12月4日付の「いつまでもやめない“カズ問題”で横浜FC危機?年間わずか4分出場でも契約延長の謎」と題する記事を読んだ。
日本サッカー界のスーパースターの扱いでクラブや監督が揉めているようである。
Jリーグが発足する前に日本サッカーへの注目を集め、海外にサッカー留学して日本へ帰国した第一人者として日本代表チームも牽引した。
途中、日本代表を降ろされた後も現役選手で居続け、とっくに体力的にも年齢的にも引退の時期が来ているにも関わらず、頑なに辞めないで現役に留まっている。
通常は、体力的な限界が来たら、監督などの指導者の道に進むか、解説者の道に進んだり、あるいは半ばテレビへの露出や知名度を生かして、タレントになったりする。
またJリーグの運営者側の事務所に就くなど、色々と道はあると思われる。
然し、カズは全く試合で使ってもらえない状況となっても一向に辞めようとしない。
プレーヤーのまま、監督にもならずにプレーヤーのまま終わる、こうした生き方について、プロ野球界の不良番長・清原和博選手と共に不器用な生き方しか出来ない人々と評されたこともあった。
このカズが何故、辞めないのか、この理由について検討するために出生図を作成し、出生時間の修正も試みた。
カズの出生データは、1967年2月26日 静岡県静岡市 時間不明である。
出生図を00:00:01で作成しても23:59:59で作成しても、2014年12月現在、マハダシャー木星期である。
カズは、1993年8月1日に当時、タレントでありファッションモデルであった設楽りさ子と結婚している。
そして、wikipediaによれば、結婚後、2児が誕生している。
ラグナの特定のため、子供の誕生日をネットの情報から調べて、1997年9月5日生まれと、2004年5月生まれの息子がいるようである。
上記のような基本情報と、カズは2005年頃から設楽りさ子と別居しており、仮面夫婦であると言われているが、一向に離婚する気配がないことも大きな情報の一つである。
こうした情報を元に検討した所、カズのラグナはおそらく山羊座ラグナではないかと思われた。
まず、カズは生まれてから太陽期、月期と過ごしているが、小学校4年生(9歳)の時にカズの両親は離婚している。
ちょうど月期の時期である。
もし山羊座ラグナであるとすると、8室支配の太陽と6室支配の水星が2室に在住している。
そして、カズの両親が離婚したのは、おそらく月/木星→月/土星期辺りなのである。
マハダシャーの月は7室支配で8室に在住し、2室で接合している6室支配の水星Rや8室支配の太陽と相互アスペクトしている。
従って、月期にはこの水星や太陽が出生図上で表すカルマのただ中にいることを表している。
月は8室に在住しており、月の表示体は母親であることから、母親が支配的、あるいは、母親からの心理的サポートが受けられなかった可能性を示唆している。
また太陽は8室を支配して、両親の2室に在住しているため、支配的な父親を象徴している。
凶星からのアスペクトが無いため、それ程、ひどい状況ではないが、然し、6室と8室が絡んでいるという状況は幸福な状況とは言えない。
従って、カズは幼少期に両親があまり仲が良くなくて寂しい想いをしている。
従って、そういう幼少期を過ごした少年というものは、割と早く両親から独立して家を出ていくのである。
月の傷つきは、サンニャーシヨーガの一形態であり、世俗を離れて、孤独を求める配置である。
従って、カズも1982年12月、高校1年の1学年終了を待たずして、ブラジルへのサッカー留学へ旅立ったのである。
ちょうど、ダシャーはマハダシャーが火星期に移行したタイミングである。
火星は4、11室の支配星であるが、4室は家、住まいを表すため、引っ越しをしたことを表しているが、火星はラーフ/ケートゥ軸と絡んでいる為、外国に引っ越しをしたことを表していると思われる。
月から見ると、火星は4、9室支配で3室に在住しているが、9室は留学、師匠のハウスであり、3室はトレーニング、訓練のハウスであり、また快適な家を損失するハウス(4室から12室目)である。
従って、この留学ではカズは、貧しい状況で、苦労して、トレーニングに励んだようである。
一時、1985年に夢を諦めて日本に帰ろうと思った時期、ふと寄ったリオの公園で現地の貧しい少年達がサッカーをしているのを見たが、その中には裸足の子や片足がない子もおりボールは古く汚いものだったが、皆楽しそうにボールを追っていたそうである。
カズは「自分には両足も、スパイクも、いいボールもある。何を俺は贅沢なことを言っているんだ」と思い、帰国を思いとどまったのだという。
そのようにwikipediaに書かれている。従って、カズもこの当時は、かなり苦労して修行していたことが分かるのである。
実際、3室に在住する9室支配の火星期というのは、師匠についてトレーニングの日々を送る時期である。
またこの火星は山羊座から見ると10室に在住しているため、プロサッカー選手になる為に既に仕事として、サッカーをする日々を送っていたことを表している。
因みに3室も10室もウパチャヤハウスであり、火星とケートゥが在住しているが、ウパチャヤハウスの凶星は努力によって時間の経過とともにだんだん改善していくハウスであり、努力が実る配置であると言える。また3室に在住する凶星は、食欲、性欲、睡眠欲を我慢して、訓練を続けることができる忍耐強い配置である。
この配置が山羊座からみた3室の土星、そして、月からみた3室の火星、ケートゥなどで表れている。
そして、カズはブラジルで活躍も出来るようになってきて、注目を集めはじめた頃、Jリーグ発足直前の日本に帰国して、日本の読売ヴェルディに移籍する。
そして、ヴェルディの選手を中心として、始まったばかりのJリーグで活躍し黄金時代を築くのである。
この時期はカズにとって非常に輝かしい時期ではなかったかと思われる。
この日本に帰国した1990年7月の頃は、ちょうどマハダシャーがラーフ期に移行した時期である。
ラーフは4室牡羊座に在住しており、4室は自分の母国とか、自分が墓に入る故郷を表している。
従って、4室に在住して4室の支配星のように振る舞うマハダシャーラーフ期に日本に帰国したことは占星術のロジックとして、非常に理解できる。
このラーフは然し、心の不安定さも表す配置である。
活動星座で、火の星座であるこの牡羊座のラーフ期にカズは、日本のサッカー界を牽引したのである。
最初のラーフ/木星期では木星は3室(スポーツ)支配で7室で高揚して、ヴァルゴッタマのため、優秀な成績を収めたようである。
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1992年の日本年間最優秀選手賞(フットボーラー・オブ・ザ・イヤー)受賞に続き1993年、日本人最高の20得点を記録しV川崎を初代チャンピオンに導き、Jリーグ初代MVPを受賞した。(wikipediaより)
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そして、ラーフ/土星期に移行すると、イタリア・セリエAのジェノアCFCに1年契約で期限付移籍し、アジア人初のセリエAプレーヤーとなったが、入団会見で辛辣な質問を浴びせられたり、怪我をして戦線を離脱するなど、あまり振るわなかった時期のようである。
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この移籍には商業的な価値を期待していたと見る向きが強く、胸スポンサーとしてケンウッドが入っていたこともあって、入団会見では「スポンサーを得るために獲得したと言われているが、どう思うか?」などと辛辣な質問も浴びせられた。ACミランとのセリエAデビュー戦において、フランコ・バレージとプレー中に激突し、鼻骨骨折と眼窩系神経を損傷してしまい、一ヶ月の戦線離脱を余儀なくされた。
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ラーフから見ると、土星が10室支配で12室に在住しており、海外に引きこもるような時期である。
そして、怪我をして、病院にも収容された(12室)時期でもあると言える。
然し、この間も日本のマスメディアにはおそらく注目され続けたのであり、それは土星が5、10室支配で3室(メディア)で高揚する金星と接合しているからである。
私はJリーグで活躍するカズをみて感じていたことは、カズは確かに日本サッカー界のスーパースターではあるが、本人は常に最高のパフォーマンスを発揮できたわけではなく、後から入団する若い選手のスピードや身体能力と比較して、小柄なカズが活躍するのは、常に苦労があり、また活躍の場が狭められていき、自分の居場所に常に悩んだ時期ではなかったかと思うのである。
それがラーフ期を象徴しているのである。彼としては、まだ日本代表選手で居続けたかった時期に代表を降ろされたり、常に試合に出たいが、満足に出られないという葛藤の中で、悶々として過ごしてきたのである。
それがカズの真実ではないかと思われる。
因みに私が何故、山羊座ラグナであると考えたかというと、カズは、スポーツ選手ではあるが、常にメディアに注目され、半ば芸能人のようでもあり、また有名なゴール後のカズダンスなどは、カズ特有のパフォーマンスであって、あれは3室の金星の象意だからである。
5室支配の金星が3室で高揚しており、半ば芸能人であるかのようにテレビに出演し、またファッション雑誌に登場したりもする。
因みにカズの好きなファッションが「アルマーニ」などのスーツスタイルで、服装の趣味が落ち着いていて、古風でダンディなのは、金星が魚座(伝統、古風)に在住しているからである。
カズは、「女性に花を渡すのが似合う男」と言われているのは、この魚座の献身的で、一途なイメージの為である。
一方で、試合中、ストライカーとして、ゴール前に一人たたずむ姿などは、10室の火星がケートゥと接合している姿である。
彼は今や、誰もが引退した中で、一人、現役を続けている孤独なスターなのである。(それが10室のケートゥなのである)
そして、もう一つは、カズの私生活の事柄である。
ネット上の記事によれば、カズは、三浦りさ子夫人とは、2005年から別居しており、仮面夫婦を演じているとのことである。
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″仮面夫婦説″こそが仮面! 三浦和良・りさ子夫婦の絆とは?
2010年3月15日 12時0分 サイゾーウーマン
3月11日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載されていた、「有名人おしどり夫婦『長続きの法則』研究」と題された企画がある。そこには、反町隆史&松嶋菜々子夫妻、野村克也&沙知代夫妻、木村拓哉&工藤静香夫妻など芸能界の中でも有名なおしどり夫婦を取り上げ、著書やインタビューで漏らした言葉を紹介し、パートナーへの思いを浮かび上がらせている。
その中で登場していたのが、Jリーガーの三浦知良選手&りさ子夫妻。三浦夫妻といえば、43歳の今でも合コンに勤しむカズと、カリスマ主婦モデルとして多忙なりさ子の不仲説が常につきまとっている。案の定、「週刊文春」でも、仮面夫婦と呼ばれており、「カズが周囲にSEXレスを告白した」というエピソードが綴られている。また、りさ子が国立に住み、そう遠くない横浜のチームに所属するカズとの別居生活にも不審点がある、と指摘。離婚しない理由についても、
「女性には独特の顕示欲があり、よき妻であり、よき母であるというのは大きなステータスなのです。そこにこだわる人もいるでしょう」
という、恋人・夫婦仲相談所所長の二松まゆみ氏のコメントを掲載。りさ子のモデルという立場を考慮して仮面夫婦を演じているのでは、と推測している。
しかし、この報道に首をかしげるのが、りさ子側の関係者だ。
「どちらかと言えば、りさ子さんがカズさんに惚れているというのが、周囲の認識です。先日も、りさ子さんの撮影の現場に、ふらりとカズさんが現れたんです。特に約束もしていなくて、立ち寄ったという感じだったんですが、カズさんが隙のない完璧なファッションで、モテ男のオーラを振りまいてましたね(笑)。りさ子さんもカズさんの前では、さらにかわいらしくて、スタッフが気を使って場を外すぐらい、ラブラブでしたよ」
とは言いつつも、カズの女遊びは収まっておらず、モデル風の若い女性とデートをしている姿があちこちで目撃されている。
「結婚前にも女優の田中律子をはじめ、さんざん浮名を流していましたし。りさ子さんにとっては、浮気ぐらいは大きな問題じゃないと思いますよ。カズさんが浮気から本気になって、離婚したいと言えば別でしょうけれど」(前出・関係者)
ちなみに、件の「週刊文春」には結婚32年目のベテラン夫婦・野村沙知代氏の著書からの抜粋が掲載されている。
「ほとんどの夫は結局、妻のもとへ帰ってきます。浮気とはその程度のものです。犬が生理的に電信柱に小便を引っかけるように、男も生理的にやっていると思えば腹もたちません」(『野村セオリー 絆』)
三浦夫妻が野村夫婦のように寄り添っていけるのかは、りさ子次第といったところだろうか。
※画像は『おはぎ』(講談社)
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私はこの記事を読んで納得したのである。
何故なら、カズのチャートを再び見てみると、
7室支配の月が8室に在住し、月からみた7室支配の土星が8室に在住して高揚する金星と接合している。
つまり、ラグナからみても月から見ても8室が強調されているからである。
8室は結婚生活のハウスであるが、三角関係のハウスでもあり、パートナーとのこじれて複雑になった腐れ縁を表すハウスである。
特に7室と8室の絡みがあるため、そのような象意が顕現している。
8室は腐れ縁を表すため、結婚生活が離婚という形で終わらずに変容してこじれたまま長く継続していくのである。
例えばカズは、山本モナとか若いモデルの女性との密会が報じられたり、三浦りさ子夫人は、カズが試合で遠征中に昔の男友達と遊んでいる姿が目撃されている。
お互いに夫婦関係は維持しているが、適当に不倫をしている様子なのである。
これは8室が強調される場合、お互いに結婚生活には利益もあるため、離婚することができないのである。
お互いに結婚生活の実益があるので離れることが出来ない。子供が出来て、家族としての立場を共有しており、そこから得られるものが必要だからである。
8室は過去世の深いカルマに起因する関係を表しているため、容易に離婚することにはつながらず、複雑になり、こじれたまま継続していくのである。
通常の夫婦関係というものは、山あり谷あり、様々な局面があって、ある時は比較的離れていて、またある時は、非常に心理的に近くなったりする。
ずっと静止している関係というものはないのである。従って、8室の関係というのは通常の夫婦の結婚生活を表している。
カズの場合、6室の支配星と8室の支配星が2室から8室にアスペクトしており、このことが結婚生活がこじれることを表している。
この配置は、両親の離婚の原因にもなっていると思われるため、2室でこのような配置が形成されていると、自分の結婚生活にも遺伝しているかのように見えるかもしれない。
このようなことがあるため、特にサッカー選手としてのカズには8室の象意は関係ないのであるが、私生活についての情報にそれらが現れてくるのである。
因みにカズはおそらく2005年頃から別居を始めているが、その時期はラーフ/月期である。
おそらくカズは結婚生活から心の平安を得られなかったので、それで、家から出て、一人で生活することを選んだのではないかと思われる。
アンタル月期というのは両親が不仲で離婚したことや、家庭生活で心の平安が得られない体験の再現だからである。
またこの頃は、マハダシャーラーフ期の最後のタイミングであり、いわゆるダシャーチッドラの時期である。
通常、この時期は、ラーフ期から次の木星期の移行のタイミングとして両方の象意を経験する時期である。
従って、3、12室支配で7室で高揚する木星期の象意がこの頃に噴き出し始めたと考えるべきである。
通常、木星には「数が多い」という象意があり、例えば4室に在住していたら、古典によれば、2つ以上の複数の家を所有するといった象意になるのである。
従って、7室で高揚する木星は複数の妻を持つという典型的な配置である。
また木星は3室と12室を支配しており、3室は食欲や性欲、睡眠欲などの低次の肉体的欲求を表すハウスで、12室はベッド上の快楽や性生活を表すハウスである。
従って、この木星期になって突然、カズの女性との交友関係が派手になったのはそのためである。
以下の記事なども2007年7月のものであり、マハダシャーが木星期に移行した直後の記事である。(この頃は三浦りさ子夫人とは既に別居している)
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横浜FC・カズ、海老蔵“元カノ”とロス旅行…女性週刊誌報じる
2007年7月31日8時1分配信 サンケイスポーツ
歌舞伎俳優、市川海老蔵(29)の前恋人で元テレビ朝日社員のA子さん(31)が「キングカズ」ことJリーグ、横浜FCの三浦知良選手(40)と今月上旬、米ロサンゼルスへ旅行に出かけていたと、31日発売の「週刊女性」が報じている。
同誌によると、A子さんとカズは6月10日にカズの友人で歌手の田原俊彦(46)らが東京・西麻布で開いた合コンで知り合い、1カ月後の7月上旬、2人で1週間のロス旅行を楽しんだという。
カズの夫人は元モデルで女優、そしてカリスマ主婦の肩書を持つりさ子さん(39)。小学生の長男と幼稚園に通う二男もいる。A子さんは父親が弁護士で自身は上智大卒業後に東大大学院へ進学した才女。事実なら立派な不倫旅行となるが、さて…。
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因みに上記の記事によれば、テレビ局の社員である女性と海外(ロサンゼルス)に短期旅行に出かけたというのであるが、まさに3室(食欲、性欲、単距離旅行)、12室(海外、ベッド上の快楽)支配の木星が7室(パートナー、性的関係)に在住しているため、おそらく推測できることは、ロサンゼルスに出かけて、街をぶらぶら探索して、ショッピングや食事をして、一夜限りの行きずりの関係とまでは行かないが、旅行中のみの軽い恋愛を楽しんだということなのである。
また2008年6月23日号の「週刊ポスト」の記事で、山本モナとカズが頻繁に会っているという記事が掲載されたようである。
これもマハダシャー木星期に入ってからの出来事である。
従って、カズは明らかにマハダシャー木星期に入ってから女性との交友関係が派手になり、まさに古典的に言えば、複数の妻を持つ状態のようである。
因みに既に上述しているが、1995年10月にカズが試合で遠征している夜にりさ子夫人が昔の男友達と街に繰り出し、時には愛車アルファロメオの脇で抱擁やディープキスをする姿を、写真誌にキャッチされている。
この時のダシャーがラーフ/土星期である。
アンタルダシャーの土星は7室をラグナとした時の7、8室の支配星であり、また月をカズのラグナとすると、土星は6、7室支配で8室に在住している。
8室は三角関係のハウスであり、結婚生活が複雑になるハウスである。
従って、この時期にカズは夫人との間に三角関係が生じるタイミングであったことが分かる。
またラーフ/土星期はラーフから見ると土星は12室に在住しており、この時期、カズはイタリア・セリエAのジェノアCFCに1年契約で期限付移籍していた時期である。
このアンタル土星期にイタリア・セリエAのジェノアCFCに1年契約で期限付移籍し、プレー中に激突し、鼻骨骨折と眼窩系神経を損傷してしまい、一ヶ月の戦線離脱をしている。
この夫人の報道は、その翌年(1995年)のことであり、おそらくまだラーフ/土星期であったと思われる。
そして、カズは1995年にはヴェルディ川崎に復帰し、セカンドステージから得点ランキングの上位に入っていることから、ラーフ/土星期の前半、例えば、ラーフ/土星/金星期に起こった出来事である可能性も高い。
土星からみると金星は3、8室支配で1室で高揚しているが、11、12室支配の土星と接合している。また2-8の軸にラーフ、ケートゥ、火星が在住している。
従って、土星期は8室が強調されており、ラーフ/土星/金星期には再び、三角関係の8室が確認できる。
この辺りのプラティアンタルダシャーの精度まで確認していくと、大変であるが、この辺りの事象とダシャーの一致も確認できるはずである。
このように見てきて、やはり、カズは山羊座ラグナではないかと思われる。
そうすると、現在は、木星/ケートゥ期ではないかと思われる。
木星から見るとケートゥは4室であり、心理的に孤独な配置である。
チームメイトからダメ出しされて、監督からも起用してもらえず、然し、それでも過去の業績、日本サッカー界への貢献から今でもキング・カズ
ではあるが、然し、現実問題として、体力的に引退の時期をとっくに過ぎたカズに対して現実が突きつけられている。
契約しても試合の最後に数分出してもらう程度しか、カズの活躍の場は無くなっている。
この状況は、まさにラグナから10室に在住するケートゥそのものである。
またカズの月からみて4室に土星が入室したため、カズにとっては今、苦しい時期に入ってきたようである。
カズにとっては正念場である。
しかし、カズが引退するのは、おそらく土星が射手座に入ってからだろう。
2017年前後に土星が射手座に入室して、初めて山羊座ラグナにとっての辞任、引退の時期がやってくるのである。
従って、カズは出場する機会は無くなってもまだもう少し頑張るのである。
そして、次の木星/金星期になった時、金星は、カズの10室(仕事)からみた8室(中断、変化)の支配星である。
従って、このタイミングでカズは仕事が変わるはずである。つまり、この時期が引退の時期である。
そして、この時期は木星からみて金星は4、11室支配で9室から3室にアスペクトし、ラグナから見て5、10室支配で3室に在住している。
従って、カズは引退してから暫くはタレントのように芸能活動する時間が増えるかもしれない。
因みにカズの60分割図を見ると、牡羊座で太陽が高揚し、火星がムーラトリコーナで、月も在住し、ムーラトリコーナの土星と木星がアスペクトしている。
月から見ると、5室支配の太陽がラグナロードでムーラトリコーナの火星と1室で接合し、10、11室支配の土星が11室からアスペクトして、9室支配の木星が土星と、
ラグナにアスペクトしており、強力である。
日本サッカー界を牽引するとか、ブラジルに単身留学し、帰国して、日本初のJリーグの創設に貢献するとか、一匹狼で、孤高の存在であり、
従って、この配置から、カズが「キング・カズ」と呼ばれる理由がよく分かる。
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いつまでもやめない“カズ問題”で横浜FC危機?年間わずか4分出場でも契約延長の謎
ビジネスジャーナル 2014年12月4日 06時03分 (2014年12月6日 06時00分 更新)
日本プロサッカーリーグ2部(J2)の横浜FCに激震が走っている。今季限りで退任する山口素弘監督が、11月23日の最終戦後に行われたセレモニーで、クラブ側との確執を明らかにした。
「僕の信念とクラブの理念の違いが出たのかなと。それは当然のことだと思うし、サッカーにおいては出会いや去ることは日常茶飯事というか、よくあることだと思います。ただ、僕は自分の信念を曲げることができないので申し訳ないです。来季以降、クラブの理念を理解した監督や強化部長が就任して皆さんを導くでしょう。がんばってください」
山口監督といえば、横浜フリューゲルス(後に横浜マリノスと合併、現横浜F・マリノス)の中心選手として活躍。現役時代の晩年には、横浜フリューゲルスの生まれ変わりともいえる横浜FCに所属し、J1の舞台へと押し上げる原動力となった。2012年途中、奥大介強化本部長(当時)に誘われ、監督に就任。1999年誕生の横浜FCにとって初となる、チームOBの指揮官だった。
12年は4位だったが、13年、14年ともに11位と結果を残せたとはいえない。だが、今年は序盤こそつまずいたものの、途中10戦連続負けなしを記録するなど見せ場もつくった。その一方で、ストライカーの補強を望む山口監督とかたくなにフォワードを補強しないチームには隔たりが見えた。
チームを愛するがゆえに出た「僕の信念とクラブの理念の違い」という発言だが、試合後の記者会見でそれについて聞かれると、「プロとして競争があるのが当然だと思うんです。切磋琢磨してチーム内で戦っていかないとお互いが伸びないし、チーム力が上がらないというのが僕の考えです」と答えた。
●カズの起用法で対立?
オブラートに包まれた表現ではあるが、「僕の信念とクラブの理念の違い」とはなんなのだろうか?その答えについて、スポーツライターは次のように推察する。
「おそらく、カズ(三浦知良)の起用に関する考え方の相違も含まれているのではないでしょうか。横浜FCのスポンサー側からすれば、人気があり日本サッカーのレジェンドであるカズを使ってほしいところです。しかし、山口監督はえこひいき起用をしたくないという信念を持っています。そのために隔たりが生まれたのではないでしょうか。最終戦で、カズはケガをしていないにもかかわらず、ベンチにすら入れませんでした。山口監督のクラブに対する意趣返しと受け取れなくもありません」
47歳になった今年のカズは、出場わずか2試合。…
いずれも終了間際の登場で、計4分間しか出ていない。それにもかかわらず、クラブ側は2年の契約延長を提示した。年齢と成績を考えた場合、普通なら解雇だろう。
「昨シーズン終盤、山口監督のカズの起用法には明らかに違和感がありました。昇格の可能性が消えた後、ホームではスタメン出場が続きましたが、アウェーではベンチ入りすらさせていません。山口監督はカズを嫌いなわけではないし、カズ自体が悪くないことは選手たちもわかっているはずです。しかし、カズが特別な選手になりすぎた弊害は、チームに影響を及ぼしています」(同)
実は、前監督である岸野靖之氏も解任された後、山口監督と同じような苦悩を「サッカー批評」(双葉社/58号)で漏らしている。それもカズについて言及する中で、次のようなことを語っているのだ。
「僕の考えるチームづくりと、会社の考えるチームづくりはまったく違った。僕に横浜FCは合わなかった。そういうことです」
記者会見で山口監督は「クラブとしてどういう戦いをするのか、来年わかる。監督や強化部長に誰を連れてくるのかということ」と、クラブの人事に理念が表れると指摘した。
横浜FCは、カズを起用してくれることを前提に監督を探すのだろうか?
(文=編集部)
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「やめないよ」 キングカズ(三浦知良選手)の試練
2014.12.08
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