最近、今、注目されている吉村洋文大阪府知事のラグナを検討していた。
出生時間は分からないし、また個人情報を秘匿しているのか、いつ頃、結婚したのか、子供の誕生日はいつかといった情報も正確な情報は見当たらない。
但し、wikipediaやニュース記事などネット上で得られるいくつかの情報から検討した所、吉村洋文氏は、おそらく射手座ラグナである。
子供の誕生
ネット上の情報によれば、2020年4月の時点で、14歳(中学3年生)になる双子の女子のお子さんがいるということである。
逆算すると、2006年に誕生しているはずである。
また11歳(小学6年生)の長男がいるということから、おそらく、長男は、2009年に誕生している。
もし射手座ラグナと考えると、2006年は、10月末ぐらいまで土星は8室から5室にアスペクトし、木星は11室から5室にアスペクトして、5室にダブルトランジットが形成されている。
ラーフは10月半ばまで、5室の支配星の上を通過している。
土星が8室を通過しているというのは、パートナーとの結婚生活が強調されており、そこに責任が生じていることを表わしている。
2009年は9月半ばまで土星は9室を通過して、5月~9月ぐらいまで木星が9室にアスペクトして9室にダブルトランジットしていた。
2006年のダシャーは、ラーフ/月→火星で、ラーフと月は、サプタムシャのラグナに在住している。
2009年は、木星/木星→土星期だが、木星は9室の支配星にアスペクトし、土星は9室の支配星である。
他に吉村洋文氏には、1970年生まれの兄がいるようだが、1970年のトランジットを見ると、木星が天秤座11室を通過し、土星は5室を通過して、11室(兄)にダブルトランジットが生じている。
以上のことから、最初の印象として、吉村洋文氏は、射手座ラグナの可能性が高いと考えた。
結婚
ニュース記事などによれば、吉村氏は、20代半ばの頃に元CAの現在の妻と合コンで知り合って結婚している。
1975年生まれの為、20代半ばというと、2000年前後である。
2000年前後のトランジットを見ると、土星と木星は恋愛の5室をトランジットして、5室にダブルトランジットを生じているが、ラーフが8室を通過して、パートナーとの強い結婚願望を表わしている。
結婚に対する渇望と言ってもいいかもしれない。
以下の女性自身の2020年5月5日号の記事によれば、合コンで知り合って、ベタぼれし、攻め倒して結婚したそうである。
吉村知事が蒼白で謝罪…頼れるリーダー支える元CA妻の手腕 2020年4月24日 6時0分 女性自身 「もとが弁護士ですから表に出していい話とそうでない話を明確に区別していますね。家族など私生活については秘密主義な印象です」 政治評論家の有馬晴海さんは、吉村洋文大阪府知事(44)をこう評す。大阪府独自の休業補償を発表するなどコロナ対策で際立った政治手腕を見せる吉村知事の妻は、どんな女性なのかというと――。 「キャビンアテンダントをしていたと聞いています。出会いは、吉村知事が東京にいた20代半ばのころの合コン。彼女は釧路出身。知事がベタぼれし、攻め倒して結婚したそうです」(政治部記者) 35歳で弁護士から政治家に転身した吉村知事が、当初、政治家になりたいという彼の野望に妻はあぜんとしたという。 「奥さんは、“あなたの人生ですからお好きに。反対はしませんが、協力もできませんよ”というマイペースを、以降貫くようになったみたいです」(前出・政治部記者) 市会議員から衆議院議員、大阪市長、大阪府知事と政治家としての階段を上ってきた吉村知事だが――。 「夫人が選挙に応援に出てきたのは1回あるかないかでは。奥さんを見かけたという人は少ないと思います」(地元紙記者) ただ、ある地区の新年会で夫の名刺を配り頭を下げている姿も見たという人も。“協力しない”と言いつつ、陰ながら夫に貢献している面もあったようだ。 一方で恐妻家の一面を見たことがあると話すのは大阪のある政治関係者。4年前、市長時代のこと。 「海外への視察で空港に集合したときに吉村さんが“あ、パスポート忘れた”と。“奥さんに持ってきてもらえば”と周囲に言われ、バツの悪そうな顔で電話をかけたんです。しばらくして奥さんが来たのですが、彼に無言でパスポートを投げつけました。吉村さんは真っ青な顔をして、奥さんに謝りながら拾いあげていましたよ」 完全に妻の尻にしかれているようだが、夫人は小柄、若いころの大場久美子に似たかわいらしい女性だとか。でしゃばるタイプではないが、てきぱき動き、子供たちの通う小学校ではPTAの副会長を務めていたこともあるという。 「奥さんは明るくて上から物を言う感じではなく、みんなに溶け込んで一緒にやっていこうとする方。手間のかかる作業も嫌がらずに率先してやってくれるんです」(ともにPTA活動をした保護者) 学校でお年寄りを招いて子供たちが出し物をする催しがあったときに、妻は司会で活躍したという。 「司会は毎年、副会長の女性がすることになっていて、その年は吉村さんの奥さん。話もうまいし、プログラムの進め方も上手。アクシデントがあったときの時間稼ぎもプロのアナウンサーのように上手で、本当にビックリしました」 2人の間には中学生の双子の女のコと、小学生の息子がいる。《子育てや家事を任せており、申し訳ないと思っています》と過去に吉村知事本人がコメントしているが、イクメンぶりも目撃されている。 「近所の公園で子供のサッカーの相手をしたり、ショッピングセンターで、奥さんが買い物している間、子供たちと一緒に待っているのを見たことがあります。3~4年前に娘さん2人が天神祭の牛曳童児という役に選ばれて祭の行列を歩いたのですが、吉村さんも公務が終わったあとにかけつけて法被を着て一緒に歩いていました。娘の晴れ姿にうれしそうにしていましたね」(近所の住人) 市長になった翌年、’16年からは200平方メートルの億ションに引っ越し、家族5人で暮らしているという。 「首長ということでセキュリティの問題もあっての引っ越しなのだと思います。子供と遊ぶ時間がいちばんリラックスできると話していますから、家族の安全だけは譲れないんでしょう。家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていたこともあります」(前出・地元紙記者) 内助の功を得て、今後もますます飛躍していきそうだ。 「女性自身」2020年5月5日号 掲載 |
このように結婚に対する渇望が見られるが、8室にラーフがトランジットしていた為だと思われる。
8室には6、11室支配の金星が8室に在住して、6-8の絡みが見られ、ビーパリータラージャヨーガを形成している。
通常は、6室の支配星とは、愛人とか目下の存在を表わしているが、8室は支配者であり、自分をコントロールする相手を表わしている。
この吉村氏が元CAの奥さんと知り合った合コンは、おそらく吉村氏が当時、弁護士であったことから、高学歴、高収入の男性と結婚したいと思う女性たちが、参加する合コンであり、つまり、射手座ラグナにとっての典型的な6室支配の金星の表示体となるような女性たちが集っていたと考えられる。
以前の記事でも書いているが、射手座ラグナにとっての6室支配の金星とは、医者とか弁護士とか社会的ステータスや高収入の男性にお金目当てに近づいてくる女性が多く、結婚しても離婚につながることが多いのである。
そして、女性は多額の慰謝料を請求することになる。
射手座ラグナにとっての6室支配の金星とは、そういう女性にとっての結婚ビジネスとも言える出会いの組合せを象徴している。
従って、射手座ラグナにとっての6室支配の金星とは部下的、愛人的女性であり、いつ離婚するか分からない相性の不安定さも抱えていると言える。
恐妻家 -8室の金星-
上記の女性自身の記事『吉村知事が蒼白で謝罪…頼れるリーダー支える元CA妻の手腕』では、以下のように吉村氏は、恐妻家である一面を覗かせていたり、奥さんとは尻に敷かれている感じがあり、相性的に今ひとつのちぐはぐさが残っている。
一方で恐妻家の一面を見たことがあると話すのは大阪のある政治関係者。4年前、市長時代のこと。 「海外への視察で空港に集合したときに吉村さんが“あ、パスポート忘れた”と。“奥さんに持ってきてもらえば”と周囲に言われ、バツの悪そうな顔で電話をかけたんです。しばらくして奥さんが来たのですが、彼に無言でパスポートを投げつけました。吉村さんは真っ青な顔をして、奥さんに謝りながら拾いあげていましたよ」 |
パスポートを忘れたので、空港に届けてもらった時に奥さんが無言でパスポートを投げつけたというのは、微妙な相性である。
完全に奥さんの方が、支配的に振る舞っており、尻に敷かれている関係性が見え隠れしている。
また吉村氏が、政治家に転身すると伝えた時も“あなたの人生ですからお好きに。反対はしませんが、協力もできませんよ”といったような上から目線な立場である。
これは6室支配の金星が8室(支配者)に在住している配置から生じており、本来、経済的には完全に夫に依存しているはずの奥さんが、吉村氏に対して、完全に上から目線の支配的な立場に君臨していることを意味している。
そして、本来は6室支配の金星というものは、離婚を表わしており、この金星期の結婚は最初から相性が悪く、意見の不一致がある関係性を表わしているが、6室の支配星が8室に在住することによって、ヴィーパリータラージャヨーガとなり、離婚ではなく、ある意味、支配と服従の立場が逆転したようなアンバランスな結婚が継続していくという二重否定が起こっているようである。
従って、このヴィーパリータラージャヨーガのおかげで離婚せずに済んでいるのかもしれない。
吉村氏は、この6室支配で8室に在住する金星にラーフがトランジットしている時に今の奥さんに猛烈に求婚して、結婚に結びついている。
これは経済的には全く依存する立場であるはずの相手の女性の方が完全に上の立場で、そこまで言うなら仕方がないから結婚してあげましょうとでも言うかのような、女性側の方が上から目線の結婚であったことが想像できる。
私は別にあなたと結婚しなくても他にいくらでも相手はいるけど、あなたがそこまで熱心に言うのなら、結婚してあげてもいいわよとでもいうかのような結婚である。
吉村氏がベタぼれし、攻め倒して結婚したというのは、吉村氏が、ポチのように女性にすり寄って、結婚してもらったといった方が正確かもしれない。
従って、吉村氏は、この結婚した最初の時から、恐妻家なのである。
通常は結婚や配偶者の表示体である金星が8室に在住するだけで、もしそれが男性だったら相手の女性に支配され、振り回され、恐妻家になる配置である。
このように結婚した時にラーフが射手座から8室をトランジットしていたことから、吉村氏には、激しい結婚願望があり、更に結婚した相手の女性との関係には、支配と服従のようなある種、ちぐはぐな関係性があるばずだと思ったが、実際、それが確認できたので、やはり、射手座ラグナで正しそうだということになった。
それ以外に2000年前後のトランジットを見ると、2000年6月7日から木星と土星が牡牛座に入室し、7室支配の水星にトランジットして、7室にダブルトランジットが生じていることが分かる。
その後、木星は2001年6月から7室に入室して、2002年7月から8室を通過して、2003年7月末ぐらいまで、8室を通過している。
土星の方は、2003年4月から7室に入室し、2005年5月末から8室に入室して、2007年7月半ばまで、8室を通過する。
従って、2000年~2007年にかけて、パートナー関係や結婚生活というものが強調されていたことが分かる。
但し、7室に土星と太陽が在住していることを見ると、パートナー関係、結婚生活は、常に緊張に満ち、意見の不一致があり、吉村氏としては妥協の連続だったかもしれない。
吉村氏は、『家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていた』というが、おそらくこの人生哲学(もしくは処世術)は、この2000年~2007年の結婚、結婚生活を通して、編み出されたものであると考えられる。
この上記の期間の間、ラーフ/ケートゥ軸も2000年~2004年9月にかけて8室→7室→6室(7室の支配星)を通過していたのであり、まさに吉村氏にとっては、2000年~2007年は、結婚、結婚生活を通して学んだ時期である。
6-8のヴィーパリータラージャヨーガは、最初は問題をもたらすが、最終的な結果、あるいは、その象意の後半において、良くなるというものである。
従って、吉村氏は、初めは結婚生活において意見の不一致などで苦労した結果、最終的な結果として夫婦円満になったのだが、その時に辿り着いた結論が、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》だったのであると分かる。
結婚したと思われる2000年前後のダシャーは、ラーフ/水星(1997/8~2000/2)⇒ラーフ/ケートゥ(~2001/3/13)⇒ラーフ/金星(~2004/3/13)である。
ラーフ/金星期は、無条件で、結婚をもたらすダシャー/アンタルダシャーの組合せだが、アンタルダシャーの水星、ケートゥ、金星のいずれも結婚していておかしくないダシャーである。
このように子供の誕生と兄の誕生のタイミング、そして、結婚のタイミングを調べた結果、吉村洋文氏のラグナは射手座ラグナで正しそうだと分かった。
この射手座ラグナに設定すると、更に様々なキャリア上のタイミングが説明可能になる。
弁護士から政治家へ -4室で強力なラージャヨーガを形成する木星と火星のグルマンガラヨーガ-
例えば、吉村氏は、35歳で、弁護士から政治家に転身しているが、それは2011年の大阪維新の会公認で大阪市会議員選挙に出馬し、当選した時から始まっている。
2011年は、木星/土星期で、マハダシャー木星期のセカンドアンタルダシャーの時期である。
木星はラグナロードで、4室の支配星でもあり、4室で自室に在住して、パンチャマハープルシャ・ハンサヨーガを形成し、5室支配の火星とコンジャンクトして、4-5のラージャヨーガを形成し、木星と火星のコンビネーションであることから、グルマンガラヨーガを形成している。
4室は王座を表わしており、政治家にとっては議席を表わしている。
従って、木星期になってから、政治家に転身して大成功を収めているというのはその4室の強さの為である。
更に4室が強いことは何を意味するかと言えば、市長や知事といった地方行政の長を務めていることにもそれが現れている。
4室は自分の城や陣地を表わしており、自分のプライベートな空間である。
ちょうど戦国時代に群雄割拠していた戦国大名のイメージである。
戦国大名たちは、自分のプライベートな領地を所有し、そこに城を建設して住んでいた。
吉村氏は、2014年の木星/水星→ケートゥ期に、大阪市会議員を辞職して、第47回衆議院議員総選挙に維新の党公認で大阪4区から出馬して、小選挙区では落選したが、比例で復活して国政に進出している。
本来は、国政で更に頑張ってもいいはずだが、ここで、橋下徹の大阪市長の任期が満了することに伴って、維新の会から擁立されて、大阪市長に立候補して、当選するのである。
この辺りがやはり4室が強いことの効果ではないかと思われる。
4室が強い場合、もし宗教家であれば、自分の教団を持ち、自分の宗教施設で活動するのであるが、政治家であれば、市長や県知事など地方行政の長として、その土地に根を張って、地方のリーダーとして振る舞うようになる方が似合っているのである。
地方行政の長は、国政のように常にメディアや国民から注視される訳でもなく、プライベートな空間(4室)であると言うことができる。
そして、吉村氏は、その後も2019年4月7日に大阪市長を任期途中で辞めて、大阪府知事に立候補して当選している。
この時、木星/月期であったが、月は8室(中断)支配で10室に在住しており、任期を途中で辞めたのはその為である。
この時期、大阪都構想住民投票の実施をめぐる公明党との協議決裂を受け、2019年3月20日付での大阪市長の辞職願を提出し、大阪府知事選への出馬を表明したのであるが、大阪市議会は、自民、公明、共産などの反対多数で、辞職を不同意とし、結局、3月21日の府知事選告示日に市長を自動失職するという形で、市長を辞めている。
これが8室支配で10室に在住する月のアンタルダシャーで起こっていることには注目すべきである。
現在、吉村氏は、都道府県知事として、大阪維新の会の副代表にも就任している。
このように吉村洋文氏は、地方行政を地盤として、中央政界にも影響力を行使しており、一度、国会議員として国政に進出した経験もあったことで、次の総理に相応しい人物ということで注目を浴びたのである。
そして、2020年4月25日付近から木星/火星期に移行して、とうとう彼の4室に形成されるグルマンガラヨーガが発現するタイミングがやって来たのである。
政府が新型コロナウィルスで緊急事態宣言を発令して、経済的に冷え込んでくる中で、経済活動再開へ向けた大阪モデルと呼ばれる独自の基準値を示したことで話題となった。
5月5日に政府が休業要請の解除基準を示さないことを理由に、大阪府独自に「大阪モデル」という数値的な指標を掲示し、「新規感染者のうち感染経路不明者が10人未満」「PCR検査においてコロナ陽性率が7%未満」「重症患者用の病床使用率が60%未満」という3つの条件を7日連続で達成した場合に大阪府内の自粛要請を解除する旨をメディアに発表した。
数値的な指標を具体的に示した政治判断について、高く評価され、メディアの世論調査などでも、次の首相に相応しい人物として、名前が挙げられもした。
これは明らかに木星と火星が4室で形成するラージャヨーガ及び、ブルマンガラヨーガの効果である。
2020年7月14日には、総理大臣官邸で、安倍首相と面会して、新型コロナウィルスに対する意見交換を行ったようである。
首相と吉村知事が近く会談へ 新型コロナで意見交換 2020.7.10 07:51 SankeiBiz 安倍晋三首相と大阪府の吉村洋文知事(日本維新の会副代表)が近く官邸で会談する方向で調整していることが9日、分かった。吉村氏は新型コロナウイルス感染再拡大への警戒を促す独自基準「大阪モデル」を主導しており、新型コロナ対策を中心に意見を交わすとみられる。 吉村氏は、国民民主党の前原誠司元外相、維新の馬場伸幸幹事長らが15日に都内で開く地方分権に関する勉強会で講師を務める予定。上京に合わせて、首相や菅義偉官房長官に加え、自民党の二階俊博幹事長、西村康稔経済再生担当相らとの面会も調整している。 |
このような次の首相候補として名前が上がったり、一国の首相と直接、意見交換する機会が得られたりといったことは、まさに4室で形成されるラージャヨーガ及び、グルマンガラヨーガの発現である。
知性、判断力を表わす5室の支配星が魚座に在住する問題
因みにアンタルダシャーの火星は5室の支配星で、この5室支配の火星が魚座の定座に在住する強い木星とコンジャンクトしている為に大阪モデルという独自の理想に基づいた考えを発表したのである。
但し、魚座は理想主義的ではあるが、独断的でもあり、個人主義的で、非科学的で周りの意見を入れないという欠点もある。
例えば、京都府の西脇隆俊知事は「関西モデル」を作れなかったのかとテレビ番組で問われた際、「(大阪から)根回しや相談はなかった」と説明した(wikipedia)という。
つまり、関西モデルという関西圏での基準を作るよりも大阪での独自基準にこだわったという点で、個人主義的なスタンドプレーであったことが分かる。
これは人と上手く連携したり、協力できないで、独自で個人主義的に行動する魚座の特徴が出ていたと考えられる。
また大阪モデルは最終的に以下のような顛末となっていることが興味深い。
吉村は大阪モデルの発表にあたり、「具体的な数値や割合を出して、判断ができるだけ恣意的にならないように」と述べていたが、5月23日にはモデルの基準を一部変更。この変更に当たっては、記者会見も、専門家を交えて協議する対策本部会議も開かれなかった。これを受け京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥は「結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます」「府の対策が、科学から政治に移ったことを意味します。大阪府民として非常に心配です」と懸念を表明した。6月12日には大阪モデルの再見直しに着手し、会議の中で大阪大学の物理学者中野貴志教授は大阪・兵庫の往来自粛や、緊急事態宣言に伴う大規模な休業要請について「効果が無かった」と発言した。吉村はこれらの見解に対し「その時の判断として必要だったと思うが、一つの有力な意見だ」と強い関心を示した。修正版の大阪モデルは7月3日に決定され、①経路不明者数(10人以上、直近7日間平均)②経路不明者数の前週比(2倍以上、同)③直近7日間の累積新規感染者数(計120人以上かつ後半3日間で半数以上)の①~③すべてを満たせば黄信号、④黄信号が点灯した日から25日以内に重症者の病床使用率が70%以上を満たせば赤信号となる内容で、従来のモデルより黄・赤信号を点灯しにくくした。 7月12日には修正版大阪モデルの黄信号が点灯し、7月22日には1日の新規感染者数が過去最多となる121人に上ったが、吉村は7月23日から始まる4連休について、府民へ外出の自粛要請はしない考えを示した。7月28日の対策本部会議では黄信号点灯以降も繁華街の人出がほとんど減っていないデータが示され、「黄信号の大きな効果はない」との懸念が示され、同日に一部施設に休業を求める「黄信号2」の基準を決めた。 (wikipedia 吉村洋文より引用抜粋) |
基準値を決めた当の吉村氏自身が、記者会見も、専門家を交えて協議する対策本部会議も開かずに後からコロコロと基準値を変更しているのである。
これについて京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が「結果を見てから基準を決める。科学でこれをすると信頼性が揺らぎます」「府の対策が、科学から政治に移ったことを意味します。大阪府民として非常に心配です」と懸念を表明している。
これも恣意的独断的になりやすい魚座の特徴である。
因みに吉村氏への評価として、その能力を高く評価する声も多いが、一方で「首長としては独断専行の傾向もあり、職員からは橋下や松井の方が助言を聞いてくれたとの意見もある」(wikipedia)という。
また非常に興味深い出来事がその後に起こっているのだが、吉村洋文氏が、イソジンなどのうがい薬がコロナの陽性者を減らす効果があると発表したのである。
その発表後、全国でうがい薬の買い占めが行なわれ、うがい薬の品切れが相次ぎ、混乱をもたらし、厚生労働省が国として推奨する段階にはないとして事態の収拾を図ったのである。
8月4日、吉村は松井一郎大阪市長、大阪はびきの医療センターと共同で記者会見を開き、「うそみたいな本当の話をさせていただきたい。ポビドンヨードを使ったうがい薬を使って、うがいをすることでコロナの陽性者が減っていく」と述べ、イソジンなどのポビドンヨードを含むうがい薬で1日4回うがいをしたコロナウイルスの陽性患者だと、うがいをしていない陽性患者より唾液でのPCR検査の陽性率が下がるとする研究結果を公表し、「府民には、うがい薬で8月20日まで集中的にうがいを励行してもらいたい」と述べた。これを受け全国で同種のうがい薬の品切れが相次いだが、翌5日に厚生労働省は国として推奨する段階ではないとの見解を示し、日本医師会の中川俊男会長も「科学的根拠が十分ではない」と指摘した。また、うがいとかぜの関係について詳しい京都大学医学部の川村孝名誉教授は、かぜの場合だと過去の研究では水でのうがいとうがい薬でのうがいに感染率の差はないとしたうえで、「ポビドンヨードは、ウイルスだけではなく、もともと口の中にいる細菌を根こそぎ絶やしてしまいかえって防御力が落ちてしまう可能性もある」と指摘した。吉村は同日の記者会見で、「予防効果があるとは、ひと言も言っていない。ぼくが感じたことをしゃべり、『それは間違いだ』と言われたら、ぼく自身、言いたいことが言えなくなる」などと釈明し、買い占めや転売をしないよう求めた。 8月中旬には府内の重症者数が半月で3倍以上に急増したが、吉村はこれについて同月14日、「大阪では死者を減らすため、できるだけ早めに人工呼吸器を付けていると聞いている」と述べた。しかし、この発言に対し医療関係者からは事実ではないとして知事の誤解を指摘する声が相次いだ。 (wikipedia 吉村洋文より引用抜粋) |
後から吉村氏の発言に対して、科学的根拠がないとの批判も受けている。
読者の書き込みなどからも、「吉村氏のやっていることは、サイエンスに基づいた予測ではなく、占いのようなものである」との批判を受けている。
5室支配の火星は魚座で自室の木星とコンジャンクトしている為、それで占い・迷信のような主張になってしまったのだと分かる。
魚座は、キリスト教をもたらした星座であり、カトリック教会は、地動説を否定し、科学的真理を否定して、中世社会は、無知、迷信が蔓延る暗黒時代であったと言われているが、そうした魚座の負の側面が顕現してしまったのではないかと思われる。
吉村氏がよかれと思って主張したことが大きな問題に発展してしまったのである。
一つは、一部の市民がうがい薬の買い占めに走り、混乱を招いたのであるが、それはおそらく吉村氏のチャートの8室支配の月が10室から4室の木星や火星にアスペクトして傷つけており、それと同時に2、3室支配の土星も4室にアスペクトして4室を傷つけているからである。
月は大衆の表示体であり、8室支配の月は、大衆の愚かな行為によって苦しめられることを表わしている。
然し、それは吉村氏の科学的な裏づけを取った訳ではないまじないや迷信に近いような考えを発表したことが、そもそも問題を招いたということである。
これは魚座の欠点が露呈したことを意味している。
不動産運 -ラグナロードの木星が4室、4室に在住する火星-
因みに吉村洋文氏は、市長になった翌年から億ションに引っ越して、暮らしているという。
市長になった翌年、’16年からは200平方メートルの億ションに引っ越し、家族5人で暮らしているという。 「首長ということでセキュリティの問題もあっての引っ越しなのだと思います。子供と遊ぶ時間がいちばんリラックスできると話していますから、家族の安全だけは譲れないんでしょう。家庭円満の秘訣は、《妻に逆らわない、家で愚痴を言わない》と語っていたこともあります」(前出・地元紙記者) (「女性自身」2020年5月5日号 より引用抜粋) |
射手座ラグナは、ラグナロードの木星が同時に4室(住まい)を支配している為、快適な住まいや乗り物を求める星座である。
吉村氏の場合、ラグナロードで4室支配の木星が4室でハンサヨーガを形成し、5室支配の火星(不動産)も在住して、ラージャヨーガを形成している為、不動産運に恵まれる配置である。
4室の火星は不動産に恵まれる配置であり、不動産賃貸業などで、金銭を得る配置でもある。
吉村氏の公開された資産情報によれば、2件の分譲マンションと、1件の戸建て住宅の計3件を所有しているようである。
大阪知事と大阪市長、資産公開 2019/09/17 15:00 讀賣新聞 大阪府の吉村洋文知事と大阪市の松井一郎市長は17日、府と市の資産公開条例に基づき、4月の就任時の資産をそれぞれ公開した。吉村知事の資産総額は1億1873万円、借入金は1億4530万円。松井市長の資産総額は1633万円、借入金は3944万円だった。 資産報告書によると、吉村知事は、自宅などに使っている大阪市北区の分譲マンション2件と、同区の戸建て住宅の計3件を所有し、本人の持ち分の固定資産税の課税標準額(土地と建物の合計)は計9076万円。ほかに、金銭信託2797万円と乗用車1台を挙げた。 松井市長は、自宅の大阪府八尾市の分譲マンション1件と土地5件を所有し、固定資産税の課税標準額は計1573万円。定期預金は60万円。小型自動車2台を所有していた。 報告書は府と市のホームページなどで閲覧できる。 |
おそらく分譲マンションの方で、賃貸収入を得ていると思われる。
このことからも射手座ラグナであることは明らかである。
借金をする才能 -6室で減衰するケートゥ-
因みに吉村氏は、資産総額が1億1873万円あるが、借入金は1億4530万円ある。
つまり、ほとんどが借金であるということである。
このことからおそらく吉村氏には、借金をする才能があることが示されている。
借金をする才能は、強い6室に現れるが、吉村氏の場合、6室で減衰するケートゥは敵を粉砕する非常に強い配置である。
ケートゥは6室で減衰することで、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果を発揮している。
おそらく妻子にセキュリティのある安全な生活を提供しなければならないので、妻の要請もあって、借金をしてでも不動産を購入したということなのではないかと思われる。
つまり、妻は6室の支配の金星が表示体だからである。
私は今回、ナヴァムシャのラグナも射手座ではないかと思っているが、もしそれで正しい場合、8室支配の月が6室で高揚しており、この配置も他人のお金を利用する能力を表わしている。
橋下徹とのカルマ -12室で減衰するラーフ-
吉村氏は、衆議院議員在職中は維新の党政調副会長や、大阪維新の会の「都構想推進本部」(本部長:橋下徹)の局長も務めたそうであるが、そもそも吉村氏が、政治家に転身したのも、やしきたかじんの顧問弁護士を務めていた時に政治家になるように勧められ、橋下徹を紹介されて、橋下徹が、口説いて政界入りしたそうである。
従って、橋下徹との太いパイプがあることが分かる。橋下徹の子分と言ってもいいかもしれない。
吉村氏は、政界へ進出する前は、下積み弁護士として苦悩していたようである。
司法修習を終えた吉村氏は東京にある熊谷綜合法律事務所に所属した。同事務所の代表・熊谷信太郎弁護士が話す。 「仕事ぶりは極めて真面目でしたよ。毎日夜の11時か12時まで残り、土日もよく出勤していたようです。当時、うちの事務所は武富士から名誉毀損訴訟を頼まれていたので、彼にも担当に入ってもらいました」 2000年代初頭、武富士は反社会的な取り立てや業務の違法性などを指摘するメディアに対し、訴訟を連発。言論萎縮を目的とした「スラップ訴訟」を次々と起こしていた。その際の武富士側の弁護人の一人が吉村氏だったのである。武富士から訴訟を起こされた一人である、ジャーナリストの寺澤有氏が語る。 「武富士から、私が執筆した記事が名誉毀損に当たるとして、2億円の損害賠償を求める訴訟を起こされました。吉村氏は武富士側の弁護士の中でも、一番の若手でしたね。彼を見たとき『こんな若さでスラップ訴訟に関わって、経歴に傷がつくんじゃないか』と、相手方ながら思ったことを覚えています。結局、裁判中、特に彼が発言することはありませんでした」 (『週刊現代』2020年5月23・30日号より引用抜粋) |
武富士の名誉毀損訴訟などを担当して、泥臭い仕事を行なっていたようである。
その後、やしきたかじんの顧問弁護士を務めた頃に橋下徹を紹介されて運気が開けて来るのである。
12室で減衰するラーフ期であるため、非常に下積みで、消耗する厳しい時期であったことが分かる。
蠍座で減衰するラーフは、サラ金の大手、武富士のためにメディアに名誉毀損訴訟を起こすというものであった。
またやしきたかじんの『殉愛』騒動でたかじんの遺言執行人として動いて、さくら夫人と組み娘に相続放棄要請も行なったという。
つまり、非常にダークなことを行なっていたのであるが、それが蠍座12室で減衰するラーフ期に行っていたのである。
ラーフには7、10室支配で6室に在住する水星のアスペクトがあり、仕事は自分から相手に攻撃を仕掛けていくような仕事だったということである。
そして、ラーフの対向の6室ではケートゥが減衰している為、6室のケートゥには敵を粉砕するという象意がある為、かなり攻撃的なスタンスであったと推測できる。
大阪モデルを発表した時に政府に対して、「具体的な基準を示さず、単に(緊急事態宣言を)延長するのは無責任だ」などと述べ、自ら批判の口火を切ったことの中にもそれは現れている。
この12室で減衰するラーフは、ひどい体験をもたらしたように思えるが、ラーフのディスポジターである火星はラグナと月から見て、ケンドラに在住して、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
またラーフ期はそのディスポジターが結果を表わすということを考えると、このラーフ期は結局の所、最終的には躍進したことを示している。
次の木星期に繋がるような出会いがあったのであり、蠍座ラグナである橋下徹との出会いもそうである。
吉村洋文氏の政策、政治信条
吉村氏の政治信条を見ると、非常に興味深いことにリベラル左翼的な価値観と、保守的な価値観が混在しており、どちらとも定義出来ない性格を持っている。
おそらくそれはラグナから見た5室の支配星が4室魚座で木星とコンジャンクトしている配置が、保守思想をもたらし、月から見た5室支配の土星が10室双子座で、太陽とコンジャクトしている配置が、リベラル左翼的な価値観を体現しているからではないかと考えられる。
例えば以下のように政治信条が、その時々に応じて、保守とリベラルに振れていることが分かる。
内容 | 傾向 |
---|---|
日本国憲法第9条の改正、集団的自衛権の行使に賛成 | 保守 |
2015年10月に予定されていた、消費税率の10%への引き上げを2017年4月まで1年半、先送りした安倍晋三首相の判断を評価する一方で、10%への引き上げの際の軽減税率の導入に反対しており、アベノミクスについても評価していない | リベラル左翼 |
首相の靖国神社参拝に賛成 | 保守 |
北朝鮮が弾道ミサイルを発射したことに対して、抗議を行った | 保守 |
村山談話、河野談話の見直しに反対 | リベラル左翼 |
米サンフランシスコ市で新たな慰安婦像の設置の動きに対して、「不確かで一方的な主張をそのまま歴史的事実として記すことは、歴史の直視ではなく日本批判にあたる」「合意(日韓合意)の精神を傷つけるもの」として、サンフランシスコ市の当時の市長だったエドウィン・リーに対して、大阪市長として慎重な対応を求め、受け入れられなければ両市姉妹都市関係を解消するとの公開書簡を送った。その後リーの急死を受けた後任のロンドン・ブリード市長は「我々2都市の市民間に存在している関係を、1人の市長が一方的に終わらせることはできない」と回答したが慰安婦像の撤去には応じなかった。このため吉村は2018年10月、一方的に姉妹都市を解消した。 | 保守 |
特定の民族や人種に対するヘイトスピーチの法規制に賛成 | リベラル左翼 |
2019年8月7日、定例記者会見であいちトリエンナーレにおける「表現の不自由展・その後」展示中止問題に言及し、大村秀章愛知県知事について「辞職相当だと思う」と述べた。2020年6月2日に医師の高須克弥や作家の百田尚樹・竹田恒泰らが大村へのリコール運動を行うことを表明すると、吉村は同日に「応援する」と発言した。しかし、翌3日に維新の松井一郎代表が「愛知県民が判断する話だ」「大阪府知事が(他県の首長の)辞職の旗を振るというのは違うんじゃないか」とたしなめたため、これを受け吉村は「賛成の立場だが、大阪の仕事に専念します。僕自身がリコール活動に参加するということはないし、維新としても当然ない」と釈明した。 | 保守 |
2016年6月に行われた関西電力の株主総会では京都市の門川大作市長と共同で再生可能エネルギーの導入推進や脱原発を求める5議案などを提案。「福島の事故は続いており、あんな危険なものはない」などと質問をしたが、森詳介会長に「質問時間が4分を過ぎています。簡潔にお願いします」と注意されると、吉村は「大株主である大阪市の意見を聴いてほしい。なぜ意見を聴く機会を持とうとしないのか」といらだった口調で詰め寄った。 | リベラル左翼 |
日本のカジノ解禁に賛成 | 保守 |
特定秘密保護法に反対 | リベラル左翼 |
選択的夫婦別姓制度導入について、「どちらかといえば賛成」としている | リベラル左翼 |
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テーマ | 政策、政治信条 | 傾向 | コメント |
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教育 | 「子どもの貧困対策や待機児童対策など、子どもへの投資にさらに力を入れていきたい」と述べ、子どもの成長を社会全体で支えるため、NPOや市民団体などと連携して、子どもの貧困対策を本格的に実施する事を明らかにした。 | リベラル左翼 | |
「親の経済格差が子どもの教育格差につながることがあってはならない」と主張し、2016年度から5歳児の幼稚園・保育所の保育料を無償化する方針を示した。 | リベラル左翼 | ||
教員の新たな人事給与制度の導入を決定。吉村は「頑張っている先生がきちんと評価され、昇給する制度が必要だ」と述べた。2018年8月には大阪市の全国学力テストの正答率が政令市で2年連続最下位だったことを受け、全国学力テストの結果を教員の手当や人事評価に反映させる考えを示した。これに対して林芳正文部科学大臣は「テストの趣旨や目的を踏まえてほしい」と慎重な判断を求めたほか、「夜回り先生」として知られる教育者の水谷修は「大阪の子の学力の背景に家庭や貧困の問題があるのは明白だ。十分な対策を講じてきたと言うなら、その成果が上がっていないということだ」と不快感を表明するなど波紋が広がり、維新市議団の会議でも市長方針への賛否が分かれた。また、地方公務員法では職員一人一人の能力や業績に応じた評価を行うと規定しており、学校ごとの一律の評価は法律に抵触する恐れも指摘されたため、最終的に全国学力テストの活用は見送り、大阪府市が独自に行うテストの結果を校長の評価にのみ反映させる方針となった。 | 保守 | 橋下徹流の市場原理主義の教育現場への導入に該当している。経済に関しては、日本維新の党は市場原理主義で、自民党よりも保守である。 | |
情報公開 | 上記の教員の評価基準策定を巡っては、市民団体が吉村と大阪市特別顧問の大森不二雄(東北大学教授)との間でメールで協議していた内容を情報公開請求したところ、吉村が私用アドレスを使っていたため、「不存在」を理由に非公開とされた。吉村はこれらのメールについて「個人的な意見交換」として公務には当たらないとの認識を示したが、大森が事務局に送っていたメールには、吉村とメールで制度案を具体的に議論していた形跡があった。また、橋下市長時代のメールは約1360件が公開されたが、吉村市長時代に公開されたのは6件で、公用アドレスはほぼ使われていなかった。 | リベラル左翼 | |
健康対策 | 市民の健康寿命を延ばす協定を大阪市立大学と締結。「効率的な住民サービスのためには科学的な根拠や知見を踏まえた政策決定が重要だ」と述べた。 | リベラル左翼 | |
高齢者福祉 | 「真に支援を必要とする人々」への支援策の一つとして、特別養護老人ホームの建設費の助成に37億6500万円を計上した。 | リベラル左翼 | |
橋下市長時代に導入された敬老優待乗車証(敬老パス)への年間3000円の自己負担金について、利用者が減少している要因だとして廃止する考えを示した。 | リベラル左翼 | ||
受動喫煙対策 | 国が発表した健康増進法改正案よりも規制の厳しい受動喫煙防止条例を検討。「海外に比べて規制が緩い。国際都市を目指すと言いながら、受動喫煙対策がおろそかだったら、それは違う」と述べた。 | リベラル左翼 | |
受動喫煙規制に消極的だった松井一郎大阪府知事に対し、「健康をテーマに万博を誘致しているのに、知事が国の基準で十分と言うのは違う」と非難したことにより、大阪市と大阪府の条例を一本化し、厳格化する意向を取り付けた。 | リベラル左翼 | ||
旧陸軍墓地 | 旧大日本帝国陸軍の戦死者らを慰霊し、日本で最初かつ最大の陸軍墓地「真田山陸軍墓地」の荒廃が深刻化している問題について、2018年8月29日、「国が改修も含めてしっかりと管理すべき」と述べ、11月に安倍晋三首相宛てに「旧真田山陸軍墓地の管理・維持保全に関する要望について」と題して、「建築基準法上の耐震基準を満たさないものがあり、財産所有者である国による抜本的な対策が必要」であり、特に、南海トラフ地震などの巨大地震に備えて「納骨堂の耐震対策をはじめ、墓石の破損・風化対策が喫緊の課題」と要望書を提出した。「(墓地)参道の舗装や電灯の整備」などに必要な予算を計上することを表明した。 | 保守 | |
2025年日本国際博覧会 | 2025年日本国際博覧会を大阪・関西に誘致すべく奔走。各国の代表らが参加する万博誘致フォーラムに出席。パリ駐在の各国BIE政府代表らと個別会談もし、支持を訴えて回った。吉村は「一国でも多く、支援要請をしていきたい」と述べた。 | 保守 | |
2025年日本国際博覧会の開催地を決定する総会において、「日本の技術力や国際貢献、大阪の先進的な都市機能に加えて、日本人の誠実さや運営能力が高く評価され、他の競合国に対する強みになっている」と語った。 | 保守 | ||
万博の大阪開催決定後、大阪府および大阪市では会場予定地の大阪市此花区と同北区の2拠点を連携させ、来場者が回遊できるような仕組みを構想。北区では、最先端医療や産業創出をテーマに整備するとしている。吉村は「万博と理念が共通する部分があり、関連エリアとして世界中から人を呼び込みたい」と述べた。 | 保守、リベラル | ||
御堂筋歩道化構想 | 2018年3月、大阪市や経済団体でつくる御堂筋の将来構想を話し合う有識者委員会は、御堂筋完成100年となる2037年をめどに車道を閉鎖して御堂筋を完全歩道化する提言案をまとめ、公表した。この中で吉村は「完成100周年を迎える時期には、完全な人中心の空間の実現を目指したい」と述べた。 | 保守、リベラル | |
ラグナロードの木星と火星が魚座に在住している配置は保守政治家であることを示しているが、ナヴァムシャではその木星と火星は水瓶座に在住している。
従って、表面上は保守であるが、深いレベルではリベラル左翼的な信条が強いのではないかと思われる。
然し、ダシャムシャを見ると、再び、木星と火星は蟹座に在住して、保守の傾向を示している。
吉村洋文氏は、現在は、出生図では、魚座に在住するマハダシャー木星期である為、保守的な傾向があり、また市長や府知事という形で、地方行政の長としての立場で、政治活動を行なっているが、マハダシャーが土星期に移行すると、そうしたポジションを手放して、再び国政に進出する可能性も考えられる。
またダシャムシャにおいて、土星が水瓶座に在住している為、土星期になると政治信条もリベラル左翼、国際主義に偏っていくと考えられる。
このように射手座ラグナにすると、吉村洋文氏のこれまでの経歴の様々なエピソードが全てが鮮やかに浮かび上がる。
ナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては、今回は十分に検討していないため、また機会がある時に詳しく検討したいが、結婚したタイミングが、おそらくラーフ/水星、ラーフ/ケートゥ、ラーフ/金星のいずれかである為、ナヴァムシャのラグナを射手座にすると上手く結婚が説明できる。
ラーフのディスポジターは7室の支配星で、水星は7室の支配星、ケートゥのディスポジターはラグナの支配星で、金星はラグナに在住している。
また大阪府知事になってから木星/月期にうがい薬の件で、批判を受けたことも射手座ラグナであれば説明できる。
射手座から見て、月は8室支配で6室に在住し、2、3室支配の土星、火星からアスペクトされて傷つけられている。
月期に批判を受けたのはその為だと考えられる。
またラーフ期は、出生図では12室減衰しており、弁護士としての下積みで苦労した時期だが、ただそれでもキャリア的には大舞台で活動して来ている為、ラーフはナヴァムシャで10室、ダシャムシャでラグナに在住していると考えた。
こうした場合、出生図のラグナは、ウッタラアシャダーの第1パダになり、出生図のラグナとナヴァムシャのラグナが射手座となる。
コメント
コメント一覧 (7件)
今回も『魚座が恣意的で独断的』と仰っていますが、
それは間違っていると思います。
秀吉さんのサインの性格の読み方を模倣するなら、
アヤナムシャが90度になれば、
『魚座は知性が高くコミュニケーション能力抜群』と言い出すのではないかと危惧します。※双子座のことです。
あくまで、魚座は、
自己犠牲的な救うことに力を注ぐ星座です。
これは、色に例えるならば、
「赤色がエネルギッシュで活力に富む」
くらいに揺るぎないものです。
魚座は、犠牲的で救う性格です。
吉村知事もまた、
魚座的に、自己犠牲的に、献身的に
非常に人々を救うことに力を注がれていました。
今回、恣意的で独断的というのは、
トロピカルの性格が出たに過ぎません。
牡羊座の性格です。
インド占星術のブログですので、
西洋占星術の話を持ち出して悪いですが、
インド占星術だけが正しいものでもありません。西洋占星術もまた正しいのです。
サインの性格は、インド、西洋、関係なく、
揺るぎないものと思います。
個人的に思うのは、
性格だけ見るなら、西洋の方があってますし、
実態は、サイデリアル、インドの方があってます。
吉村知事が、顔色が悪くなるまで、
犠牲的に尽力したのがよく現れていると思いました。
ですので、先日の
『天秤座がギャンブル』も、
本当のところは、
『ギャンブルは蠍座』ですね。
影に潜み、火星的な攻撃的なゲームに興じるのは蠍座です。
天秤座は、とか、魚座は、という
解釈が間違っているように思いましたので、
コメントさせてもらいました。
今現在、天秤座の大半は、ギャンブルに関係すると仰るなら、そうかもしれませんが、
その読み方は、本質からズレているという意味でのお話でした。
例えば、ラスベガスなどを考えると、マフィアがカジノを所有しています。
酒場が隣接していたりするのでそうかもしれません。
但し、風の星座の中で、快楽主義の金星がカジノやゲームセンターなどの遊技場を表しているとも思います。
ボーリング場とか、ビリヤードでもいいかもしれません。
パチンコもそうですが、そうした遊技場が天秤座の象意であると思います。
私が星座に言及する時、それはサイデリアルの星座を指していますが、天秤座の象意について語っていてもそれは、
トロピカルの蠍座の象意が含まれているといるかもしれないというのはあり得ます。
魚座についても同じことが言えるとするなら、
魚座が犠牲的で救う性格というのはそうだと思います。
魚座についても牡羊座の象意として、恣意性や独断性が出たというのもあり得ます。
魚座は献身的で自己犠牲的な星座で、理想主義者です。
然し、魚座の性質が否定的に出た場合に自己欺瞞や独断性、迷信、まじない、占い(非科学的なものとしての)といったものの象意としても出ると思います。
それは春分点が魚座にあった西洋世界を考えれば明らかです。
おそらく吉村洋文氏の魚座の木星と火星は、献身的で自己犠牲的な力を発揮して、高齢者福祉への政策や子供の教育の問題への対策など慈善的な表現として発揮されたと思いますが、うがい薬について科学的な検証を得ないまま良かれと思って推奨して、大衆の買占めを誘発して問題を生み出したというのは、魚座にアスペクトする8室支配の月や土星のアスペクトなどが、魚座の否定的な側面を引き出したからだと考えています。
その辺りの微妙な象意の表れについて私は注目して興味深く感じた為、記事にしたのです。
西洋占星術で扱うトロピカル星座帯の話は一切しておらず、ジョーティッシュで扱う星座の話だけをしています。
6-8のヴィーパリータラージャヨガですが、
2.10支配8室在住の火星
6室支配10室在住の月
でも、6-8のヴィーパリータラージャヨガになりますか??
間違っているのではないですか。
水瓶座ラグナで、火星が3室10室支配の8室在住でした。
6室支配10室在住の月とで、ヴィーパリータラージャヨガになり得ますか??