週刊新潮(2024年3月7日号)によって、カナダ人のサックス奏者との不倫スキャンダルが報じられた自民党の広瀬めぐみについて、どんな惑星配置がこのスキャンダルをもたらしたか気になった。
出生データ及び過去の時系列は、wikipediaと、広瀬めぐみオフィシャルサイトから引用抜粋したが、以下のような情報が得られた。
広瀬めぐみプロフィール 出生データ: 1966年6月27日 時間不明 岩手県盛岡市 1986年4月 上智大学外国語学部英語科入学 1994年11月 結婚 1996年3月 長男誕生 1999年9月 司法試験合格 2001年3月 長女誕生 2008年7月 広瀬めぐみ法律事務所として独立 2012年2月 国連で演説する(「日本の女性の地位と状況について」) 2018年5月 銀座イースト法律事務所入所 2022年7月 立憲民主党現職の木戸口英司ら4候補を破り初当選 (その他の情報) 高校在学中に1年間アメリカに交換留学 11歳で父親を亡くし、母子家庭で育った [実家は小田島旅館(現ホテル小田島)] 【趣味】 趣味は身体を動かすこと。テニスとバレーが得意だったが、その後はダンス、エアロビクス等。今はジムに通い、ウォーキングが好き。 音楽はジャズとポップスが好きでライブなども行く。映画も好きで、ほとんどの映画は一場面を見れば名前を言える。 【法律家としての仕事】 国際的な家事事件を多く取り扱っており、経験もある。日本は海外との親交を深め、個人レベルでインターナショナルになることで必ず強くなると考える。 (wikipedia 広瀬めぐみ及び、広瀬めぐみオフィシャルサイトより引用抜粋) |
wikipediaによれば、出生データは、「1966年6月27日 時間不明 岩手県盛岡市」である。
さっそく、12時で、出生図を作成してみると、以下のように月ラグナが天秤座となる配置となった。
この場合、月ラグナから見ると、ラグナロードの金星が7室支配の火星と共に8室牡牛座に在住して、飽くなき欲望、過剰性を意味するラーフとコンジャンクトする為、まさに性依存症(Sexual Addiction)のような配置で、あたかも麻薬中毒であるかのように愛人に溺れていくような配置となる為、この天秤座の月ラグナで正しいと思われる。
但し、月は天秤座の1°59’にあり、少し出生時間を遡らせると、乙女座に移動してしまうため、要注意である。
月ラグナから見て8室でなくても、ラーフ、金星、火星のコンジャンクト自体が、性的な欲望がアブノーマルに高まる配置であり、特に官能的な五感の満足を求める牡牛座に入っている為、尚更そうである。
ラグナを特定する為、結婚、出産など基本的な項目について過去の時系列を検討したが、獅子座ラグナか、蟹座ラグナかで迷うことが多かった。
今回はまず獅子座ラグナという前提で話を進めていくが、まず、結婚したのは、1994年11月で、木星/ケートゥ期である。
結婚
獅子座ラグナであれば結婚したタイミングで、7室水瓶座を土星がトランジットし、木星が天秤座から7室にアスペクトして、7室にダブルトランジットする。
ダシャーは木星/ケートゥ期で、木星はラグナロード(7室から見た7室の支配星)とコンジャンクトし、7室にアスペクトしている。
またケートゥは4室に在住しているが、ディスポジターの火星は月から見た7室の支配星である。(※この段階ではナヴァムシャのラグナについてはまだ保留とする)
そして、広瀬めぐみは、司法試験に合格し、弁護士資格を持っており、法律の知識と言えば5室の木星である為、獅子座ラグナで5室支配の木星が11室で、ラグナロードの太陽とコンジャンクトし、5室にアスペクトバックして、あたかも5室に木星が定座に在住しているかのような配置となって、それで法律の専門知識を得たと考えられる。
5室の支配星が11室で、1-5のラージャヨーガを形成しており、学習において成功する配置を表わしており、それは資格(11室)という形で、明確に形に現れることになる。
司法試験に合格したのは、1999年9月だが、トランジットを見ると、土星は11室にアスペクトし、木星は逆行して、11室の支配星にアスペクトし、11室にダブルトランジットが生じている。
また火星は蠍座から11室にアスペクトし、またラーフ/ケートゥ軸と、金星も11室の支配星をトランジットしている。
また太陽と水星は、月から見た11室をトランジットし、月から見た11室にも牡羊座から土星と木星がアスペクトして、ダブルトランジットが生じている。
ダシャーは、木星/月期であり、マハダシャーロードの木星は5室支配で11室に在住して、ラグナロードの太陽と共に11室で、1-5のラージャヨーガを形成し、5室にアスペクトバックして、法律の専門知識を表わしている。
アンタルダシャーロードの月は、この5室支配の木星からのアスペクトを受けている。
この司法試験に合格した時期の前後に長男と長女が誕生し、子育てに励んでいた時期である。
木星は子供の表示体で、子供の5室を支配している為、この木星期に子育てをしながら、司法試験の勉強に励んでいたことが分かる。
子供の誕生
まず、第一子は、1996年3月に誕生しているが、この時、木星は5室をトランジットし、土星は魚座から5室にアスペクトして、5室にダブルトランジットが生じていた。
ダシャーは、木星/金星期で、サプタムシャを見ると、木星は9室に在住し、金星は9室の支配星で、木星と星座交換している。
第二子は、2001年3月に誕生しているが、木星と土星は9室の支配星をトランジットして、9室にダブルトランジットしている。
また火星も蠍座から9室の支配星にアスペクトしている。
ダシャーは、木星/ラーフ期で、サプタムシャを見ると、木星は上述したように9室に在住し、ラーフは10室に在住しているが、ディスポジターの火星は9室支配の金星にアスペクトしている。
木星は出生図では5室の支配星で、ラーフは9室の支配星とコンジャンクトしている。
外国語の学習
少しさかのぼるが、1986年4月に上智大学外国語学部英語科に入学して、外国語の専門教育を受けているが、通常、語学を本格的に学ぶ人は5室や5室の支配星にケートゥが絡んでいる場合が多い。
広瀬めぐみの場合、ケートゥは4室に在住しており、5室ではないが、知性の表示体である水星から見ると、5室に在住しており、これも外国語を学ぶ配置である。
ダシャーは、 ラーフ/月、あるいは、ラーフ/火星期辺りだが、ラーフはラーフ/ケートゥ軸という形で、水星から見た5室に絡んでいる。
火星は9室の支配星だが、これも表示体の水星から見た5室の支配星で、この火星はケートゥにアスペクトして、水星から見た5室のケートゥに絡んでいる。
法律事務所を独立開業
その後、2008年7月に広瀬めぐみ法律事務所として独立しているが、土星は獅子座から10室と10室の支配星にアスペクトし、木星は逆行して、10室と10室の支配星にアスペクトして、仕事の10室にダブルトランジットしている。
また土星はラグナをトランジットし、木星はラグナにもアスペクトして、ラグナにもダブルトランジットしており、1室へのダブルトランジットは、物事を始めるタイミングである。
特に土星が、ラグナをトランジットしていることは、これから長期的に行なっていくことの開始となるタイミングである。
またこの時、ビジネスの表示体である水星も10室をトランジットし、太陽や金星は直前まで10室をトランジットしていた。
ダシャーは、ちょうど土星/土星期で、マハダシャーが木星期から土星期に移行するタイミングであった。
子育ても一段落して、本格的に社会復帰するタイミングであり、それで、法律事務所を独立開業することになったと思われる。
土星は6、7室支配で8室に在住し、10室や10室支配の金星にアスペクトしている。
7室の支配星は、10室から見た10室目のハウスで、10室の本質のハウスである為、社会参加を表わしており、仕事も意味するが、この土星は8室に在住し、仕事の10室を傷つけてもいるため、若干、問題があるように見える。
もしナヴァムシャのラグナが、射手座で正しければ、ダシャムシャのラグナは牡羊座となり、土星は10、11室の支配星で、10室でシャシャヨーガを形成している為、この土星期になると同時に法律事務所を起ち上げたというのはよく理解できる。
国連での演説 (「日本の女性の地位と状況について」)
2012年2月に国連で「日本の女性の地位と状況について」という演題で、演説しているが、この時、木星は9室をトランジットし、土星は3室天秤座から9室にアスペクトして、3室と9室にダブルトランジットが生じていることが分かる。
3-9軸は、短距離旅行と長距離旅行のハウスであり、基本的に旅行が多くなる時期を意味するが、国連(海外)で演説をしたというのはそういう意味である。
また国連での演説は、仕事というよりもボランティア的、学術的な意味合いが大きかったと思われる。
因みに広瀬めぐみは、法律家として離婚など、家庭内の問題について専門に扱っていた為、オフィシャルサイトによれば、国際的な家事事件を多く取り扱っており、経験もあるということから、そうした経験を見込まれて、国連での演説を依頼されたものと考えられる。
つまり、これは、家事事件の専門家としてのスピーチを意味しており、学術的な意味合いが強いのであり、その場合、9室(大学、学問研究)の象意が該当する。
また3室には12室支配の月が在住している為、12室(海外)の支配星にもダブルトランジットが生じており、それで、この時期、海外という象意が活性化されていたのである。
ダシャーは、土星/金星期で、金星は3、10室支配で10室でマラヴィアヨーガを形成している為、まさにあたかも女優ででもあるかのように国連の大舞台で、演説してきたのだと思われる。
10室で激しく傷ついたマラヴィアヨーガの金星
但し、金星は、マハダシャーロードの6、7室支配で8室に在住する土星から傷つけられており、何らかの問題をもたらしたと思われる。
この金星が、月ラグナから見ると、ラグナロードで、8室支配の金星となって、7室支配の火星と8室でコンジャンクトしている配置のカルマが噴き出した可能性がある。
例えば、これは海外で演説をするなどすれば、多くの外国人男性と知り合うが、そうした男性と性的関係を伴う親密な関係になるという意味合いである。
実際、今回の不倫スキャンダルでも相手の男性は、カナダ人男性であり、外国人であった。
つまり、広瀬めぐみの不倫スキャンダルは、月から見た7室支配の火星がラーフ(外国人)とコンジャンクトしている為に外国人との間で生じるのである。
おそらく、仕事柄、国際的な家事事件を取り扱うと、離婚の危機にある多くの外国人夫婦の離婚調停などを取り扱う機会も出て来るが、そうした仕事の中で、自分のクライアントである男性に言い寄られて、相手と懇意になり、相手との肉体関係にのめり込んでいくというようなパターンがあったのではないかと思われる。
この傷ついた10室の金星を見ると、そのような象意が推測できるのである。
通常、10室の金星というのは、美容関係の仕事、エステティシャンやアロマテラピストなどの典型的な配置であるが、10室の金星が傷ついている場合、看護師のようなハードな奉仕的、サービス的仕事に象意が転換してしまうのである。
また風俗関係とか、アダルト女優のような仕事は傷ついた10室の金星の象意である。特に金星がラーフや火星などから傷つけられている場合にそうなる可能性が高い。
獅子座ラグナで、3、10室支配の金星が10室でマラヴィアヨーガを形成する配置は、芸能の仕事である3-10の絡みもあり、銀幕の大女優、原節子と同じ配置である為、まさに選挙活動での遊説などで、女優とか、スターのような扱いになるのだが、しかし、傷ついている為、それはスキャンダルなどをもたらしたのである。
従って、今回の週刊新潮の暴露記事では、カナダ人サックス奏者と、手をつないで並んで歩く姿や、赤いベンツで、ホテルに入る所やホテルから出ていく所、その足で、国会に登院(出勤)した所など、全て写真に収められて、大暴露されて、メディアを通じて、あらゆる人に知られ、見られる結果となった。
あたかも大女優の不倫スキャンダルであるかのようである。
広瀬めぐみのこの月から見た7室支配の火星と8室支配の金星が牡牛座で高揚するラーフと共に8室でコンジャンクトする配置は、まさに麻薬中毒であるかのように相手の男性とまさに野獣のような性行為に溺れていくように見え、まさにアダルト女優のような配置をしているのである。
それが、この広瀬めぐみの退廃的な顔写真に現れていると思われる。
若い頃の写真を見ると、まだ純粋で、今現在のような堕落した雰囲気はなかったが、お金や権力を得て、自由な時間も得て、そのように変わっていったと考えられる。
広瀬めぐみの写真などを見ると、直感的に分かることは、男性であれば、あたかも高級娼婦とか、夜の世界で働いている女性たちが持つ、妖艶な性的誘惑を引き起こすということである。
何故、このタイミングだったか
週刊新潮によって、このスキャンダルが報じられたのが、2024年3月7日号の「週刊新潮」によってだが、出来事自体は、昨年2023年10月30日の出来事である。
何故、このタイミングまで先延ばしにされたのかということだが、おそらく、松本人志の性加害問題などに世間の注目が集まっていた為、後回しにされた可能性がある。
占星術的な理由を考えると、おそらく、ラーフ/ケートゥ軸が、2-8軸に移動するのを待っていた可能性が高い。
木星と土星が3室にアスペクトして、3室にダブルトランジットが生じ、そこには12室支配の月が在住している為、3-12の絡みが生じており、メディアによる損失が生じたタイミングである。
あるいは、メディアに性生活(12室)を暴露されたということかもしれない。
ラーフがスキャンダルの8室にトランジットしてから、この記事がリリースされたことには要注目である。
また出来事があった2023年10月30日のトランジットを見ると、3室に惑星集中し、木星や土星によるダブルトランジットを形成し、金星以外の全ての惑星がトランジットやアスペクトをして、3室(メディア、芸能)にエネルギーが集中していることが分かる。
またトランジットの金星は、トランジットの太陽と星座交換している為、金星も3室に絡んでいるとも言える。
このように3室に惑星の影響が集中していることは、まさに週刊新潮のスタッフたちが、この日、ドキュメンタリー映画を撮影するがごとく、広瀬めぐみの動向を監視、追跡して、撮影していたことを物語っている。
マハダシャー水星期
ダシャーは、2022年5月頃からマハダシャー水星期に移行して、水星/水星期に入っていたが、水星は、2、11室の支配星で、評判の損失を表わしている。
ちょうど、水星期に入った直後である2023年7月下旬に自民党女性局のフランス・パリ視察で、松川るい参議院議員たちがエッフェル塔の前で塔を模したポーズで撮った写真をSNSに投稿して、批判を受けたが、この視察に参加していた広瀬めぐみもフランス料理のフルコースの写真をSNSに投稿し、非難されていた。
そして、今回の不倫スキャンダルである。
これは、明らかに水星の象意が引き起こしたことが分かるが、水星は、月から見て、9、12室支配で10室に在住している為、まず、海外研修での出来事である。
そして、水星はラグナから見ても、2、11室支配で、海外の12室に在住している為、自民党の女性局の仲間たちと海外に視察にいったと思われる。
水星は土星や火星から傷つけられておらず、ただ11-12の絡みが生じているだけである。
従って、若干の評判の失墜につながったことが分かる。
しかし、この水星は単に評判を失ったという外面的な効果ばかりでなく、11室の支配星として、それはかなり強い凶意を発揮し、役職、肩書きなどを利用して、そこから最大限の利益を引き出そうとする、貪欲、貪りのハウスの支配星としての本領を発揮したと言える。
つまり、水星期になって完全に職業政治家としての利権に浸った貴族的な生活習慣を身に付けたと言える。
そして、水星はプシュヤに在住しており、支配星の土星は、6、7室支配で8室に在住し、10室の金星を傷つけている為、この水星が在住するナクシャトラの支配星が結果を与えたことは明らかである。
また水星のディスポジターである月は3室に在住しており、3室は食欲、性欲、睡眠欲のハウスであり、低次の肉体的欲望を表わすハウスである。
通常、3室に吉星が在住している人は忍耐力が弱く、快楽に流されやすい性格をしており、3室の吉星は、安易に性的関係を結ぶなど、不倫に溺れやすい配置と言える。
また月はケーマドゥルマヨーガであり、孤独で寂しい月である。
そうしたこともあってか、余計、快楽に流されやすくなるのである。
この月は、チトラーに在住しているが、支配星の火星は、上述したように10室で、ラーフ、金星と共にスキャンダルをもたらしやすい配置である。
従って、こうした連携で、この不倫スキャンダルの象意が顕現したと考えられる。
11歳で父親を亡くし、母子家庭で育つ
広瀬めぐみは、11歳の頃に父親を亡くして、その後、母子家庭で育ったというが、11歳の頃と言えば、1977年で、ラーフ/土星期、ラーフ/水星期の辺りである。
父親の9室をラグナとすると、ラーフはマラカの2室に在住し、マラカの2、7室支配の金星とコンジャンクトし、ラーフ/ケートゥ軸や土星によって傷つけられた8室支配の火星ともコンジャンクトしている。(※傷ついた8室の支配星もマラカに相当する)
また土星は無条件のマラカで、12室に在住して傷つき、マラカの2室にアスペクトして、マハダシャーロードのラーフと絡んでいる。
また水星は、3、6室の支配星で、これも優先順位は低いが機能的凶星であり、マラカとなり得る要素を持っている。
そもそも9室支配の火星が、ラーフ/ケートゥ軸や土星によって傷つけられており、また9室自体が、土星、ラーフ、火星によって挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成しており、父親という象意が傷ついている。
ナヴァムシャ
もしナヴァムシャのラグナが射手座であれば、9室(獅子座)を父親のラグナとすると、ラーフは病気の6室に在住して、ディスポジターの土星は6、7室支配のマラカで、ラグナに在住して、ラグナロードの太陽と1-6の星座交換している。
土星はラグナに在住して、ラグナロードと星座交換する6、7室支配のマラカであり、また水星は、9室をラグナとした場合のマラカの2、11室の支配星である。
また射手座をラグナとした場合、1、4室支配の木星が4室で定座に在住して、ハンサヨーガを形成し、金星も6、11室支配で4室で高揚している。
これは良い不動産や乗り物に恵まれる配置であり、今回、不倫スキャンダルで話題になった赤いベンツは、それに該当していると思われる。
結婚したのは、木星/ケートゥ期であるが、その直前まで木星/水星期であった。
木星はラグナの支配星で、ケートゥは結婚生活の8室に在住し、水星は7室の支配星である。
この配置であれば、10室で、水星がバドラヨーガを形成し、5室支配の火星とコンジャンクトして、5-7、5-10のラージャヨーガを形成し、そこに定座の木星や高揚した金星が相互アスペクトする為、非常に仕事は出来る配置である。
広瀬めぐみオフィシャルサイトによれば、2001年9月から弁護士登録して、新銀座法律事務所に勤務し、勤務時間が、午前9時~午後6時で子育てできず悩んだと書いてある。
つまり、この木星期から仕事をしていたのは、こうしたラグナロードの木星が、10室支配の強い水星と相互アスペクトしていた為である。
10室に絡む木星は、典型的な弁護士、法律家(lawyer)の配置である。
そして、マハダシャー土星期になると、広瀬めぐみ法律事務所として独立しているが、これは起業したことを意味している。
土星は起業の2室の支配星で、9室に在住し、ディスポジターの太陽は2室に在住して、2室に強く絡んでおり、この時期に個人事務所を開業したことがよく分かる。
既に上述しているが、ナヴァムシャのラグナが射手座であれば、ダシャムシャのラグナもおそらく牡羊座に確定し、個人事務所を開業した土星期は、土星が10、11室支配で10室で定座に在住して、シャシャヨーガを形成しており、キャリア上の重要な上昇期を意味している。
一方で、木星期というのは、9室支配で8室に在住している為、法律事務所に勤めて、雇用された下働きの立場であったと言えるかもしれない。
広瀬めぐみは正直に不倫を認めた
あそこまで撮影されてしまっては嘘をつくことも出来なかったとも言えるが、広瀬めぐみは、メディアの取材を受けて、正直に不倫を認めてカメラに向かって謝罪を行っていた。
よく芸能人たちが、相手の方とは、親しい友人であり、ホテルの中で打ち合わせしていたなどと、見え透いた嘘をつく場合があるが、そのようなことはしていないことには注目である。
これは2室の支配星である水星は、凶星、特に火星などから激しい傷を受けていないことなども挙げられるかもしれない。
またもしラグナの検証が正しく、ナヴァムシャのラグナが射手座、ダシャムシャのラグナが牡羊座であれば、出生図のラグナは獅子座のウッタラパールグニー第1パダである。
支配星は太陽で、通常、人を楽しませたり、上品にもてなす才能があると言われる利他的なナクシャトラである。
性格的にも吉祥になるが、これは謝罪会見の中で、家族には一生かけて償っていきたいなどと語ったことに現れているかもしれない。
実際、ナヴァムシャやダシャムシャのラグナについては、まだ検証が必要だが、少なくとも出生図のラグナは獅子座ではないかと思われる。
また月ラグナも天秤座で間違いないと思われる。
出生図のラグナはマガー第3パダから、出生の月が天秤座に移動することになる。
従って、出生図のラグナは、マガー第3パダ~ウッタラパールグニー第1パダまでの7通りである。
ナヴァムシャのラグナは、双子座~射手座までの7通りである。
スポーツ、ダンス、映画鑑賞=3室の象意に没頭
広瀬めぐみオフィシャルサイトによれば、趣味は身体を動かすことで、テニスとバレーが得意だったが、その後はダンス、エアロビクスを行い、今はジムに通い、ウォーキングが好きだという。
また音楽はジャズとポップスが好きでライブなども行き、映画も好きで、ほとんどの映画は一場面を見れば名前を言えるのだという。
これらは、全て3室の象意であり、スポーツやダンス、映画鑑賞などで、時間を潰していることを意味している。
これは月が、3室でケーマドゥルマヨーガである為、人と付き合う必要がない為、こうした3室の趣味に費やす多くの時間があることを意味している。
11室支配の水星が、月から見て、ケンドラに在住している為、水星期になってから自民党女性局の人々と一緒に行ったフランス研修などが、孤独な月を支える一定の役割をしていたと考えられる。
つまり、そうしたことはめったにないことであり、日頃は、こうした趣味に時間を費やしていると思われる。
おそらく子育てをしていたマハダシャー木星期も木星が月から見て、3、6室の支配星であった為、専業主婦と司法試験の勉強をしながら、こうしたスポーツなど趣味の活動に時間とエネルギーを費やしてきたと考えられる。
しかし、月はチトラーに在住している為、支配星の火星が時々、活性化して、月から見て8室に在住する金星、火星、ラーフの象意を顕在化させ、不倫情事的な関係に走らせる要因となったと考えられる。
但し、その8室はラグナから見た10室である為、こうした情事が公に晒されて大々的に暴露されてしまったのである。
広瀬めぐみは、少なくとも出生図のラグナは獅子座ラグナであり、不倫スキャンダルというドキュメンタリーを通して、政界で、修羅場を演じた大女優である。
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