台風19号の被害と日本のマンデン図 その2
今回の台風19号が、日本のマンデン図でチャラダシャーを適用して非常によく機能しているので、過去の国土の災害についても改めて検証してみたい。
東日本大震災 2011年3月11日 ー 津波、原発メルトダウン-
西日本水害 2018年7月6日~7日 ―土砂崩れ、河川決壊 ―
台風15号 2019年9月9日 -千葉での大規模停電等-
台風19号 2019年10月12日 -河川決壊多数-
私は前回記事で、魚座、双子座、乙女座、射手座などの変通星座のダシャーが来た時に日本の国土に問題が生じると考えた。
例えば、東日本大震災の時(2011年3月11日)、ダシャーは魚座/双子座(2011年2月26日~2012年1月27日)である。
魚座も魚座から見た4室も双子座も双子座から見た4室も土星や逆行の火星にアスペクトされて傷ついている。
※因みに逆行の惑星が一つ前の星座からアスペクトするという原理はジャイミニスキームにも適用できる。
そして、魚座と魚座から見た4室や双子座と双子座から見た4室には、MKも在住したり、アスペクトしているが、MKは国土を意味する為、ダシャーの星座そのものや、ダシャーの星座から見た4室にMKがアスペクトする場合、日本の国土に関する何かが起こるという意味である。(そしてその4室が傷ついている為、傷ついた国土に関する出来事が起こったと考えることが出来る)
特に双子座から見た4室乙女座に土星が在住し、逆行の火星が絡んでいるが、これはまさにメルトダウンした原発を意味している。
前回記事で書いた通り、この傷ついた乙女座の象意というものが、原発の事故の象意として現れたのである。
因みに更にサブサブダシャーも見ると、魚座/双子座/牡牛座である。
牡牛座から見た4室はケートゥが在住し、火星がアスペクトして、土星が逆行して絡んでいる。
従って、牡牛座から見た4室も傷ついていると言うことができる。
因みにヴィムショッタリダシャーでは、土星/木星期であるが、土星は2、3室支配で4室にアスペクトして4室を傷つけており、3-4の絡みは国土の損失(3室が4室から見た12室目(損失)であるため)を表わす絡みである。
木星は12室支配の火星から傷つけられた4室の支配星である。
また月から見ると木星は8、11室支配で、12室支配の火星と共に4室支配の太陽を傷つけている。
ナヴァムシャを見ると、これはよく現れているが、木星は4室の支配星で6室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸、土星と絡んで傷ついているが、木星は6、11室支配の金星と星座交換して、4-6の絡みを生じている。
つまり、4室の支配星が6室の支配星と星座交換して、減衰するケートゥや土星とコンジャンクトして傷ついており、完全に国土の災害を表わしている。
2018年7月6日~7日の西日本の水害は、魚座/水瓶座/魚座の時期であった。
サブダシャーは、水瓶座だが、サブサブダシャーは、魚座である。
また2019年9月9日の台風15号は、魚座/魚座/蟹座である。
因みに蟹座から見た4室には逆行の火星が在住し、逆行の土星が一つ前の獅子座からジャイミニアスペクトし、ラーフ、ケートゥもアスペクトして4室は激しく傷ついている。
蟹座の場合でも4室は激しく傷ついている。
次の2019年10月12日の台風19号は、魚座/魚座/獅子座である。
獅子座は、月から見た4室で、ケートゥが在住して傷ついており、火星がアスペクトし、逆行の土星も絡んで傷ついている。
従って、獅子座の場合も4室の象意が傷ついているということが出来る。
但し、これらの台風15号と19号の場合は、メジャーダシャーとサブダシャーのレベルで、魚座が続いている為、その点で、傷ついた4室の象意が激しく顕現したと考えることが出来る。
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