大谷翔平の通訳・水原一平の電撃解雇について -違法賭博に関与 -



大谷翔平の通訳・水原一平が、違法賭博に関与し、ドジャースを電撃解任されたとニュースが伝えている。


大谷翔平の銀行から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)がブックメーカー運営会社に送金され、大谷翔平の弁護士が水原をブックメーカーでの賭博目的で大谷の資金を「大量に盗んだ」として告発したとの報道もある。


水原一平は、大谷翔平に借金返済の肩代わりしてもらう形で大金を送金した旨を証言していたが、大谷翔平に責任が及ぶことを恐れた為か、前言撤回し、「大谷選手は自分のギャンブルや借金、返済について何も知らなかった」と話しているという。


ウィキペディアによれば、水原一平は、「1984年12月31日 時間不明 北海道苫小牧市生まれ」であり、種々検討した所、ラグナは蟹座のようである。







何故、蟹座ラグナであるかは、大谷翔平のチャートと並べて比較する上で、見えてくる。





大谷翔平は、現在、ラーフ/金星期で、先日、結婚したばかりだが、マハダシャーロードのラーフは金星の星座に在住し、金星の結果を与えるため、主にアンタルダシャーロードの金星が、現在、起こっている出来事の象意を決定づける惑星である。



6室の金星 -被雇用者、泥棒の表示体-


金星は、ラグナから見て、4、9室支配のヨーガカラカだが、部下、泥棒の6室に在住し、6室の支配星と星座交換している。



そして、月から見ても金星は6室の支配星で、3室に在住している。



つまり、ラグナから見ても月から見ても金星は6室と絡んでいる。





また更にナヴァムシャでも金星は、1、8室支配で6室に在住しており、6室に絡んでいる。




大谷翔平が、通訳の水原一平との付き合いが始まったのが、2017年で、マハダシャーラーフ期に入って、3番目のアンタルダシャーの時期であり、ラーフ/土星期だった。


つまり、本格的にラーフの象意が現れる時期に出会っており、以後、ほぼ毎日、大谷翔平は、通訳の水原一平と行動を共にしている。







ビジネスパートナーだが、力関係では圧倒的に大谷翔平が上で、水原一平は雇われ人である。



人生時間のほとんどを大谷翔平に捧げていると言ってもいいが、しかし、その見返りとして、収入面で、完全に大谷翔平に依存し、かなり割のいい高額な報酬を得ていた。



報道によれば、年収7500万円を得ていたという。




6-8の共依存関係 -6室の金星の表示体としての水原一平-


水原一平は、完全に自分の人生時間を大谷翔平に捧げ、その一方で、それ程、きつくない労働で、高額な棚から牡丹餅的な報酬を得るというのは、8室の象意が感じられる。(それ程、きつくない労働だが、人生時間をほとんど大谷翔平に捧げていることがポイントである)



一方で、大谷翔平は、水原一平に通訳の上で、全面的に依存している。



このような共依存関係のような関係性は、6-8の関係の中で起こりやすい関係性であり、雇用主と、被雇用者の中で起こりやすい。







そうしたことで、分かったのは、水原一平は、大谷翔平の金星の表示体になっているということである。



金星の結果を与えるラーフ期に水原一平と、出会い、通訳を頼んで、大谷翔平にとっては野球生活を支えてくれる頼りになる存在でもあった。



言葉が通じない外国の地で、時にはキャッチボールをするなど練習相手を務めたり、常に通訳で、大谷翔平の日常の意思疎通の媒介者となり、野球人生での相談役にもなった。



そうした意味で、ヨーガカラカの金星としての好ましい効果は発揮したと思われる。









しかし、金星は6室の象意も発揮するため、被雇用者、雇われ人としての卑屈さから、経済的に大谷翔平に依存し、借金の肩代わりをしてもらうまでに落ちぶれた。



そして、6室とは、雇用主からそのお金を掠め取ることを常に伺っているような被雇用者(従業員)の表示体であり、最悪の場合、泥棒の表示体である。



大谷翔平という巨大な財力を持つ、一流選手の通訳を務めることで、だんだんと金銭感覚が麻痺し、大谷翔平の力を自分の力と勘違いし始めたようである。









これを見て、思い出すのは、ビートたけしの事務所、オフィス北野の社長として、たけしのマネジメントを一身に引き受けた森昌行氏が、事務所の金で、自分やスタッフに高額な報酬を支払い、芸能界の実力者のビートたけしに寄生して、その陰で、やりたい放題やっていたのに似ている。



あるいは、中国の歴史の中で、秦の始皇帝の身辺の世話を取り仕切る宦官たちが、始皇帝の仲介役として、始皇帝の代わりに官僚たちと意志の疎通をするうちに自分たちに権力があると勘違いし始めて、悪政を振い始めたのと似ている。



中国では、皇帝と官僚たちとの間に立つ、宦官たちが、やりたい放題、悪政を行って、国を破滅に導いた歴史がある。




つまり、水原一平は、大谷翔平の寄生虫か、蛭(ヒル)のような存在(※宿主の血を吸う)に落ちぶれた。











大谷翔平という宿主を得て、気持ちが大きくなった水原一平は、ギャンブルにお金を注ぎ込んだ。



いざという時は、大谷翔平が、借金の肩代わりをしてくれるとの期待も生じたと思われる。







大谷翔平の金星は、蟹座のアーシュレーシャに在住している為、水原一平のラグナを蟹座のアーシュレーシャに設定したが、そうすると、現在、月/土星期である。




月/土星期


マハダシャーロードの月は、ラグナロードで、9室に在住し、海外との縁を表わしているが、水星を支配星とするレヴァーティーに在住していることが、ポイントである。



水星は、3、12室支配で、投資の5室に在住し、7、8室支配の土星とコンジャンクトしており、土星は5、10室支配で、8室に在住する火星と5-8の星座交換をしている。



これは投資で、破局的な損失を被る配置である。



5室はそもそも遊びや娯楽のハウスであり、ギャンブル性の高い投資なども意味していたと考えられるが、土星やケートゥは、蠍座の第1ドレッカーナでサルパドレッカーナ(蛇のドレッカーナ)に在住している。




蠍座は、カジノや賭博場などを取り仕切るマフィアや暴力団の星座であり、水原一平が関わっていたギャンブルは、そうした危険な人物が関わっていた違法なギャンブルを表していたと考えられる。(しかもFXなど技術があればそれなりに高い期待値が見込めるギャンブルではなく、丁か半かといった質の低いギャンブルである)








これにのめり込んでしまったのは、5室が前世の功徳のハウスであることから、前世の行ないによる罪穢れが現れたと考えられる。



前世で、ギャンブルを繰り返してきたサンスカーラ(※過去の因果により、物事が”そのように”なる力や癖、習性)が現れた可能性もある。




水原一平は、ラグナやラグナロードの月が、アーシュレーシャやレヴァーティーといった水星を支配星とするナクシャトラに在住していることで、3、12室支配で、5室で激しく傷つき、投資(ギャンブル)での損失を被る配置が、人生において、支配的であることを物語っている。



3、12室支配の水星自身は、ジェーシュタ(水星)に在住しており、再び、水星の象意を何度も繰り返すことになる。





水原一平の4、11室支配の金星は大谷翔平の表示体


水原一平は、5、10室支配のヨーガカラカの火星が、4、11室支配の金星と共に水瓶座8室に在住し、7、8室支配の土星とも星座交換している為、そこで、4-5、5-11、5-7のラージャヨーガ、ダナヨーガを形成しているが、8室水瓶座は大谷翔平のラグナである。









従って、大谷翔平が雇用主であり、大谷翔平の専属通訳として、仕事をして、経済的にも成功したことを意味している。




しかし、10室の支配の火星が、8室支配の土星と星座交換し、8-10の絡みが生じている為、いつか仕事が突然解雇されたり、中断することを意味していた。



そうした仕事の中断の象意が、土星のアンタルダシャーが訪れることで、噴き出したと言える。







そして、今は、トランジットの土星もこの8室の火星や金星にコンジャンクトして、この突然の解雇、仕事の中断の象意を噴出させるトリガーとなったことが分かる。



更に言えば、今は土星ばかりでなく、金星や火星も水瓶座をリターンしており、まさにこの8室に現れた仕事の中断の象意を表していた。



7、8室支配の土星は、10室の支配星とコンジャンクトするだけでなく、10室にもアスペクトして、仕事の中断の象意を強く表しているが、現在、木星が10室を通過して、10室にダブルトランジットしていることから、この水原一平の不祥事は、メディアで、日本やアメリカ、そして、世界中に報道されることになった。



10室は、誰からも見られ、知られる大舞台を表わすが、最近の水原一平が、大谷翔平の通訳という影武者のような立場でありながら、非常に露出が派手で、注目されて、目立っていたのはその為である。









因みに大谷翔平は、現在、ラーフ/金星期だが、ナヴァムシャにおいて、金星は月から見た2室の支配星で、損失の12室に在住し、土星、火星、太陽によって激しく傷ついている。



これは損失の配置であり、水原一平がギャンブルで負けた借金を肩代わりする為に450万ドル(約6億8000万円)もの金銭を失ったのである。



ラグナから見ると、1、8室支配の金星が、6室で、激しく傷つく配置である。



6-8の絡みが生じており、金星が6室の在住星であることには注目である。



つまり、通常は、今は離婚などが起こりやすい時期である。



大谷翔平と、水原一平は、お互いが金星の表示体であり、1日のほとんどの時間を共に過ごすパートナーのような存在であった。



つまり、水原一平は、大谷翔平にとって、結婚相手の代わりであったと思われる。



従って、こうしたビジネスパートナーとしての水原一平との別離のタイミングであったとも考えられる。







その一方で、金星は、ラグナロードであり、結婚も意味するため、このタイミングで、元バスケット選手の田中真美子と結婚したのである。



金星は、田中真美子も表わしていると思われ、この金星が、土星、火星によって傷つけられていることを考えると、今後の関係性は要注目である。



6-8のヴィーパリータラージャヨーガが成立している場合、ドゥシュタナハウスの象意同士が打ち消し合って、6-8の象意がありながらも結婚が安定するといった象意がもたらされる。









例えば、一方が、完全に経済的に依存して、一方が完全に支配的であり、しかし、お互いに共依存的に不安定ながらも安定するのである。



しかし、そうした配置があったとしても、金星は、土星や火星から傷つけられている。



こうした象意がどのように出るかということである。



結婚を発表する直前に大谷翔平は、デコピンという飼い犬をメディアに披露したが、その飼い犬の象意は、明らかに6室の金星である。









そして、大谷翔平の部屋には、インテリアとして松ぼっくりのオブジェが飾られており、こうしたオブジェは、女性が好むものであると、メディアが分析していた。



つまり、松ぼっくりのオブジェも、デコピンを飼うことも、妻である田中真美子の影響であるとすれば、田中真美子の表示体もまたナヴァムシャの6室に在住する金星であると思われる。




大谷翔平のチャートから、水原一平の人物像、運勢を読み取る






因みに大谷翔平のチャートの6室を水原一平のラグナとして、見ると、ギャンブルで大金を損失した象意が見えてくる。



大谷翔平は、ラーフ/金星期であったが、アンタルダシャーロードの金星は、アーシュレーシャに在住しており、支配星は、水星である。



その水星は3、12室支配で、2室支配の水星と共に12室に在住している。



これは、まさにFXや株式取引などで、巨額の損失を出す配置である。







因みに以前、カジノで106億円を溶かして、投獄された大王製紙元会長・井川意高のチャートを蟹座ラグナに修正したが、双子座12室に惑星集中している。









この蟹座ラグナの12室双子座惑星集中という配置は、カジノやギャンブルに狂うが、全てを失う象意のように思える。



蟹座ラグナは、現在のマネーの表示体である水星が、3、12室の支配星である為、FXや株式や債券の取引などには基本的に向いておらず、巨額の損失を出す可能性を元々、潜在的に持っていると考えられる。








水原一平は、現在、月/土星期だが、土星のアンタルダシャーは、2025年3月前後まで続く。



また次は、月/水星期だが、水星は、やはり、3、12室支配で、5室で激しく傷ついている。



そして、その後は、月/ケートゥ期だが、ケートゥのディスポジターである火星は、7、8室支配の土星と星座交換して、傷ついた5室に絡んでいる。



従って、暫く、経済的に安定しないように見える。



大谷翔平の通訳という立場を失って、月/ケートゥ期が終わる2027年3月前後までは、経済的に苦労する可能性が示唆されている。




水原一平のナヴァムシャのラグナ






水原一平は、2018年に結婚しているが、もし出生図が蟹座ラグナで、ラグナがアーシュレーシャに在住しているのであれば、ナヴァムシャのラグナは射手座~魚座の4通りに絞り込まれる。




結婚した2018年は、太陽/金星期で、直後にマハダシャー月期に移行している。




太陽/金星期に結婚したことを考えると、ラグナは水瓶座である可能性が高い。




そうすると、現在の月/土星期には、土星が、ラグナロードで12室の支配星で、借金の6室に在住し、3、10室支配の火星と相互アスペクトして、10-12の絡みを生じ、仕事の損失の象意が確認できる。



また土星自身は、損失の12室の支配星であり、また月から見ても11、12室の支配星で、投資の5室に在住して、損失を表わしている。




ナヴァムシャのラグナはまだ検討の余地があるが、出生図のラグナは、蟹座アーシュレーシャで間違いなさそうである。



蟹座ラグナであれば、5室に高揚したケートゥが在住しており、語学、通訳の才能を表わしている。




この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA