ロジャー・ムーアさん死去 「007」でボンド役 2017年5月23日22時54分 朝日新聞DIGITAL 英BBCは23日、スパイ映画「007」シリーズのジェームズ・ボンド役で人気を集めた英国の俳優ロジャー・ムーアさんが死去したと報じた。89歳だった。家族によると、がんで闘病中だったという。 3代目の公式ボンド役として1973年から85年まで出演。歴代のボンド役で最長だという。 ムーアさんはボンド役の3代目として知られ、73年の「死ぬのは奴(やつ)らだ」から85年の「美しき獲物たち」まで、計7本の「007」シリーズで主演した。国連児童基金(ユニセフ)親善大使も務め、02年サッカーワールドカップ日韓大会の際に来日し、貧困に苦しむ子どもたちへの支援を呼びかけた。 |
英国の大人気スパイ映画『007』を7作に渡って歴代最多の出演である。
出生図を作成すると、ラグナが蟹座のアーシュレーシャである。
ジェームス・ポンドと言えば、毎回ボンドガールが話題となる。
毎回お約束のようにボンドガールと恋愛、あるいは情事を繰り広げる。
このお約束がなければ観客は納得しない。
アーシュレーシャは妖艶な魅力を放ち、異常なセクシャルな魅力を放って誘惑する恋愛情事に手練れた男性又は女性である。
不倫、二股、三角関係、世間の道徳観念は全く気にもしない人物である。
従って、アーシュレーシャというのは典型的なプレイボーイ、又はプレイガールである。
ラグナが、アーシュレーシャであるロジャームーアは、まさにジェームス・ボンドが当たり役だったと言えるだろう。
やはり、映画の役柄は実生活上の性格や人物像とほぼ一致しているというのは、何度、検証しても同じである。
このロジャームーアだが、ウィキペディアによれば、ユニセフ親善大使などボランティア活動にも精力的で、2003年にはナイトの称号を与えられたという。
これは6、9室支配の木星が9室で魚座自室に在住している配置から理解できる。
魚座は慈善の星座であり、9室は奉仕、徳行のハウスである。
5、10室支配のヨーガカラカの火星が、もう一つのトリコーナの支配星である木星と相互アスペクトして、5-9、9-19のラージャヨーガを形成している。
このヨーガカラカがもう一つのトリコーナの支配星と絡むヨーガは最高のラージャヨーガである。
それが3室と9室の軸で形成されているため、映画出演(3室)と慈善活動(9室)はまさにロジャームーアの活動の両輪だったのである。
ロジャームーアの顕著な配置として、ラグナロードの月が牡牛座11室で高揚し、高揚するラーフと接合している。
そして、このラーフは7室支配の土星からアスペクトされている。
ラーフにトリコーナとケンドラの支配星が絡んでおり、ラージャヨーガの条件を満たしている。
そして、ラーフは高揚しているため、強力なラージャヨーガを11室で形成している。
2008年の水星/ラーフ期に仏芸術文化勲章を授与されたのは、その為である。
2003年 大英帝国勲章:ナイト・コマンダー 水星/金星⇒水星/太陽(2/25~)
2003年 独連邦共和国功労勲章 水星/金星⇒水星/太陽(2/25~)
2008年 仏芸術文化勲章:コマンドゥール 水星/ラーフ
2003年にナイトの称号を授与された時、水星/金星期、水星/太陽期であるが、金星はラグナから見て、2-11室のダナヨーガを形成している。
またダシャーロードの水星から見て11室に在住し、1-11のダナヨーガを形成している。
更に2室支配の太陽は、ヨーガカラカと9室支配の木星が形成する最高のラージャヨーガに参加している。
但し、もし水星/太陽期にナイトの称号を得たのであれば、何か11室の象意が出ていなければならない。
太陽はD11にて11室で自室に在住していることも注目すべき点である。
ロジャームーアは、1940年代、1950年代を通じて、下積みの日々で全く芽が出なかった。
1940年代に映画にエキストラ出演した後に軍隊に入隊し、第二次世界大戦中はイギリス軍の娯楽部隊に所属した。 除隊後に再び大部屋俳優になり、モデルやテレビのステージ・マネージャーなどの職業も経験した。1950年代に入ってアメリカに渡り、テレビドラマに出演する下積み生活が続いた。 (wikipedia ロジャー・ムーアより引用抜粋) |
1954年、MGM映画『雨の朝巴里に死す』に出演したが、この映画はエリザベス・テイラーとヴァン・ジョンソンが主演で、ロジャームーアは脇役である。
そして、同年、MGMの契約俳優となっている。
この間、ずっとマハダシャーラーフ期である。
ラーフはダシャムシャ(D10)の12室に在住して、3、4室支配の土星と接合している。
土星は高揚しているが、12室に在住しているため、脇役での下積み生活が継続している感じが出ている。
その後、ロジャームーアは1962年にテレビシリーズ『セイント 天国野郎』に主演してようやくスターの地位を得たのである。
この前年の1961年12月2日からマハダシャーが木星期に移行している。
木星はダシャムシャ(D10)のラグナに在住しており、この木星期からの上昇を物語っている。
1971年からの『ダンディ2 華麗な冒険』などのテレビシリーズでも活躍したが、この頃は木星/金星期である。
そして、1973年の『007 ダイヤモンドは永遠に』で、三代目ジェームズ・ボンド役に抜擢されている。
この頃は木星/太陽 ⇒ 木星/月期である。
ロジャームーアは、2017年5月23日、癌(ガン)により89歳で幕を閉じた。
ダシャーは、ケートゥ/ラーフ/水星期である。
ケートゥとラーフの両方に7、8室支配のマラカの土星が絡んでおり、水星は月から見た2室の支配星で6室に在住し、土星、火星によって挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成し、ディスポジターの金星は2室に在住して土星からアスペクトされている。
ナヴァムシャでもラーフはマラカの7室に在住し、水星はラーフのディスポジターで、マラカの2室に在住し、8室に在住する12室支配の土星からアスペクトされている。
コメント