北朝鮮の未来


先日、韓国のマンデン図を作成して、ダシャーの推移が現状の日韓関係を良く表していることを発見した。


韓国は、2028年6月から4、5室支配のヨーガカラカの土星が11室に在住して、9室支配の水星とコンジャクトして、ラージャヨーガ、ダナヨーガを形成している。





例えば、この配置だと、4室は国土を表わし、11室は利得、獲得を表わすことから、北朝鮮と南北統一して、国土が拡大する可能性もあるのである。



そこで、北朝鮮のチャートからもこれが確認できるかを調べる為、北朝鮮のマンデン図も作成してみた。



北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の誕生は、wikipedia によれば以下のように記されている。

1945年8月15日に日本が連合国軍との間の戦闘を停止した後に、日本から行政を引き継ぐために設立された朝鮮建国準備委員会(建準)が、9月6日に「朝鮮人民共和国」の建国を宣言し、中央本部を「中央人民委員会」、地方の支部を「人民委員会」とした。しかし朝鮮人民共和国は米ソ両国から政府承認を拒否され、アメリカ軍占領地域では人民委員会も解散させられた。だが、ソ連軍は占領地域の人民委員会を存続させ、ソビエト民政庁に人民委員会を協力させる形式で占領行政を担った。

ソ連は各地の人民委員会を中央集権化させる形で1946年2月に北朝鮮臨時人民委員会を創設し、ソ連から帰国した抗日パルチザンの金日成を初代委員長に就任させた。朝鮮半島北部では北朝鮮人民委員会の執政下で社会主義化が進み、1946年8月には朝鮮半島北部の共産主義勢力を糾合した北朝鮮労働党が結成され、1947年2月20日には立法機関として北朝鮮人民会議が創設された。その後、北朝鮮人民委員会は独立のために最高人民会議を招集し、1948年9月8日に朝鮮民主主義人民共和国憲法を制定、翌9月9日に人民共和国の樹立を宣言して独立した。1948年12月にソ連軍は朝鮮半島から撤収したが、その後も強い影響力を残した。

(wikipedia 朝鮮民主主義人民共和国)

1948年9月9日であるが、Astrotheme.comでは、1948年9月10日 12:00となっている。

今回は、1948年9月10日 12:00で作成した。


(既に説明したように12:00でマンデン図を作成すると建国のセレモニーが11:00や13:00からスタートする場合、ラグナはそのまま使える場合が出てくる。あるいは一星座分ずれていて、前後に動かすだけで使えることが想定できる。)





9月9日と9月10日のどちらが本当か分からない(何故、2つの記録が存在するのか不明)が、Astrotheme.comに示されている1948年9月10日 12:00を使って作成すると、韓国のマンデン図で、マハダシャー土星期に移行する同じタイミングで、北朝鮮のマンデン図でもマハダシャーが木星期に移行する。

ラグナは、国民の状態やナショナルアイデンティティを表わすため、マハダシャーラーフ期から木星期への変化は、北朝鮮の国家としての在り方の大きな変化を表わしていると考えられる。


この1948年9月10日 12:00で作成したチャートは、北朝鮮の国家としての特徴をよく説明出来るのではないかと思われる。



まず、ラグナロードで6室支配の火星が12室でケートゥとコンジャンクトしているが、これは国連に加盟できないで、国際社会から孤立している北朝鮮の状況を表わしているように思える。


北朝鮮の人民も国際社会の支援から隔離(12室)されており、国内に引きこもっている(12室)状況である。



そして、そうした状況の中で、北朝鮮は、核兵器の開発や、拉致や暗殺などの工作活動を行なう、地下(12室)で何を行なっているか分からない国である。


海外(12室)で日本人を拉致したり、また金正恩の異母兄である金正男がマレーシアで暗殺されたが、こうした海外での暴力行為は、12室に6室(暴力)支配の火星が在住するからである。


6室には軍事力(armed force)という象意があり、まさに海外での工作活動を表わしている。



ラーフは6室に在住しているが、基本的に好戦的で、他国を威嚇する外交を表わしており、核兵器の開発、そしてミサイルの発射実験などによって国際社会を威嚇し続ける姿勢に現れているのではないかと思われる。


現在、北朝鮮は、マハダシャーラーフ期であり、まさにそうした外交姿勢である。





近年、日本近海に向けて、ミサイルの発射実験を数回行ったが、これは現在、ラーフ期で、ラーフのディスポジターである火星が6室(軍事力)支配で12室(海外)に在住している為ではないかと思われる。


ミサイルのような火力による兵器は、火星が表示体になると思われる。





wikipediaによれば、北朝鮮がマハダシャーラーフ期になった2008年9月以降から、ミサイルの発射実験が増えているのはその為ではないかと思われる。

北朝鮮はミサイルの発射実験を1993年~今日に至るまで繰り返している。


ラーフ期の前は、火星期(2001年9月~)で、その前は月期(1991年9月~)であり、月のディスポジターは、火星であることから、この月期からミサイルの発射実験が行われるようになったと考えることが出来る。


北朝鮮によるミサイル発射実験 (1993年)
北朝鮮によるミサイル発射実験 (1998年) – 光明星1号も参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2006年) – 北朝鮮の核実験 (2006年)も参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2009年) – 北朝鮮の核実験 (2009年)も参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2012年4月) – 光明星3号1号機を参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2012年12月) – 光明星3号2号機を参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2013年)
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2014年)
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2016年) – 北朝鮮の核実験 (2016年1月)、北朝鮮の核実験 (2016年9月)も参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2017年) – 北朝鮮によるミサイル発射実験 (2017年8月) – 火星12、火星14、火星15も参照。
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2018年)
北朝鮮によるミサイル発射実験 (2019年)

(wikipedia 北朝鮮によるミサイル発射実験)

北朝鮮の建国を1948年9月10日 12:00に設定すると、1948年~1958年までの最初の10年間は、マハダシャー水星期である。


最初のうちはソ連からの経済支援を受けていたと考えられ、水星は8、11室支配で11室で、乙女座でムーラトリコーナの星位を得ている。


1950年6月25日に北朝鮮は、38度線を越えて韓国に侵略を仕掛けた(朝鮮戦争)が、この戦争が続いた1950年6月25日~1953年7月27日の3年間は、水星/火星期、水星/ラーフ期である。


アンタルダシャーが火星期とラーフ期で、これらの惑星が戦争をもたらしたことが分かる。


水星は8、11室支配の機能的凶星で、水星とアンタルダシャーのラーフや火星は全く絡んでおらず、水星から見て、ラーフは8室、火星は3、8室支配で2室に在住している。


この侵略戦争は、米国率いる国連軍の参戦をもたらし、中国国境付近まで押し戻されることになったが、それがまさしく3、8室支配の火星の象意といった印象である。



その後、1958年9月~1965年9月までマハダシャーケートゥ期となるが、ケートゥは6室支配の火星と12室でコンジャンクトしているためか、北朝鮮と韓国は休戦をしたものの、その後も水面下で戦争状態が継続していったと考えられる。



北朝鮮工作員による海外での地下活動が非常に多いのは、やはり、この北朝鮮の12室に6室支配の火星が在住していることで現れている。


これは戦闘行為(6室)が外国(12室)で人目に晒されない地下活動(12室)として行なわれるため、北朝鮮にとっては、ヴィーパリータラージャヨーガになっており、非常に有利な戦術だったのではないかと思われる。



国際法に則って宣戦布告などを行なわない為、国際法で裁かれず、責任を追及されにくい戦術である。





その後、1965年9月から北朝鮮は、マハダシャー金星期に移行するが、金星は7、12室支配で9室に在住している。



wikipediaによれば、『1960年8月14日に北朝鮮の金日成は「連邦制統一案」を提案し、北南両政府代表による「最高民族委員会」の設立を訴えたが、翌1961年の朴正煕少将による5・16軍事クーデター以後、この提案は顧みられずに流れてしまった』と記されている。

この1960年8月14日は、ケートゥ/太陽期だが、ケートゥのディスポジターは7、12室支配で9室に在住する金星だからか、統一を目指す対話的雰囲気に溢れている。


そして、マハダシャー金星期に移行した後の1972年7月4日に両国は平和的統一と半島を覆っていた敵対的な雰囲気を終結させることで合意し、「南北共同声明」を発表している。



1972年7月4日は、金星/火星期である。


金星は7室支配で9室に在住しているためか、対話的雰囲気に満ちており、金星と火星の位置関係もケンドラの位置関係で良い為か、この時期は好戦的というよりも対話的な雰囲気に満ちている。


金星から見ると火星は5、10室支配のヨーガカラカで4室に在住しているためと思われる。


北朝鮮の方が音頭をとって朝鮮の統一を模索したのである。




この9室に在住するマハダシャー金星期(1965年9月~)と次の10室支配で10室で自室に在住するマハダシャー太陽期(1985年9月~)と次の9室支配でラグナに在住するマハダシャー月期(1991年9月~)において、金日成を国家のカリスマ的指導者として仰ぎ、共産主義を宗教とする全体主義的な国家へと体制基盤を固めたと考えられる。



以前、『シルミド』(2003年公開)という韓国映画が作られたが、韓国政府が1971年金日成首相の暗殺計画を極秘に進め、その為の極秘特殊部隊をシルミド(実尾島)で、3年間の訓練で養成したものの、その後、劇的な南北の和解ムードが到来し、作戦が中断して、存在自体が不要になり、公にされると困ることになった工作員部隊が、抹殺され処分された事件を描いた作品である。



ちょうど工作員の訓練を始めた1971年は、金星/火星期で、おそらく北朝鮮と韓国は水面下の対立があったと思われるが、その後の3年で、金星/火星期⇒金星/ラーフ期と経過して、金星/木星期に移行したのである。


ラグナに在住する2、5室支配の木星は7室(外交関係)にアスペクトしており、一気に南北の関係が対話のムードになったのではないかと考えられる。


この辺りも北朝鮮のマンデン図のアンタルダシャーの推移が、実際の南北関係に反映されており、このチャートが機能している可能性を物語っている。



北朝鮮のマンデン図で注目すべきは、10室支配で10室で自室に在住する強い太陽であり、それが3、4室支配の土星と10室でコンジャンクトしており、土星は4室にアスペクトバックしている配置である。





太陽は獅子座のプールヴァパールグニー(金星)で自室に在住しているが、北朝鮮は、ソ連から帰国した抗日パルチザンの金日成を初代委員長に就任させて成立した国家である。


プールヴァパールグニーは、バラニーやプールアシャダーと同じく、金星を支配星とするナクシャトラで、諜報、スパイに関係する象意を持っている。


金日成は、抗日パルチザンということから、おそらく諜報員であったのであり、ソ連の後ろ盾で、北朝鮮のリーダーに据えられたのである。


つまり、KGBとかCIAの現地の工作員が、現地の統治を任されたような形である。




従って、この獅子座プールヴァパールグニーに在住する定座の太陽は、金日成から続く北朝鮮の王朝三代を表わしている。



プールヴァパールグニーの支配星が金星で、快楽主義であるため、喜び組などを設置して、国王として派手に遊んでいる印象である。


獅子座の太陽を北朝鮮の指導者のラグナとすると、4、11室支配の金星は12室に在住しており、北朝鮮の高官たちと、贅沢なパーティーを開いて、喜び組に接待させ、高官たちを喜び組の女性たちと結婚させるという、この週刊誌などで明らかになっている実態が説明出来そうである。



この獅子座の太陽から見て、4室に5室支配の木星が在住しており、4室の木星は、宗教家であれば、教会やアシュラムを形成する配置である。


従って、北朝鮮は、共産主義を標榜し、建国のカリスマを崇拝する宗教国家ということが出来る。




初代最高指導者の金日成は、1994年7月8日に死去するが、その前の1973年9月~1974年2月にかけて、息子の金正日が、党中央委員会書記や政治委員会委員に選出され、金日成の後継者として実権を掌握したが、この時が金星/ラーフ期である。





その後の1985年9月~1991年9月のマハダシャー太陽期は、金日成がまだ生きており、金正日が政治の実権を握るという、金王朝の最盛期を迎えたと考えられる。


そして、1994年7月8日に金日成が亡くなると金正日は、事実上の最高指導者として統治を開始し、1997年10月8日に金日成の死で空席となっていた党中央委員会総書記に「推戴」され、1998年9月に国防委員会委員長に選出されて、最高指導者としての地位を確立している。



この金日成が亡くなった1994年7月から金正日が、党中央委員会総書記に選出されるまでの間は、マハダシャー月期である。


いずれにしてもマハダシャー金星期(1965年9月~)、太陽期(1985年9月~)、月期(1991年9月~)は、金日成から金正日と指導者が交代する中で、指導者としてのカリスマ性や政治権力を確立した時期である。



金正日が、金日成から最高指導者の地位を継承した後、マハダシャー月期に移行するが、月は蠍座で減衰して、ディスポジターは12室でケートゥとコンジャンクトしている。


この頃から、権力基盤が弱体化し、ディスポジターが12室に在住する火星であることを考えると、海外への強硬姿勢が必要になったと言える。


wikipediaによれば、金正日の統治下で、餓死や治安部隊との小競り合いが頻繁に発生していると記されている。

2010年2月1日、金正日の「私は、人民が未だトウモロコシの飯を食べていることに最も胸が痛む。いま私が行うべきことは、この世で一番立派なわが人民に白米を食べさせ、パンやめん類を十分に食べさせること」という談話が労働新聞に掲載された。2009年末に行われたデノミが失敗し、その結果としての餓死や治安部隊との小競り合いが頻繁に発生しているという情報が日韓にも伝えられた。金正日自身の健康問題も絡み、北朝鮮はいわば「崖っぷち」の状態であると分析するメディアもあった。

(wikipedia 金正日より引用抜粋)

減衰する月は、女性や農民など大衆を意味すると考えられ、これらの大衆の窮乏を表わしている。



因みに2001年9月からマハダシャー火星期に移行し、2008年9月からマハダシャーラーフ期に移行するが、この時期から再び、北朝鮮は、隣国や国際社会に対して強硬な姿勢を打ち出すようになったと考えられる。


特に金正恩が後継者として権力を継承したのは、2010年9月~2012年4月にかけのラーフ/ラーフ期、ラーフ/木星期で、ちょうどマハダシャーラーフ期に移行したタイミングである。



この間の2011年12月17日に金正日は死去している。



金正恩が後継者になってから、軍の幹部の粛清を繰り返し、自らの権力基盤を強化しなければならなくなったのは、それだけ権力基盤が弱まったからである。


また対外的には米国など外国勢力に政権転覆されないようにミサイルの発射実験を繰り返し、国際社会に威嚇を繰り返すことが必要になった。



これは、ラーフは6室(軍事力、暴力)に在住し、ラーフのディスポジターの火星は6室支配で12室に在住し、7室(外交)にアスペクトしている為である。



因みにこの火星は、10室の太陽を北朝鮮の指導者のラグナとすると、4、9室支配で3室でケートゥとコンジャンクトしている。



この4室の支配星が3室(4室から見た12室目)に在住している配置が、王座を失う配置である。



従って、マハダシャーラーフ期は、金王朝の崩壊の危機と闘っているのである。






因みにラーフ期はあと7年ほど続くが、その後で、2026年からマハダシャー木星期が来るが、上述したように金星/火星、金星/ラーフ期から金星/木星期に移行したタイミングで、南北の関係が劇的に対話のムードに変化した。



それと同じで、更にもっと大きなレベルで、北朝鮮のナショナルアイデンティティが変化するのが、マハダシャー木星期であると考えられる。



木星は2、5室を支配して、国民教育などに力を入れ、また7室にアスペクトしている為、友好的な外交を行なうと考えられる。




因みにマハダシャー月期の間、金正恩が留学していたのは、10室の太陽から見て、月が12室を支配していたからではないかと思われる。



この月期において、父親の金正日は、10室の太陽をラグナとすると12室支配の月が4室で減衰しているため、人民は貧困で苦しみ、餓死や治安部隊との小競り合いが頻繁して、権力基盤が弱体化したのである。



木星は、10室の太陽をラグナとした場合、8室支配で4室に在住し、12室支配の月とコンジャンクトしている。



4室(住まい、王座)と8室(変化、中断)が絡んでいる為、木星期は、金正恩が住まいを変えたり、北朝鮮での権力の座を捨てて、亡命する可能性も考えられる。



それで、ラグナには木星が在住している為、北朝鮮の人民の状況は劇的に変化し、ナショナルアイデンティティが大きく変化を遂げると考えることが出来る。




因みに4室支配の土星が10室に在住し、10室支配の太陽とコンジャクトして、4室にアスペクトする配置は、北朝鮮の指導者自らが農民を指導して、農業の指揮を取ることを表わしていると考えられる。



土星は4室にアスペクトバックし、あたかも土星が4室に在住するかのように働いている。4室の土星は農業を表わしている。


土星は獅子座で、敵対星座に在住して、定座で強い太陽から圧迫を受けている。これは北朝鮮の指導者から抑圧を受けていることを表わしているが、同時に農民たちが指導部に反抗したり、治安部隊との小競り合いするなど、農民との緊張も表わしている。



また北朝鮮のマンデン図では、8、11室支配の水星が11室でムーラトリコーナの座にあり、極めて強い配置をしている。



これは、最近、仮想通貨取引所からビットコインなどの仮想通貨がハッキングされて大量に盗まれた事件が起こっているが、これは北朝鮮による犯行であるという証拠が出ているという事実に合致する。


記事によれば、北朝鮮の政府系ハッカーは非常に高度なスキルを持っているという。


北朝鮮が仮想通貨ハッキングで荒稼ぎ、被害額は600億円以上
2019/03/13 07:30 Forbes JAPAN

過去5年間に発生した最悪レベルのハッキング事件の背後には、北朝鮮の政府系ハッカーの存在が指摘されている。北朝鮮のハッカーらは非常に高度なスキルを持ち、ハッキングから莫大な利益をあげている。

先日公開された、国際連合安全保障理事会の専門家パネルによる報告書によると、平壌のハッカーたちは約6億7000万ドル(約750億円)相当の外貨や仮想通貨を、不正な手段で入手したという。

2016年に報道されたバングラデシュの中央銀行のハッキングにも、北朝鮮ハッカーの関与が指摘され、彼らは8100万ドルを強奪したとされる。2018年にはインドの銀行Cosmos Bankがハッキングされ、1350万ドルが奪われた。また、今年に入り同じハッカー集団がチリ銀行のATMに攻撃を仕掛け、1000万ドルを盗み取ったとされている。

北朝鮮のハッカーは、世界中の仮想通貨取引所を標的にすることでも有名だ。セキュリティ企業Group-IBは、昨年発生した仮想通貨取引所のハッキングの約65%が、北朝鮮によるものだと推定している。2017年1月から9月までの期間のハッキング被害額は、5億7000万ドル(約635億円)に及ぶと見られている。
ハッキングから得られる資金が、金正恩政権を潤していることは明らかだ。北朝鮮に厳しい国際的制裁が下されている中で、ハッキングは貴重な外貨の入手手段となっている。

仮想通貨の利用の世界的広まりは、北朝鮮に大きなチャンスを与えることになった。仮想通貨の取引は多くの国で、当局の管理下に置かれておらず、北朝鮮に対する制裁も効力を及ぼさない。また、仮想通貨のトランザクションの追跡が極めて難しいことも、北朝鮮ハッカーに有利な材料となっている。

ならず者国家やサイバー犯罪者らは、当局の目の届かない場所に莫大な資金を溜め込んでいる。北朝鮮が不正な手段で資金を入手するのは、真新しいニュースではない。北朝鮮政府は数十年にも渡り、犯罪活動で利益をあげてきた。

1970年代後半から2000年頃までに、20名以上の北朝鮮政府の高官が薬物の密輸に関わったと指摘されている。また、2001年頃から北朝鮮は薬物の製造に注力し、それらを犯罪組織に供給することで利益をあげるようになった。さらに、他国の通貨を偽造することでも北朝鮮は資金を獲得している。

編集=上田裕資

北朝鮮は元々抗日パルチザンの金日成が作った国家だが、太陽が獅子座プールヴァパールグニーに在住していることから分かるように諜報のスキルが高い。


つまり、北朝鮮そのものがスパイが作った国ということが出来る。


従って、早くから情報通信技術に高い興味を抱いてたと考えられる。


金正恩も北朝鮮に帰国した後、金日成総合大学で情報工学を学んでいる。



8、11室支配の水星が11室でムーラトリコーナの配置は、莫大な収益を上げる配置であるが、8室と11室が絡む場合、不正な手段による収入という象意もある。


水星がもたらす収益とは、明らかに情報通信技術を駆使した収益であり、仮想通貨に限らず、銀行システムへのハッキングも以前から続けているようである。


銀行サイバー攻撃、関与の北朝鮮精鋭ハッカー集団を特定 米企業
2018年10月4日 6:31 AFP BB NEWS

【10月4日 AFP】米サイバーセキュリティー会社ファイア・アイ(FireEye)は3日、世界各国の銀行に一連のサイバー攻撃を仕掛け、「数億ドル(数百億円)」を盗み出した北朝鮮の精鋭ハッカー集団の存在を明らかにした。

 同社の報告書によると、新たに特定された集団APT38は、北朝鮮の他のハッキング活動とは異なりながらも関連があり、その目的は孤立化した北朝鮮政権のための資金集めだという。

 ファイア・アイの研究員らによれば、APT38は「ラザルス(Lazarus)」として知られる上部組織に属する複数の小規模集団の一つだが、独自の技術とツールを利用して世界最大級のサイバー強盗を実行した。

 ファイア・アイのインテリジェンス担当バイスプレジデント、サンドラ・ジョイス(Sandra Joyce)氏は米首都ワシントンでの記者会見で、同社がこの脅威の公表を決めたのは、APT38が依然として活動しているようで「いかなる外交努力によっても阻止できない」という「切迫感」からだと説明した。

 報告書によれば、APT38は少なくとも2014年以降、11か国で16の組織にサイバー攻撃を実施。これまでに明らかになったAPT38による攻撃には2015年のベトナムのTPバンク(TP Bank)、16年のバングラデシュ銀行(Bangladesh Bank、中央銀行)、17年の台湾の遠東国際商業銀行(Far Eastern International Bank)、18年のメキシコ外国貿易銀行(Bancomext)とチリ銀行(Banco de Chile)などがある。

 ファイア・アイのナラニ・フレーザー(Nalani Fraser)研究員によると、2014年以降APT38は少なくとも11億ドル(約1300億円)を盗み取ろうとし、「われわれが確認できるデータに基づくと数億ドル」を盗み出すことに成功したという。

銀行がハッキングされた事実は、銀行システムへの信用を損なうため、中々公表されないが、記事によれば、数百億円規模の被害額である。



このハッカー集団による収益は、10室の太陽から見た2室に強い水星が在住しているため、北朝鮮政府の日々の生業であり、稼業であるといえる。



こうした収益があるため、ミサイルの発射実験を行なったり、あれだけの軍事力を維持できるのである。



北朝鮮のマンデン図のダナヨーガは、主にこの8、11室支配の水星しか見当たらないため、北朝鮮は、銀行や仮想通貨取引所へのハッキングによる犯罪収益で食べている国であると言うことが出来る。





このように見てくると、この「1948年9月10日 12:00 平壌」で作成したチャートは、北朝鮮のこれまでの流れをよく説明できるようである。



その為、2026年9月からのマハダシャー木星期への移行は、北朝鮮に劇的な変化がもたらされることが期待できる。



そして、このタイミングがちょうど韓国のマンデン図で、マハダシャー土星期に移行するタイミングとほぼ一致している。



両国に何かが起こることが考えられる。





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