼女はこのような事態に備えて賠償保険に入っていたが、その保険会社「ニューヨーク・マリン・アンド・ジェネラル(以下ニューヨーク)」が保険金の支払いを拒否していることが明らかになった。同社が裁判所に提出した書類を入手した雑誌『ピープル』によるとアンバーが入っていた保険は最大100万ドル(約1.3億円)の保険金が受け取れる契約で、保険期間は2018年7月から2019年7月まで。今回の名誉毀損裁判の争点になった新聞「ワシントンポスト」の論説記事をアンバーが寄稿したのは2018年12月、ジョニーがアンバーを提訴したのは2019年3月だから保険でカバーされていいはず。 でも「ニューヨーク」は保険対象に名誉毀損は含まれているが「故意の行為」は対象外だと説明。また「陪審員はアンバーの債務は彼女の故意の行為によって引き起こされたものだと裁判で認定した」と指摘、カリフォルニアの法律では「保険会社は被保険者の故意の行為によって生じた損失には責任を負わない」と定められているので保険金は支払わないと主張している。 また新聞「ロサンゼルスタイムズ」によるともう1つの保険会社「トラベラーズ・コマーシャル(以下トラベラーズ)」も法的措置を取っている。彼女はこの会社の住宅所有者保険に入っていたが、「名誉毀損による損害」もその保険の対象になっていた。そのため「トラベラーズ」は彼女の弁護士費用を負担していたが、半額は「ニューヨーク」が支払うべきだとして同社を提訴。「ニューヨーク」側はこれに応じず「トラベラーズ」を反訴している。ちなみにアンバーの弁護士費用は約600万ドル(8.2億円)にまで膨れ上がっている。 アンバーの弁護士は敗訴直後に出演したテレビ番組で「賠償金を支払う余裕は絶対にない」とコメントしていた。またアンバーは弁護士を通じてジョニーを控訴する姿勢も見せている。裁判を続けるとなるとさらに費用がかかる。まずは今の経済的窮地を脱することができるのか注目が集まっている。 |
しかし、その後、2022年12月19日付のVARIETYの記事によれば、アンバー・ハードのジョニー・デップに支払う予定だった約14億円の賠償金は、100万ドルに大幅に減額されたようである。
2022年6月の判決で、アンバー・ハードは、補償的損害賠償として1000万ドル、懲罰的損害賠償として500万ドルを支払うよう命じられた。懲罰的損害賠償額は法定上限額に従い35万ドルに減額された為、計1035万ドル(約14億円)をアンバー・ハードはジョニー・デップに支払わなければならなかったが、ジョニー・デップもアンバー・ハードに200万ドルの支払いを命じられた為、それらは相殺され、最終的にアンバー・ハードのジョニー・デップに対する負債額は、計835万ドルである。
しかし、この835万ドルが、100万ドルに大幅に減額され、しかもジョニー・デップにはアンバー・ハードが契約する保険会社から支払われるようである。
つまり、結局の所、アンバー・ハードは、ジョニー・デップとの離婚時に少なくとも700万ドル(約9億1000万円)を受け取り、まだ350万ドル(約4億6千万円)を保持している為、プラスマイナスで言えば、350万ドル(約4億6000万円)のプラスである。
そして、何故か、ジョニー・デップに対する14億円の賠償金が、100万ドル(約1億5千万円)に減額されたのである。
また長者番付で、何度も世界一の富豪となったイーロン・マスクと交際していた時も当然、経済的な恩恵を受けていたはずである為、パートナーから得た経済的な利益は余裕でプラスとなっている。
つまり、これは2、11室支配で8室で減衰するニーチャバンガラージャヨーガ、及び、パラシャラの例外則にある水星がもたらした効果であり、8室の棚から牡丹餅的な不労所得の恩恵である。
アンバー・ハードは、女優業でギャラをもらっていると思うが、それ以外に結婚や離婚訴訟といったものから得る不労所得が、収入源なのであり、これが彼女の稼ぎ扶持なのである。
2、11室支配の水星は、12室支配の月と相互アスペクトして傷ついている為か、アンバー・ハードからジョニー・デップに対する賠償という形で、100万ドル(約1億5千万円)の持ち出しはあったが、それはあくまでもジョニー・デップからもらった示談金の範囲内であり、トータルで言えば、余裕で、プラスなのである。
アンバー・ハード、法廷闘争の和解でジョニー・デップに100万ドルを支払う 2022年12月19日午前6時33分(太平洋時間) VARIETY by KJ ヨスマン、ジーン・マッダウス アンバー・ハードは、お互いに家庭内暴力を訴えていた長年の法廷闘争の和解のため、ジョニー・デップに100万ドルを支払う予定だ。 この金額は、今年初めにバージニア州で行われた6週間の裁判で彼女が支払を命じられた835万ドルから大幅に減額されたものである。支払いは彼女の保険会社から支払われると予想されている。 デップの弁護士は声明で、彼はその金を慈善団体に寄付すると述べた。弁護士は以前、デップにとってこの訴訟は「決して金銭問題ではなかった」と述べている。ハードは自身の声明で「アメリカの司法制度への信頼を失った」と述べた。また、和解によってさらなる訴訟の苦しみから逃れることができ、結婚生活からようやく「解放」されると語った。 デップ氏は当初、ハード氏がワシントン・ポスト紙に自らを「家庭内暴力を代表する著名人」と評する論説 を掲載した後、2019年3月にハード氏に対して5000万ドルの名誉毀損訴訟を起こした。 バージニア州フェアファックスで行われた裁判では、各俳優が数日間にわたって証言し、薬物乱用や口論の生々しい詳細を明らかにした。彼らの証言はユーチューブでライブ配信され、ティックトックやフェイスブックで何度もリミックスされた。ハードは、デップが繰り返し暴行を加え、首を絞め、酒瓶で強姦したこともあったと主張した。彼女は証言中に何度も泣き崩れた。 一方、デップは、ハードが二人の関係において攻撃的であり、彼女が暴力を振るうといつも彼は逃げようとしていたと主張した。二人は結婚生活中の口論の音声録音をしており、双方が自分の主張を裏付けるために選んだクリップを再生した。 7人の陪審員は、3件の名誉毀損訴訟でデップ氏に有利な判決を下し、補償的損害賠償として1000万ドル、懲罰的損害賠償として500万ドルを支払うよう命じた。懲罰的損害賠償額は法定上限額に従い35万ドルに減額された。 ハードにとって少し慰めとなるのは、陪審員が彼女の3つの反訴のうち1つについても彼女に有利な判決を下し、ハードが「偽証」を行ったと告発された弁護士の声明についてデップが責任があるとしたことだ。デップはハードに200万ドルの支払いを命じられ、デップ有利の判決は合計835万ドルとなった。 翌月、ハードは控訴を申し立て、弁護士は裁判所の「誤り」を理由に控訴した。しかし、「アクアマン」の女優は控訴を取り下げることに同意した。 ハード氏は、この決定を発表するインスタグラムに投稿した声明文の中で、「今後、私の発言に関して制限や口止めは一切ありません」と明言し、彼女の証言を「娯楽やソーシャルメディアのネタ」に変えた米国の司法制度を激しく非難した。 彼女はまた、米国の司法制度での経験を英国と比較した。英国では、デップが2020年に英国のタブロイド紙「ザ・サン」が記事で彼を「妻を殴る男」と呼んだとして同紙を訴えた。ハードはザ・サンの主たる証人だった。その訴訟で、裁判官は申し立てを「実質的に真実」とみなし、ザ・サンに有利な判決を下した。 デップ氏の代理人は声明で、判決結果に満足していると述べ、陪審員の評決は依然として有効であると強調した。 「デップ氏はこの裁判を通じて真実を明らかにすることを最優先にしてきたと明言してきたので、デップ氏にとってこの辛い章に正式に終止符を打つことができてうれしく思います」とデップ氏の弁護士ベンジャミン・チュー氏とカミーユ・バスケス氏は述べた。「陪審員全員一致の決定と、その結果デップ氏有利、ハード氏不利の判決は完全に有効です。デップ氏が約束し、実際に慈善団体に寄付する100万ドルの支払いは、司法制度の厳格な正義の追求の結論に対するハード氏の認識を強化するものです。」 ハードは2016年、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のスター、デップとの離婚の過程で、初めてデップに対する虐待疑惑を訴えた。その後、ハードは和解金700万ドルを受け取り、夫婦は非中傷および守秘義務契約に署名し、この件について二度と話さないことに同意した。 ハード氏の声明全文は以下をご覧ください。 「熟考の末、私はバージニア州で元夫が私に対して起こした名誉毀損訴訟を解決するという非常に難しい決断を下しました。 私にとって重要なのは、自分がこれを選んだわけではないということです。私は自分の真実を守りましたが、その過程で、私が知っていた人生は破壊されました。私がソーシャルメディアで直面した中傷は、女性が名乗り出ると再び被害者になるというやり方の増幅版です。今、私はついに、6年以上前に離れようとした何かから、自分が同意できる条件で解放される機会を得ました。私は何も認めていませんし、これは譲歩行為ではありません。私の発言に関して、今後制限や口止めはありません。 私は、保護されていない私の証言が娯楽やソーシャルメディアのネタとして使われたアメリカの司法制度への信頼を失ったため、この決断を下した。 英国の法廷に立ったとき、私は堅固で公平かつ公正なシステムによって無罪を証明され、証言の最悪の瞬間を世界のメディアの前で語る必要から守られ、家庭内暴力や性的暴力を受けていたことが裁判所によって認定された。しかし米国では、私の証言を裏付ける豊富な直接証拠が排除され、理性や適正手続きよりも人気と権力が重視される法廷で、裁判前と裁判中にほぼすべてのリソースを使い果たした。その間、二度と味わうことのできない屈辱にさらされた。米国での上訴が成功したとしても、最良の結果は、新たな陪審員が証拠の古さを考慮しなければならない再審だろう。私はそれを3度目には経験できない。 時間は貴重であり、私は生産的かつ有意義に時間を使いたいと思っています。私は長年、困難で費用のかかる法的手続きに囚われてきましたが、その手続きは私と私の言論の自由の権利を守ることができないことが明らかになりました。私には、金銭面だけでなく、心理面、肉体面、感情面でも負担となる、不可能な請求額を背負う余裕はありません。女性が真実を語ったために虐待や破産に直面するべきではありませんが、残念ながらそれは珍しいことではありません。 この訴訟を解決することで、私は離婚後に私を癒すのに役立った仕事に自分の時間を捧げる自由も選択しています。それは、私が理解され、耳を傾けられ、信じられていると感じられる領域で行われる仕事であり、私が変化をもたらすことができると知っている仕事です。 起こったことで脅されたり、落胆したり、思いとどまったりしても、真実を話すことをやめるつもりはありません。誰も私からその声を奪うことはできませんし、奪おうともしません。私の声は永遠に、私が持つ最も貴重な財産であり続けます。 素晴らしい控訴審および原審チームのたゆまぬ努力に感謝したいと思います。私を支えてくれたすべての人に感謝します。裁判から数ヶ月の間に私が感じ、公に目にした支援の高まりと、私の物語に連帯を示す努力に目を向けたいと思います。被害者なら誰でも、自分の物語を語れることが唯一の救いのように感じられることがよくあることを知っています。皆さんが私を信じてくれたことでどれほど希望が湧いたか、言葉では言い表せません。私だけでなく、皆さん全員に。 ありがとうまた会いましょう。” |
ジョニー・デップの元妻アンバー・ハード、裁判で「嘘つきオンナ」と叩かれる5つの理由 2022/05/18 20:00 サイゾーウーマン 堀川樹里(ライター) 5月18日午後8時から放送の『ワールド極限ミステリー』(TBS系)で、ジョニー・デップと元妻アンバー・ハードの裁判が取り上げられる。 番組では「ジョニー・デップVS元妻アンバー慰謝料総額195億円裁判」とし、泥沼化している裁判の内容を伝えるようだ。また、法廷でアンバーがジョニーを隠し撮りした映像を入手したという。 名誉毀損でアンバーを訴えたジョニーだが、裁判が進むほどにアンバーの立場はピンチに陥っているようだ。ネット上ではアンバーについて「嘘つきオンナ」だと非難する声が噴出し、裁判の模様はSNSで大盛りあがりとなっているという。 当初はアンバーに分があるとみられていた名誉毀損裁判。なぜ、形勢が逆転しバッシングにあふれることになったのか? その理由を分析した記事を再掲する。 **************** ジョニー・デップ(58)が元妻アンバー・ハード(36)を名誉毀損で訴えた裁判が連日世間を騒がせている。 4月11日から約6週間にわたって行われるこの裁判だが、下馬評では新米シングルマザーのアンバーのほうに分があるとみられていたものの、ふたを開けてみると「悪巧みしてる」「嘘つきオンナ」などとアンバーを非難する声が高まることになった。 ?? 2016年に離婚したジョニーとアンバー。18年にアンバーが米紙「ワシントン・ポスト」に寄稿した「自分はDV被害者」だと主張する記事がきっかけで、タブロイド紙から「ワイフ・ビーター(妻を殴るDV男)」という男として最低なレッテルが貼られ、役者としてのキャリアや名声を台無しにされたとジョニーは主張。 当たり役を演じた映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのキャスティングからも外され、ハリウッドから干されたジョニーは「名誉毀損と自分の人生を終わらせたさまざまな嘘について訴えている」「当時14歳と16歳だった子どものためにも立ち上がった」と証言台で発言した。 ?? 今回の裁判の様子は裁判専門チャンネルで中継されていることから、裁判初日からTwitterやTikTokを中心にネット上は大盛り上がり。アンバーをめぐる言動も非難の的となっているが、その理由を5つ見ていこう。 1:裁判所のカメラを意識して「必死」、ジョニーをまねて「気味が悪い」 自分の弁護士と仲良く話すジョニーに対して、冷たい表情でビジネスライクに話すアンバー、カメラを全く意識せずリラックスしているジョニーに対して、カメラをチラッと確認してからつらそうな表情を浮かべたりするアンバーを比較して「アンバーのほうが必死」だと話題に。 また、ジョニーの服装をまねたファッションで裁判に臨むアンバーの行動についても、「ジョニーに心理的なプレッシャーを与えるのが目的では」「気味が悪い」と眉をひそめる声が多数上がった。?? 裁判で先に証言台に立ったジョニーは、「自分はDVしていない。人生で女性を殴ったことはない。逆に彼女からDVを受けていた」と主張。実際にジョニーは15年、アンバーに投げつけられた瓶が原因で指先を切断していることから、「ジョニーのほうがDV被害者なんだ!」などと同情の声が続出した。 2:元アシスタントが格安給料を証言 アンバーの元アシスタントが、生活のためお金が必要だと足元を見られて、時給25ドル(約3,200円)という格安の値段で雇われたと証言。罵声を浴びせたり、激務でも辞めなかったため最終的にはフルタイムで年間5万ドル(約650万円)という契約を結んでくれたが、これはこの道10年以上のキャリアを持つ彼女とって侮辱的な金額だったと強い口調で証言した。 3:DVのあざを隠すために使っていたコスメは発売されてなかった アンバーの弁護士は「ジョニーのDVによってできたあざを隠すために、Milaniというコスメのコンシーラをいつもカバンの中に忍ばせていた」と証言したが、「Milani」はTikTokの公式アカウントで「コンシーラはDVされていたと主張する時期の後に発売された商品」だと説明。 この頃からTwitterやTikTokには「#JusticeForJohnnyDepp(ジョニー・デップに正義を)」のハッシュタグをつけた投稿があふれだし、「#IStandWithAmberHeard(アンバー・ハードを支持する)」のついた投稿は激減した。 ??4:アンバーを支持するSNSアカウントはフェイクだった そんな中、フェイクニュース対策ソリューションを提供する「Cyabra」は、3月13日から4月16日までの間、この裁判に関する投稿をした2300のTwitterアカウントのうち、11%がいわゆる自動的にツイートするボットと呼ばれるフェイクアカウントだったとの調査結果を発表。 さらに、そのほとんどがアンバーを支持するもので、リアルなアカウントのほとんどはジョニーを支持するものだったとのこと。SNSでは「#BoycottAmberHeard(アンバー・ハードをボイコットしよう)」というハッシュタグをつけた投稿が増えていった。 5:初めての証言台で「かわいそうな被害者を演出」 ?? 現地時間5月4日には、アンバーが裁判で初めて証言台に立った。するとネットユーザーは、「マスカラをつけてない! 号泣する気満々!」「ほぼノーメイクで、地味でかわいそうな被害者を演出している」と大盛り上がり。 ジョニーとの歴史を語り、ジョニーに初めて叩かれた日のことや、愛していたけれどアルコール依存がひどく、豹変すると地獄のようだったと泣きじゃくりしながら説明。しかし、「自分の吐しゃ物の中で気を失ったり、失禁したり……。周りの人たちがそれを掃除して、私も掃除して」と証言した時、涙は流れなかったため「やっぱり演技か」「大根だね」と失笑する声が上がった。?? 結婚年数よりも裁判で争う年数のほうが長くなっているジョニーとアンバー。今回、ジョニーから名誉毀損で5000万ドル(約65億円)の賠償金を求められているアンバーだが、これに反訴して1億ドル(約130億円)の損害賠償を求めている。 ネット上ではアンバーの分が悪いとみられているが、今後どんな証言をアンバーが用意しているのか、注目が集まっている。? ※当記事は2022年5月6日公開の内容に再編集をしています |
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