2室は起業のハウスである、他

2室というのは起業家のハウスである。

というのは最近、双子座ラグナで起業しようとしている人が何人か身の回りにいるので、それで実感したことである。

今、双子座から2室目の蟹座に木星、太陽、金星、水星がトランジットして惑星集中しており、更に土星が天秤座から蟹座にアスペクトして双子座から2室にダブルトランジットしている。

この蟹座へのダブルトランジットのタイミングにおいて、双子座ラグナの人が実際に企画して起業した事例を最近、目撃した。

その事業はあたかも双子座ラグナの人の個人事業のようにして始まったのである。

そこで私は2室は起業のハウスであるとはっきりと言い切ることが出来る。

乙女座ラグナで1、10室支配の水星が2室に在住しているワタミの創業者、渡邉美樹が主にマハダシャー水星期にワタミの店舗を拡大して全国展開したのはそういう理由である。

渡邉美樹は創業社長であることに注目しなければならない。つまり起業して一からビジネスを創り上げたということである。

この蟹座でダブルトランジットが生じているということについて私は面白いことに気づいた。

水瓶座が蟹座に期待し、その労力を活用したいと思っているということをである。

具体的に個人的なことを言うのは難しいが、例えば、安倍晋三がもし蟹座ラグナなら、おそらく国際社会が安倍晋三の活躍に期待し、もっと国際社会に貢献して欲しいと思っているから、安倍晋三に高い評価を与えているのではないかと思うのである。


“安倍は世界のリーダーシップをとれる” 的確で素早い行動力を米メディア絶賛
NewSphere 2014年06月28日11時00分
 米ニュースチャンネル『フォックス・ビジネス』とブルームバーグが安倍晋三首相を高く評価する文章を掲載している。フォックス・ビジネスは「世界のリーダーたちは安倍首相のようにあるべき」という見出しをつけている。

【安倍首相は世界のリーダーに】
 アメリカが国際的影響力を失った今、このまま世界のリーダーシップが不在というわけにはいかない、とフォックス・ビジネスは報じている。誰かが脱落すれば、代わりの者が必要だ。ロシアのウラジミール・プーチン大統領はわめき散らすばかりで、国内がおろそかだ。中国の習近平国家主席は、国内の不満と増加する中産階級を制御しようとしているがうまくいっていない。また経済大国と言えるまでになってきてはいるが、まだまだ。

 同メディアが世界の次期リーダーとして指名しているのは、日本の安倍首相だ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相よりもはるかに優れた能力を持ち、イギリスのデーヴィッド・キャメロン首相よりも重要な存在だという。 

 また、ドイツとイギリスの与党は力が弱まっているが、安倍首相の率いる自由民主党は、今現在勢いがあり、精力的に活動している。これは何より安倍首相の活躍に負うところが大きいと指摘している。

【的確で素早い行動】

 安倍首相の行動はとても迅速だ、とフォックス・ビジネスは評価している。着任後、経済問題にすぐさま取り組み、前任者たちが抱えていた政治に関する悪評をそれ以上悪化しないように対策を講じている。

 最近の例では、東京都議会での女性議員に対する自民党議員による「結婚しろ」などという野次への謝罪を首相自身が行った。野次の発言者は会派を離脱し、女性議員は謝罪を受け入れた。この素早く的確な行動がこれまでの政治家とは大きく違うのだという。

 首相は、女性の雇用促進を訴えている。このことも今回の謝罪と関係があったかもしれない。日本企業の性差別は有名だ、とブルームバーグのコラムニスト、ノア・スミス氏は指摘している。多くの日本人女性が、能力を十分に活かしきれず、戦力外に置かれている。伝統的に子育てに従事するのが女性の役目で、このような状況は出産率を下げる結果にもなっている、としている。そして、安倍首相を「最もフェミニストな首相」だ、と評している。

【経済政策に積極的なリーダー】
 首相は、日本企業の将来性を阻む脅威は、国外ではなく、国内からのものだと述べている(フォックス・ビジネス)。ニューヨーク・タイムズ紙が指摘した、「株式市場の圧力から会社幹部を守るため、自社株を所有し合うという閉鎖性」から、企業を解放することをすすめているという。企業への刺激策と貸出を促進し、雇用の拡大、株主の発言を促す。株主の権利を守り、その声に耳を貸す経営者を評価することなどが、同首相をこれまでにない国際的リーダーとみる要因のひとつだという。

【これまでの日本の首相との違いに期待】
 安倍首相は、自衛隊を地域の現状にあった組織として再編することを理由に、戦後の防衛に関する法の縛りを変更した。国外の脅威に対し日本を脆弱なままにしてはおかないと誓った。

 意図ははっきりしている。中国の活動が活発化しているためだ。中国政府は、武力で威嚇行為を行っており、日本はこれに同様の手段で返答しようとしている。従来のように外交ルートを通じてだけ対応するという曖昧さを避けていることも、これまでの日本の首相とは異なっている、とフォックス・ビジネスはみている。

 スミス氏は、今まで日本の政治はSF映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(原題: Edge of Tomorrow)のようだったと書いている。何度も同じことが繰り返され、結局は何も変わらない。小泉純一郎氏が首相になった時に一瞬煌きをみせただけだ。しかし、その秘蔵っ子であった安倍首相がその仕事を引き継ぎ拡大させている、と今後に期待している。

私が以前、安倍晋三のラグナを射手座に設定したのはおそらく間違いである。

沖縄のジュナさんによれば安倍晋三のラグナは蟹座であるという。

その根拠は木星が双子座にトランジットして、双子座にダブルトランジットしていた当時、安倍晋三は海外歴訪していたことなどであるという。

安倍晋三のラグナについてはその後、保留をしてきたが、射手座ラグナではないということが私自身の目にも明らかになってきたように思われる。

現在、このように海外から高く評価され、調子が上向いている安倍晋三が現在、8室にダブルトランジットというのは考えにくいからである。

元々、安倍晋三の射手座ラグナについては、マハダシャーがケートゥから金星期に切り替わったのはいつ頃かという安倍晋三の過去の経歴に見られる状況証拠から組み立てたものであり、biological fact(生物学的事実)に欠けていた。
従って、こういう場合、大きく外す時は外すのである。

今、安倍晋三の蟹座1室に惑星が集中しており、1室にダブルトランジットが生じているのであれば、現在の安倍晋三の高揚感、躍動感は説明可能である。

今、確認出来ることは水瓶座が蟹座の働きによって益を得ている、得ようとしているということである。

水瓶座は蟹座を支配し、蟹座からの奉仕によって恩恵を得ている。

それはあたかも部下の目覚ましい働きによって益を受ける上司のような感じである。

あくまでも上司の立場であり、支配し、また蟹座からの水瓶座への奉仕を許すことによって蟹座に奉仕している。

 
先週の8月9日土曜日に英国アーユルヴェーダカレッジで鑑定と入門セミナーを行ったが、

全く初めてジョーティッシュを習う人にジョーティッシュの本質を伝えるには、

ジャンマナクシャトラ(出生の月のナクシャトラ)の支配星からヴィムショッタリダシャーがスタートし、それから各惑星の年数分の期間の運命が展開していくということを説明することであり、また惑星、星座、ハウスを簡単に説明し、ハウスシステムがあらゆる鑑定上の解釈をもたらすことを説明することではないかと思われる。

・ジャンマナクシャトラとヴィムショッタリダシャー
・惑星、星座、ハウスとハウスシステム

入門セミナーでは、その最もジョーティッシュのおいしい部分について説明することでだいたい時間が消費される。

然し、それらの説明が、最も時間を短縮しつつ、ジョーティッシュの本質を伝えるコースではないかと思われる。

 
それでその翌日も私は個人レッスンを行ったが、その2日間、トランジットの月は山羊座を通過していた。

山羊座には私の9室支配の木星(グル)が10室に在住しており、私が講師として教える仕事をするタイミングであった。

トランジットの月も観察していくと、その通過していくハウスの象意をその日に表していることが観察できる。

これは非常に興味深いことである。

占星術というものが非常に単純に出来ていて、しかも真理であると分かるのはこうした観察を通してなのである。

 
2室は起業のハウスであると言ったが、2室は7室から見ると8室に該当する。

従って起業をすると、そのビジネスパートナーは起業する人の恩恵を受ける時期である。

例えば、多くの企業のビジネスパートナーである銀行は起業をする人にお金を貸すことによって、そこから大きな利益や報酬を受けようとする。

それは起業をしようとする人の2室がビジネスパートナーからみて8室に該当するからである。

それは会社の株式を購入して、そこから配当を受けようとする人もそうである。

ベンチャーキャピタルとか、そうしたこれから起業しようとする人物のアイデアやビジネスプランを青田買いしようとする資本家は、皆、そのハウス構造の元にビジネスパートナーに資金を提供するのである。

起業家精神にお金が集まってくるのは法則であると言えるのである。

 

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