眞子さまと小室圭氏の結婚問題について、最近、質問を頂いたが、これまで、小室圭氏の出生図とラグナの検証をしただけで、肝心な結婚の相手方である眞子さまの出生図を検討していなかった。
皇族は出生データが正確に記録されており、眞子さまの場合、2チャンネルに「1991年10月23日 23:41 東京都千代田区」と記載されている。
従って、小室圭氏のラグナを苦労して修正するよりも、もっと簡単に結婚するのかどうかを判断することが出来る。
早速、チャートを作成してみると、2020年9月9日から眞子さまは、マハダシャーが月期に移行している。
月は出生図では、ラグナロード(7室から見た7室の支配星)であり、結婚の時期を示している。
ナヴァムシャでも月は結婚生活の8室の支配星で、7室に在住しており、結婚の時期であることを示している。
ジャイミニスキームで見ると、現在、山羊座/獅子座(2020年10月23日~2021年10月23日)であり、次は、山羊座/蟹座(2021年10月23日~2022年10月23日)である。
山羊座のメジャーダシャーは2016年10月23日から来ていたが、眞子さまの婚約が内定したのは、2017年である為、ちょうどメジャーダシャーが山羊座に移行したタイミングで、結婚に向けて歩み始めたのである。
山羊座は7室である為、結婚の時期であることが明白である。
また山羊座には配偶者の表示体である金星がアスペクトしている。
また山羊座には7、8室支配の土星が在住しており、生来的凶星の火星がアスペクトしている。
また土星はGKである。
ジャイミニの変動表示体の象意をヴィムショッタリダシャーの解釈に拡張するジャイミニの現代的な適用においては、7室の支配星がGKであることは、土星のダシャーが来るたびにGKの象意が顕現して、パートナー関係に6室の象意である奮闘(struggle)がもたらされることを示している。
またGKは、その後の研究で、6室、8室、12室というドゥシュタナハウスの全ての象意を保持すると解釈されている。
7室の支配星が7室で定座に在住して、シャシャヨーガを形成してはいるが、土星はGKであり、また7室と8室が絡み、そこに生来的凶星の火星がアスペクトする配置は、嫁ぎ先の実家(家族)の問題で奮闘することを表わしている。
例えば、これは小室圭氏が母子家庭で、母親が借金を抱えていたり、反社会的勢力との付き合いが指摘されるなどの小室圭氏の実家(親)の問題として浮上してくることを意味している。
山羊座のメジャーダシャーは結婚の7室で、そこに7室の支配星で、8室の支配星でもあり、傷ついたGKの土星が在住する配置は、まさに今、展開している小室圭氏との結婚問題を表わしている。
今は、山羊座/獅子座の時期で、獅子座には配偶者の生来的な表示体である金星が在住し、木星も在住して、DKの太陽も獅子座と獅子座から見た7室にアスペクトしている。
従って、今、結婚のタイミングであると言える。
またその後の蟹座のサブダシャーに移行しても、蟹座から見た7室に表示体の金星と木星がアスペクトしている為、結婚のタイミングである。
蟹座はラグナ(7室から見た7室)であり、また蟹座から見た7室には、7室の支配星が在住している為、結婚のタイミングであるが、その7室支配の土星はGKである。
従って、結婚には、大変な苦労と苦痛が伴うことを示している。
明らかに結婚するタイミングなのだが、問題を抱えた結婚であり、結婚には大変な苦労と苦痛が伴うというのが、眞子さまの結婚運である。
三浦瑠麗が、「眞子さまは結婚して不幸になる権利がある」と言ったらしいが、自由や人権の概念が浸透した近代社会の理念によれば、秋篠宮家の反対を押し切って、結婚するという選択は、眞子さまにとっては、人生をかけた自由への戦いだと思われる。
皇室の世間体を気にして、意に反して、結婚を断念するのは、魂の敗北である。
人間に価値があるとしたら、こうした人生の局面において、正しい選択を為すことであり、他の人々に生き方のモデルを示すことである。
眞子さまは結婚して不幸になる権利がある
その通り、この言葉は非常に重い言葉だが、眞子さまの結婚をまさに物語っている。
現在、月期で月は、ケーマドルマヨーガであり、ナヴァムシャでは7室に在住して結婚を表わしているが、8室の支配星でもあり、7-8の絡みがあり、結婚による苦悩を表わしている。
これが小室家に嫁ぐという意味である。
月から見て、ケンドラに凶星と吉星が混在しており、ケーマドゥルマヨーガを緩和する働きもあり、また9室支配の木星が2室から月にアスペクトして保護している。
月から見たトリコーナの5室に在住する木星や金星は、この月をサポートする要素である。
娘を突き放すとか勘当するなどと、色々言われているが、父親である秋篠宮文仁親王が、結局の所、色々と娘を心配し、保護することを示している。
あるいは、身内の家族からのサポートを表わしている。
月期になる前は、マハダシャー太陽期であり、太陽は2室(両親、家族)の支配星であり、またその前の金星期は、金星は2室に在住して、9室支配の木星とコンジャンクトしている。
従って、これまで眞子さまは、秋篠宮家に守られて、家族の中で生活して来て、そこから外に出たことがないことを意味している。
ラグナロードで10室に在住する月期は、こうした家族から離れて、社会に出ることを意味しており、自立や自己実現(1室の支配星)という意味を持っていることが分かる。
おそらく他に相手が出てくるということは考えられない為、このまま小室圭氏と結婚するのではないかと思われる。
チャートの中に深く刻まれた7室に在住する7、8室支配でGKの土星が、眞子さまの結婚して不幸になる権利を表わしている。
この土星は、小室圭氏の2、3室支配で2室に在住する土星にリンクしており、これが小室家を意味しているのである。
最近、眞子さまと小室圭氏は、結婚を急いでいるように見られていたが、4月8日に母親の金銭トラブルについて反論する4万文字の説明文書で反論している。
そして、国民からは、「長すぎる」「独りよがり」と酷評され、国民はますます納得できなくなり、あわてて、その4日後に元婚約者側に解決金を支払う意向を示したのである。
こうしたことは、トランジットの木星が4月6日から水瓶座に移動し、2室に在住する土星への保護を与えなくなった為である。
その為、母親の金銭問題について、金は払えないとする主張をした後、国民の反発を受けて、金は支払いますという矛盾した反応になったのである。
2室の土星は、家族の問題、実家の財産、金銭問題への責任、試練を意味している。
またそうしたことを発表した矢先に小室圭氏の母親、小室佳代氏の長期入院問題が出て来て、結婚へ向けた流れに急ブレーキをかけられ、また延期する方向に変化したようである。
これは明らかに木星が水瓶座に移行して、小室圭氏の2-8軸に保護を与えなくなった為である。
この現在、水瓶座に移動した木星が再び、山羊座に逆行する9月14日以降が、結婚のタイミングである。
6月21日ぐらいから木星が逆行し始めて、そして、2ヶ月前に効果が始まる為、おそらく7月半ば頃には、再び、結婚へ向けて話を進めていく可能性が高い。
それまでは、結婚を先延ばしにする流れになって来ている。
おそらく小室圭氏が、母親の400万の借金問題を解決することで、結婚への突破口が開かれると思われる。
とにかく小室圭氏の実家を表わす2、3室支配で2室に在住する土星は、小室家の実家の財産、経済問題を表わしている。
皇族と結婚しようとしている人間が、400万円の借金を返せないということ、その借金を返したくないと粘る姿勢などが、小室家の深刻な経済問題を表わしており、そうした嫁ぎ先に眞子さまは嫁ごうとしているのである。
然し、人生はお金だけの問題で考えることは出来ない。
小室圭氏の結婚運
因みに現在、女性宮家問題というものが急に浮上して来ている。
皇族に生まれた女性が結婚して、皇籍離脱することによって、皇室のメンバーが減り、皇室が弱体化してしまうが、女系天皇容認は難しいため、その妥協案として、皇族の女性は、結婚後も皇族として活動してもらおうとする制度を創設しようと官邸や宮内庁が検討し始めたようである。
この制度が施行された場合、眞子さまの結婚後の立場は、以前として、皇族として公務を行なう立場となり、それに対して支払われる公費も増額されていく。
また小室圭氏も皇族を嫁に迎えるというよりも、依然として、皇族として仕事をする女性と結婚しているという立場になり、皇室とのパイプがより強くなるのかもしれない。
もし小室圭氏のナヴァムシャのラグナが射手座で正しいなら、ラグナロードの木星が8室で高揚し、8室支配で定座に在住する月とコンジャンクトしている配置は、まさに皇室に婿入りするかのような配置となっている為、そうした結婚運が、現れた結果となる。
小室圭氏のナヴァムシャのラグナがこれで正しいのかどうかが更なる興味の対象となる。
小室圭氏のチャートから見た結婚運については、以前、読者の方から質問を頂いた為、以下にその回答を記録として転載するが、結婚のタイミングを示してはいるが、ストレートに結婚すると言い切れる配置でもないのである。
然し、今回、眞子さまのチャートを検討した限りでは、結婚することがより明らかになったと考えている。
小室圭氏は、今、月/木星期で、私のラグナ修正が正しければ、射手座ラグナで、月は8室(結婚生活、配偶者の実家)の支配星で、ラグナロードの木星(7室から見た7室の支配星)と9室でコンジャンクトしています。 結婚しそうなタイミングに見えます。 ナヴァムシャのラグナの修正が正しければ、8室支配の月とラグナロードの木星が8室で、コンジャンクトする形になり、これも結婚に見えます。 木星は4月6日から水瓶座に移動し、7室にアスペクトし、土星は5月24日ぐらいから山羊座で逆行して、7室と7室の支配星にアスペクトし、7室にダブルトランジットします。 ヴィムショッタリダシャーの観点では、そのタイミングで結婚に見えます。 土星が再び、順行に移行する10月11日までは、7室にダブルトランジットを形成します。 またそれと同時に木星は9月14日から山羊座に逆行して、土星と共に2-8軸にダブルトランジットし、11月21日までは山羊座に留まります。 その為、2021年5月24日~11月21日の間に結婚する可能性はあり得ます。 チャラダシャーでは、乙女座/蠍座(2020/10/4~)⇒乙女座/射手座(2021/10/4~)の時期で、乙女座から見た7室に結婚の生来的表示体である金星がアスペクトし、蠍座から7室にはナヴァムシャのDKの金星が在住しています。 次の射手座のサブダシャーでも射手座は、1-7軸である為、結婚の時期として十分に説明できます。 今回は、私は、ナヴァムシャのラグナを射手座に設定してますが、この射手座ラグナが正しいと考えると、ジャイミニシステムには、ナヴァムシャでのみ適用できるダシャーがあります。 例えば、そうしたダシャーであるパダナダムシャダシャーを適用すると、現在、獅子座/蟹座の時期です。 獅子座にも獅子座からの7室にもDKの金星はアスペクトしておらず、獅子座から見た7室にはGKの土星が在住しています。 また蟹座は8室で、そこにはラグナロードの木星と8室支配の月が在住しており、DKの金星が蟹座にアスペクトし、蟹座から見た7室にもアスペクトしています。 従って、メジャーダシャーでは結婚が今ひとつ説明出来ませんが、サブダシャーは結婚を説明できています。 またナヴァムシャダシャーを適用すると、現在、水瓶座/蠍座で、次が水瓶座/射手座です。 水瓶座にはGKが在住し、7室目には、ラーフ、ケートゥがアスペクトし、DKの金星は絡んでいません。 但し、蠍座から見た7室には、DKの金星が在住しています。 ナヴァムシャダシャーでもメジャーダシャーでは今ひとつ結婚が説明出来ず、サブダシャーでは結婚が説明できています。 通常は、ジャイミニの星座ダシャーを適用すると、もし結婚するなら、メジャーダシャーから綺麗に結婚が説明できるはずで、サブダシャーだけで説明できるというのは、あまり見たことがありません。 ですから、ジャイミニシステムでは、結婚するかどうか疑問な所もあります。 ナヴァムシャのラグナが正しいかどうかはっきりせず、今の材料からは、結婚しそうな感じはあるが、結婚するかどうか確実には分からないという所です。 出生図のラグナは射手座で正しかったと思います。 だからこそ、2室に土星と木星が入室してから結婚がこれだけ騒がれている訳です。 然し、2室に在住するGKの土星が、家柄の問題とか色々な問題によって結婚を妨げる要因となっています。 この2室の土星にトランジットの土星がリターンしているというタイミングでもあり、この2室の土星が8室にアスペクトして、しつこく結婚を妨害している訳です。 もし小室氏が結婚すると、億単位のお金が国民の税金から支払われることに国民は反対しているというのもこの土星が働いている訳です。 この結婚騒動が最終的にどうなるかは見ものであり、チャートの配置がどのように機能するかを実演する実験場でもあります。 また私はナヴァムシャのラグナが射手座で正しかったかどうかを考え続けます。 元々出生図のラグナも全く分からない所からスタートしており、ナヴァムシャのラグナも分かりません。 ですからそうした状態では確実なことは何も言えませんが、 出生図のラグナが射手座で正しければ、結婚する材料はあります。 (『眞子様 御成婚延期について ―小室母子の蹉跌-』コメント欄より引用抜粋) |
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