日本列島に線状降水帯が発生、ウクライナではダムが決壊 -蟹座での金星と減衰する火星のコンジャンクション-

2023年6月2日午後から日本の各地で、大雨でパニック状態になっていた。


南から台風2号が接近し、日本列島に線状降水帯が発生し、高知、愛知県などで記録的な大雨が続いていた。


河川の氾濫や道路の崩落なども起こっているようである。



日本各地で大雨パニック 豊田市全域避難指示の衝撃 「どこに行けばいいのか」
2023年6月3日 11時30分 東スポWEB

 2日、日本各地で大雨の影響が出た。南から台風2号が接近し、日本列島に線状降水帯が発生。激しい雨が降る積乱雲が連続して発生し線状となり、さらに停滞することで大雨になる現象が起きたのだ。降水量は多く、高知県土佐清水市、愛知県新城市で観測史上最多を記録するなど各地で大雨が続いた。大量の雨により氾濫した河川もあり、例えば岐阜県の土岐川が氾濫、道路が一部崩落した。

 また、東海道新幹線は2日午後になり東京―名古屋間で上下線ともに運転取りやめとなった。山陽新幹線も東海道新幹線との直通運転を取りやめた。飛行機も九州や沖縄の空港を発着する便などが欠航した。

 全国的に大雨となったが、特に愛知県や岐阜県、三重県のある東海地方の被害が話題となった。名古屋鉄道は線路冠水で運転見合わせとなった区間が発生。SNSでは水の中を名鉄の電車が走っているかのような動画が拡散され衝撃が広がっていた。

 中でも今回の大雨のひどさを表しているのが、愛知県豊田市の全域に出た避難指示だ。というのも豊田市はトヨタ自動車の本社があり、人口は約42万人。周辺町村を編入合併したことで県内で一番面積の大きい市となっており、岐阜県と長野県に接するなど「全域」が広すぎるのだ。多くの人が驚いた結果、「豊田市全域」はトレンドワードとなった。

 豊田市公式サイトは「直ちに避難を開始してください」と呼び掛けていたが、豊田市民は「避難といってもどこに行けばいいのか。豊田市から出るのは大変そうです」と困惑していた。

 ほかにも、静岡県沼津市や愛知県豊川市では警戒レベル5の「緊急安全確保」が出るなど今回の大雨が残した爪痕は大きそうだ。


これは蟹座に金星と火星がトランジットしていることと、無関係では無さそうである。


既に2023/5/26付の記事『イタリア北部で大規模な洪水発生 -蟹座への火星のトランジット-』でも言及したが、おそらく蟹座に火星がトランジットしたり、アスペクトして、水の星座に火の要素が加わると、熱によって、大量の水蒸気で、積乱雲が発生し、それが冷やされると、大雨になるのである。


火星は約45日で一つの星座を通過する為、大雨というのは、毎年、1回ぐらいは起こる可能性があるが、それがダシャーと連携して、大雨や水害を発生させるのである。





例えば、日本の建国図では、現在、ケートゥ/金星期である。





日本列島で、線状降水帯が発生した2023/6/2は、アンタルダシャーロードの金星が8室で、減衰する火星とコンジャンクトしていたが、飢饉や疫病、自然災害などによる国民の苦しみを表わすハウスであり、国家の破壊を意味するハウスであり、それが水の星座である蟹座であり、火の惑星である火星がトランジットして、水の星座を傷つけていたことによって、この水害が発生したと考えることができる。

マハダシャーロードのケートゥは天秤座をトランジットして減衰する火星からアスペクトされていたが、ちょうど6/2には月とコンジャンクトし、月はアンタルダシャーロードの金星と星座交換している。







またこうした日本で、水害が発生していたが、ウクライナでは、2023/6/6にウクライナ南部カホフカ水力発電所の巨大ダムが決壊して、南部ヘルソン州の家屋が水没するなどの被害が発生している。





欧米など西側諸国の分析では、ロシア軍が、ダムを爆破したとしてロシアを非難しているが、ロシアはいつものようにウクライナ側による仕業であると主張している。



ロシア軍が、ウクライナの反転攻勢を目前にして、ウクライナの進撃を困難にする為に行なったことは状況からしても明らかに思われる。


これによって、実際、ウクライナ側の反転攻勢が困難になったという見方があるが、ロシア側の防衛拠点も水没し、南部ヘルソン州の最前線は水浸しになった。





ウクライナは現在、木星/金星期であり、トランジットでは、マハダシャーロードの木星は、4室を通過し、ラーフ/ケートゥ軸に傷つけられて、土星からアスペクトされて傷ついている。

アンタルダシャーロードの金星は、蟹座の7室で、減衰する火星とコンジャンクトして傷ついている。



アンタルダシャーロードの金星が、ウクライナの建国図の7室(戦争)で、水の星座である蟹座に在住し、減衰する火の惑星である火星とコンジャンクトして傷ついている為、ウクライナ戦争の最前線である南部ヘルソン州で、ダム決壊が発生し、大規模な洪水が発生したのである。


おそらく、ロシア軍が、ダムに爆弾を仕掛けて、ダムを破壊したのだと思われるが、火の惑星である火星が、水の星座に在住する金星を傷つけて、そのような人災を引き起したのである。



ウクライナは、これから戦車と歩兵部隊で、南部ヘルソン州など、ロシア側が陣地を築いている最前線の防衛拠点を突破し、前線を押し戻す計画でいたのだが、それが困難になったことは明らかである。



結局、蟹座で減衰するトランジットの火星、そして、その火星とコンジャンクトする金星は、日本の建国図においても、ウクライナの建国図においても、金星がアンタルダシャーロードになることによって、トランジットとダシャーの連携により、自然災害や意図的な人災に関わらず、水害をもたらしたのである。



つい最近まで、ウクライナ側の反転攻勢への期待感が高まっていたが、このように最後まで何が起こるか分からないのが、ウクライナ戦争である。



特にウクライナの建国図では、8室に惑星集中している為、戦争によって完全に勝利出来そうな雰囲気はないのであり、今回のような行き詰まりに陥る可能性が存在していた。





ウクライナのゼレンスキー大統領のチャートを見ると、牡牛座ラグナである為、現在、12室に惑星集中しており、損失のタイミングである。



本来は、戦争から逃げ出したい心境にあると思われる。



しかし、西側諸国から軍事支援を受けているため、反転攻勢をしなければならず、最近、まもなく反転攻勢が始まると何度も繰り返していたのは、そうしたプレッシャーに晒されていたことを物語っている。



こうしたダムの決壊による洪水と、ザポリージャ原発に冷却水を供給できなくなるなどの懸念が生じ、原発が制御不能になる恐れが生じたことから、国連安全保障理事会が緊急会合を招集した。



このように洪水で、ウクライナ戦争の最前線が、混乱している中で、今年の年末からは、アメリカの建国図で、ラーフ/土星期に突入し、アメリカが株式市場暴落などにより、深刻な不況に突入していき、ウクライナへの軍事支援の継続が難しくなり、ウクライナが領土を取り戻せない可能性が浮上してきた。





やはり、最初の見立てが正しいという可能性が十分に考えられる。



ウクライナの建国図は、8室に惑星集中しており、8室は、マンデン占星術においては、飢饉や疫病、自然災害などによる国民の苦しみや、国家の破壊、政府の終焉、国家指導者の死や失脚などを表わすハウスであり、どう考えても国は不運な運命に翻弄され、国民は苦しむ配置である。



従って、その最も基本的な解釈は、基本的に覆しがたいのである。



【追記】


その後のニュースなどを確認した所、南部ヘルソン州のロシア軍は洪水で流されて壊滅的な打撃を受けたようである。


現在、ロシア国境に進軍した自由ロシア軍に対応する為にロシア国境付近まで戻るか、そのまま前線を維持するかで、ロシア軍は葛藤状態にあるとニュースは報じている。


従って、今回の洪水は、ロシア側が仕掛けたものだとは断言できない状況であり、ウクライナ側がある種、自国のダムを破壊してまで、ロシア軍の前線に打撃を与えることを意図した焦土作戦とも呼べる作戦であった可能性も否定できない。


二週間ほどで水がひいてきたタイミングで、ウクライナ軍は、水で流されて壊滅したロシア軍の陣地を突破して、ロシア軍を押し戻すことが出来るとも報じられている。


実際の所、何が真実か見えてこないが、ホロスコープから言えることは、6月半ばからウクライナ軍が反転攻勢に転じることは理解できる。


それは6月は太陽が建国図の6室をトランジットするからである。



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