水星期の文筆活動

2006年11月2日の木曜日の日中に
占星コラム『竹内結子と中村獅童の離婚騒動』を書いた。
最初は興味半分にチャートを調べる程度に思っていたが、
調べる内にのめり込んでいき、またインスピレーションがどん
どん沸いてきて、最終的に中村獅童の出生時間が全く分からなか
ったにも関わらず、彼の出生時刻を突き止めることに成功した
。プラーナダシャー水星期には占星術のインスピレーションが
浮かんで来て、始めは長い文章を書く予定などなく、ちょっと
興味本位にチャートを眺めてみるだけのつもりであったのが、
最終的には筆が進み、長い文章を書き上げる結果となるのであ
る。

そして、こうした状態は翌日のプラーナケートゥ期にも続き、
プラーナケートゥ期にも続けて『ユダヤ民族のカルマについて』
を書いた。

水星は文筆の惑星であり、占星術の表示体でもある。
私の場合は3室に在住しているため、3室は文筆の部屋である
。従って、プラーナ水星期は筆が進むのである。

またナヴァムシャで9室自室に水星が在住していることがイン
スピレーションが沸いてくることの大きな要素と思える。
ナヴァムシャの配置はその惑星の強さの本質を表すというが全
くその通りに思われる。

また昨日の11月5日に、私は日曜の夜勤帯の仕事に
入っていたが、大変暇であったため、仕事中に
多くの有名人のチャートを調べたのである。
例えば、エリザベス現女王のダシャーの流れや
某宗教団体教祖の経歴とダシャーの流れを見て、
またラグナの特定に成功した。

水星期は占星術的な研究が進み、発見した知識をどんどん文章
化していくことが出来る時期である。
昨日はプラーナ水星期であり、筆が進んだようである。
この文章を書いていた昨日もプラーナ水星期である。

このことから、水星は文筆を表しており、3室も文筆を表して
いることがはっきりと言い切ることが出来る。
また、水星は占星術の表示体であることをはっきりと認識する
ことが出来た。

また水星とコンジャンクトしているケートゥ期も文筆活動が
盛んになる時期のようである。ケートゥは実体がない惑星で
あるため、同室する惑星の影響を強く受けるのである。
そして、3室に在住する場合、3室の支配星のように振舞う
のである。
従って、3室ケートゥ期にもやはり水星期と同じような
文筆活動が盛んな状態になり、また占星術の学習に最適な
時期になるようである。

そう考えると、私の過去7年間のマハダシャーケートゥ期は、
インド占星術と出会い、もっとも占星術の学習と研究に打ち込む
ことの出来た貴重な数年であったのかもしれない。

コンピューターの監視業務をしながら、人の寝ている静かな時間に
ネット上の情報を検索したり、ネット上で手に入る情報を収集しながら、
多くの時間を学習や研究に費やすことが出来た。

やはり、研究は一人で行うものであり、静かな環境が必要である。
そうした意味でケートゥ期は精神性や占星術の学習にとって、
もっとも恵まれていた時間であったと言えるかもしれない。

秘教、オカルト研究家の荒俣宏氏も大手のコンピュータ管理室にいて、
恵まれた環境の中で精神世界の研究に打ち込むことが出来たと言っている。
おそらく、彼も研究家として独立し、書籍を出版したり、マスコミに
出るようになる前の期間はケートゥ期ではなかったかと思うのである。

というわけで、ケートゥ期というのは蝶になる前のさなぎのような時期で
あり、然し、さなぎの状態の中でいろいろな成長発展がもたらされており、
それは外部には現れないのである。それが外部に現れるのは金星期であり、
今までケートゥ期に蓄積してきたものが一気に開花するのである。

ケートゥ/水星/土星/金星/水星   2006/11/1 22:22
ケートゥ/水星/土星/金星/ケートゥ  2006/11/3 6:52
ケートゥ/水星/土星/太陽/太陽  2006/11/3 20:15
ケートゥ/水星/土星/太陽/月  2006/11/3 23:41
ケートゥ/水星/土星/太陽/火星  2006/11/4 5:25
ケートゥ/水星/土星/太陽/ラーフ  2006/11/4 9:26
ケートゥ/水星/土星/太陽/木星  2006/11/4 19:45
ケートゥ/水星/土星/太陽/土星  2006/11/5 4:56
ケートゥ/水星/土星/太陽/水星  2006/11/5 15:50
ケートゥ/水星/土星/太陽/ケートゥ  2006/11/6 1:35
ケートゥ/水星/土星/太陽/金星   2006/11/6 5:35
ケートゥ/水星/土星/月/月        2006/11/6 17:04


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