ウィルスミスに平手打ちされたクリス・ロック



ウィルスミスのアカデミー賞授賞式で、平手打ちされたクリス・ロックのチャートだけまだ見ていなかった。


スタンドアップコメディアンとして、舞台上で、トークをする芸人で、失言は前からあったようだが、どのようなチャートをしているか興味深かった。


アストロデータバンクに出生データ(「1965年2月7日 10:00 サウスカロライナ州アンドリューズ」)があり、Rodden Ratingが、Bとなっていて、若干、信用度に問題があるが、Bは、伝記や自伝に記載されていたデータであり、この記載に間違いがなければ、特に使えるデータということになる。

早速チャートを作成してみると、このラグナで正しいと思えた。





ラグナロードで、10室(仕事)支配の木星が、2室(スピーチ)牡羊座で、バラニーに在住し、5室支配の月とコンジャンクトしている。



これは仕事が講演とかスピーチに関係することを物語っている。



牡羊座は、空気が読めない星座であり、特にバラニーは単刀直入で、忖度せず、欲望にストレートで、何でも思ったことを言ってしまう。



そこにラグナロードで仕事の10室を支配する木星が在住しているので、それがクリス・ロックのトークにおける芸風なのである。



1、10室支配の木星と5室支配の月がコンジャンクトして、1-5、5-10のラージャヨーガを2室(スピーチ)で形成し、ガージャケーサリヨーガも形成している為、スピーチの仕事で稼ぐし、また表現力も豊かではないかと思われる。



ガージャケーサリヨーガは、学者のヨーガと呼ばれ、永続する名声、記憶力などを表わす配置である。







従って、ウィルスミスが暴行を働いた後、それに対する態度や対処が賞賛され、アカデミーから「我々のステージでの出来事を謝罪申し上げます。あの瞬間、即座に持ち直していただき感謝いたします」と伝えられている。



然し、このスピーチの2室は、11、12室支配で12室に在住する土星がアスペクトしており、2、9室支配の火星もアスペクトしている。



土星はラグナから見ても月から見ても11室(6室から6室)の支配星であり、火星は月から見て、6室に在住して、攻撃的な配置でもある。



こうした凶星によって傷つけられているので、しばしば失言したり、問題発言となって現れるのである。



特に牡羊座であり、牡羊座は土星が減衰する星座だけあって、抑制が効かないのである。



wikipediaによれば、過去にも暴言が抗議されたことがあったようである。



ナヴァムシャでは2室で4、9室支配の金星が高揚して表現力豊かだが、ケートゥがコンジャンクトして、12室支配の土星がアスペクトして傷つけている。



但し、2、11室支配の木星が2室にアスペクトバックして、表現力やトークの才能を際立たせている。




スタンドアップコメディアンは、ブラックジョークや毒舌が売り物であり、特に芸人のユーモアというのは、水星と火星のコンビネーションで表される。



つまり、面白くするには少し過激さや毒が必要であるということである。



ナヴァムシャでは水星に対して、火星がアスペクトしている。




土星や火星が2室にアスペクトし、特に2室支配の火星が2室にアスペクトバックする為、失言をするし、暴言を吐くのである。



そして、11、12室支配の土星がアスペクトしている為、暴力的であり、評価を下げるのではないかと思われる。




ラグナロードで10室支配の木星がバラニーに在住し、土星と火星のアスペクトを受けている為に空気が読めずに脱毛症に真剣に悩んでいる人間が困惑するようなトークをになってしまい、ユーモアにならなかったようである。



相手が弱者で、真剣に悩ませてしまうような場合、ユーモアにならない。



相手が強者で、強者の変な癖や客観的に面白い行動などについて皮肉ると、最高のブラックな毒舌になる。







クリス・ロックがウィルスミスから平手打ちをくらった時、ダシャーは、ラーフ/水星/月で、ラーフはムリガシラー(火星)に在住し、火星は2室(スピーチ)にアスペクトバックしている。



水星は、シュラヴァナ(月)に在住し、月は、2室(スピーチ)で土星と火星からアスペクトされている。



また水星はスピーチの表示体でもあり、8室支配の金星と6室支配の太陽とコンジャンクトして、水星に対して、6-8の絡みを形成している。



プラティアンタルダシャーの月は、2室(スピーチ)で、土星と火星からアスペクトされている。




またラーフのディスポジターは、3、8室支配の金星だが、金星は、11室に在住して評価の変化を表わしている。



水星のディスポジターは11、12室支配の土星で、2室(スピーチ)にアスペクトしている。



月のディスポジターである火星は2室支配で2室にアスペクトバックして、2室に在住する木星や月を傷つけている。




このようにダシャーの惑星が、2室(スピーチ)に絡んで2室を傷つける惑星である為に失言につながったことがよく分かる。





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