次期大統領選を目指すプーチンの今

ウラジーミル・プーチンが、来年3月4日に行われるロシア大統領選に立候補を表明したと、ニュースが伝えている。




プーチン氏が立候補届け出 ロシア次期大統領選
2011.12.7 23:48 産経ニュース

来年3月4日に行われるロシア大統領選に立候補を表明しているプーチン首相が7日、中央選挙管理委員会を訪れ、候補者登録に必要な書類を提出した。ロシア主要メディアが伝えた。

中央選管は提出書類を検討した上で、候補者登録受け付けの可否を決める。

大統領選には共産党のジュガーノフ委員長、極右政党、自由民主党のジリノフスキー党首らが立候補の意向を表明しているが、いずれも支持率でプーチン氏に水をあけられており、プーチン氏の当選は確実とみられている。

プーチン氏は2000年3月の大統領選で初当選。08年5月まで2期8年大統領を務めた後、憲法の連続3選禁止規定に従い退任。首相に転じ、後継指名したメドベージェフ大統領と権力を分け合う「双頭体制」を組んできた。(共同)

12月4日に行われたロシア下院選では、与党統一ロシアが大幅に票を減らしたものの、過半数は維持した。
然し、この選挙で正投票が行われたとして、野党勢力が抗議集会を開き、反プーチンの動きが広がっている。



反プーチン集会に数千人 モスクワで300人拘束
2011.12.6 09:18 産経ニュース

プーチン首相の与党「統一ロシア」が過半数を維持したロシア下院選で政権側の不正が行われたと主張する野党勢力の抗議集会が5日夜、モスクワ市内で開かれ、警察発表で約2000人が参加。「プーチンのいないロシアを」などと叫び、インタファクス通信によると約300人が警官隊に拘束された。

AP通信は参加者数を5000~1万人と推定、近年で最も大規模な野党側集会と伝えた。第2の都市サンクトペテルブルクの中心部でも同日、無許可集会を強行した野党支持者約100人が拘束された。

下院選では統一ロシアが大幅に議席を減らし、来年の大統領職復帰を目指すプーチン氏中心の政権長期化に有権者が反発したと分析されている。首都の野党側集会に数千人が集まったことは、政権批判の高まりを裏付けた。 (共同)

11月20日、モスクワで行われた総合格闘技の試合会場に登場したプーチン首相に観客がブーイングと口笛を浴びせ、その様子が生中継されてyoutubeにも掲載されている。


下院選の不正疑惑でプーチンを批判した編集長が解任されるというニュースも伝えられている。

ロシア有力誌の編集長解任、選挙不正疑惑でプーチン氏を「侮辱」
2011年12月14日 asahi.com(朝日新聞社)

[モスクワ 13日 ロイター] ロシアの有力週刊誌「コメルサント・ブラスチ」のコワリスキー編集長が解任された。12日発売の最新号で下院選の不正疑惑をめぐる記事を掲載したことが理由とみられる。

ロシアでは不正疑惑に抗議するデモが各地で行われているが、コワリスキー氏の解任は、プーチン首相が現在でも同国メディアに大きな影響力を持っていることを示している。

コメルサント・ブラスチは最新号で下院選を大きく扱い、表紙にはプーチン首相の写真と「選挙でいかにして不正が行われたか:目撃者の証言」などの見出しを掲載。このほか、英国での在外投票についてのページでは、「くたばれプーチン」と落書きされた投票用紙の写真が載せられた。

コワリスキー氏は13日、ロイターに対し、解任理由が下院選の報道にあると語り、「間違ったことはしていない」と記事掲載を後悔していないと強調。ロシア政府が、同誌発行会社のオーナーである実業家ウスマノフ氏に圧力を与えたとの見方を示した。また、同誌の副編集長も辞任の意向を表明している。

一方、ウスマノフ氏はニュースサイトで、コメルサント・ブラスチがジャーナリスト倫理に反したとし、「卑劣なフーリガン(暴徒)行為と大差がない」と厳しく批判している。

ロシア各地では10日、下院選をめぐる不正疑惑に抗議する数万人がデモを実施。下院選のやり直しなどを要求した。
11月15日に土星が天秤座に入室して、牡羊座と天秤座にダブルトランジットが生じているが、このタイミングで、プーチンに激しい批判が加えられ、次期、大統領選を目指すプーチンの足元が揺れているのであるが、これは土星が天秤座に入室したタイミングで、6室(闘争、批判、暴力)の象意が顕在化したことを示している。

プーチンの出生データは、アストロデータバングによると、1952年10月7日 AM9:30(BGT)サンクトペテルブルクとなっている。Rodden Rating が C となっており、データソースは質問によるもので、信用性は低いようである。
この出生データで出生図を作成すると、ラグナは天秤座ラグナとなる。



wikipediaによれば、妻のリュドミラ・プーチナと結婚したのが、1983年7月28日で、ダシャーはラーフ/金星期で、トランジットの土星は天秤座で、トランジットの木星が蠍座で逆行していた。
つまり、木星と土星が1室と1室の支配星、7室にダブルトランジットし、さらに木星が2室を通過して8室にアスペクトして、土星が2、7室支配の火星にアスペクトしていることから、2室と8室にもダブルトランジットが成立している。

結婚したタイミングで、1室、7室、2室、8室という結婚の主たるハウスにダブルトランジットが形成されている。

ダシャーもラーフ/金星で、ラーフは結婚をもたらす時期で、金星は結婚を演出する惑星で、ラグナロード(7室からみた7室の支配星)である。

ナヴァムシャでもラーフからみた7室で2室支配の金星が高揚して、月と接合しており、月からみた7室にラーフが在住している。

ラーフから見た7室には金星、月が在住して、7室支配の木星がアスペクトバックしていることから、強力である。

ラーフ/金星期に結婚したというのは結婚のタイミングのダシャーの条件を満たしている。

1985年に長女マリーヤが生まれているが、1985年1月1日のトランジットを見ると、土星がちょうど蠍座に入室したタイミングで、木星が射手座をトランジットしている。

過去9か月の間、土星は天秤座を運行していたため、土星と木星は7室に在住する5室支配の木星にダブルトランジットしている。

木星は3室から9室にアスペクトしており、子供のハウスである5室や9室が強調されている。

続いて翌年、1986年に次女カテリーナが誕生しているが、木星は1月の初頭に水瓶座に移動して、土星は4月から蠍座で逆行して、再び、5室にダブルトランジットが生じている。

この次女の誕生のタイミングでは木星が5室を運行して9室にアスペクトしていることが大きいと思われる。

従って、アストロデータバンクで提供されたデータで作成した天秤座ラグナで、結婚と子供の誕生が説明出来るため、天秤座ラグナで問題ないと思われる。

そうすると、今、何故、プーチンに対する批判が高まっているかというと、月からみた6室と12室の軸で木星と土星がダブルトランジットして、またラグナからみた6室の支配星に対しても、ダブルトランジットが生じている為である。

然し、土星がラグナロードの金星や7室(10室からみた10室)にアスペクトしているので、最近、注目を浴びて、盛んに露出をして、また次期、大統領選に立候補するなど、注目を浴び始めているのである。

現在、プーチンは土星/金星期である。

土星はラグナからみても月からみても4、5室支配、9、10室支配のラージャヨーガカラカである。

そして、ラグナからみた11室支配の太陽や9室支配の水星、そして月からみた4室支配の太陽、5室支配の水星と接合している。

従って、プーチンの土星期というのは非常に強力である。

そして、アンタルダシャーの金星はラグナでムーラトリコーナで、パンチャマハープルシャマラビアヨーガを形成して強力である。

更に金星はナヴァムシャでは高揚している。

マハダシャーも、アンタルダシャーもヨーガカラカであり、今、プーチンは最高の時期にいるのである。

そして、現在、アンタルダシャーが金星期だが、金星はラグナロードでラグナに在住している。

ラグナロードの配置は、その人物の大きな特徴となるが、ラグナロードがラグナに在住しているので、プーチンは自分自身に関心が高く、自分自身に関心が高いのである。

最近、プーチンがメディアの前で、直ぐに上半身を裸になって肉体美を誇示して、ナルシズムの傾向があるのは、これはラグナロードでラグナに在住するこの強い金星がさせているのである。

あたかもハリウッドスターのように、裸で川で、バタフライで泳いだり、わざわざ上半身裸になって筋肉を誇示するのは、このためである。





プーチンは1998年7月にはKGBの後身であるロシア連邦保安庁(FSB)の長官に就任して、諜報機関(インテリジェンス)の最高権力を掌握している。(木星/太陽)

そして、ボリス・エリツィン大統領のマネーロンダリング疑惑を捜査していたユーリ・スクラトフ検事総長を女性スキャンダルで失脚させ、首相だったエフゲニー・プリマコフのエリツィン追い落としクーデターを未然に防いだ功績で、エリツィンの信任を得て、1999年8月9日に首相に指名されている。(木星/月)

諜報機関の長官にとっては、対立候補をスキャンダルで失脚させるなどは、容易であることが予想される。

そして、健康上の理由で引退を宣言したエリツィンに大統領代行に指名され、その後、プーチンは2000年の大統領選挙で過半数の得票を得て、大統領に当選している。(木星/月、木星/火星)

そして、その後、大統領として、国内改革に着手し、ロシア金融危機で打撃を受けた国内経済を立て直し、国有財産を私物化して国内の腐敗をもたらした新興財閥「オリガルヒ」を排除することに成功した。こうして国民の英雄となり、国民的指導者となったプーチンは、木星/火星期、木星/ラーフ期辺りにかなり手荒なことをして、大統領としての権力基盤を確立している。

火星は月から見ると7室支配で8室に在住し、この時期にオルガリヒを逮捕したり、かなり激しい権力闘争が行われたことは、アンタルダシャーの火星やラーフといった凶星から読み取れる。

そして、2004年の大統領選挙で70%以上の圧倒的な得票率で再選しているが、この時から、マハダシャー土星期に移行している。

土星期は先に述べたようにプーチンにとっては最高の時期である。

従って、マハダシャー土星期の間は、プーチンは安泰であり、プーチンの長期政権が今後も続いていくことは間違いないものと思われる。

連続3選が憲法により禁止されているため、メドヴェージェフを代わりに擁立して、プーチンは2008年5月7日に大統領を退任し、首相となってその後、政界に留まった。

この期間は、トランジットの土星が12室の乙女座を運行していた時期であり、ダシャーは、土星/水星、土星/ケートゥ期である。

大統領職を一旦退いて、再び、2012年以降に大統領に返り咲くプランというものが既にあったうえでのことらしいが、これは佐藤優氏が著作の中で明らかにしている。

水星は9、12室支配で12室に在住し、ケートゥは10室に在住している。

従って、この時期は派手な大統領職からは退いて首相として静かに活動し、土星が再び、1室に入室する2012年以降に備えていたと言える。

そして、現在、プーチンは土星/金星期である。

最近、メディアに露出して、ハリウッドスターのように振る舞っているのは上述した通りである。

来年の3月4日に大統領選が行われるが、木星は5月16日から牡牛座に移動する。

そうすると、天秤座にトランジットする高揚する土星が10室にアスペクトし、木星が10室支配の月にトランジットするため、10室にダブルトランジットが成立する。

その時にダシャーは土星/金星期で、マハダシャー、アンタルダシャー共にヨーガカラカで、ナヴァムシャで高揚する金星のアンタルダシャーの時期である。

そして、次が2013年11月14日からの土星/太陽期であり、アンタルダシャーの太陽は11室の支配星で称号や高い役職を表し、12室でヨーガカラカの土星や水星と接合して、ラージャヨーガやダナヨーガを形成している。また太陽は政府の役職を表している。

そして、その次の土星/月期が、2014年10月27日~2016年5月28日までであるが、アンタルダシャーの月は10室の支配星で高揚して、ナヴァムシャでも高揚する金星や水星からアスペクトされ、木星からもアスペクトされている。

従って、少なくともプーチンは2016年5月28日までは安泰であり、大統領という国政の最高職に留まり続ける見込みである。

ダシャーとトランジットから考えて、プーチンの長期政権は確実である。



チャラダシャーで確認すると、1996年10月7日~2004年までメジャーダシャーが牡羊座である。

牡羊座にはAmkが在住し、AmkとPKが11室にアスペクトしている。

然し、AK及び、他の惑星群が牡羊座から6室に集中しているため、この時期は大統領に就任して、国内の建て直しを図った奮闘(struggle)の時期である。1998年にロシアの金融危機があり、また新興財閥(オルガリヒ)との権力闘争などがあった時期で、大統領に就任に就任するまでの政治闘争や大統領になってからの基盤を確立した重要な時期である。
次に2004年10月6日~2009年10月7日までメジャーダシャーが牡牛座である。

牡牛座からみると、Amkは12室に在住して10室にアスペクトし、PKも10室にアスペクトしている。

またAKと5L、DKが5室から11室にアスペクトし、依然として高い地位に留まることが確認できる。

然し、この時期は国内では権力基盤を確立し、石油の値上がりによって経済が復興して国民的支持を受けた時期であり、特に政治的に大きな動きは見せていない。従って、Amkが12室に在住しているというのはその辺と関連するかもしれない。また牡牛座はラグナから8室でGKが在住しているため、プライベートで何か問題があったと言えるかもしれない。ジャイミニでは月と金星で強い方が母親の表示体となり、また金星は配偶者の表示体である。
プーチンの場合、月は高揚して、ラーフ、ケートゥ、金星からアスペクトされて強い。金星は月からアスペクトされているだけである。従って、月は母親の表示体である。然し、プーチンの母親は1998年に没している為、母親の問題とは考えにくい。

次に2009年10月7日~2012年10月6日がメジャーダシャーが双子座であるが、双子座から11室にはAmkが在住し、双子座から10室にはAKと5L、DKがアスペクトする。

従って、現在、プーチンは強力な双子座の時期にいるが、サブダシャーは乙女座であり、現在、双子座/乙女座(2011/10/7~2012/1/6)の時期にいる。

乙女座から見るとAmkが8室に在住して、6室にアスペウトしている。

Amkの乙女座からの配置が悪いため、それで今、プーチンは批判をされて行き詰っているのであるが、来年の2012年1月6日で乙女座のサブダシャーが終わる為、この頃までにはプーチン批判は鎮静化する可能性が高い。

そして、双子座のメジャーダシャーが終わると、次は2012年10月6日~2014年10月7日まで蟹座のメジャーダシャーで、蟹座から見ると、Amkが10室に在住している。

そして、次は獅子座のメジャーダシャーが2014年10月7日~2025年10月7日までの11年間も続くが、獅子座から見ると、11室にAK、5L、DKがアスペクトしている。

2025年10月7日からメジャーダシャーが乙女座になり、上述したように乙女座からみるとAmkが8室に在住して6室にアスペクトする為、この頃に政治的な力を失うと思われる。

従って、チャラダシャーで見ると、プーチンはあと14年間は、例え大統領職を辞めたとしても力は維持し続けると思われる。

プーチンの出生図で注目すべきなのは、6室支配の木星が牡羊座のバラニーに在住していることである。

牡羊座のバラニーは諜報の星座であり、CIAとかKGBとか情報部に所属する人のナクシャトラである。
アドルフ・ヒトラーのラグナロードの金星が7室のバラニーに在住していたが、ヒトラーは情報部出身である。

6室支配の木星がバラニーに在住している為、この配置はプーチンがKGBの諜報員を部下として使いこなすことを表している。

木星から見ると暴力の6室に土星、太陽、水星が惑星集中しており、木星のダシャーの時期には諜報部員と関わることになり、そして、暴力と関わることになることが理解できる。

プーチンは、ソビエト連邦が崩壊(1991年12月25日)する直前の1990年にKGBに辞表を提出し、政界に進出して、陰の実力者として暗躍し、その後、木星期の終わりの1998年7月にKGBの後身であるロシア連邦保安庁(FSB)の長官に就任している。

従って、木星期の間にずっと旧KGBとは関わりを持ち続けていたことが理解できる。

そして、木星期の間に旧KGBの人脈を使って、政界での影の実力者として暗躍し、木星期の終わりにロシア連邦保安庁(FSB)の長官となってからは、エリツィンの政敵をスキャンダルで排除するなどの工作活動を行い、エリツィンの信任を得て、次の大統領に指名されるのである。

つまり、プーチンは木星期には自分の出身母体である旧KGBの諜報員を使って、工作活動を行うことが出来る。

大統領になってからも、プーチンを批判するオルガリヒを脱税、横領の罪で逮捕したり、またプーチン政権を批判していた人物が次々と不審な死を遂げ、ロシア人女性ジャーナリストが暗殺されたり、プーチンを批判してイギリスに亡命したKGB・FSBの元職員アレクサンドル・リトビネンコが放射能物質ポロニウムを食事に盛られて暗殺されている。

これらは6室支配の木星が牡羊座バラニーで逆行し、木星からみて6室に惑星集中している配置がもたらした象意である。

そして、今現在、トランジットの木星がこの木星にリターンして、6室支配の木星に対してダブルトランジットしているため、プーチンを批判する勢力も活性化しているが、ロシア連邦保安庁(FSB)の諜報員も、おそらくフル稼働して国内の批判勢力を監視しているのではないかと思われる。

プーチンはこのようにソビエト連邦の崩壊に乗じて国有財産を私物化した新興財閥オルガリヒを打倒し、ロシア国民からは絶大な人気を得た民族指導者となった。

このプーチンを欧米は気に入らないようである。

欧米、あえて言えば、新世界秩序グループは民族主義や国家社会主義などの右翼的な国家指導者を嫌うのである。

独自に核開発を進めるイランが度々叩かれるのもそうした理由である。

こうした強い独裁的な指導力によって大衆の利益を実現することを目指す運動は、ポピュリズムなどとも言われるが、プーチンはロシアにおけるポピュリズムを体現した政治家である。

このポピュリズムが今、活性化しているのは牡羊座に木星が入室し、牡羊座にダブルトランジットが生じているからである。

私は持論としては、民族指導者というのは大衆からの支持を背景に台頭する為、蟹座が表示体で、蟹座の行為を表す10室も民族指導者の星座ではないかと考えている。

因みに大阪知事になってから、財政の非常事態宣言を出して、数々の改革を実施し、大阪維新の会を自ら立ち上げ、大阪都構想を掲げた橋本徹なども、大阪府民の絶大な人気を得ているようである。

この強い大阪を目指す橋本徹は、大阪という日本国内の一地域ではあるが、これもポピュリズム現象である。橋本徹の牡羊座には土星と金星が在住しており、やはり、牡羊座が関係している。

ドイツで選挙によって大衆から選ばれ、国民的支持を背景にして台頭したアドルフ・ヒトラーも10室の蟹座に土星が在住し、蟹座からみた10室の牡羊座に惑星集中していた。

そうした観点からすると小沢一郎はポピュリズム指導者ではないのである。
小沢一郎の場合は獅子座に月とラーフ、牡牛座に太陽と土星が在住して、固定星座が強い。

従って、固定星座が強い為、変化を起こすことが出来ない。むしろ、変化しない体制の中で支配者として君臨するタイプである。小沢一郎が蟹座や牡羊座に惑星が在住していないことを考えると、小沢一郎は大衆からの人気を得られないのである。

話が脱線したが、プーチンの出生図で、ダシャーとトランジットを検討すると、プーチンが来年の3月に大統領に返り咲き、その後、長期政権を実現するのは間違いないようである。

現在のプーチン批判の動向を見て、これがプーチン失脚に繋がっていく可能性を考えた評論家もいるかもしれないが、もしプーチンが天秤座ラグナだとすると、現在のダシャーとトランジット、そして、その後に続くアンタルダシャー、そして、ジャイミニのチャラダシャーにおいても、プーチンが失脚するような予想は立たないのであって、むしろ、プーチンは成功し、地位が上昇することをチャートは示している。

 
・長女マリーヤと、次女カテリーナ

因みにプーチンの末娘カテリーナと交際していた韓国人男性が行方不明になったそうである。


プーチン首相の娘と交際の韓国人男性、行方不明に…
2010年12月07日19時10分 提供:韓フルタイム

プーチン首相の末娘カテリーナさん(23)と結婚秒読みと報じられた韓国人男性ユンさん(26)が、行方不明になっていることが、6日判明した。

韓国メディア「レディー京郷」は6日、ユンさんの父親ユン・ジョング元海軍提督にインタビューを行った。ユン元海軍提督はユンさんの現在の様子について「息子はロシアにいるが連絡がつかない。行方不明の状態だ。身の危険を感じ、どこかに隠れているようだ」と語った。

「二人の交際は知っていたのか」との質問には、「私が知らないと思うか?10年間ずっと見守ってきた。だが、メディアに記事化され、二人の関係も終わったと思う。息子が可哀想だ」と残念がった。

交際を報じたメディアについては「なんであんな記事を掲載し、二人の関係を断ち切るのか。理解できない」とし、最後に「これ以上、質問しないでほしい」と述べた。

カテリーナさんとユンさんは、1999年ごろにモスクワの国際学校の舞踏会で出会い、極秘交際を続けてきた。中央日報は10月末、ユン元海軍提督の発言を基に結婚説を大々的に報道。韓国のインターネット上は「プーチン首相の娘が韓国に嫁入りする!」として大騒ぎとなり、二人の写真や経歴を伝えるなど報道が過熱した。

韓国にとって吉報と思われた結婚報道だったが、話しが広まるにつれ二人の関係は危機的状況に。ロシア大統領府は「事実無根」と発表し、プーチン首相がユン元海軍提督に私生活について口外しないようクギを刺したとも伝えられた。カテリーナさんと交際していたユンさんは、報道ラッシュ当時「カテリーナと連絡がとれなくなった」と述べ韓国メディアの報道を非難していた。

(文:林由美)


プーチンのチャートで5室を娘のラグナとすると、8室に惑星集中しており、父親を表す太陽も在住している。
8室は三角関係を表すハウスである。娘の交際が父親や政府といった第三者の介入で中断されることを示していると解釈すると大変興味深い。



<ロシア下院での統一ロシアの票数の大幅減を伝える記事>


ロシア下院選:与党・統一ロシアが大幅減 過半数は維持へ
毎日新聞 2011年12月5日 11時28分(最終更新 12月5日 13時39分)

【モスクワ大前仁】ロシア下院選(定数450)は4日夜、投票を終了し即日開票された。5日朝(モスクワ時間、日本時間午後)までの暫定集計で、政権与党「統一ロシア」がかろうじて議席の過半数を維持するものの75議席近くを減らす「惨敗」となる見通しになった。野党の共産党や公正ロシアは躍進している。選挙は来年3月に実施する大統領選の前哨戦と位置づけられたが、有権者が統一ロシア党首を務めるプーチン首相の「長期支配」への反発を示した形となった。

選挙は比例代表制で7党が登録。選挙管理委員会によると、開票率約92%の時点で、統一ロシアの得票率は49.75%にとどまり、現有議席の315から238~239議席まで減らす見込み。得票率19.15%の共産党(現有議席57)が91~92議席、13.15%の公正ロシア(同38)が63~64議席、11.66%の自由民主党(同40)が55~56議席を獲得する見通し。残り3党は議席獲得に必要な7%の法定得票率に及ばず、議席を得られないとみられる。このため最終的に統一ロシアの得票率が過半数に達しなくても議席の過半数は維持できる見通しだ。

統一ロシアは下院選の1週間前に党大会を開き、プーチン氏を来年3月の次期大統領選候補に指名したが、期待するような「効果」を得られなかった。

党の候補者名簿1位だったメドベージェフ大統領と党首のプーチン首相は投票終了後、選挙対策本部を訪問。プーチン首相は「今回の結果に基づき国の安定的な発展を保証できる」と強気の姿勢を強調した。一方、メドベージェフ大統領は経済危機に見舞われている状況を取り上げ「(下院の議席)割り当ては有権者の真の意向を反映している」と言明。来年1月に始まる議会で、個別法案で野党にも協力を求めていく考えを示した。

チマコワ大統領報道官によると、大統領は議席を獲得する見込みの野党3党の党首と個別に電話協議したという。

下院は08年の憲法条項改正に基づき、次回会期から任期を従来の4年から5年へ延長する。選管によると、暫定投票率は約60%で、前回07年の63.78%を下回っている。

 
※本記事は2011年12月17日に投稿した後、プーチンの娘であるマリヤ・プーチンと、エカテリーナプーチンの二人の娘の出生のタイミングが、プーチンの天秤座ラグナだと、木星と土星のダブルトランジットで説明できないと思われた為、一旦、非公開にしている。

プーチンの二人の娘の出生データは以下である。

長女:Yekaterina Putina —– 1986/8/31 出生時間不明  Dresden, Germeny (13E45′, 51N03′) Timezone:-01:00:00
次女:Mariya Putina ———-1985/4/28 出生時間不明  Saint Petersburg RS31 Russia (30E15′, 59N55′) Timezone:-03:00:00

この2人の誕生のタイミングが、ダシャーやトランジットで説明出来なかった為、プーチンに関して、上記に記した様々な検証結果が勘違いである可能性が出てきた。然し、新しいラグナが別にあるとしても、アストロデータバンクの出生データが正しいという前提で行なった解釈を再度、公開することとした。

従って、プーチンに関しては、天秤座ラグナで正しいのかどうか、別に正しいラグナがあるのか更に検討する必要がある。

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