先日、ロビン・ウィリアムズが自殺をしたというショッキングなニュースが伝わってきた。
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米俳優のロビン・ウィリアムズ氏死去、自宅で自殺か 「グッド・ウィル・ハンティング」でアカデミー助演男優賞
2014.8.12 09:34 産経ニュース
【ロサンゼルス=中村将】米人気コメディアンで俳優のロビン・ウィリアムズさん(63)が11日、米カリフォルニア州の自宅で死亡しているのが見つかった。警察は自殺とみて調べている。米メディアが一斉に伝えた。
ウィリアムズさんの遺体は同日昼(現時時間)ごろ、同州北部ティブロンの自宅で見つかった。地元警察は死因について「窒息死とみられ、自殺の可能性が高い」との見解を明らかにした。
ウィリアムズさんは最近、鬱病で医師の診察を受けていたという。
ウィリアムズさんは「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」(1997年)で98年のアカデミー賞助演男優賞を受賞したほか、「いまを生きる」(89年)や「レナードの朝」(90年)などに出演した。
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ロビン・ウィリアムズ出生データをアストロデータバンクで調べると、
1951年7月21日 13:34 シカゴ・イリノイ州
であるとのことであった。
チャートを作成すると、10室支配の月が創作(演劇・音楽 etc)の5室に在住しており、対向からラグナロードの金星がアスペクトしている。
5-11室の軸で1-10室の絡みが見られ、社会的に大きな仕事をする配置である。
またラグナロードが11室の獅子座に在住している配置は非常に高い評価を受けることを表している。
ロビン・ウィリアウムズの死に際して、オバマ大統領が異例の追悼コメントをしたことは、これらの配置に現れている。
今は9室支配の水星と11室支配の太陽が10室で接合し、その10室に木星と土星がダブルトランジットして、9室、10室、11室にダブルトランジットが生じているため、ロビン・ウィリアムズは大統領や大衆からその死を惜しまれ、その業績に対して多大な賛辞が与えられたのである。
つまり、月から見て病気、障害、死を表す蟹座6室が同時に社会的影響力や有名なこと、全ての人々から知られ見られること(10室)を受けて、彼自身の地位や評価はとてつもなく高まったのである。
またナヴァムシャを見ると月は8室支配で心の安定を損なう3室に在住し、マラカの2、3室支配の土星と接合している。
また木星はこの月にアスペクトしていない。
従って、ラシ、ナヴァムシャ共にマラカと絡むアンタルダシャーの時期であったことが分かる。
土星が月からみて8室に在住しており、その土星にトランジットの土星が通過した2009年、2010年、2011年辺りは最も厳しい時期ではなかったかと思われる。
今年の6月19日以降、木星が蟹座に入室すると、月から見て6室にダブルトランジットが形成され、マラカの7室支配の太陽と、8室支配の水星にダブルトランジットすることになり、彼はマインドの識別力(5L)が病的な状態(6室)にあったと思われるが、妻を残して旅立ってしまった。これもある種、離婚(6室)に等しい行為である。
現在、ケートゥ/土星期で、ケートゥから見て土星は6、7室支配(マラカ)で2室(マラカ)に在住し、またラグナから見ても2、7室支配の火星と相互アスペクトしている。
つまり、現在はマラカと絡むアンタルダシャーの時期であった。
これまで自殺に追い込まれる人のチャートを何例か見てきたが、特徴として皆、月が顕著に傷ついている事例が多いことが挙げられる。
ロビン・ウィリアムズも月はラーフと接合して、8室支配の金星と相互アスペクトして、ディスポジターの土星は12室で火星からアスペクトされている。
また月には木星がアスペクトしていない。
土星は月から見て1、12室支配で8室に在住しており、非常によくない配置で、火星からアスペクトもされている。
ロビン・ウィリアムズは3室支配の木星が6室の定座に在住し、4、5室支配の土星と6-12室の軸で相互アスペクトしている。
3室と5室が絡んでおり、やはり芸能分野で創造的に自己表現する才能は、この辺りに出ているのではないかと思われる。
しかし、ラグナから見ても月から見ても6室に惑星が在住しており、6室が強調されている。wikipediaによれば、2度の結婚で3人の子供がいるというが、2011年に3人目の妻、スーザンと再婚している。
この結婚と離婚を繰り返すカルマは、6室への惑星の在住で説明される。
(参考文献)
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ハリウッドを蝕む薬物と酒 ロビン・ウィリアムズさん自殺の背景
2014.8.13 19:30 産経デジタル
米オスカー俳優のロビン・ウィリアムズさん(63)が11日、カリフォルニア州サンフランシスコ近郊の自宅で死亡しているのが見つかった。1980年代初頭、アルコールとコカイン中毒に陥ったのを機に更生施設への入退院を繰り返し、最近は重度の鬱病も患っていたため、それらを苦にした自殺とみられる。
米では2月、オスカー俳優のフィリップ・シーモア・ホフマンさんがヘロイン中毒により46歳で急死したばかりで、全米がその死に衝撃を受けている。
大統領が追悼談話
「彼はパイロット、医師、ベビーシッター、大統領、教授、そしてそれらの間にいる全てだった。最初は宇宙人として登場し、やがて、全ての人の琴線に触れる存在となった」
バラク・オバマ米大統領(53)は追悼談話でこう述べ、「われわれを笑わせ、泣かせ、それを必要としている人たちのため、無限の才能を惜しみなく発揮した」とその功績をたたえた。大統領が自らハリウッドスターの死に関して追悼談話を発表するのは異例だ。
米紙ロサンゼルス・タイムズや米FOXニュース(いずれも電子版)などによると、11日午前11時55分、緊急通報があり、自宅に到着した救急隊員らが既に意識がなく呼吸停止状態のウィリアムズさんを発見。その後、死亡が確認された。マリン郡の保安官事務所は死因について「自殺による窒息死の疑いがある」と発表した。
3人目の妻スーザン・シュナイダーさんは声明で「私は夫、そして親友を失い、世界は愛される芸術家で最も素晴らしい人物を失った。胸が張り裂ける思いです」と嘆き、広報担当のマラ・バックスバウム氏は「彼は重度の鬱病と闘っていた」と明かした。
名優兼コメディアン
ウィリアムズさんは米シカゴ生まれで、父は自動車メーカー、フォードの重役、母はモデルで祖先に大物政治家もいた厳格な名門家庭に育った。俳優を目指し、ジュリアード音楽院で演劇を専攻。卒業後、78年から2年間テレビ放映されたコメディードラマ「モーク&ミンディ」で人気を博し、実写版「ポパイ」(80年)のポパイ役で映画スターの仲間入りを果たした。
アカデミー賞助演男優賞を獲得した「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97年)や「いまを生きる」(89年)など30年以上にわたり名優兼コメディアンとして活躍した。
更生施設に入所も
しかし、私生活は荒れていた。急激な成功から来るプレッシャーで80年代初頭、アルコールとコカイン中毒に苦しむが、友人の俳優兼コメディアン、ジョン・ベルーシさんが82年に薬物中毒によって33歳で急死したことに衝撃を受け、酒もコカインもやめた。
ところが2006年、誘惑に負け再びアルコール中毒に陥り更生施設に。今度こそ立ち直ったかに見えたが、先月はじめ、アルコールや薬物中毒を深刻化させず「落ち着いた状態を保つ」ためとして、更生施設に数週間入所したばかりだった。
2月に急死したホフマンさんも長年アルコールと違法薬物(ヘロイン)中毒に苦しみ、更生施設の入退院を繰り返した。米国では最近、アヘン系の処方鎮痛剤で薬物依存と化した人々が安価なヘロインに手を出す例が急増しており、社会問題となっている。
今回のウィリアムズさんの死も、長年のアルコールや薬物中毒が遠因にあるとみられ、米国で薬物問題への取り組みが強化される契機となりそうだ。
ウィリアムズさんの遺作は、夜な夜な展示物が動き出す美術館が舞台の人気シリーズ第3弾で、12月公開の「ナイトミュージアム3」になるという。
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