米国のインフルエンザ流行について - 死者1万2000人 - 【追記あり】

中国で、新型肺炎の死者数が800人を超えており、2003年に流行した「SARS」の死者数を上回ったとニュースが伝えているが、


その陰で、ほとんど日本のテレビは報じていないが、アメリカでインフルエンザが猛威を振るい、死者が1万2000人に達しているという。





インフルエンザに罹った患者は2200万人に上っているとし、更に拡大する恐れなどが指摘されている。



米国でインフルエンザ猛威 死者1万2000人
2020年2月8日 14時49分 産経新聞

 【ロサンゼルス=上塚真由】中国・武漢市で発生した新型コロナウイルスが猛威を振るう中、米国ではインフルエンザが流行している。

 米疫病対策センター(CDC)は7日、最新の推計値を発表。2019~20年のシーズンで患者数は2200万人に上ったとし、さらに拡大する恐れが指摘されている。

 CDCの推計値では、1日までの1週間で患者数は300万人増加し、昨年10月以降の累計で2200万人となった。インフルエンザのために21万人が入院し、死者数は1万2千人に達したとしている。今年は子供の症状が深刻化するケースが多く、すでに小児の死者数は78人となった。

 米国ではインフルエンザが原因で毎年少なくとも1万2千人以上が死亡。とりわけ感染が深刻だった17~18年のシーズンには患者数は4500万人に上り、6万1千人が死亡した。インフルエンザ感染は例年10月ごろに始まり、5月ごろまで続く。米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)は、19~20年は過去10年で最悪規模になる可能性があると予測している。


このことは非常に驚きであるが、日本のメディアがほとんど報じていないことには愕然とする。


(日本では世界で起こっている真実が伝えられない。おそらく日本についての情報に関しても大本営発表と似たようなものであると理解できる。)



アメリカの建国図にインフルエンザの被害が出ているか調べた所、新型コロナウィルスが蔓延する中国の建国図と、共通点があることに気づいた。





アメリカは、現在、ラーフ/ラーフ/水星期であり、プラティアンタルダシャーが水星で、ラーフによって傷つけられている。


水星は強い敵対星座に在住し、ラーフも強い敵対星座に在住して、非常に弱い配置である。




中国の建国図も先日、チャートを検討したが、現在、水星/水星/ケートゥ期であり、プラティアンタルダシャーが水星と絡んだケートゥである。





水星は6室の支配星で、ケートゥや8室の支配星と絡んで傷ついている。



中国とアメリカの建国図の共通点は、水星がラーフ/ケートゥ軸と絡んで傷ついており、更に6室が関係していることである。


6室は病人や社会的弱者への福祉や医療などのサービスを表わしており、国民の窮状を救えない場合、政府への激しい非難が生じる可能性も示唆している。




アメリカの建国図でも月から見た場合にやはり水星は6室に在住して、ラーフ/ケートゥ軸と絡んで激しく傷ついているのである。




因みに水星はマンデン占星術によれば、新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのメディア、ジャーナリズム、郵便、電話、インターネットなどの通信手段などを表わしている。



思想を伝えるという意味では、ハリウッドの映画産業なども水星の象意である。




因みにアメリカは、昔、赤狩りがあったように言論統制の厳しい国であり、人々の発言などを厳しくチェックされた時代がある。



現在は、アメリカ国家安全保障局(NSA)が運用するPRISMと呼ばれる監視システムがあり、国民のインターネットでの通信や電話の内容などが盗聴され、また監視カメラが国内のあちこちに張り巡らされている監視社会である。



もし水星が新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのメディア、ジャーナリズム、郵便、電話、インターネットなどの通信手段の表示体であるならば、この水星がラーフ/ケートゥ軸によって、激しく傷つけられた状態は、国家のコミュニケーションが病的な状態にあることを表わしている。



水星は高度なインテリジェンスを表わし、ユダヤ人の表示体でもあるが、ユダヤ系のロビー団体が、常に政治家や学者、芸能人など、反ユダヤ的な国民の言論を監視している社会でもある。




一方で、中国もアメリカに負けぬとも劣らぬ監視社会であり、監視カメラが国中に設置され、顔認証システムで、国民の行動の一切が監視されており、インターネットは検閲されており、共産党に批判的な書き込みは即時に削除される言論統制社会である。


国内の通信、コミュニケーションの自由がない社会と言える。




今回の新型コロナウィルスの蔓延やインフルエンザの流行などは、このような監視社会、言論統制社会で起こった出来事である。



それがラーフ/ケートゥ軸に傷つけられた水星の意味なのではないかと思うのである。




国民のコミュニケーションの自由、思想、信条の自由をあまりにも当局が統制すると、国民にウィルス性の疾患が蔓延し、パンデミックのような状況になり、当局は国民の面倒を見なければならなくなるのではないか。



その国民への対応に失敗すれば政府は激しい非難を浴びる。




これが国民を監視し、隷属状態においた国家のカルマ的帰結なのではないかと思うのである。





特に中国の国内で、中国人たちがあちこちで突然倒れる現象が起こっているが異様な光景である。




共産党当局は、国民の一挙手一投足を監視しているが、そうした監視対象の国民を手厚く面倒を見なければならないのである。




ある意味、病気になることによって、中国国民が当局に抗議しているとも言えなくはない。




国民を常日頃から監視しているくせに肝心な時には国民を少しも救わないではないかと国民からの猛反発が噴き出すかもしれない。





アメリカのインフルエンザの12000人の死亡者も異常な数である。



これに対処しなければならないアメリカ政府も何らかのカルマ的帰結を被ったのではないかと思えてくる。





因みにこうしたアメリカの状況を全く報道しない日本のマスコミも異様である。



福島の原発の真実を全く伝えようとしないことや、また最近、日本は外国の国からこう思われていて日本は素晴らしい国だと自画自賛する動画やニュースなどをやたら沢山みるが、こうしたことも真実を伝えないという意味で、一種の言論統制である。



現政権にとって不利なことをメディアは一切報道しないように忖度して自主規制する。





アメリカのインフルエンザの流行や死者数を報じない日本の建国図では、現在、マハダシャーが魚座で減衰する水星期で、土星がアスペクトして水星を激しく傷つけている。



日本も激しい言論統制国家である。



こうした言論統制国家、日本では、世界一精神病院の病床数が多く、世界一、ノイローゼや過労死の多い国民の幸福感が低い国でもある。




税率が高く言論統制が厳しく既得権益を握った老人たちがポジションに居座り続ける日本は、社会全体がブラック企業のようなものであると言ってもいいかもしれない。




お笑い番組とワイドショーを朝から晩まで流して、国民の頭を空っぽにする言論統制が日々行われている社会である。



減衰する水星には、高揚する金星がコンジャンクトしているが、この金星を日本のお笑いなどのエンターテイメントであると考えてもいいかもしれない。



お笑いによって真実や国民の不満を逸らすのも立派な言論統制に値する。




国民の思想やコミュニケーションの自由を極限まで統制すると究極的にこうした原因の分からないウィルス性の疾患などが起こって、パンデミックのような大混乱が生じるのではないかと思うのである。



国民のコミュニケーションとは、身体に例えると神経のネットワークのようなものであり、それが異常な状態で滞れば、各細胞が病気になるのは当然かもしれない。




今回の中国とアメリカで流行するウィルス性の疾患は、何か自然発生した流行というよりも、深いカルマ的な原因によってエレメンタルが物質界に現象化させた出来事ではないかと思えるのである。




【追記】




因みにアメリカの建国図では、ラーフ/ラーフ/水星期が、2020年5月11日まで続き、その後、ラーフ/ラーフ/ケートゥ期に移行した後、2020年7月8日からラーフ/ラーフ/金星期に移行する。


金星は3、10室支配で11室に在住しており、ちょうどタイミング的には東京オリンピックの時期である。


米国のアスリートたちが、オリンピックで活躍する時期と言えるが、この金星はマハダシャーのラーフから見て12室に在住している。


また金星はアールドラーに在住して、マハダシャーのラーフの影響下に入っている。(そのマハダシャーのラーフの象意が優勢に出て来ると解釈できる。)


マハダシャーのラーフは、12室に在住して12室の支配星のように振る舞う、凶星であり、星位も弱い。


ラーフから見ると、金星は4、11室支配で12室に在住している。


11室は名誉や称号だが、12室に在住しているというのは、それらを失うという配置である。


アメリカの建国図では、ラーフから見た12室に火星、金星、木星、太陽が惑星集中しているのである。


これはアメリカの衰退、没落を明らかに表わしていると言える。


ラーフ/ラーフ/金星期において、オリンピックの舞台においてさえもアメリカにその傾向が出て来るのではないかと思える。


ラーフから見ると、11室の双子座に集中する惑星群が12室に位置することになる。


これは米国の金融資本家、金融立国であるアメリカの力が衰退する証なのではないかと思える。


何故かと言えば、国際金融資本家はグローバリゼーションが上手く進んで世界市場に自由に投資できる状態であって初めて栄えるからである。


現在は国家主権による保護主義が採用され、ブロック経済化しており、特にアメリカと中国の貿易戦争などはそうである。


国際金融資本家は中国に投資できて初めて繁栄するのであるが、それが出来ない。


そして、山羊座に土星と木星が入室して来ると、ますます、国家社会主義、ブロック経済化は進むと思われる。


少なくとも天王星が牡牛座に移動する2024年までは進むのである。


まもなく土星と木星が山羊座にダブルトランジットを形成するが、その山羊座は双子座(ウォール街の金融資本家)から見て8室(中断、行き詰まり)である。


従って、木星が山羊座に入室する3月末以降から、金融危機が来て世界経済に大きな問題が生じると考えられる。



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