お笑い芸人錦鯉 M1優勝
お笑い芸人の錦鯉がM1グランプリ優勝したシーンで、錦鯉のメンバー長谷川と渡辺が舞台で抱き合って喜び、長谷川がうれし泣きし、審査員の面々も泣いていたのが感動的で、何度もそのシーンに見入っていた。
長谷川は50歳で、M1グランプリで優勝した最年長の芸人であるという。23歳から芸人になってそれから20年以上、全く芽が出ずに合計すると30年間、アルバイトをして、芸人を続けてきたといい、後輩芸人がそれを聞いて、号泣したそうだ。
長谷川は素直な性格で、後輩芸人から慕われているらしく、後輩芸人から金を合計100万円ほど借りているというが、そうしたことは中々出来ることではない。
通常、この業界は先輩後輩の上下関係が厳格で、先輩は後輩に奢らなければならないのが普通で、後輩からお金を借りるというのは、屈辱的なことなのだが、長谷川はプライドが高くなく、後輩からでも金を借りる。
それは偉ぶっていないことと、後輩から慕われていること、恐れられていないことを示しており、長谷川からは長い貧困生活の間の下座の行で培われた謙遜の精神があり、後輩を含めて色んな人から助けられた経験から来る器の大きさが感じられる。
まるで30年間、托鉢僧をして修行した坊さんのようである。
托鉢僧は、何も所有せず、家々を訪問し、お経を唱えて、それで、ご飯をもらって生きる修行であり、偉ぶった自己中心的なエゴがそぎ落とされ、角が取れて丸くなり、皆様のおかげで生活出来ますという、人様に頭を下げて感謝できる人格に磨き上げられるのである。
長谷川の貧困生活と、後輩や仲間たちに支えられたエピソードを聞くと、感動せずにはいられないのである。
審査員たちも泣いていたというのはそういうことである。
長谷川は、貧乏だが、仲間から慕われており、また錦鯉と仕事をしたスタッフは、また一緒に仕事がしたくなるといい、錦鯉と仕事をすればするほど、ますます一緒に仕事をしたくなるという。
お金を借りられるというのは、信用がある証拠であり、お金は持っていなくても仲間がいて、信用という豊かさがあることを意味しているが、ついにその信用が実を結んだのだ。
だが、元々貧乏な時から長谷川は、豊かであったと言える。
金はなかったが、仲間もいて、時間もあり、芸人として毎日楽しく生きていたということで、そうした日々がついに実を結んだ。
チャートを作成すると、00:00:01でも23:59:59でも月は、天秤座である。
00:00:01だと、月はチトラーで、水星期の始まりは、2026年6月からになる。
23:59:59だと、月はスヴァーティーで、水星期の始まりは、2013年2月となる。
水星期になる前の土星期は、木星が牡牛座から蟹座の金星、太陽、ケートゥ、また木星にアスペクトして、惑星を広範囲に傷つけており、この時期に苦労したことが分かる。
そして、水星期になってからおそらくブレイクしたのである。
2015年ぐらいから錦鯉は、M1グランプリで準決勝に進んだり、いい所まで行くようになっていた。
その為、2015年前後にマハダシャー水星期に移行したと考えられる。
その為、出生時間は、限りなく、23:59:59に近い方で、月はチトラー(火星)ではない。
チトラーは、もう少しアグレッシブな性格になる為、少しルーズで、自由人であるスヴァーティーではないかと思われる。
自由人であるからこそ、売れない芸人として、自由奔放に生きて来たのである。
水星はナヴァムシャで、蟹座で高揚する木星とコンジャンクトしており、それで水星期からブレイクしたのである。
出生図で水星は獅子座に在住しており、ここからスター、王者になる要素が出て来たと考えられる。
水星は月から見ると、9室支配で11室に在住して、9-11のダナヨーガを形成しており、水星期から高い評価を受け始めたことを表している。
ディスポジターの太陽は月から見て、11室支配で10室に在住し、月ラグナから見て、ラグナロードの金星とコンジャンクトして、1-11のダナヨーガを形成している。
そして、月ラグナから見て、ラグナロードの金星と10室支配の月は、1-10の星座交換をしている。
因みに月と金星のカラーは白であり、それで、長谷川のトレードマークは、白い上下のスーツなのである。
月と金星の星座交換
月と金星の星座交換は、月が天秤座になり、金星が蟹座になることから、大衆からの人気者になる配置であり、お茶の間の人気が得られる配置である。
主婦とか女性からの受けもよく、韓国俳優のヨン様や、狂言師の和泉彌なども金星と月の星座交換が見られる。
星座交換は出来ていないが、マイケル・ジャクソンもラグナから見て、ラグナロードの金星が3室に在住している。
長谷川は、1994年に札幌吉本ができたのを機に23歳で芸人に転身しているが、この時、ちょうど木星期の終わり頃で、土星期に入る直前であった。
土星期から芸人になって芸能活動を始めたというのは、土星から見て、3室(芸能、メディア)に金星、太陽、ケートゥが惑星集中していることから納得できる。
それで土星期の19年間経過しても目が出ずに50歳になって、ようやくM1グランプリで優勝して、色々な仕事のオファーが来るようになったということは、現在は、水星期なのではないかと思われる。
そして、wikipediaによれば、その時からずっと北海道のローカル番組に出演などして、2001年10月から2002年12月まで『夕方Don!Don!』金曜特大号(HTB)のレギュラーリポーターとして、生中継やロケをする「週末はいただき! ハセガワフライデー」「長谷川雅紀のフライデー珍道中」のコーナーを1年ほど担当したようである。
2001年10月~2002年12月は、土星/金星⇒太陽期で、アンタルダシャーが蟹座に在住する金星や太陽のアンタルダシャーで、土星から見ると、3室(芸能)に在住している為、リポーターと面白いパフォーマンスなどをして、ローカル番組ながら、芸人として活動していたことが分かる。
一時期高校時代からの親友とコンビを結成していたようだが、その後、のりのりまさのりという芸名で、ピン芸人として活動していた。
その時に「のりのりまさのり」という冒頭のパフォーマンス(踊り)を編み出したと考えられる。
この「のりのりまさのり」という踊りを完全に真似できる女子アナもいたりして、やはり、月と金星の星座交換は、女性から支持を受けるということがよく分かる。
ナヴァムシャを見ると、ダシャーラグナの水星から2室に4、11室支配の金星、5、10室支配のヨーガカラカの火星が在住して、4-5、5-11のラージャヨーガを形成している。
またラグナロードの月と相互アスペクトして、1-4、1-11、1-5、1-10のラージャヨーガを形成し、金星と太陽は、2-4の星座交換をしている。
その為、水星期にお金が入って来て、良いものも食べられ、良い所に住めるということかもしれない。
一方で、土星はナヴァムシャで減衰し、減衰する太陽と相互アスペクトしている。
この配置は減衰する惑星同士の相互アスペクトである為、ニーチャバンガラージャヨーガの条件でもあるが、この条件は賛否両論ある。
減衰する土星や減衰する太陽の弱点も出てくるため、この時期に売れずに低迷していた時期と言えるかもしれない。
売れる前は、牛丼の吉野屋の深夜バイトを週5で10年勤めていたというため、芸能活動は、土日の趣味かサークル活動のような感じであったと思われる。
また長谷川は、歯が8本抜けていて、奥歯がほとんどなく、食べ物が噛めないので、丸飲みするそうだ。
マハダシャー土星期に歯が8本抜けたことを考えると、土星は2室や2室の支配星などを傷つけていると考えられる。
従って、牡羊座ラグナか、天秤座ラグナの可能性が考えられる。
とにかくマハダシャー水星期に月から見て、9-11のダナヨーガが形成されており、それで高く評価されることになったのは間違いない。
錦鯉の長谷川の趣味は温泉巡りで、私と趣味も同じで、太陽も同じプシュヤに在住しており、また年齢的にも近いので、長谷川の昔の苦労話とか、M1グランプリでの優勝の場面を見て、妙に感情移入するのである。
長谷川は、月と金星が蟹座のプシュヤに在住しているが、私も蟹座に月と太陽が在住している。
蟹座は水の星座の為、温泉を好むのである。
長谷川は北海道出身だが、北海道は蟹座の地域である。
全然、着てないが、私も昔、イベント用に白いジャケットを買ったこともあった。私もナヴァムシャで月と金星が星座交換しており、同じ蟹座スタイルだからだ。
優勝の場面を見て、審査員たちが泣いていたが、私ももらい泣きした。
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