飯島直子のラグナ -熟年離婚したその次の展開-



女優・飯島直子が離婚したとニュースが伝えていた。


53歳飯島直子、離婚していた 1歳上の会社経営者と12年に再婚
2021年10月28日8時0分 日刊スポーツ

女優飯島直子(53)が熟年離婚していたことが27日、分かった。ニュースサイト「NEWSポストセブン」が今年に入って離婚が成立したとの知人の証言を掲載している。

飯島は12年12月に1歳年上の会社経営者と再婚したことを、所属事務所を通じて発表。同サイトでは離婚時期を「今年に入って」としているが、所属事務所関係者によると、昨年4月には離婚していたという。飯島は癒やし系女優として人気を博していた97年、TUBEのボーカル前田亘輝と結婚も01年に離婚した。

そのことから検討した結果、おそらくラグナは魚座ラグナである。





ラグナを魚座に特定した理由は以下である。



TUBEの前田亘輝との結婚と離婚

・1997年9月にTUBEの前田亘輝と結婚した時、土星は魚座を通過し、木星は山羊座を通過しており、ラーフは獅子座、ケートゥは水瓶座をトランジットしていた。


7室にダブルトランジットが成立している。


また3室にもダブルトランジットが成立しており、『智子と知子』で田中美佐子とのダブル主演でドラマ初主演するなど、芸能活動も活発に行っていた。


ダシャーは、土星/木星/金星期辺りである。


スポーツ新聞記者によれば、前田亘輝の夜遊びが離婚の原因であり、毎日のように仲間と飲み歩いてほとんど家に帰ってこない夫を、飯島直子は手料理を作ってひと晩中、待ち続けていたという。


魚座ラグナで、ラグナロードの木星が6室に在住している場合、そうした献身的な性格になるが、
木星が6室支配の太陽と相互アスペクトし、1-7軸にラーフ/ケートゥ軸、そして、土星と火星がラグナから7室にアスペクトする配置が、パートナー関係が中々上手く行かないことを物語っている。



・2001年4月に前田亘輝と離婚した時、土星、木星は牡牛座をトランジットし、ラーフは双子座、ケートゥは射手座を通過していた。


木星と土星は3室と9室にダブルトランジットしている。


2001年6月16日から木星が双子座に移動して、12室にダブルトランジットが成立し、そこには6室の支配星が在住している為、6室にもダブルトランジットが生じた。


おそらく木星が双子座に移動する2ヶ月半前を切っていた為、離婚時には、木星が双子座に移動した効果が始まっていたと思われ、それで12室と6室にダブルトランジットが生じていたと考えられる。

また3-9軸は結婚にはあまりよくないハウスである。


2001年4月は水星/水星期、あるいは、水星/ケートゥ期への変わり目の辺りであるが、水星は8室の支配星と絡んでおり、月から見て12室に在住している。



歌舞伎町ホストとの交際と別離


・2005年に歌舞伎町のホストと交際を始めたが、心底ホストの彼に惚れ込み、2億円以上の高級マンションや新車のベンツなどを買い与え、総額3億円を貢いだという。


周囲が心配し、親友の小泉今日子の説得があって、2007年に破局したそうである。


2005年のトランジットを見ると、3月25日以降にラーフ/ケートゥ軸が魚座/乙女座軸(ラーフ:魚座)に入り、木星が乙女座7室を通過して魚座にアスペクトし、土星は双子座から魚座にアスペクトして、ラグナ(7室から見た7室)にダブルトランジットしている。



ダシャーは、水星/太陽期辺りである。


太陽は6室支配で12室に在住している為、自分よりも目下の男に貢いで、大きな出費をしたことが分かる。


但し、太陽は6室の支配星で、ラグナロードの木星と相互アスペクトしており、そこに5室支配の月も絡んでいることから、恋愛、娯楽的な要素もあり、関係が成立してしまう所があったと思われる。


この相手と破局した時は、2007年で、ラーフ/ケートゥ軸が6-12室の軸を通過し、7月半ばから土星は6室獅子座に入室し、11月22日から木星が射手座から獅子座にアスペクトして、6室にダブルトランジットしていた。



2007年は、水星/火星期である。








キャリア上の上昇

・1992年10月からバラエティ番組『スーパーJOCKEY』のレギュラーになり、「熱湯コマーシャル」のサブ進行を務めているが、1992年10月は、土星が11室山羊座を通過し、木星は7室乙女座から山羊座にアスペクトして、ラグナと山羊座11室にダブルトランジットしている。


ラーフは、10室射手座を通過し、ケートゥは4室を通過し、仕事が順調で、山羊座ラグナであるビートたけしの番組に抜擢されたのも11室山羊座に8室支配の金星が在住しているからである。


ダシャーは土星/火星期で、土星は11室の支配星で火星は2、9室の支配星で、ラグナで、2-11、9-11のダナヨーガを形成している。






実業家一般男性との結婚と離婚


・2012年12月25日に実業家の男性と3年間の交際ののち、クリスマスの日に婚姻届を提出したことを発表している。



結婚する前の3年の交際期間となる2009年~2012年のトランジットを確認すると、土星が7室を通過し、2009年、2010年、2011年と7室にダブルトランジットも形成されている。



そして、土星が8室に移動し、ラーフも8室に移動したタイミングで結婚している。木星は牡牛座から8室の支配星にアスペクトして、8室(結婚生活)にダブルトランジットしている。


この時、ラーフが8室を通過していたことは、飯島直子が相手との結婚願望が強く生じたことを意味している。



ダシャーは、水星/木星期で、水星は、7室の支配星で、木星はラグナの支配星である。




この実業家の男性の不倫報道などが報じられたのが2年前(2019年)であり、離婚が報じられた2021年10月27日時点で、離婚が明らかになったことを週刊誌が報じている。


現在、ケートゥ/土星期であり、土星は12室の支配星(7室から見た6室の支配星)で、ラグナに在住し、7室にアスペクトして、7室を傷つけている。


木星は最近まで、12室を通過して、6室の支配星とコンジャンクトし、土星は山羊座で逆行して、6室の支配星と12室の支配星にアスペクトし、6室と12室にダブルトランジットが生じていた。


従って、おそらく、そうした配置が形成されていた今年2021年5月24日~9月14日までの間に離婚したのである。


土星が5月24日から山羊座で逆行し始めて、木星も6月21日に水瓶座で逆行し始めて、山羊座に戻る9月14日まで、6室と12室にダブルトランジットが成立していた。




飯島直子は、マハダシャーケートゥ期の終わり頃を迎えていて、既にマハダシャー金星期へのダシャーチッドラに入っている。



2022年12月から金星期に移行するため、これまで結婚生活で控えていた芸能活動に取り組むと考えられる。









彼女の3、8室支配の金星は、山羊座に在住して吉星である水星とコンジャンクトし、逆行の木星からのアスペクトを受けている。



従って、金星は、芸能界で彼女を引っ張ってくれる存在である。




それで山羊座ラグナのビートたけしの番組(バラエティ番組『スーパーJOCKEY』)のレギュラーに抜擢されたり、山羊座ラグナの小泉今日子が親友として何かと目をかけてくれるということである。



マハダシャー金星期は、こうした山羊座の人脈が縁で、再び、芸能界への露出が多くなると考えられる。



金星はシュラヴァナに在住しており、支配星の月は5室支配で12室に在住している。







5室の支配星で、1、10室支配の木星と相互アスペクトして、ガージャケーサリヨーガを形成しており、女優として創作活動に係るかもしれないが、12室に在住しているので、露出は控えるかもしれない。




マハダシャーケートゥ期は、ケートゥが7室に在住している為、主にパートナーとの関係が重要になり、配偶者中心の人生となった。



然し、最終的に三角関係のようなことでパートナー関係がこじれたのは、ディスポジターの7室支配の水星が、3、8室支配の機能的凶星の金星とコンジャンクトしているからである。



水星期はホストとの問題を抱えた恋愛なども経験し、巨額のお金を貢ぐようなことにもなっているが、水星のディスポジターは、11、12室の支配星であり、魚座ラグナにとっての11、12室支配の土星は、破局的に巨額の出費をする配置である。


それがおそらくホストへ3億円貢いだという出来事で象徴されている。



具体的にはアンタルダシャーが太陽期であり、太陽は6室の支配星で12室に在住することで巨額の出費をしたのである。





ナヴァムシャのラグナ


今回、ナヴァムシャのラグナまで分かったとは思えないが、ラグナの取り得る範囲は、蟹座~魚座である。



そこで、今回は2度の結婚と、歌舞伎町のホストとの交際と破局が説明出来そうなラグナとして、乙女座ラグナの可能性が浮上した。



土星/木星期に最初の結婚をして、ナヴァムシャでは土星はケンドラの4室で、アンタルダシャーの木星は7室の支配星である。



水星/水星期になって離婚したのは、水星が12室(7室からの6室)に在住しているからであると考えると納得できる。



2005年に歌舞伎町のホストと交際した時、水星/太陽期で、水星はラグナロード(D9の1室の支配星、7室から見た7室の支配星)である為、交際することを示すが、12室に在住しているのは、この水星期にホストに貢いだことを示している。


アンタルダシャーの太陽は12室の支配星で、ラグナロードの水星と相互アスペクトしており、まさにこの水星/太陽期にホストに貢いだと考えると納得できる。







ホストの方が格下の愛人で、飯島直子の方が、格下の相手に貢いだように見える。



これが12室の支配星が6室に在住する意味である。



然し、12室の支配星が6室に在住する場合、おかしな形で、関係が安定してしまう所があり、貢ぎ、貢がれるという異常な関係性が成立したと考えられる。



このホストと破局したのが、水星/火星期で、火星は、3、8室支配で3室に在住しており、3室と8室の支配星、そして3室の在住星の時期に離婚したというのは納得できる。



その後、実業家の一般人と結婚しているが、それが水星/木星期であり、最初の結婚もアンタルダシャーが木星期であったことから、このタイミングも理解出来る。



水星はラグナロードで、木星は7室の支配星である。



結婚してから、飯島直子が芸能活動を控えるようになったのは、水星が12室に在住しており、また続くケートゥ期もケートゥが12室に在住しているからである。



もし飯島直子のナヴァムシャが乙女座で正しいなら、結婚した水星/木星期や、水星/土星期の辺りは良かったが、ケートゥ期になってから、ディスポジターの太陽は12室支配で6室に在住している。



従って、安定的な結婚であったかは疑わしいのである。




「癒し系女優」として人気が上昇


1992年10月にスーパージョッキーに抜擢され、1994年にコカ・コーラ『ジョージア』のCMに出演し、「癒し系女優」として人気が上昇している。



この時、土星/火星期、土星/ラーフ期である。



土星は、11室の支配星で、9室支配の火星とコンジャンクトして、9-11のダナヨーガを形成している為、土星期は悪くはないようである。



高い評価を受けて、CM契約やレギュラー番組に抜擢などもされている。



これは土星と火星がラグナで、2-9、9-11のダナヨーガを形成し、ラーフもそこに参加することにより吉星化し、ラグナロードで、10室支配の木星が逆行して、アスペクトバックしているからである。


ラーフはトリコーナの支配星とコンジャンクトし、ケンドラの支配星からアスペクトされることで、ラージャヨーガを形成している。



そして、木星のアスペクトバックにより、ラグナと木星それ自身も強くなっており、1室や10室が強くなっている。



この木星は、5室支配の月と相互アスペクトして、1-5、5-10のラージャヨーガを形成し、ガージャケーサリヨーガも形成している。



そして、4、7室支配の水星と、3、8室支配の2つの吉星が11室(高い評価)に在住し、そこから5室(演劇、舞台芸術)にアスペクトしている。



この辺りが飯島直子のチャートの良さである。








ラグナに土星、火星、ラーフが集中して、7室にアスペクトして7室を傷つけ、ケンドラを4つの惑星が傷つけている。



これは主に不安定なパートナー関係の試練としてもたらされたと考えられる。



然し、これは逆行する木星のアスペクトバックによって、若干、緩和されている。




飯島直子のラグナに在住するラーフ、土星、火星の3つの凶星は、飯島直子のパーソナリティーを不良、ヤンキーのイメージにする配置である。



実際、中学時代に飯島直子は、番長と付き合っていたということで、イメージ通りである。




このラグナからは、全く品の良いお嬢様育ちというイメージは伝わってこない。



ラグナに土星、火星、ラーフがコンジャンクトしている為、不良やヤンキーが常に身近にいた印象である。




然し、11室に水星や金星など2つの惑星が在住し、逆行する木星のアスペクトもあり、また木星は11室と11室の支配星にアスペクトしている。



従って、こうした配置から彼女は、芸能界で、高い評価を得ることが出来たようである。





飯島直子のパーソナリティー傾向



「癒し系女優」として人気が上昇したのは、元々魚座ラグナで、癒し系のイメージがあるからで、実際、彼女は、ラグナロードの木星が6室に在住している為、実際に献身的で、癒し系の女性である。




然し、魚座ラグナの人の特徴として、金遣いが荒く、時々、大金を使ってしまう所もよく出ている。



魚座ラグナの人は、お金のことに無頓着で、お金の管理はあまり上手ではない。



ラグナロードの木星が6室に在住し、6室支配の太陽と6-12室の軸で、相互アスペクトする配置は、彼女が目下の男性に対して献身的にお金を使う配置である。



また月から見ても5、8室支配の水星と、4、9室支配の金星が、12室に在住しており、やはり、出費が激しそうである。



魚座の人は、お金の計算をしない為、深遠で深みがあり、その献身は本物である。









飯島直子は、離婚と事実が明るみに出ると共に今年2021年の8月頃、実母が他界したとも報じられている。



おそらくケートゥ/土星/火星 or ラーフ期である。



母親の4室をラグナとすると、ケートゥは4室に在住しており、ディスポジターの水星は、ラグナロードで8室に在住している。



土星は傷ついた8室の支配星で、火星は、6、11室の支配星で、8室の支配星を傷つけている。



月を母親のラグナとしても同様にケートゥは8室に在住し、ディスポジターの水星は12室に在住し、土星、火星、ラーフはマラカの2室に在住している。





【ジャイミニスキーム】


最初の結婚:1997年9月 双子座/蠍座


蠍座と蠍座から見た7室に金星と逆行するDKの木星がアスペクト


双子座から見た8室に金星が在住(問題を抱えた結婚)



離婚:2001年4月 蟹座/双子座


双子座から見て、金星8室、DKが3室




ホストとの交際:2005年 蟹座/獅子座


蟹座から見て金星が7室に在住し、DKも7室にアスペクト



ホストとの別離:2007年 獅子座/天秤座 or 蠍座 or 射手座


獅子座は6室、獅子座から見て、金星が6室




実業家との結婚:2012年12月25日 乙女座/蠍座


乙女座は7室、蠍座と蠍座から見た7室に金星と逆行のDKがアスペクト




離婚:2021年5月~9月 天秤座/魚座 or 牡羊座 or 牡牛座


天秤座は8室、魚座から見てDKが6室




スーパージョッキーに抜擢:1992年10月 牡牛座/蟹座 or 双子座



牡牛座から見た10室にPKとAmKが在住し、蟹座から見た10室にPKとAmKがアスペクト


双子座から見た9室にAmKとPKが在住




実母の他界:2021年8月 天秤座/牡羊座 or 牡牛座


天秤座から見て4室支配の土星が6室に在住し、GKの火星、ラーフとコンジャンクトし、ケートゥがアスペクト





飯島直子のラグナに関しては、双子座か魚座かで悩んだが、最終的に魚座に決定した。




2012年12月25日に実業家の男性と3年の交際の後で結婚していることが有力な手がかりとなった。


この3年間の間、土星は7室乙女座を通過して、7室にダブルトランジットが生じている。




7室支配の水星が山羊座11室で8室支配の金星とコンジャンクトしているが、この11室での7-8の絡みが、同じ業界での三角関係を表わしており、2年前に夫が舞台女優の平塚真由と不倫関係にあることが発覚している。



これは、2020年1月から土星が山羊座にトランジットしてから、この7-8の三角関係のカルマが噴き出してきたことを示している。







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