藤あや子の出生時間が、偶然、本人の公式ブログの中にあり、そしてチャートを吟味していく中で、非常に興味深い結論が得られた。
つまり、藤あや子は、演歌の歌詞の中に度々登場するような好きな男性に尽くすことが喜びで、ひたすら男性からの理不尽に耐え忍ぶ女性の心の叫びといった感じでもないのである。
そうした被害者的なスタンスではなく、藤あや子の本質は、交際した男性が皆、不幸になって潰れていくという意味での孤独である。
もし情念の歌を歌うのであれば、そうした孤独感を表現した歌が似合いそうである。
そんなことを考えていた所、藤あや子には、「女がひとり」という歌があることが分かった。
歌詞としては以下のような感じである。
「女がひとり」 あなたを死ぬ程 愛したことは 今でも本当に 幸せでした 季節(とき)は流れて 十年過ぎた 辛かった 辛かった 女がひとり 仮の塒(ねぐら)は 雨ばかり あなたを一度は 恨みもしたが やっぱり切れない 未練の心 寒い北風 吹く今頃は 辛いのよ 辛いのよ 女がひとり 胸の傷(いた)みに すきま風 あなたと暮らして はじめて知った 人の情の 気高さを 大事に忘れず 今日から明日(あす)へ 辛くても 辛くても 女がひとり 生きて行(ゆ)きます いばら道 |
これだったら少しは藤あや子にも合いそうである。
演歌の歌詞の中には、まさに蠍座の第2ドレッカーナのような男性に貢いで支配されている状態に耐え忍び、それでも幸せですと告白するような歌もあったと思うが、そうではないのである。
自分が強すぎるので、それに巻き込まれた弱い男性たちは皆、潰れていき、最後に孤独に取り残されてしまうという、そんな歌であれば似合いそうである。
藤あや子は、『極道の妻たち 三代目姐』の未亡人の組長の妻・坂西葉月(三田佳子)に似ている
前回の記事のブログのコメント欄にも書いたが、木村一八との交際は、『極道の妻たち 三代目姐』で、組長の夫に先立たれた未亡人の妻・坂西葉月(三田佳子)と、組員の赤松徹郎(萩原健一)との関係にそっくりなのである。
この関係においては、赤松徹郎(萩原健一)が、組長の妻・坂西葉月(三田佳子)に想いを寄せつつも翻弄され、葉月の期待に応えようとして、自分の器以上の無理な抗争を行って、最後に殺されてしまうのである。
赤松徹郎(萩原健一)が組長の妻・坂西葉月(三田佳子)に良い所を見せようとして、背伸びして、色々と自分の器以上のことをしてしまったり、理性を失っていくのである。
芸能界においては、藤あや子の方が、先輩で、年齢も上であり、芸能界のドンである周防郁雄とのコネクションもあり、例えば、娘が結婚した時に婚姻届の証人欄に王貞治と野田秀樹に署名をもらったというように各界の実力者との間にそれとなく、したたかにコネクションを築いている。
そうした立場からすると、芸能界で、二度も逮捕歴のある野良犬のような木村一八は、藤あや子からすれば全く飼い犬のような下の立場で、自分が姉さん女房的に面倒を見てあげなければならない。
しかし、藤あや子に力があり過ぎる為に周防郁雄や、事務所の反対などがあって、木村一八は、結局、芸能界から干されてしまうのである。
藤あや子としては、木村一八を姉さん女房的に面倒見てあげたかったのだが、周囲の反対により、それに巻き込まれた木村一八は、かえって芸能界での寿命を縮めてしまったのである。
こうしたことで、相手が不幸になって潰れていくというのは、藤あや子自身も望んではいないのだが、どうしても強すぎるので、相手は藤あや子に翻弄されて潰されてしまうのである。
『極道の妻たち 三代目姐』でも坂西葉月(三田佳子)は、組員の赤松徹郎(萩原健一)にほのかに恋心を寄せるが、しかし、自分の立場上、それは許されず、結局、赤松徹郎(萩原健一)に器以上のことをするように駆り立ててしまい、相手が潰れて、死んでしまう。
そして、孤独になってしまうのである。
従って、藤あや子は、「典型的な獅子座の女王様キャラであり、自分に魅力を感じて近づいてくる男をアッシーのように使い倒して、消耗させ、最後にはポイ捨てする恐るべき支配者」と表現したが、もう少し正確に言えば、藤あや子自身も相手に尽くすのだが、相手の実力が低すぎて、相手は、藤あや子との関係の中で、無理が強いられて、潰れてしまうのである。
一緒に全国を巡業して回って、不倫関係になった「ソニー・ミュージック・エンタテイメント」の大阪支社の演歌宣伝担当もそうである。
藤あや子との関係で、理性を失い、ソニーから叱責されもし、背伸びして、ソニーを退社して、自分で芸能事務所を起ち上げようとしたのだが、どこか頼りなかったのか、藤あや子は、大手の芸能事務所に残るという選択をする。
そして、別れ話を切り出すが、この担当者は悲観して、藤あや子のマンションの部屋で、首吊り自殺をしてしまう。
交際した男性たちが、藤あや子の魅力に憑りつかれて、理性を失い、藤あや子に尽くすが、一応、藤あや子も相手に尽くすのである。(あたかも買主がペットを可愛がるように)
しかし、藤あや子にパワーがあり過ぎて、良い所を見せようとして、相手は、自分の器以上のことをしようとしてしまい、無理が生じて、結局は、潰れていくのである。
無意識のうちに、自分でも知らず知らずのうちに相手が、消耗し、潰れてしまうのである。
これが藤あや子の孤独である。
エフゲニー・プリゴジンとの共通点
それで、非常に興味深いことに気づいたが、藤あや子は、以前、私が、ラグナを修正したエフゲニー・プリゴジンと誕生日が近く、ラグナも同じである為、かなり惑星の配置が共通している。
例えば、藤あや子が、パートナーを使い倒して潰してしまう配置は、6室での土星や木星の減衰、そして対向からの減衰した火星のアスペクトといった配置であるが、プリゴジンも全く同じ配置をしている。
プリゴジンは、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者だが、ロシアの刑務所にいる囚人たちをワグネルにリクルートし、最前線で、活用した先駆者である。
この手法は、プリゴジンが編み出した方法であり、狂犬たちを飼い慣らし、前線で、玉砕するように仕向けたといってもいいかもしれないが、実際は、囚人たちからの人望も厚く、囚人たちから忠誠心を引き出していた。
バフムトでのウクライナ軍との激しい戦闘で、かなり大勢の囚人たちが、死亡しているが、プリゴジンの人望の厚さがこれを引き出したとも言える。
これも全く同じであるが、目下の部下たちが、プリゴジンへの忠誠心から、自ら進んで前線で奮闘した面もあったと思われる。
しかし、かなり厳しい前線で、武器弾薬も少ない中で、プリゴジンによって、死に導かれたといってもいいかもしれない。
ロベス・ピエールとの共通点
また更に言えば、藤あや子は、フランス革命の時に大勢の王侯貴族を処刑したロベス・ピエールとも共通点がある。
ロベス・ピエールは、ラグナから見て、6室で火星が減衰しており、敵を粉砕する配置が見られるが、通常は、火星が6室に在住するだけで暴力的な配置であるが、更に火星が減衰している場合は、敵が惨めなまでに叩きのめされる配置である。
この配置がある為にロベス・ピエールは、王侯貴族を処刑したのである。
藤あや子の場合は、月から見た6室で火星が減衰しており、やはり、これも凄まじい暴力を表わしている。
例えば、交際していた「ソニー・ミュージック・エンタテイメント」の大阪支社の演歌宣伝担当に別れ話を切り出した時や、大手芸能事務所に残留することを伝える時などが、象徴的にそうだったのではないかと思われる。
象徴的な意味で、相手に死刑宣告をしたのである。
今回は、特にプリゴジンと惑星配置にかなり共通点があったことに驚いたが、プリゴジンが、囚人たちに前線での死をもたらしたのであれば、藤あや子も交際した男性たちに仕事上の前線における死をもたらしたのである。
この共通点は見逃せない事実である。
藤あや子は、2023年12月20日にカバーアルバム 第3弾「Ayako Fuji Cover Songs 喝彩~KASSAI~」を株式会社ソニー・ミュージックレーベルズから発売するようだが、ソニー系列とは良好な関係を維持しているようである。
かつて「ソニー・ミュージック・エンタテイメント」での事件など、何事もなかったかのように。
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