飯島直子のラグナ その2 -献身的に尽くして支配する配置-



飯島直子の過去の結婚生活に関するエピソードは非常に興味深い。


男性への“尽くし”っぷりは有名で、結婚すると仕事をセーブし、ほぼ専業主婦状態になるほど一途で、スポーツ紙の記者によれば、TUBEの前田亘輝との結婚では、毎日のように仲間と飲み歩いてほとんど家に帰ってこない夫を、飯島直子は手料理を作ってひと晩中、待ち続けていたという。


2度目の夫の場合、夫が脱ぎ散らかした服を片づけ、健康を考えた料理を作る貞淑ぶりを示したという。


2005年に交際した歌舞伎町のホストには、心底惚れ込み、連日店に通い、将来を見据えてインテリアデザイナーの専門学校に通わせるなどもし、2億円以上の高級マンションや新車のベンツなどを買い与え、総額3億円を貢いだという。



飯島直子は尽くしすぎた? 夫を子供のように溺愛する“小柳ルミ子”化で離婚か
10/28(木) 14:15 日刊ゲンダイDIGITAL

タレントの飯島直子(53)が離婚していたことを発売中の女性セブンが報じている。

 飯島は今年に入ってから離婚が成立、所有している2億5000万円の超高級タワーマンションにひとりで暮らしているという。元夫は同年代で不動産会社を経営。19年には舞台女優(当時39)との“路チュー”が女性週刊誌に報じられたこともある一般人らしからぬ一般人だ。飯島は夫の不倫報道を自虐ネタにして笑いをとり、夫をとがめなかったが、夫婦の溝は埋まらなかったようだ。

 飯島といえば、97年にTUBEの前田亘輝(56)と結婚し、4年後の01年に離婚。その後04年あたりから13歳年下の歌舞伎町の有名ホストとの交際が報じられたが、07年に破局し、09年にくだんの元夫と再婚していた。

 TUBE前田との結婚生活について「我慢の4年間だった」と言う飯島だが、男性への“尽くし”っぷりは有名で、結婚すると仕事をセーブし、ほぼ専業主婦状態になるほど一途。2度目の夫にも同様で、夫が脱ぎ散らかした服を片づけ、健康を考えた料理を作る貞淑ぶり。元カレのホストには、連日店に通い、将来を見据えてインテリアデザイナーの専門学校に通わせるなど彼に貢いだ金額は億単位ともいわれる。家族問題評論家の池内ひろ美氏がこう言う。

「男性から見て尽くす女性が心地いいのは最初だけで、“重い女”に変わります。食事管理も喜ばれるのはアスリートの妻ぐらいで、実は女性側の自己満足で、男性側は求めていない場合が多い。サラリーマンの妻は子育てに目が向いたり、夫を束縛するにも経済的に限度がありますが、飯島さんの場合はご自身に経済力がある分、束縛を超えて男性を“支配”してしまっています。これは、小柳ルミ子さんが大澄賢也さんと結婚されていた時と同じで夫を子供のように溺愛していた状態。飯島さんの場合、家庭に一途にならず、仕事面で若手育成などに力と愛情を注いだ方がバランスが保てます。一般的に尽くす女性は、育った家庭をやり直したい気持ちが強く、男性に父の面影を追いがち。飯島さんの男性のタイプにも共通項があるのでは」

 これまで夫に注いできたエネルギーは今後、仕事に向けられるはず。近年、石田ゆり子(52)に原田知世(53)と美しすぎるアラフィフが活躍中。元祖癒やし系の飯島が加わるなら大歓迎だ。


こうした献身的な振る舞いは、魚座ラグナで、ラグナロードの木星が6室(献身、サービス)に在住し、6室支配の太陽と相互アスペクトしている配置でなければ不可能である。


このエピソードは、飯島直子のラグナを特定する上で、極めて重要であり、また飯島直子のようにパートナーに巨額のお金を貢ぐ人にありがちなチャートをよく示している。


木星はDK(ダラカラカ:配偶者)で、月から7室に在住しており、尽くす対象が配偶者であることを表している。







6室に惑星が在住する場合、目下のものに対する献身、サービスを表わしており、相手よりも優位な立場で、支配することにもなるのである。


つまり、金銭的にも相手に巨額のお金を注ぐため、相手よりも断然優位な立場になり、無償で提供したとは言っても相手を支配する立場となる。



6室に凶星が在住する場合は目下の者への暴力や支配を表わすが、6室に吉星が在住する場合は、目下の者への献身、サービスを表わし、暴力とは異なるが、然し、支配的であることには変わりがない。


6室の木星は、ヒーラーの配置などと言われるが、相手に圧倒的なサービスを与える配置であるということが、この飯島直子の事例でよく分かる。



そういう飯島直子から滲み出すエネルギーが癒やし系女優として人気を集めるオーラになっていると考えられる。



7室をパートナーのラグナとすると、7室支配の木星が12室に在住しており、遠距離恋愛の配置になっており、物理的に距離を置く配置である。



つまり、そうした飯島直子からの献身やサービスを12室のプライベートで受け取ることを表わしている。



12室は特殊なプライベートな領域であり、夜間だったり、部屋の中の特殊な空間であり、隠遁生活の領域である。



然し、隠遁的な環境でばかり過ごすことは出来ない。




また7室支配の木星が12室に在住する配置は、パートナーが飯島直子から距離を置く配置とも考えることができる。




7室乙女座をパートナーのラグナとすると1、10室支配の水星と2、9室支配の金星が、恋愛の5室でコンジャンクトして、ラージャヨーガを形成しており、フレッシュな舞台女優の中に創造的な可能性や娯楽などを見出したということかもしれない。



それは飯島直子の献身やサービスを受けることとは全く異なる創造的な喜びなのかもしれない。



この5室での水星と金星が形成するラージャヨーガは、飯島直子の魚座ラグナから見ると、8室支配の金星と7室支配の水星の絡みである為、夫が舞台女優と不倫して三角関係となる苦い経験を意味している。








7室をラグナとすると5室支配の土星が7室に在住している為、魚座ラグナのパートナーとの恋愛結婚の要素が十分にあるが、7室では6室支配の土星と8室支配の火星がコンジャンクトして6-8の絡みを生じており、またラーフもコンジャンクトして、パートナーにとって、飯島直子とのパートナーシップは激しい経験なのかもしれない。



その辺りの本当の私生活の修羅場というものは、表に出てこないが、この配置からそうしたパートナー間の擦れ違いや意見の不一致なども見えてくる。



つまり、飯島直子との交際というものは飴と鞭の経験ではないかということである。



チャートは只ならぬ、その関係性を物語っている。







この1-7軸にラーフ/ケートゥ軸が在住し、土星、火星がラグナから7室にアスペクトする配置は、パートナー関係が平穏ではないことを表している。



女優、芸能人、タレントとしての飯島直子は、一般視聴者には、5室支配で1、10室支配の木星と相互アスペクトする月や、11室でコンジャンクトし、5室にアスペクトする金星や水星、月から見て5室支配の水星と4、9室支配の金星の象意として経験されている。



視聴者は、飯島直子のラグナに在住する土星、火星、ラーフなどの働きは、あまり体感できないのである。



この土星、火星、ラーフを経験できるのは、飯島直子と結婚した男性だけである。




例えば、最初の結婚で、毎日のように仲間と飲み歩いてほとんど家に帰ってこない夫を、飯島直子は手料理を作ってひと晩中、待ち続けていたというが、その後、帰って来た夫とどのような展開になったか想像してみたら分かるかもしれない。



ラグナにラーフ、土星、火星が在住している人間が、簡単にそれを受け入れ、納得するとは思えないし、7室にアスペクトする凶星群は、ハードな対応になることは間違いないのである。





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