
小林よしのりが脳梗塞で入院しているとニュースが伝えている。
小林よしのり氏、脳梗塞で入院「脳内が血栓だらけ」 2025/08/14 16:04 サンスポ 漫画家、小林よしのり氏(71)が14日までにブログを更新。脳梗塞で入院していることを明かした。 小林氏は12日の投稿で「入院してます」と明かし、13日には「脳梗塞で左半身に痺れ、脳検査で脳内に血栓があちこちあるということで入院。HCUに入れられて、食事なし、点滴で生きている」と説明した。 そして、14日の投稿では個室に移れたと記すも「就寝時間を待って、点滴を持って、トイレに入ろうとしたら、突然、看護師2人が部屋に入って来た!自分で歩いちゃダメだと言う。車椅子に乗せて、連れて行くと言う。ベッドからトイレまでたった2メートル、歩いて5歩だ。それを車椅子で移動とは!」と嘆いた。 脚のマヒはないものの「脳内が血栓だらけだから、今度破裂したら、脳卒中で死ぬか、全身麻痺かもしれない。それで歩かせてもらえない」と現状をつづっていた。 |
小林よしのりは、2025年4月8日からマハダシャー水星期に移行していた。

獅子座ラグナにとって、水星は2、11室支配のマーラカで、ラグナに在住している。
ラグナはカーラプルシャ(宇宙的身体)では、頭部に該当し、脳梗塞は頭の部位の疾患である為、やはりラグナ(1室)に関係してくると考えられる。
ラグナに在住し、ラグナロードの太陽とコンジャンクトするマーラカの水星期だから、脳梗塞が生じたと考えることができる。
また太陽自体も1室の表示体であり、二重の意味で、水星は1室に関係している。
小林よしのりの場合、ラグナが獅子座の第1ドレッカーナに在住している為、1室は頭部を表すことになる。
※ラグナが第1ドレッカーナに在住するか、第2ドレッカーナに在住するか、第3ドレッカーナに在住するかで、1室~12室が示す身体の部位が決定されるという考え方がある。
No. | 第1ドレッカーナ | 第2ドレッカーナ | 第3ドレッカーナ |
---|---|---|---|
1 | 頭部 | 首 | 骨盤 |
2 | 右眼 | 右肩 | 生殖器 |
3 | 右耳 | 右腕 | 右睾丸 |
4 | 右の小鼻 | 右側の体側 | 右大腿 |
5 | 右頬 | 心臓の右側(心房・心室) | 右膝 |
6 | 右顎 | 右肺と胸部 | 右脛 |
7 | 口 | 臍 | 脚部と足 |
8 | 左顎 | 左肺と胸部 | 左脛 |
9 | 左頬 | 心臓の左側 | 左膝 |
10 | 左の小鼻 | 左側の体側 | 左大腿 |
11 | 左耳 | 左腕 | 左睾丸 |
12 | 左眼 | 左肩 | 肛門 |
水星はマガーに在住しているが、支配星のケートゥは、火星や土星と共に金星を傷つけている。
金星は月ラグナから見ると、1、6室の支配星で、頭を表しており、水星が在住するナクシャトラの支配星は、頭を傷つけていることになる。
ナヴァムシャ

ナヴァムシャでも水星は頭を表すラグナの支配星で12室に在住しており、12室の支配星である金星と星座交換している。
金星は、減衰して、ラーフ/ケートゥ軸や火星によって傷つけられており、そうした金星の傷は、星座交換を通じて、水星も受けることになる。
ドレッカーナ

ドレッカーナを見ると、水星は再び、2、11室支配のマーラカで、頭部を表すラグナに在住している。
そして、水星から見た6室目と8室目の対となるハウスにラーフと火星が在住し、パーパサンキャヨーガを形成し、水星を傷つけている。
ドヴァダシャムシャ

ドヴァダシャムシャを見ると、水星は8、11室支配のマーラカで、12室に在住し、ラーフ/ケートゥ軸や土星とコンジャンクトして、激しく傷ついている。
水星は、7、12室支配の金星ともコンジャンクトしており、7室支配の金星はマーラカとして働き得る。

このように見て来ると、水星期に脳梗塞が生じた理由が明らかになってくる。
実際、チャートを一瞥した感覚では、水星は2、11室支配のマーラカで、ラグナやラグナロードの太陽とコンジャンクトしているとは言っても、この水星や太陽は、火星や土星、ラーフ/ケートゥ軸によって傷つけられている訳ではない。
従って、何故、水星期に脳梗塞が生じたのか、直感的には分からないが、水星が在住するナクシャトラ(マガー)のディスポジターという観点を見ていくと、その支配星であるケートゥは、土星、火星と共に月ラグナから見たラグナロードの金星を激しく傷つけている。
この辺りが、原因であった可能性が高い。
現在のトランジット

2025/08/14のトランジットを見ると、土星が8室をトランジットして、木星は11室双子座をトランジットしていくが、まもなく10月19日から蟹座12室に移動していく。
2ヵ月半を切っている為、既に木星の蟹座12室への移動の効果が顕現して来ており、それで土星は12室支配の月にアスペクトしている為、12室へのダブルトランジットが生じている。
それで、現在、脳梗塞で、入院(12室)したのである。

木星が月ラグナから見て傷ついたラグナロードの金星を通過していく為、ここに現れている頭部の疾患の象意が噴き出したのである。
そして、土星は8室をトランジットして、木星は8室支配の木星にリターンしている為、8室にもダブルトランジットしている。
8室は急性疾患や慢性病、不治の病といった象意を持っている。
小林よしのりは、脳検査で脳内に血栓があちこちあることを明らかにしているが、血栓とは血の塊であり、脳梗塞とは、それが脳内の血管の中で詰まってしまう疾患である。
血液の問題であるが、血液は火星が表示体であり、小林よしのりの火星は、蟹座(水の星座:体液)で減衰した上で、土星やラーフ/ケートゥ軸によって傷つけられて、月ラグナから見たラグナ(頭部)の支配星に絡んでいる。
おそらく、これが脳梗塞の原因である。
小林よしのりは、「脳内が血栓だらけだから、今度破裂したら、脳卒中で死ぬか、全身麻痺かもしれない。それで歩かせてもらえない」と発言しているが、状況はかなり深刻である。
ベッドからトイレまでたった2メートルであっても車椅子で移動しなければならない状況である。
立って歩こうとすれば看護師に制止される状況であり、今は安静にしなければならない時期のようである。
現在、ラグナ(頭部)に在住するマーラカの2、11室支配の水星期で、8室や12室にダブルトランジットが形成されている為、小林よしのりは、活動を休止して、静養しなければならない時である。

小林よしのりが、1992年の『ゴーマニズム宣言』などで、政治や社会問題について論評し始めたのは、マハダシャー木星期に入ってからである。
以後、精力的に漫画を通じて、発言するようになり、朝まで生テレビなどに出演するなどして、日本の論客の一人として活躍した。
木星が5室支配で、11室双子座に在住している為か、リベラルなスタンスが目立ったが、しかし、獅子座と蟹座に惑星が集中している為、愛国保守の側面も持っていた。
思想家としてはバランスが取れていたと思われる。
木星期の前は、『東大一直線』『おぼっちゃまくん』などのヒット作を持つ人気漫画家だった。
こうした時期を超えて、2006年からはマハダシャー土星期に移行し、土星はやはり月から見て、9、10室支配の土星で天秤座で高揚し、双子座から木星のアスペクトを受けている為か、やはり、リベラルなスタンスを守り続けた。
立憲民主党の山尾志桜里を応援し、女性初の総理大臣候補として推していたり、 またイラク戦争の時に自衛隊の海外派兵には反対を表明した。
自衛隊員が、戦士した場合に名誉の死を遂げられない為であると述べた。
また女系天皇容認派でもあった。
こうした日本の思想、言論界において、リベラルな論客として、一定の役割を果たしていたが、2025年4月7日から、マハダシャー水星期に移行して、また人生の大きな転機を迎えていたのである。
漫画家の小林よしのり氏「脳内に血栓があちこち」入院を報告 2025年8月14日15時9分 日刊スポーツ 漫画家の小林よしのり氏(71)が、14日までに自身のブログを更新。入院していることを明かした。 小林氏は12日更新のブログで「入院してます」のタイトルで切り出し、13日更新のブログには「脳梗塞で左半身に痺れ、脳検査で脳内に血栓があちこちあるということで入院。HCUに入れられて、食事なし、点滴で生きている」と現状をつづった。 さらに「2週間入院と言われているが、必ず1週間以内に脱獄したい」との思いも加えた。 その後、この日、14日の更新では、個室に移ったその部屋には「トイレがついてる」と報告。自力でトイレに入ろうとするも、看護師から制されたといい「ベッドからトイレまでたった2メートル、歩いて5歩だ。それを車椅子で移動とは!」と、現状をさらに詳しく伝えた。 「わしは脚は麻痺していない」とも記し、その上で「脳内が血栓だらけだから、今度破裂したら、脳卒中で死ぬか、全身麻痺かもしれない。それで歩かせてもらえない」と嘆いた。 さらに「わしはもう人間として終わってるのかもしれない。尊厳死を考える時が来たようだ」と続けつつも、「男にとって最も名誉な死は腹上死だろう。美人の介錯役がいないものか?」と、小林氏らしいコメントで締めている。 |
コメント