参議院選挙で誰に投票するか


今度の参議院選挙で誰に投票するかどこの政党に投票するか、期日前投票の郵便をもらってから何も決めていなかったが、政党『オリーブの木』に投票することに決めた。


最近、その代表に就任した黒川敦彦氏に注目している。


黒川敦彦氏は、youtubeのピープルズパワーTVというチャンネルを開設し、盛んに情報発信しているが、法政大学前で、竹中平蔵を売国奴として告発する政治パフォーマンスを行い大学職員と警察と揉みあいになるなどしている。


この竹中平蔵氏を糾弾するデモが保革を超え、全国7都市で一斉開催されている。


東洋大学4年生・船橋秀人氏が大学構内で、竹中平蔵を告発するビラを配布した所、退学処分となったことがきっかけで、この活動に火がついたようである。


竹中平蔵氏を糾弾するデモ 
保革超え、全国7都市で一斉開催
高橋清隆|2019年4月11日10:30AM

「安倍内閣は『日本を取り戻す』と言いながら、日本を外国に売っている。このパソナ前で訴えているわれわれこそが本当の愛国者」

3月24日の午後、東京・千代田区大手町にある人材派遣会社・パソナ本社前でそう訴えたのは愛国団体「一水会」代表の木村三浩氏だ。この日、パソナ取締役会長の竹中平蔵氏を糾弾する集会が同所のほか名古屋・大阪・浜松・静岡・四日市・福岡の各市で、午後2時から約2時間にわたり開かれた。

竹中氏は安倍晋三首相が議長を務める「未来投資会議」の民間議員でもある。集会は「みちばた興業」と「ピープルパワーTV」の主催で、国民の富を大企業や外資に手引きする竹中平蔵氏を糾弾しようとの目的のもと、前述の大手町に市民約70人が集結した。

フランスの反マクロンデモにならい黄色いベストを纏ったり、「竹中平蔵 売国奴」などのボードを掲げたりした市民を前に元日産自動車会長兼CEO・カルロス・ゴーン氏のコスプレで登場した「みちばた興業」代表の黒川敦彦氏は「アベノミクスでこの6年間、大企業の利益と一部富裕層の資産は増え続け、富裕層の資産は300兆円になった」と冒頭であいさつ。「その反対側では庶民の生活が崩れている。みなさんは今まで以上に一生懸命働いてますよね。働いて豊かにならないのは、政治が悪いから。一緒に政治を変えましょう」と述べた。

保守系言論誌『月刊日本』編集長の坪内隆彦氏は「これまで竹中批判を10年間やってきたが、それがやっとここに来て火がついた」。

そのきっかけとなったのが、本誌3月15日号でも紹介した東洋大学4年生の船橋秀人氏の勇気ある行動だったと称えたうえで「パソナ会長をしながら『未来投資会議』を通じて実際の政策を決めている竹中氏を支えているのが慶應大学であり、今は東洋大学教授という学者の看板。さらに彼の背後には米国が、グローバル資本が付いている。強大な力であるが、それに対する怒りがこうして全国に溢れ返っている。今こそ竹中氏の退場を目指して持続的に頑張ろう」と呼び掛けた。

【元衆議院議員・小林氏も来場「米国に媚びる政治でよいのか」】

前出の木村氏は、「この運動をもっともっと盛り上げて、まずは第一に竹中氏の利益相反をやめさせよう。そして彼の罪過を明らかにしつつ格差社会の是正をしなければ」と行動の道筋を提示した。そのうえで「パナマ文書は富裕層が日本で税金を納めない人たちの名簿だが、竹中氏はこの先駆け。この売国奴を日本からたたき出す必要がある」と訴えた。

木村氏に誘われて当地まで姿を見せた元衆議院議員の小林興起氏は、自身が反対して失職することになった郵政民営化法案に言及。田中角栄・元首相が財政投融資で高速道路の整備を行なった例にも触れつつ、「日本のために使われていた郵貯資金を、米国金融資本のために使うというふざけた法律であり、その案を作ったのが竹中氏」と指弾した。

さらに小林氏は、今年10月に予定されている消費増税が法人・所得の両減税の穴埋めに使われることについて「法人税を下げろというのが米国金融資本の要求だ。大企業の株は彼らが持っている。米金融資本が株でもうけるために消費税を払うなどという、米国に媚びる政治でよいのか。若い力で良き日本をもう一度」と、その場に集まった若者たちを鼓舞した。

一般参加者もマイクを取り「努力が報われない社会になっている」「日本の未来をグローバル資本に売り渡すな」などと訴えた。

「おかしいことをおかしいと言えないことこそおかしい。みんなで国を立て直したい」

埼玉県から参加したという40代の夫妻はそう話していた。

「派遣でもうける平蔵要らない」

「自分で決定、自分でもうける」

「バイバイ売国、自民党」

そうした参加者たちのコールが休日の大手町に響き渡っていた。主催者側によれば、今後は当地で平日に抗議集会を開催することも検討しているそうだ。

(高橋清隆・ジャーナリスト、2019年3月29日号)

この竹中平蔵が、小泉政権下での市場原理主義政策の推進者であり、非正規雇用の促進や、郵政民営化などを行なった張本人である。


私も2009年頃、グローバル資本主義の先鋒として、新自由主義政策を推進する竹中平蔵について批判的に記事に書いた。


それで、日本の経済は、この頃からおかしくなってきたと言える。いや既にその前からおかしくなってはいたが、目に見えておかしくなってきたのはこの頃からである。


働いても働いても給料はもらえず、企業は内部留保を溜め込み、若者は金がない。普通に働いて生活できない社会となっている。


先進国であるにも関わらず、貧困という問題を抱えているのが日本である。



現在、その郵貯の100兆円ぐらいの資金が米国の国債や証券の購入などに当てられており、やはり、米国に貢ぐために使われたのである。


本来、この100兆円は日本の為に使われるべきだったお金であるというが、その通りである。



そして、安倍政権下のアベノミクスで、更に海外に日本の国富を貢ぐ政策を行なっている為に竹中平蔵に対する批判がここに来て高まってきたのである。


これは本来、小泉純一郎政権下において、もっとこの批判が出てくるべきものであった。


然し、その頃は、まだ日本国民の間で、このことが深刻に感じられていなかったのだ。



アベノミクスで日本の円の量的緩和を行ない、円の価値が毀損して、物価高、給料の低下、完全に富裕層向けと貧困層向けに経済が二分する傾向など、経済構造の変化に直面する中で、この竹中平蔵に対する批判が復活してきたのである。


そもそも今の状態を招いた張本人、責任者として、竹中平蔵を批判する動きが高まっているのである。



然し、そもそも日本がアメリカに従属し、アメリカの言いなりになる政治を行なって来たのは、安倍晋三の祖父・岸信介が、命を助けてもらった代わりにCIAのエージエントになって、自民党を作ったことが、そもそもの原因である。


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA