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ロシアの太陽イングレス図(スーリヤ・ヴェーディー)を検討したが、2022年3月14日の太陽の魚座へのイングレス図で、4室にラグナロードの金星、7室支配の火星、4、5室支配の土星が、コンジャンクトする為、このタイミングで何かが起こる可能性を示唆している。
通常、4室とは、マンデン占星術においては、学校、教育機関、ホテルなどの建物や鉱山や農地、山林など、国家のインフラ関係を表わすハウスである。
この4室に土星と火星、そしてラグナロードが在住するということは、ロシア軍が、キエフに入場し、市街戦の後、ウクライナの占領が完了することを意味しているように思われた。
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因みに太陽の各星座へのイングレス図の他に月の新月から満月、満月から新月への動き(ルネーション)も重要で、各月の新月と満月、特にラーフ/ケートゥ軸と重なった場合の日蝕と月蝕のタイミングが重要である。
こうした配置が、マンデン図のどこに形成されているかが重要となる。
まず、今年の3月17日からラーフ/ケートゥ軸が、牡牛座/蠍座軸から、牡羊座/天秤座軸に移動し、この移動がかなり重要である。
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ウクライナの建国図では、4室にラーフ、10室にケートゥが入る形になる。
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4室のラーフは、国家の建物、インフラ関係の混乱を表しており、10室は国家指導者を表わす為、ケートゥが在住することによって、徹底抗戦を主張していたゼレンスキー大統領が戦意を喪失したり、心変わりをする可能性が考えられる。10室は国家の意思決定を表しているが、それがケートゥの入室で何らかの変化をもたらす可能性がある。
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そして、まず、5月1日にウクライナの建国図の4室で、日蝕が生じ、5月16日には、ラーフ/ケートゥ軸からは外れて満月が生じる。
4室のラーフは国民が幸福な状態ではなく、おそらくロシア軍の入場によって混乱するキエフ市内の様子などを表わしているかもしれない。
そして、10月25日には、今度は天秤座で日蝕が形成され、11月8日、牡羊座で月蝕が生じるが、最後の牡羊座での月蝕は不吉である。
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月はラーフ/ケートゥ軸とかなり緊密にコンジャンクトしており、月は国民を表わすが、月が暗くなって見えない状態は、ウクライナ国民の悲惨な状態を示唆している。
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一方で、ウクライナの建国図の10室、天秤座で、日蝕が生じることは、ゼレンスキー政権の崩壊を表している可能性がある。
こうした日蝕と月蝕をロシアの建国図に当てはめると、牡羊座/天秤座軸にラーフ/ケートゥ軸が移動することは、ロシアの建国図にとっては非常に良くない配置である。
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8室は、独裁者の死、政府の終焉、国家の破壊、飢饉や疫病による国民の苦しみを表しており、そこにラーフが在住することは、こうした象意における問題が噴出することを表している。
通常の人間に例えると、外国からの援助が欲しいが得られないという状況で、2室のケートゥは国家財政の危機を表している。
ロシアの建国図の2-8軸で、日蝕や月蝕が起こることは、ロシア経済が非常に困難に陥ることを表している。
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また牡羊座/天秤座軸での日蝕や月蝕は、プーチンのチャートにも影響を及ぼす可能性がある。
ラーフはプーチンの5室支配の木星にコンジャンクトする為、より狂信的に過激な思考に陥る可能性を示唆しており、8、11室支配の水星や7室支配の金星にケートゥがトランジットする配置は、プーチンの周辺から裏切り者が出る可能性を表している。
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