蟹座=右翼(民族主義者)
蠍座=暴力団、ヤクザ
魚座=宗教家
前回、蟹座が右翼を表すのではないかと書いたが、さらに考察を進めていくと、上記のような日本を形成する水のトライアングルがあるのではないかと推測できる。
まず蟹座は保守主義者であり、国内問題重視の民族主義者(右翼)である。
彼らの関心はいかに自分たちが安全であるかである。
蟹座は生来的に4室の象意を持つが4室は故郷、家、土地である。これらのものに愛着があり、郷土愛が強いのである。
民族主義者(右翼)は基本的にマイホーム人間であり、日本という家を守るために諸外国の勢力や国体を解体しようとする共産主義勢力に敵対するのである。
そして魚座は支配星が木星のため、宗教家である。
特に日本の戦前、戦後に発展した新興宗教がそれに該当する。
霊友会、大本教、世界救世教、天理教、規模にして大小さまざまの新興宗教が存在している。
宗教組織の役割は人の精神的な救いであり、教える機能を担っている。
蠍座は支配星が火星で凶星のため、暴力団やヤクザ組織が該当する。
彼らは右翼であるが然し、もっと野蛮であり、暴力によって自分達の主張を通そうとしたり、生活費を稼ごうとする集団である。
右翼(民族主義者)は暴力団、ヤクザよりは洗練されており、政治的な主張を所持している。
宗教家はさらに洗練されており、精神的な救いを提供する。
然し、これらの要素は相互に関連性があり、入り組んでいる。
例えば右翼の民族主義政治家が国内のヤクザ組織に働きかけて、反共勢力として大同団結しようとした動きなどがあったようである。
また世界救世教が2代目になってから山口組が組織に入り込んできたという話も聞くところである。
例えば銀座や歌舞伎町のホステスやホストは蠍座アヌラーダの象意であるが、ヤクザや暴力団が事業者として、あるいは顧問料や相談役として収益を上げる場所でもある。
また山口組の資金源だった神戸港の港湾事業の収益や、港湾労働者の相談役としての収益などは、港湾という水辺に関わる環境である。
海運や船舶、港湾は魚座の象意である。
右翼(民族主義者)、ヤクザ、宗教家というのは日本の文化であり、日本の基盤は蟹座、魚座、蠍座によって形成されていると言える。
日本は典型的な水の国である。国民は情緒的であり、文化的に古くから情緒を重んじる人情の国である。
水の星座が得意な仕事は福祉、サービス業であり、日本の商工業における接客態度や顧客サービスは世界の基準からして高水準なのもそのためだろうと思われる。
また藤原正彦の『国家の品格』がベストセラーになるのも日本が情緒の国だからである。日本人が本来持っている価値観、習慣を肯定し、自信を見出したいのである。
これらの事柄に関しては美空ひばりの経歴を調べていて着想したことである。
美空ひばりは牡牛座ラグナで7室蠍座自室に火星が在住してラーフとコンジャンクトしている。
おそらくこの7室の火星は美空ひばりが当時、専属で契約を結んでいた神戸芸能社の役員で、後にひばりプロダクションの役員にも就任した山口組三代目田岡一雄氏を表していると思われる。
この火星はルチャカマハープルシャ・ヨーガを7室に形成し、美空ひばりの人生を強力にサポートすると同時にケンドラ在住の凶星として7室を傷つけていたと思われる。また火星は逆行して、ラグナ、ラグナロード、太陽にアスペクトされている。彼女にとって山口組三代目組長田岡氏は吉凶両面の働きをしている。
美空ひばり 1937/5/29 5:00 神奈川県 横浜市 みそらひばり (2チャンネルより引用抜粋)
美空ひばり ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%BE%8E%E7%A9%BA%E3%81%B2%E3%81%B0%E3%82%8A
田岡一雄 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E5%B2%A1%E4%B8%80%E9%9B%84
児玉誉士夫 ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%90%E7%8E%89%E8%AA%89%E5%A3%AB%E5%A4%AB
右翼トライアングル
2007.05.31
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