元ジャニーズ近藤真彦 「頚椎症性脊髄症」で入院・手術 -獲得と損失-



ジャニーズの「長男」と呼ばれて、ジャニーズ事務所の最年長として、活動していたマッチこと、近藤真彦が、2021年4月30日に電撃退所したことは、以前、ブログにも書いたが、その頃はちょうど、木星が水瓶座12室(引退、隠遁)に移動したタイミングだった。


土星は山羊座から8室天秤座にアスペクトし、木星は魚座12室から8室にアスペクトして、8室(中断、変化)にダブルトランジットが成立したタイミングだった。





ダシャーはちょうど太陽/太陽期に移行した直後だった。


この時点で、太陽は病気の6室を支配し、魚座ラグナにとってはマラカとなる4、7室支配の水星とコンジャンクトしている為、健康に関しては問題を示す兆候が確かに示されていた。


水星と太陽には、更に11、12室支配の逆行の土星がアスペクトしているが、ここで土星も魚座ラグナにとっては、マラカとなる惑星である。



その後、トランジットの土星が、2023年1月18日に山羊座から水瓶座12室に移動したが、ちょうど、出生の土星にリターンした後の今月5月に今回の健康問題が浮上している。


歌手・近藤真彦さん(58)「頚椎症性脊髄症」で入院・手術 約10年前から手の感覚がなくなる症状
2023年5月8日(月) 13:43 TBS NEWS DIG

歌手の近藤真彦さん(58)が「頚椎症性脊髄症」の治療のため、今月8日から都内の病院に入院し、手術を受けることがわかりました。

所属事務所の関係者によりますと、近藤さんは約10年前から手の感覚がなくなる症状があり、今回、入院して手術することを決断したということです。
入院中には、約5時間に及ぶ手術が予定され、今月18日をめどに退院を予定しているとしています。

ダシャーは、太陽/ラーフ期で、マハダシャーロードの太陽は6室支配の生来的、機能的凶星で、アンタルダシャーロードのラーフは、太陽と絡んでおらず、太陽から見て、12室に在住している。


ディスポジターの水星は、4、7室支配のマラカの水星で、マハダシャーロードの6室支配の太陽とコンジャンクトしている。





凶星のマハダシャーの時にそれと絡まない凶星のアンタルダシャーの時期は、良くないことは明らかであり、ディスポジターの水星はマラカの7室の支配星で、マハダシャーロードの太陽と絡み、11、12室支配の土星からのアスペクトを受けている。


日本整形外科学会HPの記事によれば、「頚椎症性脊髄症」とは、加齢変化による頚椎症(椎間板の膨隆・骨のとげの形成)の変化によって、頚椎の脊柱管(骨の孔)の中にある脊髄が圧迫されて出る症状とのことである。


脊柱管にある脊髄が圧迫され、四肢(両方の手脚)に痛みやしびれ、運動障害を引き起すという。


つまり、脊髄には運動神経などが集まっており、そうした神経系(水星)の問題も引き起こしているように思われる。



脊髄自体は、基本的に骨疾患であると言えるが、太陽は、骨を表しており、骨疾患の表示体である。


この太陽が6室を支配し、マラカの水星や土星と絡むことによって、この症状が現れたと考えられる。


しかし、近藤真彦は、実際には、10年前から、この症状に悩まされていたという。


10年前というと、2013年頃であり、その頃は、金星/木星期で、ヴィムショッタリダシャーからは、この疾患が現れた時期として、理由が付きにくかった。




チャラダシャー

そこで、ジャイミニのチャラダシャーを見ると、10年前の2013年は、ちょうど射手座のメジャーダシャーに移行したタイミングであった。


射手座から見ると、太陽(骨)は、マラカに相当するDKで、8室に在住し、マラカの7室支配の水星とコンジャンクトし、GKの月と、土星からアスペクトされていた。


従って、太陽が激しく傷ついていることが分かる。





また太陽は1室の表示体であり、身体を表わす為、この太陽が8室に在住して、傷つけられているだけで、健康問題を表していることは確かである。


加齢によって、椎間板が膨隆したり、骨のとげが形成されるといった症状は、土星の象意であると考えられる。


そして、現在は、山羊座/双子座の時期であり、山羊座から見ると、DKの太陽が7室に在住して、土星や火星からのアスペクトを受けており、また双子座から見ると、AKの火星は12室に在住し、DKの太陽はマラカの2室で、土星からのアスペクトを受けている。



表示体となる太陽が、マラカや12室への配置という観点で、現在の状況を表している。



トランジットの土星が12室(入院)に在住する出生の土星にリターンしたが、近藤真彦にとっては土星は、ラグナから見ても月から見ても機能的凶星であり、魚座ラグナから見ると、明らかに健康に問題をもたらす惑星である。



12室から2室に在住するラグナロードの木星にアスペクトしており、健康問題を表している。



そして、トランジットの土星と木星は、2室にダブルトランジットしており、土星から傷つけられて2室に在住するラグナロードの木星の象意を噴出させたことが分かる。



最近、近藤真彦が、「すっかりおじいちゃん」とファンが悲鳴を挙げたとのニュースが報じられていたが、そうした状況はこれらの配置が物語っている。



現在、太陽/ラーフ期だが、次に木星(2023/5/12~)、土星(2024/2/28~)、水星(2025/2/9~)とアンタルダシャーの支配星が推移していく。



これらのアンタルダシャーの支配星は、上述したように6室支配の太陽に絡んで、今回の疾患をもたらしたと考えられる惑星群である。



従って、手術をして直ぐに回復という感じには見えず、土星が水瓶座を通過する2年半、そして、その後、土星がラグナ、2室と通過していく間において、暫く、問題が継続するように思われる。



土星は慢性病の表示体であり、ラグナロードの木星にアスペクトし、また逆行して、1室の表示体である太陽(骨)や水星(神経系)にアスペクトして、慢性的な疾患を表している。




魚座ラグナにとっての11、12室支配の土星の働き


こうした健康問題にとって、入院し、手術をする重要なタイミングであるが、近藤真彦は、2023年4月19日に行なわれる定時株主総会でスーパーフォーミュラ等を運営する日本レースプロモーション(JRP)取締役会長に就任している。


非常に奇妙なことだが、12室支配の土星が12室をトランジットするタイミングは、入院や健康問題を表していたが、同時に土星は11室の支配星でもあり、11室支配の土星が11室にリターンすることにより、カーレースの世界で、出世をし、会長という肩書を得たようである。





ラグナロードで2室(マラカ)に在住する傷ついた木星へのダブルトランジットは、健康問題を表わすと同時に木星は10室の支配星である為、昇進や社会的地位の獲得も表わしていたのである。


そうしたことで、魚座ラグナにとっての11、12室支配の土星は、非常に奇妙である。


獲得(11室)と損失(12室)が同時に起こるのである。




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