先日、辺見えみりが離婚したとニュースが報じていた。
辺見えみり、2度目の離婚生報告「前向きな決断をさせていただきました」 2018.2.27 10:39 サンスポ 夫で俳優、松田賢二(46)との離婚を発表、バツ2のシングルマザーとなった女優、辺見えみり(41)が27日、レギュラーを務める日本テレビ系情報バラエティー「PON!」(月~木曜前10・25)に生出演。 25日に公式ブログで2度目の離婚を報告して以来、初めての公の場となり、「すいません。お騒がせしました。前向きな決断をさせていただきました」と吹っ切れた笑顔で語った。 辺見は2006年にタレント、木村祐一(55)と結婚し08年に離婚。テレビ朝日系「仮面ライダー響鬼(ヒビキ)」などで活躍した松田と11年3月に再婚し長女(4)が誕生しており、結婚7周年を目前にした離婚となった。 辺見は25日のブログで「先日届け出をすませました」とつづり、何度も話し合った結果「別々の道を歩むことが最良の選択であるという結論に至りました」と説明。離婚原因や慰謝料の有無、長女の親権や養育費には触れず「ふたりで協力し合いながら子育てしていきたい」としていた。 一方の松田も同じく25日のブログで「お互い前へ進む為の選択」と離婚を報告。「えみりさんには感謝しています。結婚してよかった。娘は宝物。これまでの思い出も宝物です。父として母として共に、これまで以上に娘を大切にしていきます」と胸中を明かしていた。 辺見の所属事務所は離婚原因について、夫婦間のすれ違いが原因としている。 |
辺見えみりは、2006年1月9日にお笑いタレント・木村祐一と結婚したが、2年後の2008年4月25日に離婚している。
離婚した当時の状況は、木村祐一が家に帰って来なくなり、辺見えみりはそのまま木村祐一と生活を送っていたマンションに住み続けていたという状況だったことを当時の週刊誌やワイドショーの報道から記憶している。
つまり、木村祐一の方が、家から飛び出して帰って来なくなり、そのまま離婚になってしまったという状況である。
辺見えみりは、木村祐一が戻って来ることを期待しつつ、未練を抱えながら、そのままマンションに住み続けたという状況ではなかったかと思われる。
その後、2011年3月8日に俳優の松田賢二と再婚し、2013年1月8日に第一子が誕生したが、今回2018年2月25日に俳優・松田賢二との離婚を発表している。
所属事務所は、夫婦間のすれ違いが原因としたようだが、こうした報道を知って気になるのは、辺見えみりの恋愛、結婚、結婚生活のパターンが、どのような惑星配置からもたらされたものかということである。
辺見えみりの出生時間は分からない為、いつものごとく私は、辺見えみりのラグナがどこであれば、この恋愛、結婚、結婚生活のパターンが生じるかを考えていた。
2回の結婚と離婚のタイミングと、子供の出産のタイミング、そして、人物像やエピソードから検討して、おそらく辺見えみりは、蠍座ラグナで、ナクシャトラはアヌラーダではないかと思われる。
2回の結婚とも同じ芸能界の人と結婚しているが、知り合うきっかけも番組やドラマを共演するなど芸能活動を共にしたことがきっかけである。
木村祐一とは、『ダウンタウンDX』での共演をきっかけとし、松田賢二とは、舞台『罠』の共演がきっかけである。
7室支配の金星が3室(芸能)に在住する配置は、パートナーが芸能界で活動する人であることを表す配置であり、このパートナーと芸能活動を共にしたことを表す配置である。
最初の結婚
蠍座ラグナに設定すると、木村祐一と結婚した2006年1月9日は、木星が天秤座、土星は蟹座で逆行しており、月から見た7室の支配星にダブルトランジットしていた。
ラーフ/ケートゥ軸は月から見た1-7軸である。
この時、ダシャーは木星/木星期であり、木星は月から見た7室の支配星であり、ナヴァムシャでも同様である。
因みに蠍座ラグナに設定すると、ナヴァムシャにおいて、ラグナの取り得る範囲は、蟹座~魚座である。
この木星/木星期に結婚していることから、ナヴァムシャのラグナは木星が7室の支配星になる乙女座、そして、ラグナロードとなる射手座、あるいは魚座などが有力な候補として考えられる。
離婚
その後、木村祐一とは2008年4月25日に離婚しているが、この時は木星/土星期に移行している。
土星はラグナから見た7室支配の金星にアスペクトし、また月から見た6室の支配星で11室に在住し、月から見た7室支配の木星にもアスペクトしている。
もしナヴァムシャのラグナが乙女座であれば土星はナヴァムシャでも6室の支配星である。
トランジットは木星が射手座、土星が獅子座で逆行し、6室にダブルトランジットしている。
然し、6室には月から見た7室支配の木星も在住しており、これは結婚した時も月から見た7室支配で8室に在住する木星にアスペクトしていた。
従って、木村祐一とは結婚した時と離婚した時のダブルトランジットが同じ牡羊座に形成されていた。
これは何を意味するかと言えば、木村祐一との結婚は最初から不安定であり、月から見た7室支配の木星が8室に在住している所を見ると、木村祐一に頼り依存していくような要素があったと考えられる。
然し、出生図では8室に在住する木星はラーフ/ケートゥ軸によって傷つけられ、逆行の土星からアスペクトされている為、激しく傷ついている。
従って、木村祐一からは必要なサポートを得られなかったことを表している。
つまり、それは木村祐一が、家にほとんど帰ってこないなどの振る舞いとして現れた。
以下のニュース記事から何故、木村祐一が家に帰らないかの詳細が伺われるのである。
キム兄も愚痴ったカネ遣い…辺見えみり“バツ2”の真相は? 2018年2月27日 10時26分 日刊ゲンダイDIGITAL タレントの辺見えみり(41)が25日、女性誌の離婚報道を受ける格好で、夫で俳優の松田賢二(46)との離婚を自身のブログで報告。〈良い方向に行くようにと、この何年かふたりで何度も話し合い、いろんな形を模索してみましたが、別々の道を歩むことが最良の選択であるという結論に至りました〉などと明かし、7年間の結婚生活に終止符を打った。 ブログでは、4歳になる一人娘について〈ふたりで協力し合いながら子育てしていきたい〉と記すにとどまり、親権の行方など詳しい事情は明かされていない。しかし、舞台を中心に活動している元夫の稼ぎを考えたら、「タレントとしても“格上”で、安定した収入のある辺見の方が引き取って育てることになるでしょう」(芸能リポーター)。 離婚の原因や慰謝料の有無についても不明。まあ、夫婦や家庭のことだけに当事者にしか分からないことも多いのだろうが、顔と名前を商売にするタレント夫婦である。しかも辺見は、キム兄ことお笑いタレントの木村祐一(55)との離婚暦がある。相当の覚悟をした上で「バツ2」の道を選択したと推測するが、「自業自得ではないか」といった声も漏れ聞こえてくる。 さる芸能関係者の話。 「えみりちゃんは筋金入りのブランド好きで、洋服や靴、小物、ジュエリーなどことファッションに関してはカネに糸目をつけず、欲しいものは何でも手に入れる主義。最近では食器などにもこだわっているようです。もちろん、ファッションブランドのコンセプターを務めていることもあってビジネスの範疇かもしれませんが、それにしたって収入と支出のバランスってものがある。最初の旦那だったキム兄は貯金も使い果たされたとかで、“カネ遣いの荒い女はもうコリゴリ”などと周囲に愚痴ってたそうですよ」 しかしながら、辺見自身の稼ぎも芸能活動以外のブランドのコンセプターの報酬としては「契約形態やブランドとの関わり方にもよりますが、年間売り上げの数%をマージンとして受け取る契約だとしても、せいぜい年間数百万円程度でしょう」(ファッション誌ライター)。 昨年12月に実兄が社長を務める辺見プロモーションから大手の「太田プロダクション」に移籍し、芸能活動に意欲を見せていた辺見。離婚で心機一転、自分のカネは自分で稼ぐつもりのようだ。 |
上記の記事によれば、辺見えみりは、ブランド好きで、浪費家で、何でも欲しいものは手に入れるのだという。
それで木村祐一は自分を財布のように使われるのが嫌で逃げ出したのである。
辺見えみりの出生図に戻るが、8室支配の水星が2室に在住し、10室支配の太陽とコンジャンクションしている。
2室は起業のハウスであり、実際、辺見えみりは、自身がプロデュースする店からの売上や、ブログやファッション関係の権利収入もあるようである。
おそらくそれらの収入は毎月、定期的に入ってくるような権利収入の形を取っていると考えられる。
これは8室支配(不労所得)の水星が同時に11室(収入)も支配しているため、元々8、11室支配の水星は権利収入の表示体であるとも言えるのである。
その8、11室支配の水星が2室に在住して、2-11のダナヨーガを形成し、8室の自室にアスペクトバックしている。
8室は契約相手のお金(7室からの2室目)を表しており、その8室の支配星が2室に在住する配置は、契約相手のお金を自分のお金(財産)にする配置である。
これはビジネスパートナーにおいて言えることだが、私生活上のパートナーに関しても言うことができる。
その為、これはパートナーのお金を自分のお金にしてしまう配置である。
木村祐一の財産(貯金)[すなわちパートナーのお金]を自分の財産、所有物(2室)にしてしまうという配置なのである。
従って、上記のニュース記事に「キム兄は貯金も使い果たされたとかで、“カネ遣いの荒い女はもうコリゴリ”などと周囲に愚痴ってた」と記されているように木村祐一の貯金が、どんどん洋服や靴、小物、ジュエリーなどの高級ブランド品に化けて、辺見えみりの所有物と化してしまうのである。
辺見えみりは、自分でも権利収入を稼げるにも関わらず、むしろ夫よりも収入が多いぐらいであったにも関わらず、所有欲が強く豪快に欲しいものは何でも買い、足りない分は、パートナーの貯金を使ってでも購入するという生活を送っていたのではないかと思うのである。
それに耐えられなくなった木村祐一は、逃げ出したというわけである。
つまり、辺見えみりは、入ってくるお金も出ていくお金も多く、資本主義経済的に言えば、器が大きい訳である。
それに付き合わされる男性たちは、自分よりも器が大きく稼ぎの多い女性にぶら下がられる形になり、非常に辛い思いをするわけである。
例えば、エンゲル係数という言葉があるが、木村祐一にとっては、安い居酒屋で何か月も飲んだり食べたりできるようなお金が、辺見えみりと付き合うとたった数日の食事や買い物で消えてしまう訳である。
そのように生活レベルの違う者同士が一緒に生活することは、非常に辛い状況をもたらすことになる。
特に収入の少ないパートナーの側に辛い状況をもたらすことになり、節約という言葉も知らないような女性に節約で蓄えたお金を使われてしまうとしたら、一緒に生活できないということになるしかないのである。
あえて言えば、辺見えみりは、パートナーの貯金や収入を吸い尽くすブラックホールであり、パートナーを金を貢ぐ道具のようにする女性であると言える。
おそらく再婚した松田賢二との関係においても同じ原因で離婚に至ったと考えられる。
以下の記事からそれを読み取ることができる。
離婚発表の辺見えみり ママ友飲み会で漏らしていた夫への愚痴 2018年2月27日 0時0分 女性自身 「昨年11月の“いい夫婦の日”には、仲睦まじい家族写真が彼女のインスタグラムに掲載されていたんですが……。そこから急転直下、別々の人生を歩んでいくことで、2人の気持ちが固まったようです」(2人の知人) 2月25日、俳優・松田賢二(46)との離婚を発表した辺見えみり(41)。 辺見は、11年に“仮面ライダー”俳優の松田と結婚。2年後には、第1子となる女児(4)に恵まれた。 昨年末には辺見が親族の経営する『辺見プロ』を離れ、大手芸能事務所に移籍することが発表された。公私ともに順調と思われていたのだが――。 決定打になったのは、すれ違いだったといわれている。だがそれは、意外なことに“酒”をめぐるものだったという。 「松田さんはお酒がまったくダメな口。でも辺見さんはお酒が大好きで、『酔っぱらって帰ってきても何も言わない』というのが結婚の条件のひとつだったんです。出産後は、母乳で育てていたこともあって、辺見さんはお酒をひかえていましたが、育児がひと段落したことで、最近お酒を解禁しました。まったく飲めない夫に、“仕事は飲みの席で取ってくるんだよ!”と怒ったことも一度や二度じゃなく、ママ友との飲み会でも、お酒が飲めない松田さんのことを愚痴っていたそうです」(前出の知人) 来たる3月8日は2人の結婚記念日だった。だが、8回目の記念日を迎えることはもうない――。 |
上記によれば、酒が飲めない松田賢二に『仕事は飲みの席で取ってくるんだよ!』と恫喝したというのである。
つまり、自分の消費生活に付き合うことが出来ない松田賢二に怒りの感情を吐露したようである。
酒が飲める飲めないだけの問題ではなく、辺見えみりの贅沢で快楽主義的な消費生活に付き合うだけの財力もないし、生活習慣も持っていないということである。
松田賢二は売れない役者であり、ネット上の情報によれば、年収400万円弱であり、辺見えみりの収入は、テレビの出演料やファッションやブログなどの権利収入、自らプロデュースした店舗の事業収入などから、年収3000万円も稼いでいるそうである。
しかし、だからと言って、一緒に飲んだり生活するお金を辺見えみりに出してもらうわけにはいかないし、むしろ男性としてはお金を出すべきであるというプレッシャーにも晒されることになる。
それで、一緒に共同生活する家庭内で生活レベルに差が生じてしまうわけである。
しかし、辺見えみりのチャートからも推測されるが、そうしたパートナーを辺見えみりは許せないわけである。
自分よりも器の小さいパートナーに対して、自分よりも器が大きく振る舞うことを要求し、(つまりそれはお金を出すことを要求し)、割り勘などということを許さないのである。
彼女のように経済的な器がパートナーを超えてしまった場合、最低限割り勘にしないとパートナーはもたないが、8室の支配星が2室に在住している配置だと、そうしたことが客観的に分からないのではないかと思われる。
それで自分よりも器の小さい貧しいパートナーが、リッチでゴージャスな脂ぎった辺見えみりに必死で貢ぐという悲しい光景が繰り広げられる。
それで最終的にパートナーを潰してしまうのである。
辺見えみりの出生図を見ると、パートナーの7室をラグナとすると、11室(収入)支配の木星が12室(出費)に在住している。
従って、辺見えみりのパートナーは収入を出費する(損失する)という配置になっている。
一方で、辺見えみりは6室にケートゥと木星が在住しているが、パートナーを粉砕する程、強くもあり、またパートナーに献身的に尽くす面も持っていると解釈できる。
辺見えみりと結婚することによる見返りはあるわけだが、その代わりお金が出て行ってしまう。
そうしたパートナー関係が、辺見えみりのチャートだけからでも推測することができる。
再婚
因みに辺見えみりが松田賢二と再婚したのは、2011年3月8日で、木星/水星期である。
もしナヴァムシャのラグナが乙女座で正しければ、水星はラグナロードでラグナに在住しており、木星は7室の支配星である。
従って、このタイミングで結婚したことが納得できる。
ナヴァムシャのラグナを射手座と考えて、7室支配の水星が10室に在住していると考えることもできるが、射手座ラグナだと辺見えみりの人物像と一致しない。
例えば芸能の3室に火星が絡んでいるだけでは芸能活動をしているようには見えない配置である。
乙女座ラグナであれば、2、9室支配の金星が3室(芸能)にアスペクトする配置となる。
また辺見えみりの社交的な性格、酒場での社交に適した性格などからラグナのナクシャトラはアヌラーダではないかと考えられる。
そうすると、ナヴァムシャのラグナの取り得る範囲は、蟹座~蠍座であり、乙女座ラグナである可能性は高いと言える。
この時、木星は魚座5室をトランジットし、土星は乙女座11室をトランジットして、ラグナとラグナロード(7室から見た7室と7室の支配星)にダブルトランジットしていた。
またラーフ/ケートゥ軸も月から見た1-7室の軸をトランジットしていた。
従って、結婚のタイミングであったことを表している。
子供の誕生
2013年6月8日に第一子が誕生しているが、この時は、木星/金星期である。
サプタムシャを見ると木星は9室の支配星で、金星は9室の支配星、5室の支配星と絡んでいる。
離婚
そして、2018年2月25日に辺見えみりは、ブログを通じて松田賢二との離婚を発表しているが、この時は木星/火星期である。
木星は出生図の6室(離婚)に在住し、火星は6室(離婚)の支配星である。
もしナヴァムシャのラグナが乙女座であれば、アンタルダシャーの火星は3、8室支配で6室(離婚)に在住している。
トランジットの土星は2室射手座を通過しており、木星は12室天秤座を通過しており、水瓶座4室と双子座8室にダブルトランジットしている。
8室はパートナー関係が変化し、こじれる配置であり、腐れ縁を示す配置である。
辺見えみりと松田賢二は離婚を発表したが、2人で子育てをしていくことも示唆しており、離婚して完全に関係がなくなるという訳ではなく、関係が変化して腐れ縁が続いていくことを表しているのである。
そうした場合には8室が強調されることになり、関係は変化したが、パートナーのサポート(8室)は必要としていることを表している。
このタイミングで、トランジットの土星は8室支配の水星にコンジャンクションしており、8室にもアスペクトしていることが確認できる。
つまり、結婚生活が難しくなったことを示しており、パートナーからの援助が期待できなくなったことも意味している。
まだ木星は8室にアスペクトして、8室にダブルトランジットが生じているが、今年2018年10月頃には木星が蠍座に移動するため、そうすると、土星だけが8室の支配星にコンジャンクションし、8室にアスペクトする形になる。
この土星だけの8室へのトランジットというものは、パートナーに経済的援助やサポートに頼れない状況を表しており、そうした状況が今から9か月後に生じることを表している。
ナヴァムシャやサプタムシャのラグナについては更に検討の余地があるが、出生図のラグナはおそらく蠍座で問題ないと考えられる。
辺見えみりが何故、過去2回、結婚と離婚を繰り返してきたのか、また非常に個性的な一つのパターンが見出されることが分かる。
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