今回は、講演会だけやるつもりで、鑑定は2~3人でも来て頂ければそれで十分だと思って募集していたが、やはり、日程が近づくに連れて、申し込みして頂く方が増えて、結果的に準備していた枠が全て埋まる結果となった。
大変ありがたいことだが、会場の件がややどうしようか困ってしまった。というのはそれほど大勢申し込みがあるとは考えていなかった為、ホテルラウンジで行うことにしていたからである。
ホテルラウンジで、あまりにも長時間、鑑定のセッションをしていると流石におかしな雰囲気になってしまい、店側にも目立ってしまう。
店側としては他のお客様にも使って頂きたいので、あまり長時間の滞在をしないで席を譲って下さいというスタンスである。お金を払って注文すれば済むという話でもない。
私は以前も経験済みであった為、大阪駅前のホテルラウンジを上手く梯子して、あまり連続で使用しないようにいくつかの複数のラウンジを上手くローテーションすることで、何とか乗り切ることができた。
但し、土日の鑑定は、ラウンジが混む為、90分制などの時間制限を店側が設けることが当日になって分かった。
途中で鑑定を中断し、別の店に移るなどのハプニングがあったが、なんとか全ての鑑定を終えることができた。
鑑定時間は120分の2枠を取って頂くのが最適であり、それでじっくりと鑑定することが可能になるが、今後は予め120分枠で区切っていくことも検討した方がいいかもしれない。
ハプニング・・・この言葉は今回のイベントには付き物だった。
23日(土・祝)の講演会(セミナー)は、この日、たまたま夜の部で予約できた大阪市中央公会堂で行なうことになった。
格調高い建物で、東京で言えば、日比谷公会堂に匹敵するかもしれない。
この会場で行うなら、やる気も出るというものである。
しかし、当日、私は、一つマウスを持参するのを忘れるというミスを犯した。
マウスがないと、タッチパッドではカーソルが動かせないのである。
私はそれは何かパソコン側の不具合かと思って、マウスがないと、準備したプレゼン用の資料も開くことが出来ないことに直面して、来場した皆さんの前で、慌てふためいてしまった。
誰かにマウスを借りようとしたが、参加した方の中には、マウスを持参している方は、一人もおらず、また事務所に行っても、貸し出せるマウスはないとのこと。
それで、途方に暮れて、このままでは何もプレゼンできず、参加者の皆さんに対して講演が出来ないという、最悪の事態が免れ得ないかに思われ、絶望に陥っていた。
しかし、参加者の一人(宇野さん)が、Windows側の設定で、タッチパットの使用が、offになっているからではないかということで、実際に設定画面で、Onにすることで復旧することが出来た。
それで何とか講演を始めることが出来たのである。その復旧した時の喜びはひとしおだった。
大げさかもしれないが、アポロ13号が故障して、地球に戻れなくなって、皆で創意工夫して、アイデアを出し合って、問題解決し、地球に帰還できた時のような喜びにほんの僅かばかり似ていたかもしれない。
私もかつてIT職についていたこともあったにも関わらず、この基本的な認識に辿り着けなかったことはなさけない話であるが、参加した皆さんの安堵と喜びも会場全体に広がった。
このようにして、決して、やらせでも演技でもない、本物のハプニングに直面して、狼狽したり、喜んだりといったドラマから、この講演はスタートしたのである。
ある意味、イベント自体が、ニーチャバンガ・ラージャヨーガのような意味合いがあったかもしれない。
時間にして、20分遅れてのスタートとなったが、ほぼ準備していた内容を全て終えることができ、ハプニングを乗り越えるというドラマティックな展開付きの中々面白い内容で終わることが出来たと思うのだ。
内容的には、私のブログを日頃から隅から隅まで読んでいるような方、関連情報に広く精通している方には、少々、退屈な時間になったかもしれない。
私が話したような内容は、実際、ネット上で知ること自体は出来るからである。
既に何となく知っている話を再度、聞かされたといった点で、がっかりした方も中にはいるかもしれない。
しかし、そうではない方には、刺激になり、大いに参考になったかもしれない。
私のこの講演のオリジナリティーは、2025年問題として、世間的に言われていることと、ジョーティッシュのこれまで言われてきたマンデン占星術の認識について、事例研究によって、何度も繰り返し現れるパターンや再現性について、分かりやすく示すことである。
そのことには成功したのではないかと考えている。
ジョーティッシュを学習して来た方なら、これまで何となく見聞きして来たことがより明確になったと言えるなら、このセミナー(講演)の目的は果たせたものと思う。
そして、セミナーを終えて、最近、ふと、新聞を読んでいたら、アメリカが、南西諸島とフィリピンに軍事拠点を築き、台湾有事でのミサイル網構築計画を立てているというニュースが飛び込んで来た。
またアメリカが日本にミサイル基地を建設する場合、ロシアは報復措置を取るとの核兵器をちらつかせた警告をして来ている。
日本は、アメリカの同盟国で、ロシアに接する東アジアの最前線であるというだけで、完全に当事者である。
米国が日本にミサイルを配備すれば対応する=ロシア外務省 2024年11月27日午後 3:33 UTC前更新 By ロイター編集 [モスクワ 27日 ロイター] – ロシア外務省のザハロワ報道官は27日、米国が日本にミサイルを配備した場合、モスクワは報復措置を取るだろうと述べた。ロシアの安全保障が脅かされるためとした。 共同通信は24日、日本の自衛隊と米軍が12月中に台湾有事を巡り初の共同作戦計画策定を目指していると報じた。計画では、鹿児島県から沖縄県に連なる南西諸島にミサイル部隊を配備するという。 ザハロワ報道官は、日本が米国との軍事協力拡大を正当化するために台湾周辺の情勢をエスカレートさせていると非難。「日本側に対し、ロシアは自国の防衛力強化に向けて必要かつ適切な措置を取らざるを得なくなると繰り返し警告してきた」とした上で、ロシアが19日発表した核兵器使用に関するドクトリン(核抑止力の国家政策指針)の改定が意味するところを理解すべきだと述べた。 |
このプレゼン内容を準備している時、まだアメリカ大統領選挙の結果は出ていなかったが、ドナルド・トランプが当選して、ホワイトハウスの閣僚の面々は、対中強硬派が占めている。
また上記のように東アジア情勢、日本の安全保障環境が非常に不安な情勢になって来ている。
講演は、緊急セミナーと題しての開催だったが、まさに現実社会の方が、緊急度を増してきているのが分かる
同様の講演を広島や神奈川でも予定しているが、やはり、その頃にはまた緊急度も上がっているかもしれない為、更に現実と照らし合わせた話になりそうである。
24日のセミナーの方は、いつもの常連の方々に集まって頂き、ジャイミニスキームをマンデン占星術に適用した場合にどのような配置の特徴が出て、どのように解釈すべきかといったことをいくつかの事例を通じて、その繰り返されるパターンや再現性を見ていくという内容を行なった。
ジャイミニの技法はもう知ってるから、ジャイミニの学習はいいやと、言われるのではないかと心配していたが、実際、内容的に面白かったと思って頂けたようである。
もし可能であれば、来年、神奈川でも同内容のセミナーを行いたいと考えている。
因みに今回は、23日のセミナーで冒頭のハプニングで動揺してしまい、せっかく大勢の方々に集まって頂いたにも関わらず、全体写真を撮ることをすっかり忘れてしまっていた。
また24日のセミナーでも写真を撮るのを忘れてしまっていた。
その為、撮れた写真は、大阪市中央公会堂での自撮り写真と、参加者の方が撮影してくれた24日のセミナー後の懇親会の写真だけだった。
ということで、色々ハプニングもありましたが、大阪イベントで、鑑定会やセミナーに参加頂いた皆様、ありがとうございました。
また来年も別のテーマで開催したいと考えております。
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