若手の女優・清水富美加が「幸福の科学」に出家するために芸能界の突然の引退を表明し、芸能ニュースを賑わしている。
人肉を食べる役柄ややりたくない水着仕事を無理やりさせられたり、仕事を選択する自由も無い、一種の“苦役”ともいえる就労環境であったことが理由だそうである。
15歳の時に、意に反して月額5万円を給与とする契約書に一方的にサインさせられたこともあったという。
契約中の仕事が残っている中での突然の引退表明に関係各位は戸惑いを隠せないという。
彼女が何故、「幸福の科学」へ出家するのか、その理由を調べるべく早速、出生図を作成した。
wikipediaによれば、出生データは、「1994年12月2日 時間不明 東京都」である。
出生時間を00:00:01に設定すると、月は天秤座のヴィシャーカーの26°付近である。
一方、出生時間を23:59:59に設定すると、月は蠍座のアヌラーダ11°付近である。
従って、月のナクシャトラの可能性は、ヴィシャーカーもしくはアヌラーダである。
彼女は、三姉妹の末っ子であり、両親は離婚しているという。
まず写真を見て、ピンと来たのは、彼女は天秤座ラグナではないかということである。
wikipediaによれば、元女性ファッションモデルであり、天秤座ラグナの人はルックスやスタイルが良いため、しばしばファッションモデルに適する典型的な星座である。
ラグナを天秤座に設定すると、月は天秤座のヴィシャーカーになるが、彼女は今回、「幸福の科学」に出家するために芸能界を引退してしまった。
非常に意思の固い思い切りの良い行動である。
ヴィシャーカーは、目的がないと行動できないタイプであり、行動のためには目的が必要となる。
ナクシャトラの解説を読んでも<目標達成を宿命とする戦士官>と解説されている。
私の過去の鑑定経験の中でもヴィシャーカーの人は、目的がなければ行動できないというのがポイントであり、ジャンマナクシャトラがこのナクシャトラに在住している人は、皆、この点に同意し、本人も自覚している。
今回、清水富美加がまだ契約が残っているにも関わらず、「幸福の科学」に出家し、芸能界を引退してしまうあたりは、目的達成のための強固な意志が感じられるのである。
つまり、目的があって芸能界を引退するということである。
もちろん、芸能界で活動していた時も彼女は目的を持って活動していたはずである。
例えば、彼女は仮面ライダーの仕事を取る時も自ら自主的にオーディションを受けて、役を勝ち取ったのだという。
しかし、彼女が芸能界に自らの目的を見出せなくなり、「幸福の科学」での活動に目的を見出した時、彼女の行動は、非常にストレートにそれを表現したのではないかと考えられる。
つまり、芸能界に目的がなくなったら、そこでは一刻たりとも活動できないということである。
非常に分かりやすくはっきりしている。
そこで月はアヌラーダではなく、ヴィシャーカーではないかと考えられるのである。
また土星が2017年1月26日から射手座に入室し、木星が乙女座をトランジットして、乙女座にダブルトランジットが形成されているため、乙女座は彼女にとって第何室に該当しているかということが重要である。
彼女にとって大きな転機を表す仕事を辞めたり、引退するようなタイミングは、12室や8室の象意を表している可能性が高く、そのため、ラグナが天秤座であると12室へのダブルトランジットとなるため、納得できるのである。
また天秤座にラグナを設定すると、月も天秤座側のヴィシャーカーに移動する。
従って、彼女にとってはラグナと月から見て、12室に木星が入室し、ダブルトランジットが形成されている状態になるのである。
また天秤座ラグナに設定すると10室支配の月がラグナでラーフと接合し、ラグナロードで8室支配の金星と接合する形になる。
『人肉を食べる役柄ややりたくない水着仕事を無理やりさせられたり、仕事を選択する自由も無い、一種の“苦役”ともいえる就労環境』というのは、おそらく10室の支配星に8室の支配星が接合し、ラーフが接合していたからではないかと思われる。
10室の支配星にラーフや8室が絡んでいるんので、人肉を食べる役柄が来たり、彼女が嫌っていた水着の仕事が来たのではないかと思われる。
また事務所から無理やり月額5万円を給与とする契約書を一方的に契約させられたのもこの配置のためではないかと考えられる。
8室は支配者を表し、ラーフは飽くなき欲望を示す貪欲な相手を表している。
但し、10室支配の月にはラグナロードの金星が接合しており、ここには1-10室のラージャヨーガも成立している。
従って、彼女は若手の女優として期待されていたスターでもあったということである。
また彼女は両親が離婚しているというが、2室(両親、家族)に3、6室支配の木星と11室支配の太陽が在住して傷つけており、土星と火星がアスペクトして傷つけている。
また2室支配の火星に土星がアスペクトして傷つけている。
従って、両親が離婚したのである。
彼女はマハダシャー土星期の間は土星がラグナ、月から見て4、5室の支配星であり、5室(演劇、演技)でムーラトリコーナの強い配置である。
また土星から見て3室(芸能)に金星と月がアスペクトしている。
また土星から見た10室に木星、水星と2つの吉星が在住しており、またダシャムシャでも土星から見て、10室支配の木星が3室に在住して、芸能の仕事(3室+10室)を表している。
因みにダシャーは現在、土星/木星期で、マハダシャー土星期の最後のアンタルダシャーである。
彼女の今回の芸能界引退は、実は事務所との契約破棄や事務所とのトラブルを意味している。
木星は6室(訴訟、契約破棄)を支配し、2室に在住して、土星、火星から傷付けられている。
従って、彼女は今、所属事務所と離縁しようとしているのではないかと考えられる。
おそらく今回、突然、引退したのは、ダシャーロードの土星から見た8室(突然、中断)にダブルトランジットが形成されているからである。
ナヴァムシャでは土星から見て3、12室支配の木星が8室に在住しており、芸能活動(3室)の中断(8室)を表している。
彼女は現在、ダシャーチッドラであり、次のマハダシャー水星期に移行していくための準備期間にいると考えられる。
次の水星期は、水星は9、12室支配で2室に在住しているため、宗教活動、信仰生活を表している。
但し、その水星は蠍座に在住して、木星、太陽と接合している。
蠍座は霊能力、霊感のハウスである。
従って、大川隆法の「幸福の科学」に入りたいということではないかと考えられる。
因みに子供のころから大川隆法の法話拝聴会などの宗教行事に参加していたということから家族ぐるみで参加していたと考えられる。
それは彼女の2室(両親、家族)の蠍座に惑星集中しているからである。
因みに清水富美加の「守護霊霊言」が収録公開され、「女優 清水富美加の可能性 守護霊インタビュー」として刊行されていたようであり、大川隆法とのつながりも強いようである。
以前、私は大川隆法の出生図を検証し、牡牛座ラグナに設定している。
蠍座には9、10室支配の土星とラーフが在住し、蠍座は明らかに大川隆法の行為のハウスであり、また重要なビジネスパートナーを意味している。
明らかに縁はあることが分かる。
今後、幸福の科学のPR映画に出演していくということから、おそらく宗教活動の中に自分の活路や目的を見出したということではないかと考えられる。
清水富美加を天秤座ラグナに設定すれば、家族ぐるみで「幸福の科学」に関わり、また大川隆法との個人的な関係や、また芸能事務所とのトラブルや、仕事上の不満なども理解できるのである。
おそらく報じられていることは本当なのである。
「幸福の科学」に出家する女優・清水富美加を検証する
2017.02.13
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