ダウンタウンの松本人志の最近の動向について芸能ニュースが以下のように伝えている。
松本人志「ワイドナショー」の早期終了をお笑い関係者が望む「切実な理由」 2018年3月4日 09:59 Asagei+plus 日曜午前の時間帯で放送されているフジテレビ系「ワイドナショー」。松本人志ら出演者が社会問題について真剣に語る同番組。2013年に深夜帯でスタートして以降、新たな「芸能界のご意見番」として松本の発言に注目が集まっている。放送中にも番組内での発言がネットニュースに掲載されるほどの人気番組となったが、業界内の受け止められ方は様々なようだ。 「毎回、松本さんのコメントのキレが素晴らしく、『もっと早く始まっていてくれたら』と思うぐらい魅力的な番組ですよ」と語るのは放送作家だ。 「昨年の春頃には“視聴率低迷”も囁かれていましたが、最近では盛り返しているようです。ビートたけしさんにおける『TVタックル』(テレビ朝日系)のような長寿番組になってほしいですね」 一方で「松本さんの今後の活動を考えると、そろそろやめ時ではないでしょうか」と指摘するのはお笑い関係者である。続けて言う。 「先日の放送で『ネットカフェ難民』の問題を取り上げた際、ネットカフェで寝泊まりする人たちについて『おれは若干、イライラしてきてる』『ちゃんと働いてほしい』と松本さんが発言し、ネット上でも賛否が別れましたが、こうした発言のたび、松本さんが芸人として不利になっていると思えて仕方ありません」 芸人として松本が不利になる理由とは──。 「意見に同調しない人達が、松本さんのギャグセンスに関してまでSNS上で批判的なコメントを書き連ねていて、時事問題の賛否から『松本はおもしろくない』の声まで広がっているんです。頂点に立つ松本さんがボロクソに言われるのは、お笑い界全体にとっても痛恨です」(前出・お笑い関係者) 時事問題を語ることで“アンチ急増”に直面しているのであった。 (白川健一) |
私は以前、松本人志を獅子座ラグナに修正して、その後もウォッチしてきたが、ラーフは11室(高い地位、評価)に在住している為、芸能界の大御所的な立場に立ったのである。
ラーフは11室に在住し、11室の支配星のように振る舞うからである。
ラーフは水星の星座で強くなり、またウパチャヤの凶星でもあることから悪くはない配置である。
然し、11室を若干傷つけていることは間違いない。
従って、マハダシャーラーフ期になってから、松本人志はすんなりと高い評価を得られていない。
映画監督として、いくつか作品を手がけたが、低評価で、興行収入も低かったりと、苦戦している。
然し、芸能界においてそれなりの存在感を示しているのは間違いないのである。
それはラーフが11室で強いためである。
またこれは以前の記事でも述べたことだが、ラーフ期にはラーフのディスポジターの惑星が形成する配置の象意が顕現する。
ラーフのディスポジターの水星は2、11室支配で2室(スピーチ)で高揚している。
乙女座は品質管理に強い星座であり、水星は正確で繊細で批判的な評論であり、あまり愉快なスピーチではない。
その為、松本人志は、芸能界で高い地位についたにも関わらず、ラーフ期に入ってから「面白くない」という酷評を受け続けている。
記事によれば、松本人志のギャグセンスに関してまでSNS上で批判的なコメントを書き連ねられているという。
時事問題の賛否から『松本はおもしろくない』の声が広がっているという。
松本人志の2013年から始まった新番組『ワイドナショー』は、彼を芸能界のご意見番の立場を与え、また当初は視聴率が低迷していたものの最近では視聴率を上げて来ているようである。
ワイドナショーでの発言がネットのニュースに写真入りで掲載されることも多くなっている。
ワイドナショーに一国の首相をゲストとして呼べるというのは、まさに11室の象意そのものである。
このように松本人志は、コメンテーター、評論家として新境地を開いたと言える。
おそらく現在、ラーフ/金星期で、金星は3、10室支配でラグナに在住して、ラグナロードでラグナに在住する太陽とコンジャンクションしている。
現在、松本人志が、ラーフ/金星期で正しければ、低迷していた視聴率が伸び、ネットなどへの露出も増えているのは、その為である。
但し、依然として、松本人志への低評価、酷評は、SNS上でとどまる様子が見られない。
ネットカフェで寝泊まりする人たちについて『おれは若干、イライラしてきてる』『ちゃんと働いてほしい』とワイドなショーで発言したらしいが、当たり前すぎる正論であり、こうした真面目過ぎて面白くない発言に対して、酷評が続いているようである。
ラーフのディスポジターである水星は、月から見ると3、6室支配で6室に在住しており、それで、人々から批判を受けているのである。
それが、松本人志のマハダシャーラーフ期の経験なのである。
マハダシャーのラーフを検討して、その長所や短所、強さ、弱さといったジョーティッシュの基礎知識が見事に当てはまっている実例である。
人の長所、短所といったポテンシャルが、ジョーティッシュによって白日の下に晒されてしまうのである。
今回の記事からこの松本人志のマハダシャーラーフ期の経験が改めて確認できる。
因みに松本人志は、最近、筋トレによってムキムキの肉体になっているようである。
これもやはり11室に在住するラーフ期がもたらしたものだと考えられる。
肉体に筋肉を付けたいという欲求は、他者からの評価を過剰に求める欲求や蓄財する欲求と同じである。
一つのナルシズムの表現であり、肉体美を誇って注目を浴びたい(他者からの評価を得たい)のである。
そして、やはり、松本人志が、髪を金髪に染めたのは、ラーフ期に入ってからである。
とにかく、世間から注目を浴びたいのである。
自分は特別な存在だというナルシズムの表れである。
あるいは、獅子座ラグナで、ラグナロードの太陽が自室のプールヴァパールグニーにおいて、ムーラトリコーナの座で強いことも関係しているかもしれない。
とにかく自己顕示欲が強い配置である。
然し、マハダシャーラーフ期に入ったことで、それが他人からの評価を求める過剰な欲求との相乗効果で、そうした自己顕示欲がかなり強く出ていると考えられる。
筋肉ということで言えば、三島由紀夫も常に奇抜な新しいアイデアで世間を驚かせ、自らがスターのように世間の注目を浴び、評価を受けていなければ気が済まない性格であった。
三島由紀夫も筋トレによって肉体美を追求したが、松本人志が筋トレに夢中になっているというのは、それに近いものがあると考えられる。
マハダシャーラーフ期は、筋肉にしても贅肉にしても無駄なものを溜めこむのが特徴である。
例えば、マハダシャーラーフ期に太っていた人が、マハダシャー木星期にスリムになって贅肉を落すというケースも多い。
例えば、韓国でモムチャンダイエットで知られるチョン・ダヨンは、牡羊座でラーフと月がコンジャンクションし、土星からアスペクトされて傷ついているが、木星は蟹座で高揚している。
ラーフ期に激太りやうつに悩まされていたが、おそらくマハダシャー木星期になってダイエットに成功している。
心の健康を取り戻すと共にダイエットに成功している。
つまり、心の反映が肉体である。
人のその時点での思想や考え方が肉体にも反映される。
松本人志の場合、それが全く逆なのであって、自ら筋トレに励み、筋肉を付けているということである。
それは今、マハダシャーラーフ期であり、11室に在住するラーフの特徴として過剰に名声や評価を求めていることを表している。
11室は貪りのハウスであり、筋肉でも贅肉でもせっせと肉体に溜めこんでいることを表している。
それが肉体にも反映しているということである。
このような11室のテーマについて取り上げることになったのは、最近、私自身、11室の影響を身近に感じることが多くなっていることと関係しているかもしれない。
木星と土星が水瓶座や双子座にダブルトランジットしているが、私の出生図の11室や11室の支配星にダブルトランジットしている為、非常に資格や称号が欲しいという欲求が噴き出しているのである。
実際、そのような欲求に支配されているのを感じている。
従って、11室の効果や働きというものを最近、痛感している。
11室の在住星や支配星のダシャーであったり、また11室にダブルトランジットなどが形成されている人は、資格の取得や肩書きの取得に熱中する。
その影響下に入って感じることは、それは非常に強力なエゴイズムであり、貪りの自己中心的な欲求である。
霊性の観点からすると11室は全く悟りを損失するハウスである。
富や名声、評価、権力を求めている人、また実際にそれを掴んでいる人は、霊的な悟りには至れない。
悟っている人は、こうした影響によって条件づけられていない。
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