ビットコインは、2008年10月に中本哲史(Satoshi Nakamoto)と名乗る人物によって、インターネットに投稿された論文によって始められた。
中本哲史(Satoshi Nakamoto)が一体、誰であるか、それは単独の人物か、グループなのか、今だに分かっていない。
この論文は、このピアツーピア型の暗号通貨の仕組みについての概念を示したものであり、詳しい技術的な資料ではない。
この3か月後、2009年1月にこの論文の概念を実現するソフトウェアが開発され、実際に運用が始まったようである。
一番、最初は、中本哲史や、それ以外の開発者たちが、数人でマイニングを行なっていたと考えられる。
従って、これらの人々は現在、莫大なビットコインを所有していると推測される。
2010年5月にフロリダにて、1万ビットコインで、ピザを1枚購入したという記録が残っている。
ピザ1枚は、25ドル相当で、1ドル100円として、2500円で、2500円÷10000で、1ビットコインは、この頃、0.25円である。
この1ビットコインは、5/31現在、26万円に値上がりしている。
およそ100万倍に値上がりしたことが分かる。
もしビットコインを1000円分でも買っていたら、
現在、10億円になっているということである。
このビットコインの値上がりは、徐々に取引所がオープンされ、ビットコイン関連の様々なビジネスが登場し、認知度が高まったと共にビットコインが使える店なども増えてきた結果である。
然し、価格上昇の最も大きな事件は、2013年3月にギリシャの財政危機の影響を受けていたキプロスで大規模な金融危機が生じた際に通貨当局が預金者に一定の負担を求めると発表した際に住民が資金を逃がすためにビットコインを購入したことで始まったと言われている。
このキプロス島はロシア系住民のタックスヘイブンとなっており、ロシアの富裕層が租税回避地として選んでおり、これらの富裕層が、資産の逃避先として、ビットコインを選択したということである。
そして、その後、人民元安に苦しんでいる中国の人々が、ビットコインを大量に購入していると言われている。
現在、日本などでもそうだが、自国通貨が不安定で、常にインフレに悩まされている国民は、資産をそのまま銀行に預けていても、資産価値が減るばかりである。
それならば、ビットコインの価格が右肩上がりの状況では、ビットコインに資産を退避させた方が有利なのである。
そうしたことで、ビットコインの取引の8割が中国人によるものであると言われている。
そして、今年に入ってから、日本人の投資家もこの暗号通貨に参入してきたと言われている。
私は2007年当時、ITエンジニアとして、金融系のネットワーク・サーバの運用監視業務というものを行なっていた。
その頃、仕事中にジョーティッシュの学習や資料作りに励んでいたものである。
現在、私がメルマガで無料で配布しているテキストなどは、この頃、作成されたのである。
またその頃、金が激しく値上がりしていたこともあり、金の先物取引なども行なっていたが、証拠金取引であるため、相場が逆に動いた時には、巨額のマイナスが発生してしまう。
そして、慌てて損切などして、巨額の損失が出てしまうのである。
当時、大きな損失などを出して、高い授業料を払うこととなった。
そして、2008年9月15日にリーマンショックなどもあったが、その頃、私はビットコインの存在など全く聞いたこともなかった。
その頃は日本で取引所などもオープンされていないため、それを知るのは難易度が高いことであっただろうと思われる。
そして、2014年のマウントゴックス事件を見てしまえば、ビットコインの可能性というものに気付くことは中々難しいことである。
しかし、マウントゴックス事件というのは、単にビットコインの両替所で、サーバーに保管されたビットコインが盗まれたに過ぎないのである。
従って、中本哲史が示したピアツーピア型の暗号通貨、決済システムの信用性とは何ら関係はなかったのである。
ビットコインを運営しているこの仕組み自体は、現在まで滞ることなく運営が続けられており、問題は全く起こっていない。
もしビットコインを支えているブロックチェーンの技術的な仕組みを詳しく研究していれば、将来の可能性が分かったかもしれないが、私はそこまで調べてはいかなったし、またジョーティッシュに没頭していた為、投機のような話は敬遠していた。
そうしたこともあって話を聞いたとしても耳から耳へ抜けていく状況だったと考えられる。
しかし、今年に入って、私は昨年の半ば頃から予測していたドナルド・トランプの大統領当選が、2017年の初めに的中するかどうか見守る中で、その直前になって、ブックメーカーと呼ばれる予測市場(賭け屋)にドナルド・トランプの大統領当選を掛けたくなるほど、山っ気が噴出していた。
これは私が今年の2017年1月30日から金星/木星期に移行していることとも関係していると思われる。
そして、トランジットの土星が、2017年1月26日から射手座に入室しているが、このことも関係していると思われる。
そして、私はビットコインの情報をもたらしてくれる身近な人間は誰もいなかったが、自ら無意識のうちにビットコインの情報を調べ始めた。
まるで何かに導かれるようにして、私はyoutubeの動画を見たり、関連書籍を読み始めた。
そして、遂に2017/3/14に私はビットコインの両替所であるビットフライヤーに口座を開いたのである。
このタイミングは、この頃は私自身は気づいていなかったが、重要なタイミングだった。
つまり、2017年になって、ビットコイン元年として、日本でもビットコインに参入する人が急上昇するそんなタイミングの真っ只中であったのだ。
このタイミングは、一刻一秒を争うタイミングであったのである。
しかし、私はまだこの時、試しにビットコインを買ってみようといった気楽なのんびりとした構えでいたのである。
私がビットコインを買った時、ちょうどビットコインはその直前で暴落し、1ビットコイン11万8千円に値下がりしていた。
試しに3ビットコイン買ってみたが、みるみるうちに値上がりして利益が出た。
当初、ビットフライヤーという取引所で、購入していたが、コインチェックという取引所では、ビットコインの他にアルトコインと呼ばれるビットコインの後にビットコインの真似をして出てきた複数のコインが取引されていた。
従って、コインチェックという取引所でも取引出来た方がよいと考え、2017/4/23にコインチェックに口座開設を申請した。
このコインチェックという取引所で、暫くビットコインやアルトコインの値動きを見ていたが、暫くすると、リップルと呼ばれる非常に有望なアルトコインが、最近、googleの出資も決まり、また銀行間取引の決済通貨として採用されたといったニュースを耳にした。
そのリップルという通貨が比較的安価のまま推移していたのである。
私が見ていた時、まだ1リップルが10円ぐらいだった。
またネム(XEM)という通貨も存在しており、これも10円台と比較的安値だった。
私は既に高値になっているビットコインよりもこれらのアルトコインの方が可能性があるのではないかと考え始めた。
何故なら、ビットコインは既に10万円を超えていた為、資金的にも数枚程度しか買えないのである。
然し、これらのアルトコインは手持ちの資金で、千や万単位で購入できるからである。
そして、試しに購入してみたが、そのうち、これは一生に一度あるかないかのチャンスであることが分かってきた。
実は、私が口座開設したタイミングは、非常に一刻一秒を争うタイミングであった。
例えば、リップルというアルトコインは、2月の時点で、まだ1リップルが0.6円程度に過ぎなかった。
それが5月の時点で、10円に値上がりし、5月半ばに45円付近まで値上がりしたのである。
2月の時点で、100万円ほど購入していれば、5月の時点で、3000万円にはなっており、300万円分ほど購入していれば、5月の時点で、1億円近くにはなっていたのである。
これは凄い上昇力である。
こんな大金を稼げる可能性を体感したのは生まれて初めてである。
ビットコインは既に遅きに資した感があるが、このリップルというコインは、取引関係者の間では、「ジャパニーズドリーム」と呼ばれている。
ビットコインが、1ビットコインが、0.1円程度だったのが、100万倍に上昇したり、1リップルが、0.6円だったのが、75倍の45円になったりするのは、時代の転換期だから起こることである。
つまり、世界の経済の仕組みが、大きく変容しようとしているのである。
その変化の流れにうまく乗った人には、莫大な先行者利益というものが発生する。
何故なら、時代の転換期というものは常にそうしたことが起こるからである。
そして、今、トランジットの土星が今年の1月26日に射手座に入室したということが非常に大きいのである。
射手座は「上昇」と「下降」の星座であり、一夜にして、成り上がる人もいれば、一夜にして、地の底に転落する人もいるようなそうした星座である。
リップルを購入した人々の中に億万長者が続出していると言われるが、そうしたことは射手座ならではの現象である。
例えば、毎日同じ服を着て生活していた貧乏男子がなけなしの5万円で、ビットコイン(もしくはアルトコイン)を購入して、今、億万長者になってしまい、本人も明日からの生活がどう変化するのか、本当にそのコインは換金できるのかどうか、現在の状況が夢か現実か分からず、戸惑っているといったようなコメントがネット上に見られる。
このリップルに可能性を感じた私は1リップル15円で、14万4千リップルを保持することが出来た。
しかし、途中で紆余曲折あり、現在、私は、リップル(XRP)を4万5千コイン、ネム(XEM)という別のコインを14万8千コイン保持している。
そして、私が投資した資産は2倍程度になって、私は人生で初めて、あぶく銭(easy money)を得られる機会がやって来たのではないかと興奮していた。
しかし、これには顛末がある・・・・・。
5月半ばぐらいにリップル(XRP)やネム(XEM)は、最高値を更新していたが、突然、価格が下落し始めたのである。
そして、現在、かなり値を下げてしまった。
射手座は、「上昇」と「下降」の星座である。
従って、昨日、高みにいたのが、今日は地の底に転落しているといったことが度々起こる。
但し、私は心配していない。また上昇してくるはずである。
私は双子座に惑星集中していることもあり、FXや先物取引など金融関係のトレードに従事している友人が昔からいた。
そうした人々は非常に上手くこうしたトレードを行ない利益を上げるのだが、私は手痛い失敗を重ね、暫くこれらのトレードからは関わらずに過ごしてきた。
そして、ここ最近は、ジョーティッシュの研究に主に時間を割いてきて、こうしたトレードなどには全く関心を払ってこなかった。
しかし、土星が射手座に入室した途端に私はビットコインに出会い、そして、再び、またトレードを開始したのである。
(トレードというよりも自分の資産を日本円で銀行に預けずに暗号通貨として保持しておくくらいの感覚であり、両替に近い)
然し、今回は、私は過去の手痛い失敗から学び、決して、信用取引を行なうことはないだろう。
信用取引とは、自分の手持ちの金額以上のお金を借りて投資することである。
この場合、自分の手持ち資金は、証拠金として保持されるが、価格が変動した時に証拠金はあっという間に吹き飛んでしまう。
それで、大きな損失を被るのである。
最近ビットコインを信用取引で行っている人もいるようだが、そうした人で、150万円ぐらいの資金が吹き飛んで消えてしまった人がいるということだった。
信用取引で、ビットコインやアルトコインを購入すれば、その人たちは、間違いなく、射手座の「下降」の象意を経験することだろう。
従って、ビットコインやアルトコインを現物(自分の手持ち資金と同じ額)で保持し、またその資金は当面の生活に必要ない余った資金で行うのであれば、その人は、かなり高い確率で、資産に関して、射手座の上昇を経験すると考えらえる。
但し、結局は、全てカルマであり、上昇するか、下降するかは全て、その人のチャートに運命として描かれているのである。
それはパラシャラ方式でもジャイミニ方式でも見たら分かるのである。
私が今回、足を洗っていたこうしたトレードを再び行っても問題ないと判断したのは、2017年1月30日から金星/木星期に移行したことと関係している。
株などの投資で苦労しないで楽に稼ぐお金のことを英語では、easy money(イージーマネー)と呼ぶが、日本語で言えば、あぶく銭のことである。
このあぶく銭運を見る分割図(D11)において、私のアンタルダシャーの木星は、ラグナでムーラトリコーナで、パンチャマハープルシャハンサヨーガを形成している。
D11には、アイヤーの計算方法によって導き出されたものもあるが、そのいずれにしてもまず良い配置を示していた。
従って、私は、今度こそ、あぶく銭(easy money)が得られるものと判断した。
あぶく銭などと言うと、下品な感じだが、あぶく銭とは「自由」のことである。
もうそろそろ自由を得ても良い頃である。
私は今後、土星が9室、10室、11室を通過していくので、自分が今後、行っていく活動のための軍資金を得ても良い頃なのである。
このように私は自分のジョーティッシュ人生の判断力の全てを投じて、また自己資金の全て(全財産)を投入して勝負をかけている。
ドナルド・トランプの大統領当選を予測した時と同じような勝負をかけている。
あの時、私は知らなかったが、多くの人は、それをあり得ないと酷評していたそうだ。
霊的修行や無執着を実践するはずのインド占星術師が、ビットコインを買っているなど異色の組合せである。
然し、私の中では、インド占星術とビットコインは矛盾しないのである。
ビットコイン、及び、暗号通貨は、この現在のマネーシステムを変える革命運動である。
ジョーティシュで再現性のある法則を探究するその同じマインドが、ビットコインが、新しい時代のマネーシステムであることを理解し、そして、そこに可能性を見出したのである。
そして、そこに先行者利益が発生する為、日本円から暗号通貨に両替する。
これは貪欲でも貪りでもなく、正常な合理的判断である。
そして、誰の迷惑にもなっておらず、新しい時代を創る革命運動なのである。
そして、現在、私は、分割図の詳しい解釈の方法と、ジャイミニのマイナーなダシャーに取り組んでいる。
この人生最大の賭けと、ジョーティッシュの学習に取り組む日々が同時進行しているのはユニークである。
ソフトバンクの孫正義が2017年3月期の決算説明会で「真のゴールドラッシュはこれからだ」と語ったそうである。
これはトランジットの土星が射手座に入室した現在の「上昇」していくグループの高揚感を述べたものである。
この土星の射手座へのトランジットは2020年1月24日まで続く。
土星は2017年6月21日から蠍座に逆行し、再び、10月26日に射手座に再入室するが、ここから2020年1月24日までが本格的に土星が射手座で力を発揮する時期である。
そして、2019年3月29日~2019年11月5日まで射手座で、土星と木星がトランジットし、木星は蠍座に逆行し、再び、射手座に入室する。
この辺りの時期は、「上昇」と「下降」の象意が今以上に噴き出してくるものと考えられる。
私自身のダシャーは金星/木星期が2019年10月1日まで続くため、この時期には非常に期待している。
ビットコイン革命 Part 2 <ビットコインの驚くべき可能性>
2017.06.01
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