現在、土星/木星期で、マハダシャー土星期の最後のアンタルダシャーであり、いわゆるダシャーチッドラーのタイミングである。
木星はラグナ、月から見て3室(芸能)、6室(病気、訴訟)支配でマラカの2室に在住し、土星、火星からアスペクトされている。
従って、体調が良くないというのは本当なのである。
所属する芸能事務所と弁護士を交えて協議するような訴訟に近い状態になっていると共に清水富美加が出演したCMの差し替えや、お蔵入りとなる作品なども想定され、非常に損害が発生し、違約金などの発生も示唆されている。
つまり、今、起こっていることは完全に6室(離婚[契約解除]、訴訟、負債)の象意である。
そして、6室の象意には病気も含まれるため、当然、体調の方も芳しくないと考えられる。
従って、今は天秤座から見て12室にダブルトランジットが生じていることもあり入院(12室)に近いような引退(12室)なのである。
以下のように報じられている時系列を見ても契約している事務所と、幸福の科学が弁護士を立てて、激しく応酬している様子が分かる。
そして、実際、体調不良で、病院でもそのように診断されたようである。
幸福の科学に唆されての仮病ではないかと考える人もいるかもしれないが、ジョーティッシュの観点から考えて、実際、体調は悪いのだと考えられる。
何故なら、土星と火星から傷付けられてマラカに在住する木星のアンタルダシャーの時期だからである。
清水富美加 出家引退までの経過 7日に「生命の危険がある」と診断 スポニチアネックス 2017年2月13日 07:48 ▼1月17日 幸福の科学・大川隆法総裁が「清水富美加の守護霊インタビュー」を行う ▼19日 教団のホームページにインタビューの動画が掲載される ▼28日 清水が代理人弁護士2人を伴い、マネジャーに「仕事を辞めて幸福の科学に出家します」と申し出 ▼31日 所属事務所が弁護士を立て、教団側と協議入り ▼2月1日 清水の代理人弁護士が、事務所側に「現在の契約を解除します」と通知書を送る ▼2日 双方の弁護士が初めて対面して協議。清水側は「引退を考えているので仕事を整理させてください」と申し入れる。同日夜、事務所から今後の仕事のスケジュールが書かれたメールが清水に届く。過密な内容と判断し代理人が「これは到底できない」と連絡 ▼3日 事務所側は「やってもらわざるを得ません」と連絡。守護霊インタビューの模様を掲載した大川総裁の書籍「女優清水富美加の可能性」が発売 ▼4日 「にじいろジーン」に出演 ▼5日 心身が不調のため仕事を休む ▼6日 NHK・Eテレ「オトナヘノベル」の収録。事実上、女優として最後の仕事 ▼7日 清水が病院で「生命の危険がある。少なくとも半年は今の仕事をしないように」と診断を受ける ▼11日 本紙が引退を報道。清水が直筆のコメントで出家を報告 |
出家するのにこれ程までに所属事務所の批判をする必要がなかったのではないかという意見もワイドショーのコメンテーターの中から出ているようであるが、全てはカルマであり、3室(芸能)、6室(病気、訴訟)支配でマラカの2室に在住し、土星、火星からアスペクトされているアンタルダシャーの木星期の顕現である。
今回、幸福の科学の大川隆法が「清水富美加の守護霊インタビュー」を行ない、清水富美加に出家の覚悟を迫っていたようである。
清水富美加 出家は信者6000人に1人の特別な立場 大川氏から「覚悟決めよ」 スポニチアネックス 2017年2月13日 07:46 人気若手女優の突然の引退に芸能界が揺れる中、幸福の科学は絶好の広告塔を手に入れた。 清水の今後について、教団は「千眼美子(せんげんよしこ)」という法名で、宗教家として活動すると説明した。 全国区の知名度になった清水が精神的な悩みを抱える中、教団は「出家」への覚悟を迫った。今月3日に発売された大川隆法総裁の著書「女優清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」には、「女優・清水富美加の“運命の輪”を回し、彼女に“覚悟を決めよ。”と迫る一冊の書となることだろう」とメッセージ性の強い文章がつづられている。教団によると、このインタビューが行われた1月17日以降に、大川氏と清水本人が直接会っているという。 幸福の科学における「出家」は希望すればできるというものではなく、大川氏に選ばれた信者だけが行える特別なもの。教団は「全世界の信者1200万人のうち、出家しているのは約2000人だけなのです」と説明。清水には信者の6000人に1人という特別な立場が用意されたことになる。 「千眼美子」という法名の由来になった千手観音は「千の手で一人でも多くの人を救う」という救済の象徴ともいえる存在。大川氏からここまでの厚遇を提示された清水に、断るという選択肢はなかったとみられる。 同教団における「出家」とは、人に教えを説いたり、瞑想(めいそう)や祈願を指導する立場になることだという。住み込みでの修行という意味ではない。清水は教団の施設で研修「出家修行」に臨んだ後、宗教家としての仕事を始める。 教団内には、広報の役割を担う芸能事務所「ニュースター・プロダクション」がある。大川氏の長男宏洋氏が代表を務めていて、これまでに映画10作を公開、15年からは毎年1作を発表。今年5月には、大川氏製作、総合プロデューサー宏洋氏で、宏洋氏の俳優デビュー作が公開される。今後、こうした教団のプロダクション製作の作品への清水の参加について広報担当者は「可能性はあり得る」と話した。 また、大川氏の悲願である政界進出においても、広告塔として活動する可能性も。幸福実現党から出馬するかについては教団が会見で「ありません」と否定。だが、候補者の応援などで姿を見せることはありそうだ。昨年の都知事選では、同党から出馬して落選した七海ひろこ氏が、有権者にハグをしてアピールし、2万8809票を獲得した。清水による“ハグ応援”も行われるかもしれない。 |
騒動の本質は、「清水富美加」の獲得を巡る所属事務所と教団(幸福の科学・大川隆法)との争いである。
グル(師匠)や宗教の表示体である木星が3、6室支配の機能的凶星で、それが土星や火星によって激しく傷ついている為にこの騒動が起こっているのである。
因みに6室は奉仕する相手を表しており、支配者を表していない。
従って、清水富美加にとって教団やグル(大川隆法)は6室で示されており、教団から見た清水富美加は8室で示されている。
つまり、今回の教団と清水富美加の力関係というものは、清水富美加の方が優位に立っている。
幸福の科学としては、教団の広告宣伝塔として、どうしても「清水富美加」が欲しかったのであり、頼りたい存在(8室)であったと思われる。
その「清水富美加」の体調不良や意図しない仕事をやらされていたといったことを口実に「清水富美加」の獲得に動き出したというのが今回の騒動なのである。
その為に清水富美加は所属事務所と教団の板挟みになって、大変な騒動に巻き込まれた。
これから契約の違約金や損賠賠償といった話も弁護士を交えて出て来ると考えられる。
因みに清水富美加は、2017年夏公開予定の映画『東京喰種(トーキョーグール)」(石田スイ原作)で、人間の死肉を食べる人種「喰種(グール)」という設定の役柄として出演予定である。
また清水富美加は昨年、映画「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」という作品にヒロイン役として出演していたが、ストーリーは、パンティーをかぶると最強のヒーローに変身する変態の主人公が活躍する話である。
清水富美加は、ヒロインとして、コミカルな演技や「変態」「ノーパン」などのセリフを連呼させれらるような役柄であったようである。
これらの仕事が多い理由は、10室支配の月が8室支配の金星とラーフに接合しているからであるということがはっきりと分かる。
例えば、蠍座ラグナや乙女座ラグナに設定しても、10室の支配星である太陽や水星は全く、金星やラーフには絡まない。
天秤座ラグナであればこその仕事内容である。
例えば、ラーフにはアウトカースト、異邦人という象意があるが、死肉を食べる人種というのは、まさにラーフが表示体ではないかと思われる。
また変態が登場する作品(映画「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」)は、8室やラーフによって傷つけられた金星の象意である。
因みにAVや風俗産業系の作品に出演する女優は、おそらく10室の支配星にラーフや金星、8室などが絡んでいると想定されるが、それと同じ配置が見られるということである。
現在、マハダシャー土星期だが、土星から見ると10室支配の火星が獅子座のマガーに在住し、支配星のケートゥは金星と月に絡んでいる。
次にマハダシャー水星期に移行するが、水星から見ると10室支配の太陽は蠍座アヌラーダに在住して、木星や太陽と接合している。
従って、幸福の科学に出家してからは、教団内で教えを説いたり、カウンセラー的なことをしていくのではないかと推測されるのである。
つまり、どっぷりと宗教活動に染まっていくことが予想される。
因みに宗教団体への出家というのは、実際、家族の仕事(自営業)への傾倒と同じことを表している。
例えば、公の仕事に就いていた人が、実家の家業を引き継ぐために会社を辞めるようなものである。
小さい頃から「幸福の科学」で両親と共に大川隆法の講話を聴いていたという清水富美加にとっては、今回の出家は「幸福の科学」という大家族の家業を手伝うような感じなのである。
つまり、宗教に入信するということは新しい親を持つことを意味しており、私的な家族共同体なのである。
だからこそ、彼女は2室に惑星集中しており、アンタルダシャーの木星が2室に在住している今、教団に出家しようとしているのである。
つまり、公の仕事を辞めて、家族の家業を手伝いたいということなのである。
これが芸能事務所や契約している多くのクライアントを巻き込み、穏やかでない形で進行しているのは、彼女のアンタルダシャーの木星は3、6室支配の機能的凶星で、最悪の凶星である11室支配の太陽と接合し、土星、火星からアスペクトされているからである。
2室(両親、家族)が激しく傷ついている。
彼女の両親は、幸福の科学の信徒だと思われ、彼女はその両親に連れられて幸福の科学の講話に通っていたと思われるが、この両親が既に離婚していたり、また幸福の科学が、彼女を広告塔として利用しようと目論んでいたり、弁護士を介した訴訟も辞さない形で、彼女の獲得に乗り出したと考えられる今回の行動は、明らかに機能的凶星が2室に木星を交えて絡んでいる為である。
因みに大川隆法の出生図をもう一度、見てみたい。
大川隆法は双子座に惑星集中しており、書籍や映画などのメディアを駆使してその教えを伝え、2500回を超える説法なども行っているという。
2室はスピーチのハウスであり、講話やスピーチ、歌などが得意な人物は2室が強い人が多い。
この風の星座である2室(起業)が非常に強いため、幸福の科学という巨大な宗教団体を創業し、現在、大川一族が家族ぐるみでその運営を行っている。
彼は商社マンとして勤務し、ニューヨーク市立大学大学院センターで国際金融論を学んでいる。
まさにキャリアの出発点で、2室双子座の強さを感じさせる。
彼のメディア戦略など見ていても一流のビジネスマンであることが分かる。
ラグナから見て、9、10室支配の土星が蠍座に在住し、減衰するラーフと接合しており、土星は月から見て8、9室の支配星である。
この土星は7、12室支配の火星と星座交換している。
ラーフは減衰しているが、ディスポジターの火星はラグナからケンドラに在住しているのでニーチャバンガラージャヨーガである。
この蠍座に在住するヨーガカラカで、月から9室支配の土星が彼の奉仕活動や啓蒙活動を示しており、9室の支配星であるため、動機は正しいようである。
本人は教育や啓蒙を通じて社会に貢献したいと考えているようである。
但し、9室の支配星が8室の支配星ともなる双子座ラグナにとっての土星は宗教的な狂信性や盲目性も示す配置でもある。
従って、チャネリングの霊を盲信してしまう傾向も表している。
蠍座は霊感、霊能力の星座であり、大川隆法のチャネリングによる守護霊インタビューなどもこの蠍座に在住する土星がもたらしていると考えられる。
木星が8室の支配星であることも彼がチャネリングを駆使する理由の一部であると考えられる。
但し、双子座から見て9室支配の土星が8室も同時に支配していることにも関連するが、大川隆法の霊能力はアストラル界(幻惑・錯覚の界)の低次元にアクセスしていると考えられるのである。
彼自身は何か崇高な高次元のメッセージを受け取っていると盲信しているようである。
従って、彼はそのレベルにいる人々を大量に魅きつけている。
1200万人も会員がいるのはその為である。
一般に教えのレベルが高ければ高いほど、それから学ぼうとする人々の数は少なくなる。
レベルの低い教え程、大衆受けすることになる。
従って、世間的に言えば、霊感商法に引っかかったり、宗教的には素朴で未熟な段階にいる人々を大量に惹きつけているのではないかと考えられる。
大川隆法の蠍座に在住する土星はアヌラーダに在住しており、ラーフもアヌラーダである。
清水富美加の出生図における蠍座の太陽、木星、水星はアヌラーダに在住している。
従って、彼女は家族ぐるみで、「幸福の科学」を信仰し、大川隆法と関わっているのである。
そして、蠍座には冥王星も在住しているが、この冥王星もアヌラーダに在住し、木星と緊密にコンジャンクションしている。
木星の度数が蠍座の4°32’であり、冥王星が蠍座の4°37’である。
まさにピンポイントで、冥王星が木星に絡んでいる。
冥王星は外部からの強制的意志を表しており、抵抗することの出来ない盲目的なパワーである。
従って、土星/木星期の今、彼女は大川隆法から特別の出家の要請を受け、覚悟を迫られて、ほとんど抵抗することが出来なかったに違いないである。
世間的に見ても非常に非常識で強引な出家騒動となったのである。
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