南海トラフ巨大地震の可能性について


*2024年8月8日の地震で倒壊した建物



2024年8月8日に宮崎県を中心として、震度6弱を記録する地震が発生し、九州新幹線が全線で運転の見合わせが行われた。



宮崎県で震度6弱の地震 九州新幹線などに影響
2024/8/9 0:32 RKB毎日放送

宮崎県で震度6弱を記録した地震で福岡県と佐賀県では被害の報告はありませんが九州新幹線が一時運転を見合わせるなどの影響が出ました。

地震の影響で九州新幹線は、一時全線で運転を見合わせたためダイヤが大幅に乱れました。

JR九州によりますと9日は九州新幹線と西九州新幹線ともに始発から通常通り運転するということです。

一方、気象庁は今回の地震に連動して別の巨大地震が起きる可能性が平常時より高まっているとして、「巨大地震注意」の「南海トラフ地震臨時情報」を発表しています。


気象庁が、この地震に連動して、別の巨大地震(南海トラフ地震)が発生する可能性について注意を呼び掛けている。


この気象庁が注意を呼びかけた為か、ここ2日ほどで、”南海トラフ地震”をキーワードとするニュース記事や情報番組などが多数目に付いている。


南海トラフ地震臨時情報 巨大地震に注意 地震への備え確認を
2024年8月10日 18時23分 NHK

8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測したマグニチュード7.1の地震で、気象庁は南海トラフ地震の想定震源域では大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして臨時情報を出し、引き続き巨大地震への注意を呼びかけています。

ひずみの変化はふだん見られるもの以外に特段、観測されず、引き続き監視を続けています。

気象庁によりますと、8日午後4時半すぎ、日向灘の深さ31キロを震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、宮崎市の宮崎港で50センチの津波を観測するなど、九州から四国の各地に津波が到達しました。

また、この地震で

▽宮崎県日南市で震度6弱の揺れを観測したほか

▽震度5強を宮崎県と鹿児島県で観測しました。

その後も日向灘を含む南海トラフ地震の想定震源域では地震が相次いでいて、10日午後2時までに震度1以上の揺れを16回観測しました。

気象庁は引き続き、地震から1週間ほどは最大震度6弱程度の地震に注意するよう呼びかけています。

一方、この地震を受けて気象庁は南海トラフ地震の想定震源域で大規模地震が発生する可能性がふだんと比べて高まっているとして「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。

気象庁は、この情報が特定の期間中に必ず地震が発生することを伝えるものではないとしたうえで、巨大地震に備えて防災対策の推進地域に指定されている29の都府県の707市町村に対して、地震発生から1週間は地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。

また内閣府などは

▽家具を固定したり

▽避難場所や家族の安否確認の方法をチェックしたりするほか

▽お年寄りや体の不自由な人、小さな子どもがいる家庭や施設では避難に時間がかかることも想定されるとして、必要に応じて自主的な避難も検討するよう呼びかけています。

これまでのところ、ひずみの変化はふだん見られるもの以外に特段、観測されていないということで、気象庁は引き続き監視を続けることにしています。

地震調査委「日向灘で繰り返し起きている地震の1つと評価」

8日、宮崎県で震度6弱の揺れを観測した地震について、政府の地震調査委員会は、日向灘で過去に繰り返し起きているマグニチュード7クラスの地震の1つだと評価したうえで今後の地震活動に注意を呼びかけています。

8日、日向灘で発生した深さ31キロを震源とするマグニチュード7.1の地震では宮崎県日南市で震度6弱の揺れを観測したほか、宮崎市の宮崎港で50センチの津波を観測しました。

この地震を受けて政府の地震調査委員会は9日臨時の会合を開き、地震活動について評価結果をとりまとめました。

それによりますと、宮崎県南部では人工衛星による観測で東南東方向に最大でおよそ13センチ地殻変動が起きていたということです。

また、日向灘では気象庁にデータが残っている1919年から今回の地震が起きるまでにマグニチュード7クラスの地震が5回起きていて、今回も繰り返し起きている地震の1つだと評価しました。

さらに、過去の事例ではマグニチュード6クラスの地震が起きた際に同じクラスの地震がおよそ1か月半後に起きたこともあるということで、地震調査委員会の委員長で東京大学の平田直名誉教授は「今後も地震が続くおそれもあるので気をつけてほしい」と呼びかけています。


西日本新聞の記事の中で、南海トラフ巨大地震が起こった場合の被害想定が、内閣府の被害想定報告書を元に作成され、示されている。



(西日本新聞より引用抜粋)




南海トラフとは、静岡県から宮崎県にかけた太平洋側の沿線、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界で、プレートテクニクスの解釈によると、フィリピン海プレートが、ユーラシアプレート(アムールプレート)と衝突してその下に沈み込んでいる。






(wikipedia 南海トラフより引用抜粋)




沈み込んだプレートはエネルギーを蓄積しており、それがいつかは跳ね上がる為、南海トラフ地震は、これまでも周期的に繰り返されている。





1946年昭和南海地震 (前回から2年)
1944年昭和東南海地震 (前回から90年)
1854年安政東海、安政南海地震 (前回から147年)
1707年宝永地震 (前回から102年)
1605年慶長地震 (前回から107年)
1498年明応東海地震 (前回から137年)
1361年正平(南海)地震 (前回から262年)
1099年康和(南海)地震 (前回から3年後)
1096年永長(東海)地震 (前回から209年後)
887年仁和(南海)地震 (前回から203年後)
684年白鳳(南海)地震


(内閣府防災情報より引用抜粋)




上記の資料の通り、100年~150年、長ければ200年ぐらいの周期で繰り返されていることが分かる。



最も最近では、1946年に昭和南海地震が起こっており、それから2024年現在で、78年経過している。


従って、あと22年で100年経過する為、いつ起こってもおかしくないと言える。



以前、読者の方から投稿頂いたことがあったが、予知夢を見ることができる漫画家のたつき諒氏が、2025年7月に大災害がやって来るという予知夢を見たそうだ。



たつき諒氏は、東日本大震災を予言した漫画家として有名で、『私が見た未来 完全版』 (飛鳥新社 2021年10月1日 発売) を出版している。









文藝春秋 2022年4月号にもたつき諒氏とその予知夢について以下のように取り上げられている。


『私が見た未来』作者が明かした、東日本大震災を“予知”するまで「轟音とともに津波が迫り、逃げ惑う人々の中で…」
たつき諒さんインタビュー
2022/12/27 「文藝春秋」編集部

 1999年、ひとりの漫画家がひっそりと引退した。平成の奇書『私が見た未来』の作者・たつき諒さんその人だ。

 本書の表紙には「大災害は2011年3月」とある。出版から12年後に東日本大震災が発生し、「幻の予言漫画」として注目を集めることに。

 ここでは「文藝春秋」2022年4月号に掲載された、たつき諒さんのインタビューを抜粋して紹介する。「夢日記」を描き始めた理由とは――。

◆◆◆

 夢日記としてちゃんと記録するようになったのは85年からです。母からまっさらなノートをもらったのがきっかけでした。

 誤解のないように言っておくと、変わった夢はさほど見ていません。他の人と同じく個人的な内容が大半を占めるので、マンガのネタになると考えていたわけでもありません。

 なぜ夢日記をつけていたかというと、深層心理の表れとして、夢判断の本と照らしながら「なるほど、私はこういう精神状態なんだ」と分析するのが面白かったからです。

夢日記は「私的な記録」だった
 また、ごく稀にですが、夢で見た場所や顔と、現実で出くわすデジャヴ(既視感)のようなものを経験したことがあって、夢に興味が湧いたという面もあります。

 いずれにしても、夢日記は自分が楽しむ私的な記録だったのです。

 90年代には、怪談とか恐怖体験の雑誌に描くようになります。そういう話を面白がれたのは、私にスピリチュアルな能力がないからです。仮に霊能のようなものを自覚していたら、あまりに現実的すぎて描くのが怖くなるのではないでしょうか。ですから、マンガのネタは私自身ではなく、周囲の人たちから聞かせてもらった体験談ばかりでした。

 やがてそうしたネタも尽きてきました。義姉が看護師だったので、病院で起きた怖い話をよく提供してもらっていたのですが、既に雑誌で発表されたものとダブっていると描けないのです。

若い頃に見た「津波の夢」

 苦肉の策として、自分の夢日記をめくってデジャヴ体験や不思議な夢をかき集め、2つのマンガを描きました。いくつかの夢の最後に気がかりな夢として、若い頃に見た津波の夢を取り上げました。

 夢の中の「その年」は春になっても気温が不安定で、小さな地震があちこちで起こっていました。ある夏の日、轟音とともに津波が迫り、逃げ惑う人々の叫び声の中で私は意識を失って……。目が覚めても映画のシーンのように忘れることができず、作品として発表しようと下書きはしていたのですが、寒気と吐き気に襲われて断念していたのです。

 編集者いわく、読者の体験談募集のコーナーにも「大津波の夢を見たからマンガにしてほしい」という投稿は多くあったそうです。そうした声の代表として私の見た夢を描いたら面白いんじゃない、と背中を押され、「私が見た未来」という作品として描き上げました。

引退前に「大災害」の夢を見た

 その後は結局、ネタ切れでマンガ家引退を決めました。担当だった編集長にその意思を伝えると「最後にうちで発表した作品をまとめて単行本にしよう」と言ってくれて、夢日記を元にしたマンガも収録されることになりました。

 単行本の表紙絵は、締切前日にはほとんど出来上がっていました。絵柄は女性の周りに数枚、白い紙を描き、そこに自分の夢日記の絵と文字を描き込んでいました。ただ1枚だけ空白のままだったんです。何を描こうかギリギリまで悩みました。

 その夜、奇妙な夢を見ました。映画のスクリーンのような真っ白なところに文字が表示されたのです。

「大災害は2011年3月」

 目が覚めた時、「これを書いちゃおう」とひらめいて、空白だったところにこの文言を書きました。もしかしたらということもあり得るし、書かないで後悔するよりは、と思ったのです。それが引退前最後のペン入れとなり、『私が見た未来』の表紙絵が完成しました。

編集者は「外れたらどうするの」と…

 ちょうど1999年7月のことで、同月中に人類滅亡の日が訪れるとされた『ノストラダムスの大予言』が話題になっていましたが、それは意識していませんでした。

 ただ、編集者は嫌がっていましたね。「なんでこんな未来予知みたいなことを描いちゃったの。外れたらどうするの」と。当時は2011年なんて10年以上先ですから、それまで覚えている人はいないはず、となだめましたが、ウーッと唸られてしまったのを覚えています。

 マンガ家を引退した後は、コンピューターグラフィックや医療事務、建築関係など、だいたい1年単位でいろんな仕事をしてきました。デビュー時からマンガ家を一生続けることはないだろうと捉えていたので、「たつき諒」というペンネームを完全に離れた、本名での生活も悪くないなと思っていました。マンガ家時代の交友関係も自然と切れました。

2020年に状況が変わった

 忙しい日々を送るうちに2011年3月を迎え、東日本大震災が発生しました。大きな揺れの中で「あの夢の年月どおりだ!」とは……全然思わなかったです。自分で書いたことさえ忘れていましたから。

 ですから、単行本の表紙の「的中」に最初に気づいたのは、私ではありません。震災からそれほど経っていない頃に「夢が当たっていたとインターネットに載っていたよ」とか「一部の人が騒いでいるみたいよ」と人から聞いて思い出しましたが、「ふーん、そうなんだ」と受け流しました。その時はすぐに沈静化したようでしたし、そのまま忘れられていくだろうと考えていたのです。

 状況が変わりはじめたのは、2020年のことでした。



2025年7月に本当に南海トラフ地震のような大災害が起こるかについて、日本のマンデン図を使って、検討した所、興味深い結果が得られた。



リクエストもあった為、日本のマンデン図で、日本の直近について調べてみた。



因みに最近、個人レッスン受講生の方と、国家のマンデン図を使って、過去の大きな事件をジャイミニメソッドで説明する演習を行っていた所、かなり、明確に説明できることを実感している。







日本のマンデン図を見ると、2024年4月29日からメジャーダシャーが山羊座に移行している。







山羊座は2室で、6Pが在住し、ケートゥや逆行する土星がジャイミニアスペクトしている為、良くない国家財政を表わしている。



出生図では常に2室がそうした傷を受けている為、国家の財政は常に厳しいことを意味している。



この山羊座から見て、国土を表わす4室にGKが在住し、ラーフ、ケートゥ、逆行の土星がジャイミニアスペクトして、4室が激しく傷ついている。



4室が傷ついていることは、通常は、地震や大雨、台風などの自然災害によって、国土の土地、建物、インフラが、ダメージを受けることを表していると考えられる。



2024年8月8日の地震は、まさにこの配置によって、起こったのではないかと考えられる。




但し、能登半島の地震は、今年2024年1月1日に起こっており、水瓶座/水瓶座の時期に起こっている。







水瓶座から見ると、4室には、4Pと8Pが在住し、4室支配の金星は土星と火星からジャイミニアスペクトされており、4室は火星からアスペクトされている。



従って、水瓶座の時期も4室への傷が認められる。



たつき諒氏が予知夢で見たという2025年7月は、山羊座/乙女座であり、乙女座には、逆行の火星によって傷つけられたMKの土星が在住し、乙女座から見て、4室支配の木星がGKとなり、8室に在住して、12室支配の太陽とコンジャンクトし、ラーフ、ケートゥ、逆行の土星からジャイミニアスペクトされて激しく傷ついている。



また乙女座から見た4室には6室支配の土星、3、8室支配の逆行の火星が、ジャイミニアスペクトしており、4室は激しく傷ついている。



そもそも10室に在住する土星は、逆行の火星と共に4室にアスペクトして4室を激しく傷つけており、自然災害で国土が被害を受けやすい傾向を表わしている。



特に東日本大震災の原発事故は、乙女座の土星に象徴される原子力発電所の事故であり、それが国土の4室に壊滅的な被害を与えたという象意になっている。



このMKの土星は、日本のマンデン図においては、国土に被害を与える人災、自然災害を表わしている。




因みに2011年3月11日の東日本大震災の時は、魚座/蟹座の時期だったが、メジャーダシャーの魚座は土星や逆行の火星からジャイミニアスペクトされて傷ついた4室である。



魚座から見た4室は逆行の火星によって傷つけられたMKの土星と、逆行の火星がジャイミニアスペクトして傷つけており、魚座から見た4室支配の水星は、魚座で減衰して、3、8室支配の金星とコンジャンクトし、再び、土星、火星によって、アスペクトされている。



サブダシャーの蟹座は、国家の行き詰まり、首相など権力者の失脚を表わす8室で、蟹座から見た4室には、火星が在住し、逆行の土星がジャイミニアスペクトして傷つけている。



また蟹座から見た4室の支配星である金星には、3、12室支配の減衰した水星がコンジャンクトし、更に土星、火星がアスペクトして傷つけている。



このように見て来ると、4室への凶星の傷が、地震や原発事故などを引き起こしたことが分かる。





通常、マンデン図において、土星と火星の2大凶星によるアスペクトやコンジャンクションは、自然災害や戦争を表わす配置である。



更にラーフやケートゥが絡むことによって、更にそれは激しく強固なものになる。







日本のマンデン図では、土星と火星が4室にジャイミニアスペクトしている為、地震など自然災害が多い配置となっている。



そして、チャラダシャーが、魚座、双子座、乙女座、射手座など、変通星座になった時は、そこから4室には常にジャイミニアスペクトする為、自然災害の頻度も多いのである。



一方で、日本の4室には水星と金星が在住し、月などもアスペクトしているので、日本の自然環境は美しく、観光資源に恵まれている。



しかし、その一方で、土星と火星の影響により、自然災害が多いという、矛盾した配置を抱えている。



だからこそ、常に日本は、自然災害の可能性に晒されており、それを考え続けてもきりがないと思われる。




但し、2024年4月29日~2028年4月29日の期間は山羊座のメジャーダシャーになることにより、4室にGKが在住し、ケートゥ、ラーフ、土星のアスペクトが生じる。




4室に6、8、12室の支配星に相当するGKが在住してくることは、かなり4室の否定的な象意が想定される。




また2025年の日本の新月図を合わせて考えると、2025年は、6室と8室に惑星集中している為、国家にとっては困難な時期に見える。







但し、国土を表わすMKの土星は、4、5室支配のヨーガカラカで5室で定座に在住している為、4室の象意はそれ程、傷ついていない為、国家の危機というものがどのようになるのかは分かりにくい。



8室は一国の指導者の暗殺とか失脚を表わすハウスで、国家の行き詰まり状態を表わす為、政権交代などが起こる可能性を示唆している。



また6室に惑星集中しているというのは、国家の救済措置によって、労働者、貧困者、災害被害者などを救わなければならない状況を表わしており、そうした救済を国民も激しく求めることを表わしている。



国家にとって6室とは、ストライキや暴動、デモなどを意味しており、吉星が在住している場合は、国民に対してソフトなサポート、支援を行なうことを示している。



(逆に凶星が集中する場合は、警察、軍隊によるデモの鎮圧など、国家権力の強権的な対応を示している)




基本的に国家の建国図などで、ドゥシュタナハウスに惑星が集中するような配置は、その国家の困難を表している。









2024年8月8日の宮崎県を中心とする地震は、山羊座/射手座の時期に起こっており、やはり、4室に土星と火星のアスペクトがある射手座のサブダシャーであったことが分かる。




これがメジャーダシャーの山羊座が役割を果たしたのであれば、山羊座の時期であるに2024年4月29日~2028年4月29日は地震の危機があることになる。




またその次の射手座のメジャーダシャーである2028年4月29日~2032年4月29日も地震の危機があることになる。




このように日本のマンデン図が適用される限り、常に地震などの自然災害の可能性に見舞われるのが日本である。




一々心配していてもきりがないので、ほどほどにすべきである。






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