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つなぎ融資の女王 -天才的な悪人-

2018 4/13
つなぎ融資に出資すれば数%~20%のリターンが得られるといった詐欺の投資話を持ちかけ、7億円を集めたとされる山辺節子被告(62歳)に懲役10年が求刑されたとニュースが伝えている。


初公判は既に2017年7月4日に行われており、これまでの間に山辺節子被告の過去の経歴や行動が明らかになってきている。


山辺節子被告の逮捕は、国際指名手配され、タイ警察に逮捕されて強制送還された大捕り物であり、大変、世間の注目を集めている。



そうした中で、ひときわ注目を集めているのが、山辺節子被告が38歳と年齢を偽って若づくりをしていたことや、その年齢不相応な奇抜なファッションなどである。


特にインターネット上の様々なブログの記事などをチェックすると、7億円も集めた山辺節子被告の悪の異常な才能に対する羨望、畏怖のような一般の人々の複雑な感情が見られるのが分かる。


単に犯罪者として批判するのとは別の感情が微妙な形で表現されているのである。



例えば、『山辺節子が美容整形に800万・・・』といったブログでは、以下のように記されている。


300万円を稼ぐのも苦労するこの不景気の中、
山辺節子は一体どうやって「7億円稼ぐ」という偉業を達成したのでしょうか?
架空の投資話で7億円を稼いだスキルと、山辺節子の旦那、子ども、生い立ち、人物像、彼氏について、
調べてまとめてみました!

まるで、現代のアニータ!もしくは木嶋佳苗!
皆さんが忘れていた木嶋佳苗の再来なのかと思うほどですね。

木嶋佳苗が詐欺をした10億円を「追いつけ追い越せ!」の姿勢には、
共感も尊敬もできませんが、7億円は凄すぎる!

(中略)

詐欺被害額7億円という驚愕の数字は、
ロトかジャンボ宝くじに当たる以外で、
普通の人が手に入れるのは不可能な莫大な金額です。

その詐欺で巨額の金銭を稼いだ悪の才能を明らかに評価している様子が伺えるのである。


保険金殺人の木嶋佳苗の名前も挙がっているが、木嶋佳苗について書かれた他の様々なブログ記事にも、数々の男性たちを騙した木嶋佳苗のテクニックについてリサーチされ、記されたものが多いのが目につくのである。


悪人だが、恐ろしい悪の才能を持った人物であると、その「悪の才能」については認めているような論調である。



社会が無法状態になって実力本位の世の中になった場合、詐欺をして、人に一杯食わせることは、一杯食わせた方が勝利者であり、食わされた方が敗北者である。


市場原理主義的なリバータリアニズム的な世の中で、万人が万人と闘争状態になり、実力至上主義の世の中になると、詐欺の才能さえも評価の対象となる。


詐欺をうまく働いた人間は、勝利者で、詐欺を仕掛けられた人間は、ぼーとしてうかつだったのであり、本人にも過失があったのである。


六法全書でもそのような評価となっている。


民法の最初の方で、詐欺の被害にあった場合、詐欺に遭った人にも一定の落ち度があったことを評価する内容になっている。



つまり、詐欺師が悪いとして、社会がその犯罪行為に制裁を加えるのは、あくまでも法治国家が機能している場合の話である。



もし法治国家が機能していない場合、動物的本能で、次々に人を騙すような人物は、生存本能が極めて強い、非常に強力な人物である。



悪人であるが、悪人でなければ、そのような無法の世の中では生きていくことは出来ない。



つまり、手段を選ばずに生き残っていくそのような生存本能の強い人物について、その強さが評価の対象となるのである。



実を言えば、最近の国際政治などの裏側でも国際法などが全く機能していないため、このような実力本位の世界がまかり通っている。



国際政治における諜報機関の暗躍などは、お互いに騙し合いの連続である。



例えば、北朝鮮は、偽札を大量に刷ったり、サイバー攻撃をしかけて銀行から金を強奪したり、核開発などをしてアメリカと駆け引きをして国家の生存を維持している。



弱肉強食の世界においては、核開発をしなければ、一気に攻め込まれて、体制崩壊させられて終わりとなる。



従って、北朝鮮は必死である。



気を抜けばアメリカに潰されて終わりとなる。



現実主義(リアリズム)外交においては、相手国を騙したり、手玉に取って生き残るという手法も国家の強さである。



これを人間に当てはめれば、多くの人間を騙して金を巻き上げた人物は、犯罪者ではあるが、こうした弱肉強食や現実主義(リアリズム)の世界観の中では、その悪の才能は、あっぱれといった評価になるのではないかと思われる。



但し、当然、法治国家としては、社会の秩序を乱す人物を取り締まらなければ、国家権力としての示しがつかない。



従って、罰せられることになる。




様々なブログにおいて、山辺節子被告は、犯罪者として批判はされているものの、その悪の才能やたくましい生存本能について注目をされているようである。



そして、その聖子ヘアーやその年齢不相応な若づくりや奇抜なファッションなどが注目を集めている。



市場原理主義が浸透し、弱肉強食で、格差が拡大した現在の世の中の世相を反映しているのではないかと思われる。



もちろん、これらの詐欺行為が、大きなカルマの負債を築くことは明らかである。



「7億円全部使っちゃった」と山辺被告 白髪めだち、やつれた様子で年齢(62)相応に
2017年7月5日 12時46分 J-CASTテレビウォッチ

ウソの投資話を持ちかけ2000万円をだまし取ったとして詐欺罪で問われた山辺節子被告(62)の初公判がきのう4日(2017年7月)、熊本地裁で開かれた。「つなぎ融資の女王」といわれ、タイから強制送還され逮捕されたときはショートパンツだったが、この日は地味なズボン姿だった。

取材したリポーターの阿部祐二が法廷内で5メートル先の山辺被告をつぶさに観察した。阿部のメモによると、「逮捕の時とは大きく印象が変わっていた。白髪とノーメーク。後頭部付近、真っ白、染めてある部分と白髪の部分がくっきり。白髪をみられるのを気にしていた。外見はやつれ、62歳という年齢相応に見える」

起訴内容について「間違いありません」と認めた。これまでの調べに対し、70人以上から少なくとも7億円も集めたとみられている。その使い道は「投資話はすべたてウソだった。生活費や借金の返済、整形手術などに充てた」といい、弁護士によると「返済能力はありません。すべて使い果たした」という。

タイの愛人(32)からメッセージ

タイに逃亡中は、交際相手の男性(32)に「38歳」と偽っていた。金の一部は男性の家の購入費用にも使ったといわれる。初公判に合わせて交際相手がコメントを寄せた。

「愛しのエリコ(山辺の名前)へ 僕は今でも君を想い、愛し続けているよ。負けずに耐えてほしい。時が来れば、また一緒に過ごすことが出来るからあきらめないで。エリコ いつまでも君のことを愛しているよ」

山辺被告に5000万円を騙されたという男性の被害者の1人は初公判を傍聴して「もう、怒りがこみあげてきます」と語る。

司会の加藤浩次「7億円全部使ったとは!」

キャスターの近藤春菜(お笑い芸人)「最初から騙すつもりだったのでしょうね」

宮崎哲弥(評論家)「どうやって7億円も集めることが出来たのか、ぜひ知りたいですね」

意外に典型的なストーリーかもしれない。どんな秘訣だったのか。次回の裁判は来月(2017年8月)23日。


例えば、上記の記事に関しても評論家の宮崎哲弥は「どうやって7億円も集めることが出来たのか、ぜひ知りたいですね」と語っている。



それが、詐欺であったとしてもどうやって7億円も集めたのか、その悪の才能に驚嘆しているのである。



単に批判するだけではなく、とにかくその悪の才能に関しては、評価し、認めているといった論調なのである。




出生データは、1955年3月3日 で、12:00でチャートを作成すると、月は双子座のアールドラーに在住している。



この月の配置を見て私はこれはまさに山辺節子被告の月のナクシャトラに違いないと考えた。



ナクシャトラについては、私は以前からAsahi-netのサイトを参考にしている。




この解説によれば、アールドラーは、「偉大な指導者と天才的な悪人のどちらにもなり得る性質をもった人」なのである。



山辺節子被告の場合は、天才的な悪人ということになると思われる。



非常に良くまとめられたサイトであるが、金銭と恋愛に関して以下のように記されている。


<金銭>
仕事を持つと、良い収入がえられます。しかし、その仕事の傾向によっては、だまされたりだますはめになったりと、お金のでいりは烈しいでしょう。好きな男のために、貢ぐはめになることだけは要注意です。
<恋愛>
それが、どう働くにしても愛情が深い人なので、恋愛は深まるでしょう。初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます。

山辺節子被告は、詐欺で稼いだ金銭をせっせとタイ人の男性やフィリピン人の男性に貢いでいたようである。







確かに愛情深い所があることは間違いなさそうである。



「初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます。」ということだが、これも見事に当てはまっている。


山辺節子被告の男性遍歴については以下の記事に記されているが、最初に自動車会社に勤める男性と結婚し、息子と娘が誕生したが、離婚して別の妻子のいる男性と不倫関係となり、その男性を離婚させて結婚したが、再び、別の男性が出来て、その男性とも結局は別れたというような男性遍歴を持っている。


タイで逮捕の62歳女 熊本の知人が明かす“狂った男遍歴”
2017年4月6日 日刊ゲンダイ

「40歳そこそこの息子さんがいるのにねえ」と、熊本・益城町の住民はアキれている。出資法違反容疑で同県警に国際手配され、3月30日、タイ警察に入管法違反容疑で逮捕された同町出身の山辺節子容疑者(62)。

 元本保証と高利回りをうたい、東京・港区の男性ら数十人から計7億円以上をかき集めたとみられており、そのカネの一部を、昨年夏ごろに知り合った31歳で“細マッチョ”のタイ人男性に貢いでいたという。

「土地や新築の豪邸を買い与え、『月給』と称して月2万バーツ(約6万4000円)の“お手当”を渡していたそうです」(現地メディア関係者)

 色と欲にまみれた山辺容疑者は「私も被害者です」とうそぶいているらしいが、それを信じる地元住民はいない。

 山辺容疑者をよく知る女性は「男性関係が派手なのは、彼女が高校生の時から」とこう明かす。

「高校卒業後、病院の事務かなんかしよったって話やけど、若い頃から派手やったけん、お父さんが『娘(山辺容疑者)が遊び歩いて家に帰ってこん』ってものすごく心配して、早く結婚させたらしい。彼女の最初のご主人は自動車関係の会社にお勤めで、息子さんと娘さん、2人の子どもがおったけど、男性遍歴がボロボロ出だして、だいぶ前に離婚した。別れてから、今度は妻子のいる男性と不倫関係になって、その男性を離婚させて一緒になったんやけど、また他に男ができたとかで、その男性とも別れたそうです。節子さんは1人の男性ではダメやったみたい。次から次へ、やからね」

 色白の山辺容疑者は、昔から年齢より若く見えたという。

「顔にも体にも相当、金をかけとったのは分かる。ジャガーかベンツか、真っ赤な外車を乗り回して、とにかく金回りは良かった。とにかく目立っとったし、キレイやし、いい洋服を着てた。みんな、うらやましい気持ちで見てました。バブル時代から大きな会社のものすごくお金を持っている人たちを誘惑して、それで(8年ほど前に)家を建てたって話です。普通、店ひとつないこんな田舎で、山の上にそびえ立つ1億円もする家を建てますか? 『別荘をいくつか持ってる』とも言うとったし、造園業者が年に何回も剪定に来てた。ただ、それも半分建てたところで作業が1年中断。金回りに困ってたみたいで、家に帰って来んようになり、4年ほど前に夜逃げ。タイに逃げたって話を聞いた。実は、節子さんに離婚させられた男性は、彼女に捨てられてしばらくしてから亡くなったんです。残された元奥さんと息子さん2人は、ご主人と財産を奪われた。田舎で財産がなくなるってことは大変なこと。元奥さんはその後、慣れないお仕事をされて、大変苦労されてるって聞いた。ずっとかわいそうやなあって思いよった。これで、ほんの少しは無念さが晴れたんじゃないですか」(前出の知人女性)

 山辺容疑者は日本に強制送還され、19日に帰国、逮捕される見通しだ。

恋愛に関して、「どう働くにしても愛情が深い人なので、恋愛は深まるでしょう。初婚は失敗することが多く、再婚で幸福をつかむことが多い。当然、それは恋愛でも同じで失敗の連続の後の成功した恋愛がやってきます」という解説文のその通りの人生を歩んでいる。


ということは、山辺節子被告は、フィリピンやタイで失敗の恋愛の後の成功した恋愛を掴んだということなのだろうか。



初公判に合わせてタイの愛人から以下のメッセージが届いたそうである。


「愛しのエリコ(山辺の名前)へ 僕は今でも君を想い、愛し続けているよ。負けずに耐えてほしい。
時が来れば、また一緒に過ごすことが出来るからあきらめないで。エリコ いつまでも君のことを愛しているよ」


(2017/7/5 12:46 JCASTテレビウォッチ『「7億円全部使っちゃった」と山辺被告 白髪めだち、やつれた様子で年齢(62)相応に』より引用抜粋)


実際、上記のナクシャトラの解説は、ごく普通の一般人に適用されるような内容である為、詐欺で犯罪者となった山辺節子被告の場合、こうした象意が更に極限まで、強調されていることは確かである。




ここで注目すべきことは、アールドラーの人物の天才的な悪を行なう才能である。



それは凄まじい才能なので、一般の人々に羨望や畏怖をもたらすのである。







この山辺節子被告のチャートを見て、特徴的なのは、まず強いムーラトリコーナの火星と高揚の座に在住する強い土星との相互アスペクトである。



ここに悪の天才的な才能が現れている。



月から見ると、6、11室支配の火星と8、9室支配の土星が相互アスペクトして、9-11のダナヨーガを形成すると共に6-8の絡みも確認できる。



6-8の絡みは犯罪の絡みであり、しかもそれは強い火星と土星のコンビネーションによって9-11のダナヨーガと同時に形成されている。



5-11室の軸は、富をもたらす強力な軸であり、この軸で、ダナヨーガが形成され、更に6-8の絡みや土星と火星の絡みが生じている為に非合法の手段で金銭を稼ぐことを表している。




また月から見るとラグナロードの水星と5室支配の金星が8室(不労所得)で1-5のダナヨーガを形成し、また5室支配の金星と9室支配の土星は5-8の星座交換をしており、5-9のダナヨーガも成立している。



これは他人のお金を自分の収入とする配置である。



また8室の水星自体が良いと言われているが、他人のお金を利用できるという点で良いのだと考えられる。



また双子座は、株式市場や投資に関係する星座であり、この双子座に月、ケートゥ、木星などが集中しており、おそらく双子座に凶星や凶ハウスなどが絡んでいることで投資詐欺の象意として表れたと考えられる。



またナヴァムシャでも木星、土星、ラーフが双子座に集中しており、2つの凶星が双子座に絡んでいるが、金融、投資の世界に縁があることを表している。





双子座と金融/投資詐欺の関係


まず、一つ言えることは、投資の世界は、詐欺が付きものである。



例えば、リーマンショックを引き起こしたのは、サブプライムローンと呼ばれる信用度の低い貧困層の人々に貸し付けられた住宅ローンが証券化され、世界各国の投資家に販売されたが、そのサブプライムローンは、返済できなくなるのが予め分かっていたのであり、それを証券化して作った金融商品も値下がりすることは予め分かっていたのである。



それをゴールドマンサックスのトレーダーなどが値下がりすることが分かっていて様々な投資家に売りつけたので、実際の所、詐欺であると言ってもいいかもしれない。


そして、自分たちはその証券化した商品をショートしていたので、サブプライムショックで利益を上げたのであり、確信犯的な詐欺であると言ってもいいかもしれない。



実際、株式売買でも商品先物取引でもFXでも仮想通貨でもそうだが、トレンドを早めに読んでトレンドの方向にエントリーして、人よりも先に利食いをして市場から退散するというのが、勝利の条件である。


人よりも先にそれを行なわなければならないのであり、ぐずぐずしていると含み損を被ってしまう。


従って、短期トレードの世界は、騙し合いの世界である。



例えば、商品先物取引では、プロの機関投資家は、素人の新規参入者が資金力がない状態でレバレッジ取引を行なっているのが分かっていて、いくらまで下げたら新規参入者が損切せざるを得ないかを知っていて相場を動かすことができる世界のようである。


以前、池の中をクジラが泳いでいるようなものだと聞いたことがある。


つまり、市場に比べて、資本の方が莫大に大きいので、資金豊富なトレーダーなどは簡単に相場を動かすことが出来るらしいのである。


新規参入者を食い物にする詐欺的な世界である。



私も投資詐欺のようなことに巻き込まれたことが過去においてあるが、基本はねずみ講方式の金融詐欺の場合、最後に投資した人が損をする仕組みになっている。


一番、早くから参加した人々は、利益を得て、逃げ切ることもできるのである。



今回、山辺節子被告は大企業は表向き銀行からお金を借り入れることが出来ない為、つなぎ資金を必要としており、その資金として投資すれば、数%~20%の配当を付けて返済すると様々な人に働きかけてお金を引き出していたようである。


そして、数%~20%の配当をつけて十数回に渡って返済を行なうという約束で、実際、最初のうち配当を付けて返済を行なって信用を得て、更に大きな投資をさせるという手法を繰り返していたようである。


実際には、新たに投資をした人の資金が、数%~20%の配当分上乗せの支払いとして、途中まで払い出されていたと考えられる。


この事件で、実際に逃げ切った人がいたのか、それとも関わった全員が被害者となったのかは定かではないが、ある程度の期間、この詐欺行為を続けていくためには、実際に25%分の配当の支払いを続けて、事業に実態があるように見せかけないといけない訳である。


従って、ねずみ講の金融詐欺の場合、新規出資者がいなくなり、資金繰りに困って、金利分の支払いが出来なくなった時が、主催者が失踪するタイミングである。




例えば、世界最大の投資詐欺事件を起こしたバーナード・マドフの場合、ねずみ講を行なっていたことを一部の人は知っていたが、それを知っていながら見て見ぬふりを皆でしていた実態があったようである。



つまり、詐欺であると分かっていながら、それが儲かるので参加していたのである。



そして、早い段階で参加していた人は早めに金利分の上乗せされた出資金を全て回収し、逃げ切ったようである。




私は双子座に3つの惑星が集中しているが、水星、土星、ケートゥが在住して、火星と土星が相互アスペクトしている。



従って、出生図において双子座ではラージャヨーガも形成しているが、トリシャダヤハウスの3室や6室、11室が絡んで吉凶混合している。



双子座が強調されているため、投資の世界に縁があるが、双子座に傷つきがあるためか、過去において投資詐欺に巻き込まれたり、商品先物取引やFXなどで大きな損失を被る経験を何度かしている。



上記のような配置であるため、金融投資の世界について興味関心を抱くと共にこれまで実際に自分のお金を投入してトレードなどを行なうことで、この双子座の金融の象意について色々味わうこととなった。



幸いなことにナヴァムシャで、ラグナ、月、太陽から見て水星が9室支配で9室双子座自室に在住しているので、出生図での双子座の傷つきを挽回しており、双子座では散々な目にもあったが、ジョーティシュ(光の知識)に出会うことが出来た。





新規仮想通貨が取引所に上場される前にプレセールするICO(イニシャル・コイン・オファリング)というものがあるが、発行したトークンが取引所に上場した途端に価格が暴落するようなことが頻繁に起こり、ほとんど詐欺のような世界である。



仮想通貨の発行者が、取引所に上場して、値上がりしたトークンを大量に売却して、購入者のお金を巻き上げる仕組みのような所がある。



仮想通貨の参加者はほとんど詐欺のような世界であることを分かった上であえて参加している。



また実際のサイバー犯罪者も跋扈しており、私も最近、インターネット上のウォレットで一部の仮想通貨を保管していたが、ある日、ウォレットの残高がスッカラカンになっていた。



おそらくハッキングされ、誰かにパスワードを盗まれたか、つきとめられたのではないかと思われる。



金融、投資、株式市場の世界では、詐欺に近いようなことは日常茶飯事に行われている。



皆、それは分かっていて参加しており、詐欺に遭わないようにするのは自己責任である。




山辺節子被告のチャートを見ると、やはり、出生図とナヴァムシャで双子座に惑星が集中しており、そこに凶星や凶ハウスが絡むことによって、高度な金融投資系の知能犯として、悪の才能を発揮したということなのである。




因みに山辺節子被告のラグナも検討してみたが、出生時間が00:00:01の場合、現在、水星/月期で、23:59:59の場合、現在、ケートゥ/土星である。



現在(2018/3)のダシャーは、水星/月~ケートゥ/土星期のいずれかである。



水星/月
水星/火星
水星/ラーフ
水星/木星
水星/土星
ケートゥ/ケートゥ
ケートゥ/金星
ケートゥ/太陽
ケートゥ/月
ケートゥ/火星
ケートゥ/ラーフ
ケートゥ/木星
ケートゥ/土星



出生時間が00:00:01~7:29:33の場合、月はムリガシラーになるため、月がアールドラーになるには、出生時間は7:29:33~23:59:59の間でなければならない。



そうすると、射手座から魚座までの可能性は消え、牡羊座~蠍座までが候補となる。



今回、ラグナまでの特定は行なってないが、チャンドララグナをアールドラーに設定すると、この山辺節子被告の人物像が非常に鮮明に浮かび上がってくる。





(参考資料)

“怪死”元町議の知人が告白 山辺節子容疑者の猛毒色仕掛け
2017年4月19日 日刊ゲンダイ

出資法違反容疑で熊本県警から国際手配されていた同県益城町出身の山辺節子容疑者(62)が19日、タイから日本へ強制送還され、逮捕された。

 地元住民らによると、節子は高校時代から男関係が派手で、卒業後は地元の病院で事務職をしていた。結婚して1男1女をもうけたが、程なくして離婚し、熊本市内でスナックを始めた。かつての常連客が言う。

「節子の色仕掛けは特殊で、美人ではなかったが、普通にしとってオーラを出しちょった。オーデコロンつけて、よか匂いばさせて、そのフェロモンで男をとりこにしよるばい。金持ちを見つけると女の武器を使いよった。商工会の幹部もメロメロになっとったな。昔から男好きで、よかパトロンがようけおった」

 日刊ゲンダイの既報通り、4年前に“怪死”した元益城町議のAさんも、節子にたぶらかされたひとりだ。

Aさんは節子の巧みな手口で妻子と別れさせられ、一時期は、総工費1億円、「姫御殿」と呼ばれた節子宅で暮らしていたという。Aさんと近しい知人が、本紙だけにこう明かす。

「2人が出会ったきっかけは、06年の益城町長選でした。Aさんが、選挙事務所を手伝っていた節子を車で自宅へ送ったところ、『家に寄ってってよ』と誘われ、そういう関係になったそうです。実はAさんの奥さんも事務所に出入りしていて、節子から『あなたがAさんの奥さんだったから誘惑したのよ』とハッキリ言われたらしい。節子より若い奥さんが、他の男性からチヤホヤされていたのが面白くなかったようです。節子のやり口はいつも決まっていて、自宅まで車で送らせては連れ込む。節子の毒牙にかかった町議は1人や2人ではありません」

 しばらくして目を覚ましたAさんは、奥さんに「すまない」と謝罪し、節子に別れ話を切り出したそうだ。

■別れたくても別れられない

「すると節子は、ツーショット写真の存在をチラつかせ、『手切れ金として3000万円よこせ』『払わないなら結婚詐欺で訴える』と脅したそうです。さらに奥さんと離婚して一緒になるという念書まで書かされたといいます。Aさんは『節子に泣きながら頼まれ、つい写真を撮ってしまった』と後悔していた。そのうえAさんの奥さんのところにも、節子と関係の深い建設業者が訪ねてきて、『別れさせたければ慰謝料3000万円払え』と脅迫めいたことを言ったそうです。Aさんも、節子の“バック”から家族に危害を加えるようなことを言われたようで、『別れたくても別れられない』『周りの人を裏切ってしまった。もう町議選にも出られない。家にも帰れない』と頭を抱えていた。気持ちの優しい男だっただけに、気の毒で……」

 そして4年前、Aさんは50代で亡くなった。

奥さんは死因について口をつぐんでいます。Aさんの財産はすべて節子に取り上げられ、銀行以外の借金まで背負わされた。その返済のため、奥さんは今も2つの仕事を掛け持ちしている。だまされたAさんが悪いとはいえ、彼は最期まで家族を守ろうとしていた。すべてを奪われたAさん家族は、節子に人生をメチャクチャにされたのです」

 こうして、毒婦は次々と男からカネを巻き上げていったのだった。
参照元:“怪死”元町議の知人が告白 山辺節子容疑者の猛毒色仕掛け
2017年4月19日 日刊ゲンダイ
「7億円詐欺」山辺節子容疑者が“つなぎ融資”以外に利用していた騙しの手口
2017年05月08日 HARBOR BUSINESS ONLINE

「つなぎ融資の女王」こと山辺節子容疑者(62)が出資法違反容疑でお縄についてから2週間。目下、捜査関係者は詐欺容疑での立件も視野に裏付け捜査を急いでいる。

すでに繰り返し報じられているとおり、その詐欺の手法は手の込んだもの。建設費に1億円を費やしたという自宅に招き入れたうえで、「シャープ、ソニー、東芝などのつなぎ融資を行うための資金を融通すれば、10か月で20%ものリターンが得られる」と、言葉巧みに被害者を口説き落としていた。その被害者の1人である50代の経営者が話す。 「一流企業でも銀行の審査をパスしてから実際に融資が下りるまでにタイムラグがある。その間の資金を融通するから、元本保証なのに高いリターンを得られる、というのが山辺の主張でした。そう説明しておきながら、『やらないと損ですよ』といった執拗な勧誘はないんです。一方で、『絶対、この話は口外しないように』と言う。詐欺師ならどんどん人を紹介させて、お金を引っ張ろうとするじゃないですか?なのに『話すな』と。それも話した場所は、ホテルのロビーなどではなく、山辺本人の自宅です。それで、『これは詐欺ではなく、本当の投資案件なんだ』と思いこんでしまった……」

 この被害者によれば、山辺容疑者はしきりに「これは日本を救うためのお金」と話していたという。おそらく、つなぎ融資の資金を提供することで、陰ながら日本経済を支えているという意味だろう。

「だからこそ、表に出しちゃいけないお金なんだとも話していました。表に出ると、つなぎ融資を必要としている企業に迷惑がかかる可能性があるからと。そのため、振り込みなど送金履歴が残る方法は取らず、お金はすべて山辺の自宅で手渡し。初めて現金を持って行った際には、『帯封は外さないとダメ』と怒られ、その場で100万円の束を輪ゴムでまとめさせられました。その後は、毎月1、2回は“熊本詣で”。毎月リターンが発生するので、山辺が持っている帳簿と私が持っている帳簿をすり合わせて、自分が出資したお金が今いくらになっているか確認し合うのです。税務署が調査に入っても何の帳簿か割らないように、『月日』『万円』などの単位は省略して帳簿をつけるよう指示されていました」(50代経営者)

このように証拠を残さないよう工作していたため、いまだ被害総額は不明。7000万円を違法に出資させた疑いで逮捕されたが、少なくとも「70人以上から7億円以上集めていた」とも報じられている。被害者のなかには「最大で250億円のお金をつなぎ融資で運用していた」と聞かされた人もいるだけに、さらに一桁以上被害額が増える可能性もある。

 なぜ、こうも狡猾な容疑者の逮捕に至ったか?それは、“逃走資金”を掻き集めるために無茶をしたからだ。

「2015年9月に、突然『金融のつなぎ融資の案件なので、40%のリターンになるけど出資しないか?』と山辺から連絡が来たんです。それも急ぎだから、銀行振り込みでOKと。このときのメールのやり取りと、送金記録が決定的な証拠となって、警察が逮捕に動いてくれたんです」(同)

さらに、もう1人の被害者が山辺容疑者との会話をこっそり録音していた。この2つの証拠が残る案件の被害総額が「7000万円」に達したため、逮捕に至ったというわけ。
 だが、山辺容疑者にはさらなる余罪がある。実は「カジノ船」をエサに追加の逃走資金を集めていたのだ。

「40%のリターンが発生する案件でお金を集めた山辺はその直後に、行方をくらませました。そこで、私はようやく詐欺に気づいた…。それからは、ほかの被害者と連絡を取り合って山辺の行方を追いました。山辺と近しい人物にも手当たり次第にコンタクトを取りました。その結果、昨年10月に山辺に直接会って、返金を迫る機会が得られたんです。山辺は『自分も被害者だ。仲間に裏切られたので、すぐには返せない。3か月、時間をくれ』と弁解していました。けど、私が『あなたの言う投資話がまともだったら、私の知り合いの社長も片手ぐらい(5000万円)突っ込みたいって言ってたのに』と漏らしたら、山辺がニタ~っと笑ったんです。別れ際には、『もう1回だけ連絡させて』と言われました。それから2週間ぐらいして、東京のシャングリラホテルで山辺から聞かされたのが『カジノ船』。早くカネ返せと迫っている人間に、よくそんなインチキ臭い話ができるなと山辺の面の皮の厚さに呆れましたよ……」(同)

 そのときに見せられた資料が下の写真だ。「事業計画案」を見ると、乗客店員600人のカジノ船の1か月の売上は“現状実績”で30億円。平均利益率は30%だそうで、月の利益は9億円前後に達する、と記されている。
参照元:「7億円詐欺」山辺節子容疑者が“つなぎ融資”以外に利用していた騙しの手口
2017年05月08日 HARBOR BUSINESS ONLINE
タイで逮捕62歳貢ぎ女 故郷には1億円“姫御殿”と捨てた母
2017年4月7日 日刊ゲンダイ

7億円以上を違法に集金して国際手配され、潜伏先のタイで逮捕された熊本県益城町出身の山辺節子容疑者(62)。

  「昨年夏ごろにタイのホストクラブで知り合った31歳のタイ人男性に『夫婦として2年間暮らしてくれたら1000万バーツ(約3200万円)あげる』と持ちかけ、土地と豪邸を買い与えて“囲って”いましたが、それ以前はフィリピン人男性に入れ揚げ、ビル1棟を貢いだそうです」(マスコミ関係者)

 益城町の住民らによると、山辺容疑者は20歳の頃に結婚し、2人の子どもをもうけたが、男性関係が派手すぎて離婚。その後も男遊びがやまなかったことは、日刊ゲンダイが6日報じた。30代の頃にはスナックを経営し、社長や議員と付き合っていたという。まさにやりたい放題だったわけで、8年ほど前には益城町の山あいに「1億円の家」「姫御殿」と地元で呼ばれる、延べ床面積約300平方メートルの豪邸を建てた。

山辺容疑者をよく知る女性がこう言う。

「節子さんのお父さんはもともと警察予備隊にいて、地元のバス会社で運転手をしとらした苦労人。子どもの時分は貧しくてね。お父さんは節子さんが息子さんを出産する前に亡くなられ、お母さんと2人で暮らしとった。お手伝いさんが2人いて、古い家が多いこのあたりでは珍しいバリアフリーで、防犯カメラも付いとった。1年ほど姫御殿の建築工事が中断して再開した時には、『新しい金ヅルの男が見つかったんやろ』なんてウワサになっとりました。でも、お母さんには自慢の娘やったようで、節子さんを『ママさん』って呼んどった。『また彼氏が代わったばい』『ママさんは金儲けが上手』『パソコンひとつで金儲けは右から左やけん』なんて自慢げに話しとりましたね」

 ところが山辺容疑者は、4年ほど前に突然“夜逃げ”をした。

「金回りに窮しとったらしく、ある晩、家の前にパトカーがいっぱい来とったです。あくる日からお母さんは病院に入れられて、お手伝いさんもおらんくなった。節子さんはタイに逃げたっちゅう話でした。お母さんは今も入院中と聞いとります。節子さんの息子さんは40歳ぐらいで、地元の進学高から一橋大に進んで、今は海外の大きい企業で活躍しとるそうです」(別の近隣女性)

 母親を放り出し、自分は他人のカネで男漁り……本当だとすれば、とんでもない。
参照元:タイで逮捕62歳貢ぎ女 故郷には1億円“姫御殿”と捨てた母
2017年4月7日 日刊ゲンダイ
タイで逮捕の「62才聖子ちゃん」 肌見せミニで近づく手口
2017年4月13日 16時0分 NEWSポストセブン

昨年4月の熊本地震で最大震度7を記録した同県益城町。今なお多くの家屋に傷跡が残る中心地から2kmほど離れた山間部に、傷一つないオレンジ色の大豪邸がある。

「1億円近い物件でな。ここいらじゃそんな豪邸はあれだけよ。金持ちの男に貢がせて建てたっちゅう話。真っ赤なベンツば乗り回しよって、有名な女じゃった」(地元住人)

 4月8日、東京の男性から7000万円近くを違法に出資させたとして国際指名手配されていた山辺節子容疑者(62才)が、滞在先のタイで逮捕された。

「企業のつなぎ融資名目で、元本保証と高利息を謳って金を集めていたようです。被害者は男性ばかり50人超。被害総額は7億円にものぼるといわれています」(全国紙記者)

 色白ぽっちゃりフェイスに肩を大胆に露出したファッション、お気に入りは花柄ワンピや真っ白なカットソー。上目遣いの笑顔が印象的で、「62才の聖子ちゃん」とも呼ばれていた山辺容疑者。タイでは“自称38才”で通していたというから驚きである。

「集めた金は入れ込んでいたタイ在住の男性(35才)に貢いでいたそうです。彼のために現地に家を建て、牛を3頭プレゼントしていた。その前はフィリピンにも恋人がいて、同じように多額の金を貢ぎ、家族の生活費まで払っていたとか」(前出・全国紙記者)

 彼女の尋常ならざる男への執着について、咲江レディスクリニック院長の丹羽咲江さんが語る。

「根底には、閉経や老いを受け入れられない女性特有の心の問題があると思います。若さや一面的な女性性を武器にしていたからこそ老化へのコンプレックスや女でいられなくなることへの不安が強まっていく。結果、若い頃に男性に依存していた人ほど、老いてなお男性に執着してしまうのです。お金を出してでも男性を引き留めておきたい、一度なびいてくれたら、ずっとその関係を維持したい…。そんな気持ちが高じるあまり、目当ての彼に貢ぐことがやめられず、違法な資金集めに歯止めがかからなくなっていたのかもしれません」

 彼女の金への執着はいかにして生まれたのか──。父はバスの運転手、母は専業主婦というごく普通の家庭で育った山辺容疑者。

「生まれも育ちも益城町でな。幼少期は地味な子だったけど、高校に入ってから男関係が派手になった。とっかえひっかえいろんな男とつきあうもんだから、両親が心配して高卒後早く結婚させたんです。旦那は自動車会社の社員で、真面目なかた。長男と長女を生んで、最初はちゃんとしとったんだけど、旦那の出張が多くなると、また男遊びが再燃して。それがバレて離婚しとります。別れるちょっと前には熊本市内で水商売を始めている。社長やら大金持ちを何人もつかまえたようで、生活がエラい派手になっていった」(山辺容疑者を知る地元住人)

 冒頭の豪邸も水商売を始めてから建てたものだった。

「決してスタイルがいいわけじゃないんやけど、胸元開いた服着て猫なで声ですり寄るんよ。籠絡された男の中には町会議員もおった。彼は妻子持ちやったのに、山辺にのめり込んで、家族を捨ててしもて。でも離婚したあとすぐに死んじゃった。残された妻子は今も山辺には恨み骨髄よ」(別の地元住人)

 本誌・女性セブンの取材によれば、彼女は水商売と並行して1992年に焼却炉の製造販売会社を興していた。だが資金繰りに行き詰まり、2005年に破産。当時の官報にも掲載されている。投資詐欺に手を染めるのはこの後のことだという。

「最初は高校の同級生をターゲットに声かけよった。“1000万突っ込んだら1350万返ってくる”とかなんとかうそぶいて。話持ちかける相手はみんな男よ。足や肩をえらい露出してな。ニュース見てわかったわ。この10年、山辺のやっとることは何も変わっとらん」(前出・別の地元住人)

 18日に日本へ強制送還される見通しの山辺容疑者。現地の取り調べでは「自分も被害者です」と話し、容疑を否認しているという。

※女性セブン2017年4月27日号
参照元:タイで逮捕の「62才聖子ちゃん」 肌見せミニで近づく手口
2017年4月13日 16時0分 NEWSポストセブン
巨額詐欺の山辺節子被告「いつか返そうと」
日テレNEWS24 2018/03/26 23:06

高い利息を約束し、違法に資金を集めたとして、タイで拘束され、詐欺などの罪に問われている山辺節子被告が、裁判で初めて事件の詳細を語った。 熊本地裁で行われた裁判に現れた山辺節子被告(63)。

山辺被告「30万円を貸してほしいと言えずに、投資という言葉を使った」

逮捕からまもなく1年。白髪交じりの山辺被告が、巨額の詐欺事件のきっかけを初めて語った。

去年4月、企業への投資金名目で金をだまし取ったとして逃亡先のタイで拘束され、その後、逮捕・起訴された山辺被告。警察に被害届が寄せられた総額27億円のうち、12人の被害者あわせて1億7700万円分が起訴されている。

被告人質問で山辺被告は裁判官から詐欺だと知っていたか問われると、「いつかは返そうと思っていたので、詐欺をしている感覚はなかった」と述べた。

検察は、「手慣れた手法で巧妙かつ大規模に行われた犯行で悪質。今後も被害弁償が行われる見込みがない」として懲役10年を求刑。一方、弁護側は「本人は反省していて被害額の半分は配当などで返済している」と寛大な判決を求めた。

山辺被告「どうあがいても私から始まったこの事件。報いを受けるのは当然です」

最後に反省の言葉を述べた山辺被告。判決は来月19日に言い渡される予定。
参照元:巨額詐欺の山辺節子被告「いつか返そうと」
日テレNEWS24 2018/03/26 23:06
詐欺で逮捕された「つなぎ融資の女王」 謎の半生を独占告白
2018.3.28 zakzak by 夕刊フジ

熊本県熊本市にある京町拘置支所。時折、隙間風が入り込み、アクリル板を挟んで2人ずつ向き合うのがやっとの狭く、古めかしい面会室で、彼女の言葉はよどみなく続いた。

 「私を助けるために、4500万円出してくれたある社長さんがいました。でも、そのお金も全部、ホストに貢いでしまいました」

 刑務官の目を気にする素振りも見せず、言葉を紡ぐのは“つなぎ融資の女王”こと山辺節子被告(63)だ。

 「大企業が資金繰りに困った際のつなぎ融資」という架空の投資話を持ちかけ、金銭を騙し取ったとして昨年4月に逮捕された。その後、詐欺罪で起訴され、被害額は8件で1億8000万円。立件は一部にとどまったが、山辺グループによる被害総額は約27億円とも報じられた。

 金額以上に世間に強い印象を与えたのは、その装いだ。逃亡先のタイでの逮捕時は、松田聖子風のヘアスタイルに、両肩を露わにした白いブラウス、生足にショートパンツという出で立ち。さらに自身の年齢を38歳と偽り、30代現地男性と同棲生活を送っていた。

 だが、面会時の山辺被告にその面影はなかった。黒のタートルネックと胸にリボンをあしらった青いショート丈のワンピースと、服装こそ若さを感じるものの、三つ編みにしてまとめた髪は毛先の10センチほどだけが黒く、あとは真っ白だ。

 被害者に「申し訳ないことをしました」と謝罪を口にする時は、眉間に皺を寄せ、神妙な顔つきを見せる。起訴内容を認めている山辺被告の裁判は、4月中旬に判決が言い渡される予定だ。

彼女は拘置所で4回にわたって取材に応じ、計120分間、これまで謎に包まれていた自身の半生について明かした。

 1955年3月、山辺被告は熊本県益城町で大手バス会社に勤める父と専業主婦の母の間に生まれた。

 「小さいときから男の人に助けられて生きてきました。私はご覧の通り正統派の美人ではありませんが、とてもモテたんです。学校で校則違反をしても、男性の先生は許してくれる。そういう“ワザ”をいつの間にか身につけていたのだと思います。一方で、女性からは嫌われていました。ええ、母からもです」

 19歳で結婚した山辺被告は一男一女に恵まれたものの30歳を前に離婚。ここから生活は一変する。

 「熊本市内で一番地代の高い繁華街に高級スナックを出店し、ママになりました。数百万円はくだらない宝石を身につけ、高級外車に乗っていた。“原菜つ子”のペンネームで短歌集も出版し、出版記念パーティも開催しました。

 全て男性からいただいたお金で成し遂げました。どうやって? 相手の好みを研究し、雰囲気や振る舞いを演出するんです。“お金をください”と言ったことなんてないけれど、自然と男性たちが夢を叶えてくれた」

 一時はマーケティング会社の経営も手がけたというが、知人の女性経営者から手形の裏書きを依頼されたことが“転機”となった。2000万円の手形の期日にその女性の会社が倒産したのだ。

 「贅沢がしたくて、もともとあちこちからお金を借りていました。不渡りになった手形の額と合わせて借金は1億円を超えていたと思います。

 頼りにしていた男性たちも年を取って会社を引退していたので、お金が回らず自己破産を選びました。ですが、身についた派手な生活を変えることはできませんでした」

 この時、山辺被告は51歳になっていた。

 ●取材協力/小川泰平(犯罪ジャーナリスト)

 ※週刊ポスト2018年4月6日号
参照元:詐欺で逮捕された「つなぎ融資の女王」 謎の半生を独占告白
2018.3.28 zakzak by 夕刊フジ
山辺節子容疑者に巨額出資していた有村智恵プロの母の告白
2017.05.07 16:00 NEWSポストセブン

「山辺さんと初めて会ったのは、5年ほど前でした。それから1~2年してからだったと思いますが、彼女が勧める投資にお金を出すようになりました。仲のいい友達と一緒に合計2000万円くらいを渡して、結局、数百万円が戻っていません。正直、自分は山辺さんに利用されてしまったのだと思っています」

 そう告白するのは、人気女子プロゴルファー・有村智恵(29)の母・由紀子氏(53)だ。

「山辺さん」とは、4月19日に出資法違反で熊本県警に逮捕された山辺節子容疑者(62)のこと。大企業へのつなぎ融資資金としてカネを集め、「50人以上から少なくとも7億円を騙し取った」(全国紙記者)とみられている。

 渡航先のタイで拘束され、日本に送還されて逮捕に至ったが、集めた金額の大きさに加え、往年の(松田)聖子ちゃんカットや、「肩や脚を大胆に露出した62歳とは思えないファッションがワイドショーで大きく取り上げられ、注目を集めた事件」(同前)である。

 その集金システムはやや込み入ったものだ。約5年前から合計数千万円を山辺容疑者に渡したというA氏はこう証言する。

「基本的には『どうしてもすぐにお金が必要な企業へのつなぎ融資の資金を出さないか』という投資話です。お金を渡すと、翌月から10回に分けて利子をつけて戻してくれる仕組みで、利息は数%から20%程度。20%の時は、1000万円渡せば翌月から120万円ずつ10回に分けて配当がもらえるというもの。ただ、実際には配当のタイミングで“今(配当を)受け取るより、さらに追加して再投資したほうが儲かる”と誘われ、投資額が膨らんでしまった」

 利息のついた配当を戻す時は、すべて現金の手渡しだったといい、そうやって巧みに出資者の信用を得る手口だったという。結局、投資話は架空のもので、山辺容疑者は配当を渡し終えることなく、2015年秋以降は出資者たちの前から姿を消した。A氏が続ける。

「最初の説明は山辺さんから受けましたが、お金は仲介者に渡すかたちでした。山辺さんが親で、仲介者が子、私たちが孫というイメージ。知り合い同士の紹介で資金の出し手が広がっていった。そうした輪の中に有村選手のお母さんもいました」

◆「まだ娘には言ってない」

 ツアー通算13勝を誇る有村智恵は、山辺容疑者と同じ熊本出身だ。母・由紀子氏は試合会場にもよく姿を見せ、「記者へのリップサービスを忘れない豪放磊落な人」(スポーツ紙記者)として知られる。A氏がいう。

「地元ではお母さんも有名人。山辺さんからは、“有村さんも一緒にやっている話だから大丈夫”といわれて投資話を信用してしまった。有村選手のお母さんを通じて、山辺さんにお金を渡していた被害者もいると聞きます」

 真相を聞くべく、母・由紀子氏に直撃すると、冒頭のように投資話にかかわっていたことを認めた。由紀子氏の告白は続いた。

「友人2人と一緒に、最初は50万円から始めました。不審なところがなかったわけではありませんが、少しは配当も入るし、信用してしまった。最初に会った頃の山辺さんはもっと上品そうで、ガツガツしたタイプにも見えなかった。ご自宅も豪邸でしたし、きちんとした人に見えました」

──他の出資者からカネを集める役割もしていたのか。

「友達2人のお金を預かって自分のお金と一緒に渡すことはありましたが、他の人からは預かったことはありません。この話は、主人にも内緒にしていたくらいで、誰にも話していない。仲介者の人からは、“手数料をあげるから人を集めなさい”といわれたこともありましたが、娘のこともあるし、それはできなかった」

──人気ゴルファーの母親の絡む話だから安心だと思ったという被害者もいる。

「仲介者のところに何人かで集まっている時に、一緒に投資の仕組みの説明させられたことはあります。“あなたからも説明して”というように促されて、話をした。でも、仕組みを説明しただけで、“素晴らしい話だからあなたもやったほうがいい”というような言い方をしたことはありません」

──有村智恵という有名選手の母親が説明したから信用した人もいたのでは?

「利用されてしまったという気持ちです。今回のことで、娘が一生懸命やっている(熊本地震被災者支援の)ボランティア活動まで嘘っぽく見られたらどうしようかと……。先日、東京で娘に会った時に謝ろうと思ったんですけど、結局、言い出せませんでした」

 有村の所属事務所に見解を問うたが、締め切りまでに回答は得られなかった。県警は、山辺容疑者の詐欺容疑での立件を視野に取り調べを進めている。被害の全貌が見えてくるまでにはまだまだかかりそうだ。

●取材協力/小川泰平(犯罪ジャーナリスト)

※週刊ポスト2017年5月19日号
参照元:山辺節子容疑者に巨額出資していた有村智恵プロの母の告白
2017.05.07 16:00 NEWSポストセブン
美保純が山辺節子容疑者の若作りに痛烈「私はこうなりたくない」
2017年4月19日 19時45分 トピックニュース

19日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、女優の美保純が、山辺節子容疑者について辛らつなコメントを連発した。

番組では「夕刊ベスト8」のコーナーで「ナマ足 帰国」と題し、山辺容疑者の帰国を報じる夕刊フジの記事を取り上げた。記事によると、山辺容疑者は、高利をうたい違法に資金を集めたとして逮捕されている。62歳の山辺容疑者は38歳と自称していたそうで、帰国時もナマ足のようにも見える薄いストッキングを穿き、メイクもしっかりしていたという。

この記事について、番組コメンテーターの美保は、報道当初は「(山辺容疑者は)ちょっとやりすぎ」だと感じていたそうだが、何度もニュースを見ているうちに「(服装が)かわいいなと思っちゃった」と明かした。

また、38歳と自称していたことについても「45(歳)くらいに言っといてほしかった」と指摘。それでも実年齢よりは、圧倒的に若く見えることを認めていた。

そんな中、司会のふかわりょうが「こういう方って、ほかにいますか?」と質問すると美保は「いますよね。いつまでも間違ったまま、(自分のことを)若いと思って」「私はこうなりたくないね、やっぱり」とバッサリ。さらに「ニオイがこういうタイプなんでしょうね」「男の人の弱点をつくのがうまいんだと思う」と、山辺容疑者の人物像を分析していた。
参照元:美保純が山辺節子容疑者の若作りに痛烈「私はこうなりたくない」
2017年4月19日 19時45分 トピックニュース

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