世界のプロテニスプレイヤーの中で、世界ランキング4位という日本人としての快挙を成し遂げた錦織圭の出生図である。
私が理解したのは、錦織圭の粘り強いプレースタイルと劣勢からでも繰り出せる攻撃的なショット、
早い攻めの姿勢などは、蠍座でパンチャマハープルシャ・ルチャカヨーガを形成する火星が働いている結果であるということをである。
火星はスピード、攻撃力、筋力などを表す表示体であり、強い火星はスポーツ選手にとっては重要な要素である。
日本テニス協会会長・盛田正明が運営する「盛田正明テニス・ファンド」に練習生として招かれ、マハダシャー月期にテニスの名コーチ・ゲイブ・ハラミロのスカウトを受け、IMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーの留学対象選手となり、盛田ファンドの奨学金制度を受けて渡米し、以後、アメリカ合衆国フロリダを活動拠点としているという経歴が、決め手となって、蠍座ラグナで間違いないと分かった。
蠍座ラグナだと、9室支配の月期に師匠と出会い、その月は2、5室支配で8室に在住する木星からアスペクトされている為に奨学金を受けて、テニス留学が可能となったのである。
蠍座ラグナでなければこのことは不可能である。
ナヴァムシャのラグナは検討が必要であるが、取りあえずは蠍座ラグナとして検証することで、様々なことが分かる。
月と太陽が射手座に在住しているので、印象としては、アウトドアで、活動的で、スポーツ好きな射手座の印象である。
能力が高く跳躍力があり、成功という言葉がよく似合うパーソナリティーである。
然し、意外にもラグナは蠍座である。
固定星座の人が、あのような動きの激しい競技において、高いパフォーマンスを発揮できるのかと思ったが、テニスという競技は、ほとんどコートの中で対戦相手と駆け引きをする所から固定星座のスポーツなのではないかということに気づいた。
トライアスロンとか、マラソンとか、競走とか、一つの場所から他の場所へ移動して終わってしまう競技が、運動星座のスポーツであるとすれば、一つのコートの中にじっと留まって、相手と長い時間に渡って駆け引きをするというスポーツは固定星座のカテゴリーに属するのではないかということである。
例えば、ロシアのプーチン大統領は、柔道をたしなむことで有名であるが、蠍座ラグナである。
柔道という競技も狭い競技スペースの中に固定されて、相手と一戦交えるのであり、これも固定星座が有利なのかもしれない。
こうしたことから例えば、ラグビーなどでも、スクラムを組んで陣地取りや領域を確保する重量フォワードは、蠍座ラグナとか固定星座の人が強く、実際にトライを奪うウィングやセンターなどのバックスは、運動星座ではないかということが予測が付く。
長時間に及ぶラリー、集中力が必要なテニスは、固定星座の蠍座ラグナであっても十分パフォーマンスが発揮できるのだということがよく分かるのである。
スポーツ競技、特に格闘技系の競技は、運動星座や火の星座の独壇場だと思っていたのだが、それもまた先入観に過ぎないということが分かる。
大阪市長の橋下徹も蠍座ラグナであるが、高校時代などにラグビーをやっていたと書かれており、やはり、ラグビー競技の中で、運動星座や固定星座、変通星座などが役割分担をしながら、組織的に相手のチームと闘うというスポーツであることがよく分かる。
そういうことで考えると、場面に応じて、臨機応変に機敏に動かなければならないスクラムハーフなどは、変通星座だろうか。
そういう意味では、ラグビー競技などは社会の縮図なのである。
プロテニス世界ランキング4位・錦織圭について
2015.06.13
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