自民党・谷垣禎一氏の自転車事故について

自民党の幹事長・谷垣禎一氏が自転車で転倒して、党の総務会を欠席し、復帰時期も未定のため、重傷説が浮上している。

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自転車転倒の自民・谷垣禎一幹事長 重傷説も 総務会欠席、復帰時期も未定 8月の党人事影響も
2016.7.20 00:27 産経ニュース

自転車で転倒した自民党の谷垣禎一幹事長(71)が19日、党総務会を欠席した。細田博之幹事長代行は総務会で「軽傷」と説明したが、詳細な症状や復帰時期は明らかにしなかった。政府筋は、軽傷よりは重く、背中付近を痛めていると述べた。

谷垣氏は16日に都内で趣味のサイクリング中に転倒し、負傷。都内の病院に入院している。党側は当初、「大きなけがはないが、大事を取って入院した」としていた。細田氏は、谷垣氏が不在の間の党運営について「党務に支障がないようよろしくお願いしたい」と要請。二階俊博総務会長は会見で「詳細は知らされていないが、無事回復されることを祈る」と述べた。

安倍晋三首相が8月3日にも実施する内閣改造・党役員人事で処遇が注目される谷垣氏だが、回復次第では首相の判断に影響する可能性もある。
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谷垣禎一氏は出生時間が何時であっても月は蠍座のジェーシュタである。

TanigakiSadakazu_chart チャンドララグナから見て、ラグナロードの火星は3室で高揚しているが、3室はスポーツのハウスである。

谷垣氏の趣味であるサイクリングはこの3室で高揚する火星が表している。

出生時間を00:00:01~23:59:59でチャートを作成すると、現在は、マハダシャーラーフ期か、木星期のいずれかである。

例えば、出生時間を00:00:01に設定して、チャートを作成するとラグナが蠍座になるが、以後、出生時間を進めていくと、出生時間が21:33:58の時点で、ラグナが天秤座8°47’となり、サイクリングで事故を起した2016/7/16がマハダシャーがラーフ期の最後に含まれる。

それ以上、出生時間を進めていくと、現在のマハダシャーは木星期となり、サイクリングの事故がうまく説明できないことになる。

現在、マハダシャーが木星期であるのは、出生時間が21:33:58~23:59:59の場合のみである。

出生時間が00:00:01~21:33:57までは、現在のマハダシャーはラーフ期となる。

以下に理由を述べていくが、谷垣禎一氏は、現在のマハダシャーがラーフ期であると、自転車の事故が説明できるため、出生時間が00:00:01~21:33:58の間で、事故を起こした時点でマハダシャーラーフ期である可能性が高いと考えられる。

マハダシャーロードのラーフから見ると、マラカの2室支配の月が6室に在住し、その月の上を現在、土星が通過しているので、サディサティの最も厳しい時期である。

また現在、火星も蠍座にトランジットしている。

まもなく8月からトランジットの木星が乙女座に入室するが、木星は山羊座と牡牛座にアスペクトする。

そして、蠍座を通過中の土星も蠍座と牡牛座にアスペクトする。

ラーフから見て6、11室支配の火星が8室で高揚しており、その火星に木星と土星がアスペクトしてダブルトランジットが生じており、火星が出生図上で形成するカルマを顕現させるタイミングである。

つまり、火星は月から見て3室で高揚して、サイクリングを表しているが、マハダシャーラーフ期においては、ラーフから見て、6室(怪我、事故)支配の火星が8室(中断、災難)で高揚しているため、事故を起こして怪我をするカルマも同時に示しているのである。

その火星にダブルトランジットが形成され始めた今のタイミングで、谷垣禎一氏は事故を引き起こしたということである。

つまり、マハダシャーロードのラーフから見て6室と8室にダブルトランジットが生じているタイミングである。

月から見ると、3室にダブルトランジットが生じ、6室の支配星にもダブルトランジットが生じているので、つまりは、6室にもダブルトランジットが生じている。

そして、以下の記事によれば、谷垣氏は2009年11月にも対向自動車と衝突して左ほおを縫うけがを負ったことがあるということである。

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谷垣禎一幹事長が自転車転倒でけが、復帰未定で「重傷」と話す関係者も
The Huffington Post | 執筆者:泉谷由梨子 投稿日: 2016年07月20日 11時56分 JST

自民党の谷垣禎一幹事長が7月16日午前に、趣味の自転車に乗っている最中に転倒しけがを負った。自民党本部は当初「軽傷だが、大事を取って入院した」と発表していたが、19日になっても退院していないことから、時事通信などは、内閣改造は8月上旬に予定されているが、入院が長引く事態となれば、党役員人事に影響する可能性があると報じている。

時事通信によると、自民党関係者の話として谷垣氏は「脊椎を痛めたようだ。最初に運ばれた病院では手が付けられず、専門の病院に移った」としている。また、朝日新聞デジタルは、政府関係者の話として「背骨を痛めて都内の病院で手術をした。軽傷というより重傷だ」と報じた。復帰のめどは不明という。

朝日新聞デジタルによると、谷垣氏はイタリア製のロードバイクを複数台所有するなど、政界きっての自転車愛好家。自民党総裁を務めていた2009年11月にも、対向自転車と衝突して左ほおを縫うけがを負ったことがある。

19日の党総務会では、欠席した谷垣氏の席に細田博之幹事長代行が着席した。
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そうすると、この2009年11月の時点もマハダシャーラーフ期であった可能性は高い。

トランジットの木星はこの時、山羊座を通過中で、火星にコンジャンクションし、土星は乙女座を通過中であった。

またラーフ/ケートゥ軸は、2009年11月16日まで山羊座-蟹座の軸にあり、火星には木星とラーフの影響があったことが分かる。

また木星は逆行していたたため、月から見て8室のラーフにダブルトランジットが生じていた。

現在、マハダシャーラーフ期であることが推測されるが、ラーフは月から見て8室(中断)に在住しており、ディスポジターの水星は8、11室支配で4室に在住している。

ラーフ期はそのディスポジターが結果をもたらすため、マハダシャーラーフ期とは水星期のように働くはずである。

水星は8室支配で4室に在住しているため、乗り物の災難(4室+8室)を表し、また8、11室支配の水星は10室にアスペクトしているため、幹事長としての職務の中断をもたらしたと解釈できる。

チャンドララグナから見たラグナロードの火星は木星からアスペクトされているため、この事故によるダメージは緩和されたはずである。

火星は事故は引き起こしたが、木星がアスペクトしているので大事には至らなかったと解釈すべきである。

月から見た3室で高揚する火星は通常は良くないと考えられる。

3室で惑星が減衰したり、6室の支配星が減衰する場合は、パラシャラの例外則でラージャヨーガ的に働く配置である。

しかし、3室で火星が高揚したり、6室の支配星が高揚する場合は、悪いと考えられる。

つまり、3室で火星が高揚することは、サイクリングというスポーツに身体のエネルギーを大きく投入することを表しているが、3室で惑星が減衰しているのと違って、日頃から努力や忍耐を通じて、トレーニングを積み重ねて苦労していない印象である。

訓練をしない人がいきなり身体の筋力をサイクリングに投入したような印象である。

6室の支配星が高揚することは敵や障害が強くなることを意味しており、事故の規模を拡大することが予想される。

火星はラーフから見て6室支配で8室に在住していることからヴィーパリータラージャヨーガを形成しているが、それが働いたとしても事故(6室)や災難(8室)という象意は免れ得ないと考えられる。

但し、そのようなことがあっても出生図では火星に対して木星がアスペクトしているために保護が働くはずである。

谷垣氏には重傷説が浮上しているが、この木星のアスペクトによって、致命的な症状は免れたと考えられるのである。

あくまでもチャンドララグナと、ダシャーラグナからの検討である。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 小林です。

    米大統領選の予想をハズしたので、大変言いにくいですが、一応気づいたことを書きます。
    小池さんは天秤座ラグナだと思ったのですが、牡牛座ラグナでしたか。

    木星期は政界から引退して家庭やプライベート重視になりそうです。
    というのは、D1でも、D60でも木星から4Hに惑星が集中していることからも、木星期はプライベート重視になりそうです。
    それに木星はD60で減衰してます。
    なので、木星期で長い間政治家を続けるとは思えませんね。



    また、安倍総理の次の総理は稲田朋美さんではないかと予測してます。
    彼女はD1で牡牛座ラグナで、D9で山羊座ラグナか天秤座ラグナだと思います。

    次期総裁選は2018年9月ですが、その時に10室水瓶座にダブルトランジットします。
    ちなみに現在は、自民党総裁の任期は2期6年が限度で、安倍総理は任期を改正しないと3期はできません。
    ダシャーは金星ーラーフ期で、金星は11室魚座で高揚。
    ラーフは強力に吉星化。
    この金星ーラーフ期が2018年から2021年まで続きますが、自民党総裁の任期も3年です。



    それと、谷垣さんの月と木星の位置関係がトランプさんと似てるなとも気づいたのです。
    秀吉先生の考え通りに、現在マハダシャーラーフ期だとすると、マハダシャー木星期になった方が地位的な運気が上昇して、ラグナによっては谷垣総理の筋も出てくるかなと思ったのです。

    また、橋下徹さんはラグナが蠍座で、木星が11室乙女座在住と若干似てますが、彼の場合は分割図にそこまでの強さを感じなかったので、橋下総理は誕生しないと思います。
    それに木星期が2030年以降でしたし。
  • また、来年の仏大統領選はマリーヌ・ルペンさんとニコラ・サルコジさんの一騎打ちではないかと思います。

    フランソワ・オランドさんやジュペさんとかいう人も見ましたが、なんかパッとしなかったのです。

    ルペンさんは土星が牡羊座で減衰してヴァルゴッダマ、木星が獅子座でヴァルゴッダマで、アンタルダシャーで木星期と土星期が来るのですが、アストロデータバンクの通りに乙女座ラグナだと、8、12室在住でどうかなとも思うところもあります。

    ただ、サルコジさんも太陽ー金星期に大統領になったのですが、今回は月ー金星期での選挙なのです。
    金星はD9でも高揚してるのですが、月から見て3、8支配の金星期とかで、太陽ー金星期よりも月ー金星期の方が運勢が劣るので、大統領に仮になれたとしても、厳しいと思います。

    ただ、天王星が牡羊座に入室したことから、右寄りの稲田さんやルペンさんが総理や大統領になれるかもしれません。

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