カマラ・ハリス -ジジ殺しの世渡り上手-



カマラ・ハリスの落選を予想したが、チャートを検討している中で、ナヴァムシャの特徴的な配置について気づくことがあった。





ナヴァムシャでは、天秤座ラグナで、ラグナロードの金星が蠍座アヌラーダに在住し、4、5室支配の土星や11室支配の太陽もアヌラーダに在住している。





従って、アヌラーダに3つの惑星が集中しているが、アヌラーダは銀座のホステスの典型的な配置であり、水商売の才能があり、人を癒す能力に長けている。


アヌラーダは”友達”という象意があり、人と友好関係の和を広げていくことが得意であり、能力ある人たちからのサポートを得ることも得意である。


2室に惑星集中しているということは、7室をラグナとすると、8室に惑星集中している。


これは、パートナーや相手の男性が、カマラ・ハリスに依存して支配されていく配置である。


カマラ・ハリスの癒しの才能に男性たちはのめり込み、いつの間にか、世話したり、世話されたりといった関係性に発展する。


カマラ・ハリスは、ジジ殺しという異名を持つが、それはまさに権力ある男性たちに取り入って、援助を仰ぐ才能に溢れていることを意味している。



カマラ・ハリス、最終刺客はジジ殺しの “アメリカン百合子”…ビヨンセら大スターも続々支持で「トランプに大逆転」雪崩現象も
2024/7/28 16:30 FLASH

「選挙戦から退き、残りの任期は大統領としての職務に専念する」

 7月21日、バイデン大統領は米大統領選からの撤退を表明。同日、カマラ・ハリス副大統領が、民主党指名候補に立候補した。

「ハリス陣営は立候補表明の翌日、大統領候補による1日の集金額としては史上最高額の8100万ドル(約127億円)の政治献金を集めたと発表。ロイター通信による全米の成人1241人を対象にした世論調査では、ハリス氏への支持は44%と、トランプ氏の42%を初めて2ポイント上回りました」(在米ジャーナリスト)

 先日の銃撃事件から奇跡の復活を遂げたトランプ氏の支持率を追い抜くハリス氏。彼女のもとには、強力な助っ人が次々と参戦している。

「人気俳優のジョージ・クルーニーが23日、ハリス氏の支持を表明しました。クルーニーは、ハリウッドの多くの民主党支持者から、ある種の “羅針盤” とみなされています。そのためジャネール・モネイ、ジョン・レジェンドなど、俳優だけでなくミュージシャンも、続々とハリス支持を表明し始めました。

 またCNNテレビは、歌手のビヨンセが楽曲『Freedom』をハリス氏の選挙活動で使用することを許可したと報道。ビヨンセは、楽曲の使用許諾に厳しいことで有名なので、ハリスに傾倒しているのは間違いないでしょう」(同前)

 立候補表明後初めての選挙集会で、「これから民主党を結束させていくことを誓う。トランプ氏はこの国を後戻りさせることを望んでいる」と、選挙戦への決意を語ったハリス氏。人工妊娠中絶の権利を守ることや、銃規制の強化といった共和党と対立するテーマを取り上げ、「戦えば勝てる」と結んで歓声を受けた。

 勢いづくハリス氏だが、そもそも彼女は何者なのか。

「ハリス氏はカリフォルニア州出身で、父親はジャマイカ、母親はインド出身の移民2世として育ちました。ハリス氏が7歳のころ、両親が離婚。シングルマザーとなった母親に育てられました。母親は乳がんの研究者で政治活動家。その影響もあって、ときに “極左” と党内でも批判されるようなリベラルな価値観を持つようになったんでしょう。

 8月の民主党大会で大統領候補に正式に指名されれば、『女性、黒人、アジア系』というマイノリティとして、史上初の大統領候補ということになります」(国際ジャーナリスト・山田敏弘氏)

 ハリス氏は、カリフォルニア大学ロー・スクールを卒業後、サンフランシスコ市検事局、カリフォルニア州司法長官を務めた後、2016年に上院議員に当選。2020年にバイデン政権が誕生すると、副大統領になった。

「大統領選の前年から民主党内で有力候補の間でディベートが何度もおこなわれたのですが、バイデンはハリスから厳しい批判を受けてコテンパンにやられたんです。

 だから、彼女の能力を評価し、大統領選では副大統領候補に指名しました。ハリスの『検事』としてのディベート力は、今回の大統領選でも、主要4事件で起訴されている “犯罪者” のトランプに効果を発揮するでしょう」(元共同通信ワシントン支局長・春名幹男氏)

 その一方で、ハリス氏には “弱点” も多いという。

「副大統領になって、彼女が最初にまかされたのが、移民問題。当初、彼女はメキシコ国境の移民問題を解決すると言っていたんですが、ほとんど国境に足を運びもせずに批判されました。
 
 上院議員から4年もたたずに副大統領に引き上げられたため、政治家としてのキャリアがほとんどないんです。トランプ陣営は『彼女は何をやってきたんだ?』と、執拗に批判してくるでしょうね」(山田氏)

 春名氏は、ハリス氏がマイノリティであることを強調すればするほど、政策の脆弱さが露呈するだろうと危惧している。

「共和党のティム・バーチェット下院議員はCNNのインタビューで、ハリスが『DEI(多様性、平等、包摂)の枠で選ばれたのは100%間違いない』と指摘しています。多様性や平等を唱えていれば、民主的だと見てもらえる。つまり、ハリスは黒人で女性だからという理由で大統領候補に選ばれただけで、政策がないと皮肉っているんです」

 さらに、ハリス氏には表沙汰にしたくない黒歴史がある。

「検事になる前、ハリス氏がまだ20代のころに、31歳も年上のサンフランシスコ市長と不倫関係にあったといわれています。当時、市長は政界の重鎮で、妻とは別居中でしたが既婚者でした。彼女は認めていませんが、元市長は不倫関係を認めています。

 こうした大物政治家を味方につけたおかげで、ハリスは検察官やカリフォルニア州司法長官の地位に就くことができたという見方もあるのです。

 彼女には、権力者にうまく取り入って、のし上がって来たというイメージがあります。小池百合子都知事も、同じようにのし上がって来たといわれますが、不倫うんぬんを除けば、その点は似ているかもしれません。まさに、“アメリカン百合子” ですね」(山田氏)

 ジジ殺しを証明するかのように国外からも応援団が現われた。ドイツのショルツ首相は24日の記者会見で、ハリス氏について「有能で経験豊かな政治家だ」と評価し、「勝利する可能性は非常に高い」と期待感を示した。

 ハリスとトランプ、最後に笑うのは──。

週刊FLASH 2024年8月13日号


週刊FLASH 2024年8月13日号によれば、カマラ・ハリスは20代の頃に31歳年上のサンフランシスコ市長と不倫関係にあったと言われており、この大物政治家との関係のおかげで、カリフォルニア州司法長官の地位に就くことが出来たと言われている。







これは非常にあり得る話である。



例えば、アヌラーダということでは、小泉進次郎と結婚した滝川クリステルが思い浮かぶ。







滝川クリステルは、共同テレビジョンに入社後フジテレビに出向し、報道番組『FNNスーパーニュース』などで、アナウンサーを務めていたが、この仕事を得るのに枕営業を利用したことを本人も認めている。







アヌラーダは、性的な魅力によって権力ある男性を陥落し、そこから利益を引き出すのに長けている。



バイデンが撤退を表明した時、民主党内では、カマラ・ハリスとは、別の大統領候補を選ぶことも検討されたが、バイデンが、カマラ・ハリスを指名した為、カマラ・ハリスに一本化していく動きに収束した。



例えば、オバマ元大統領などは最初からカマラ・ハリスへの支持を表明しておらず、少し遅れ気味に支持を表明したのは異論もあったことを示唆している。









実際、副大統領に指名されたカマラ・ハリスは、バイデンの女房役として、特に公には目立った活躍はなかったようだが、心理的にバイデンを支える存在として、バイデンの信頼を勝ち取っていたようである。



カマラ・ハリスのナヴァムシャの7室から見た8室アヌラーダに惑星集中している為、権力ある男性たちは、皆、カマラ・ハリスに癒しを感じたり、妻代りの心地よさを感じ、個人的な信頼を寄せるのである。



そして、場合によっては、それは性的な関係にも発展し、不倫関係や恋愛関係にまで発展する。



そうしたことを見ていくと、カマラ・ハリスが、20代の頃に31歳年上のサンフランシスコ市長と不倫関係にあったというのは、非常に納得できる。



カマラ・ハリスはその事実を否定しているが、その後の行動パターンにピッタリと一致していることから、真実であったと思われる。




またカマラ・ハリスは、現在、弁護士であるダグ・エムホフと婚姻関係にあるが、ダグ・エムホフは離婚歴があり、子供も2人いて、カマラ・ハリスとは、2014年に再婚している。



ダグ・エムホフは、白人男性で、離婚歴もあり、年齢的にはカマラ・ハリスと同じ年であるが、やはり、ジジ殺しの才能が発揮されたと考えられる。









写真を見るからにパートナーのダグ・エムホフが、カマラにぞっこんで、惚れ込んで、依存している様子が見て取れる。



おそらく、尻に敷かれている状態というのはこのことを言うのかもしれない。



このようにカマラ・ハリスは、権力ある年上男性に取り入るのが、非常に上手である。



その為、本来、ゼロから民主党の大統領候補になるのは、難しいが、バイデンの推薦を受けたことで、今回、大統領候補になれたのである。



このように地位を相続したり、贈与されることによって、仕事やポジションを得ていく配置には、8室と10室の絡みが想定されるが、カマラ・ハリスのナヴァムシャでは、10室支配の月が8室で高揚しており、その上で、2室のアヌラーダに在住する金星、太陽、土星と相互アスペクトして、棚から牡丹餅的に地位や仕事を譲り受けるカルマがあるのである。



現在、ラーフ/金星期だが、ラーフのディスポジターで、アンタルダシャーロードでもある金星はラグナロードであると同時に8室の支配星で、10室支配で8室に在住する月と相互アスペクトしている。



アンタルダシャーロードの金星は、8-10の絡みを生じていることが分かる。




つまり、ラーフ/金星期に大統領候補になれたのは、バイデンからの贈り物なのである。




因みにカマラ・ハリスは、黒人だが、結婚したダグ・エムホフは、白人男性である。




カマラ・ハリスは、出生図でもナヴァムシャでも、ラーフ/ケートゥ軸が、1-7軸に在住しているが、同じ米国人ではあるが、異人種間の結婚が、この配置に現れている。




通常、1-7軸にラーフ/ケートゥが在住する場合、外国人との結婚を表わしているが、特に明確に外国人でなくても、異なる生活文化圏に属するパートナーということで、明確に1-7軸にラーフ/ケートゥ軸が重なった場合の象意が現れている。




このように地位を相続したり、継承したりするカルマがある場合、上手いこと途中のプロセスを省略して、地位やポジションに就くことが出来る。




カマラ・ハリスは上院議員になって、わずか4年で大統領候補になれたのは、政治家としての実績の不足をそうした世渡り上手の才能によって補ったからである。




しかし、本当に政策論議で政敵とぶち当たったり、難しい政治的局面になった時に正しく政治判断できるのかどうかが問われている。




カマラ・ハリスはリベラル派の優等生で、司法長官を務めた知的エリートであるが、物事が理想通りに理論通りに進まない場合に上手く立ち回ることが出来るのかどうかである。




オバマ元大統領は、そうしたカマラ・ハリスの経験不足について、懸念を抱いているようである。




実はいま、オバマが頭を抱えている…カマラ・ハリスのヤバすぎる「能力不足」と「政治音痴」
2024/8/9 6:05 現代ビジネス

なぜカマラ・ハリスだったのか

次回の大統領選挙に出馬することに強い意欲を持っていたバイデン大統領が突然出馬を断念した背景に、オバマ元大統領が「今、断念しないと、大統領職の交代を規定した憲法修正第25条を発動して、バイデンを大統領の座から引きずり下ろす」と脅したという話がある。

この話はピューリッツァー賞を受賞したこともある有名ジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏が明らかにしたものだ。

ニューヨーク・ポストはここまでの具体的な話は伝えていないが、バイデン断念の報が伝えられた当初、オバマがカマラ・ハリスを支持しなかったのは、彼女では大統領選挙に勝てないと考えていたからだ、との話を、バイデン家に近い情報筋の話として伝えている。

バイデンが民主党の次期大統領候補としてハリスを推薦したのは、ハリスは能力不足で勝てないとオバマが考えていることをバイデン側は知っていたので、意趣返しで行ったのではないかと見られている。

目下、日本の報道では、バイデンが退いてハリスを民主党の大統領候補として推薦してから、大統領選挙戦のムードが一変し、一部の世論調査ではハリスの方がトランプよりも支持が高くなっていると報じられている。

日本でも「ハリス人気」だけども
ハリスは、大統領経験者として刑事事件で初めて有罪を言い渡されたトランプを追い詰める検事のイメージを前面に打ち出している。確かにこれはアンチ・トランプ派には大いにウケるだろう。

TBSは「『踊るハリス』が全米で拡散中 人気ミュージシャン Charli XCXさんもエール『カマラはbratだ』【アメリカ大統領選挙】」という報道を行った。
TBSは「『brat(ブラット)』という単語は『ガキ』『行儀の悪い子ども』といった意味ですが、『周囲に流されない、カッコいい女性』に対する褒め言葉としても使われるといいます」と解説をした。

そして、笑ったり、ダンスをしたり、お茶目な表情をしたりしたカマラ・ハリスの動画がどんどん拡散されている様子を紹介した。

さらに黒人に対する構造的差別に反対するブラック・ライブズ・マター(BLM)運動を支持するビヨンセの曲フリーダムの使用許可をビヨンセから得たとして、今後カマラ・ハリス側に勢いが出てくる可能性があるとも報じた。

こうした日本国内のハリス推しは、アメリカの主流派メディアが積極的に流しているものをベースにしたものだ。アメリカのメディアのこうした宣伝によって、ハリス人気が現在高まっているのも事実だろう。

質問に的確に答える力がない

だが、オバマが指摘するハリスの能力不足が露呈するのは時間の問題ではないかと、私は考える。

例えば「インフレ絡みのこの問題に対処するのに、他にどんなことをされるんですか」と記者から質問された時に、ハリスは以下のように答えた。

「まずはここから始めましょう。物価が上がっています。家族も個人もパンの価格が上がり、ガスの価格が上がる現実と取り組んでいます。私達はその意味することを理解しなければなりません。それは生活費が上昇することについてです。それは、限られた資源にストレスを与え、あっちを立てればこっちが立たなくならざるをえないことです。それは家族のためのストレスの源で、経済的であるだけでなく、日常的なレベルでも、背負わなければならない重荷です。だから、それは私たちが非常に真剣に受け止めているものです。非常に真剣にです。私達はこの問題のアメリカの歴史から、こうした価格が上がっている時に、我が国のすべての人々の生活の質に直接影響することを知っています。だからこれは大問題で、私達は真剣に取り上げています。それゆえ、それは優先的に扱うべきものなのです」

事前に回答を用意していなければ、質問に的確に答える力がハリスにはないことが、この一例からよくわかるだろう。

ニューズウィークは「バイデンはハリスを南部国境地帯の不法移民対策の責任者に任命したが、政権1年目の不法入国者数が激減することはなかった(現在はトランプ政権の最後の年より少ない)。この問題に関するインタビューで防戦を強いられたハリスは、悪評を避けるために表舞台から姿を消し、好感度は歴代副大統領で最低水準を記録した」と報じた。行政能力もないのだ。

あまりにもテキトーな
バイデンがハリスを推薦した時に、ハリスはバイデンを次のように称えた。

「過去3年間にわたるバイデンが残した成果は、現代史では匹敵するものがない。2期(8年)務めた大半の大統領が残した成果を、彼は1期ですでに追い越している」。

2期8年務めたオバマやクリントンをバイデンよりずっと有能な大統領だと考えてきた民主党支持者も数多くいることを、ハリスは考えていないのだ。自分の発言がどういう波紋を広げることになるのかという計算ができずに、その場その場でテキトーなことを言ってしまう彼女のクセは、いくらメディアがカマラ・ハリスを持ち上げようが、今後は隠しきれないだろう。

ちなみにカマラ・ハリスの「カマラ」は、サンスクリット語の蓮の意味で、日本の蓮舫を想起させるなんて話もあるが、こういう点でも似ていると言えるかもしれない。

そもそもカマラ・ハリスは、サンフランシスコ市長にまで上り詰めたウィリー・ブラウンの愛人となって、引き上がられていったという指摘もなされている。

NBCニュースの著名なキャスターのメーガン・ケリーは、この問題を今後追及する姿勢を見せている。

左へ、左へ

大統領選挙を迎えるにあたっての、ハリスの戦略性のなさを指摘する声もある。

ウォール・ストリート・ジャーナルは「ハリス氏が左にかじ、大統領候補としての初演説で」との社説に中で、この点を厳しく指摘している。

この初演説でハリスは、自身が思い描く将来は「全ての労働者に労働組合加入の自由があり」、「全ての人が手頃な医療、手頃な保育、有給の家族休暇を利用でき」、「全ての年配者が尊厳を持って引退できる」将来だと語った。まさしく大きな政府によって弱者を保護していこうという、民主党左派の色彩が強い政策だ。

カマラ・ハリスは、「アサルトウェポン(殺傷力の高い銃器)」を禁止し、州による人工妊娠中絶の制限を無効にすることも誓った。これまた、左派色の強い政策だ。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、カマラ・ハリスがこういったことを語ったことを、戦略的に失敗だと見ている。

民主党には左派もいるが、中道派もいる。そして大統領として当選するには、無党派層の取り込みもしなければならない。

ハリスには左派のイメージがすでに強固についているから、今さら左翼色を打ち出すことに意味はない。むしろ、穏健色を打ち出して、支持のウィングを右側、中間派に広げていかないといけないのに、そのように動かなかった。

これによって、左翼色の強かったバイデン政権よりもさらに左に偏っているとみなされてしまったのは、大統領選挙においての手痛いミスだと、ウォール・ストリート・ジャーナルは考えているわけだ。

副大統領選任でさらに「左」に
そしてハリスは、副大統領候補としてミネソタ州知事のティム・ワルツを選んだ。事前予想では最有力とされたペンシルバニア州知事のジョシュ・シャピロが外されたのは、シャピロがユダヤ系でイスラエルに近い立場にあり、反イスラエル色の強い党内左派の反発を気にしたからであるのはほぼ間違いないだろう。

そして副大統領候補となったワルツ知事は、民主党内では左派に属する人だ。

2020年にミネアポリスでBLMの大暴動が起こった時には、市内で1000以上の企業と警察署が燃やされた。極左勢力が暴れたこの事件においては、知事の対応に重大な問題があったとして、ミネソタ州上院の委員会は55ページに及ぶ詳細な報告書をまとめている。

そこには例えば、ミネアポリス市長と市の警察署長は暴動を抑えるためには少なくとも600人の州兵が必要だと求めたのに対して、ワルツ知事は暴動初日の州兵の派遣は見送り、2日目になってから100人を送り込むに留めたとか、ワルツ知事の娘が、暴動初日に「はっきり言って、今夜のうちに州兵がやってくることはない」とツイートして、暴動側を間接的に支援したことも書かれている。

ワルツ知事の一家が暴動を起こした側と同じような政治的傾向を持っていて、過激な行動であったとしても、なるべくその邪魔をしたくない気持ちを持っていたことがわかるだろう。

こうした左に偏るカマラ・ハリスのあり方が民主党の穏健派や無党派に果たして受け入れられるのだろうか。

主流派メディアはこうしたワルツ知事の過去を積極的には報じようとはしないだろうが、トランプ側は当然これを選挙キャンペーンの宣伝戦の中で使っていき、多くの人が知るようになるのは避けられない。

残り3ヶ月の間にハリスやワルツの実際の姿を人々がどんどん知っていく中で、民主党は選挙で最終的に勝てるのだろうか。

この流れにオバマは今、頭を抱えていることだろう。

……・・

【さらに読む】『米メディアも「隠したい過去」を報道開始…カマラ・ハリスの耐えられない「ヤバさ」』

朝香 豊(経済評論家)


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