木星の水瓶座への逆行について

10月に入って秋をようやく感じてきたこの頃である。

最近、聞いた話であるが、株の暴落などが起こるタイミングとは、

リーマンショックの時もその前の時も歴史的に10月に起こっているのだという。

過去3回の株価大暴落は全て10月に起こっているようである。

例えば、1929年のウォール街の大暴落は10月24日(ブラックサーズデー)に株価急落の第1波が襲来し、その後、10月28日のブラックマンデー、10月29日のブラックチューズデーが続いたようである。

1987年10月19日の暴落は1987年のブラックマンデーと呼ばれ、5日前の10月14日にはじまった株価下落のクライマックスであったようである。

またつい最近の2008年のサブプライムショックによる株価の暴落も9月15日の米証券4位のリーマンブラザーズの破綻が引き金となって、金融信用収縮が加速し、10月1日には金融不安が欧州に広がり、16日には歴代ワースト2位の下げ幅を記録し、24日も歴代ワースト5位の下げ幅を記録したようである。(wikipediaより)

その理由を考えてみると、おそらくトランジットの太陽が減衰の座である天秤座に入室するのが10月だからである。

投資家が自信を失い、パニック売りに走るのが太陽が減衰する10月なのである。

それも太陽が天秤座に入室するちょうど10月15日前後に始まるようである。

例えば、1929年のウォール街の大暴落は10月24日である。

1987年の暴落は10月19日である。

2008年のサブプライムショックによる株価暴落はそれ以前から起こってはいたが、10月16日に歴代ワースト2位の下げ幅を記録して、やはり、太陽が天秤座に入ってからが本格的な下落が始まっている。


株式市場とは支配者たち(資本家たち)が創ったシステムであり、金融システムはロンドン(牡羊座)で始まり、界に広がったのである。

その支配者たちの仕組みが崩壊するのが、太陽が天秤座に入った10月であり、あるいは、おそらく土星が天秤座に入るタイミングである2011年11月なのである。


土星は民主主義の惑星であり、天秤座で高揚する土星は、社会に民主主義をもたらそうとするのである。一方、牡羊座は階級社会を表しており、階級社会を維持する道具がストックマーケット(株式市場)であり、資本主義である。(イギリスは階級社会であると言われている)

土星が天秤座に入室する2011年11月のタイミングとは資本主義崩壊のタイミングである。

その時、アメリカの建国図のマハダシャーが火星期に移行する。

火星はアメリカの建国図で4、9室支配で11室に在住しており、この火星期にアメリカ大衆の精神性が目覚めて、アメリカ独立革命戦争の時のような中央政府の不正・・・過酷な課税や新自由主義の中に顕現した資本家の過酷な搾取に対する闘争が始まるのである。

既にヨーロッパの各国では最近、政府が財政難から社会保障費の削減など緊縮財政を打ち出したところ、大衆が抗議のデモを大規模に一斉に起こしているという。

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欧州各地で大規模一斉デモ、緊縮財政に反発
2010年09月30日 AFP BBNEWS (発信地:ブリュッセル/ベルギー)

欧州各地で20日、各国政府が進める財政緊縮政策に対し、労働組合が一斉抗議行動を実施、警察との衝突も発生した。欧州連合(EU)本部のあるベルギー・ブリュッセル(Brussels)では、30か国から集結した5万~10万人が過去10年で最大規模のデモ行進を展開。スペインは2002年以来のゼネストに突入し、ポルトガルやポーランドでも数千人がデモを行った。アイルランドでは、タンクローリーが議会の門に突っ込む事件も起きた。

欧州では、ギリシャ財政危機に伴い財政立て直しを目指す各国政府が公共支出を削減しており、公的機関の人員削減に対する危機感から労働者の間に反発が広がっている。

http://www.afpbb.com/article/economy/2762578/6267906
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7月26日からトランジットの木星が魚座で逆行を始めており、11月1日で水瓶座に逆行して、その後、ほとんど動かない状態で、水瓶座の29°30’~40’付近で、静止状態となり、11月18日に再び順行に転じて、12月6日から魚座に入室するのであるが、この水瓶座に木星が戻る1ヶ月間で何が起こるのか非常に期待感が高まるのである。

この逆行した木星というのは強力である。

これは分かりやすく例えると、映画『スターウォーズ』の第1作の最後の戦闘シーンで、立ち去ったと思われたハリソンフォードが、戻ってきて敵をやっつけたのに似ている。

やりかけていた仕事を完了させるために戻ってきた人のようであり、何か最後の仕上げをするのに相応しいのである。

この時、水瓶座の理念、共産主義とか民主主義、資源の再分配(分かち合い)、新世界秩序(フリーメーソンは共産主義を目指した)といった理念が顕現してくるのである。

つまり支配者たち(国際金融資本家、多国籍企業の経営者、王侯貴族)が維持しようとする資本主義の仕組みを根本的に見直そうとする理念が顕現してくるのである。

(※新世界秩序を資本家たちの都合のよいように創ろうとする企ては失敗したのである)


木星は水瓶座から双子座にアスペクトして、双子座はナチュラルゾーディアックの序列から言えば、3室のコミュニケーション、通信、マスメディアを表している。

牡羊座(ロンドン)から見ても3室である。

木星が水瓶座に逆行する1ヶ月程の期間は、非常に興味深い重要なタイミングである。

特に水瓶座の最後の方の度数で、逆行から順行に転じるので、一度、静止状態になるのであるが、動きの遅い惑星は強力であると言われるが、特に静止状態の惑星は強力な力を発揮するのである。

水瓶座の理念を強力に打ち出す木星が強い影響力を発揮するタイミングがこの時なのである。


私の鑑定道場に以前、書き込みをしてくれたfujiさん(ハンドルネーム)からのフィードバックがあったため、久しぶりに再度、チャートを拝見したのだが、なんと、fujiさんは2010年11月19日から木星/木星期に移行するのである。

ラーフ期から木星期への変化というのはドラマチックな変化なのである。特にラーフ期はラーフ期に経たものをラーフ期の終わりに全て失うという言葉があるように生き方、人生観が一変するのである。

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木星はラグナからみて5室の支配星で9室で高揚し、5室にアスペクトバックしている。

このタイミングは只ならぬタイミングであり、木星が水瓶座に逆行し、順行に転じるタイミングである。

従って、何かこの11月19日までの間に、社会的にも何かが起こるはずなのである。

 


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