米大統領選の行方 - メラニア夫人のチャートから見る大統領選 その2-
2021.01.06
メラニア夫人が獅子座ラグナで良いと思えるのは、3、10室支配の金星が10室に在住する配置である。
ユーゴスラビアにいた頃からモデルとして活動し、ドナルド・トランプと結婚して、大舞台に立つことは、モデルとして、大衆に注目を浴びるのと変わらない。
特にメラニアの場合、政治的発言はほとんどせず、容姿とかファッションを注目される為、モデルと似たような活動となってくる。
またトランプが大統領になった後は、ファーストレディの傍ら宝飾品や腕時計をデザインしているというが、5室支配の木星が3室に在住し、3室支配の金星が火星とコンジャ
ンクトする配置に現れていると思われる。
金星はマテリアルを表わす土の星座である牡牛座自室に在住し、宝飾品やアクセサリーなどをまさに表している。
またラーフは7室に在住し、外国人との結婚を表わしている。
メラニア・トランプが控えめで自己主張しない人物なのは、ケートゥがラグナに在住している為であると考えられる。
このようなことで、ラグナは獅子座であると考えると上手く説明することが出来る。
現在、ラーフ/土星期だが、ラーフのディスポジターの土星は6室支配で9室で減衰して、パラシャラの例外則によるラージャヨーガ的な効果が期待でき、また高揚する太陽とコ
ンジャンクトして、ニーチャバンガラージャヨーガを形成している。
土星のディスポジターである火星はラグナから見てケンドラに在住して土星が高揚する星座の支配星である金星もラグナからケンドラに在住している為、ニーチャバンガラージャヨーガの条件を3つ満たしている。
またラーフはケンドラの7室に在住して、トリコーナの5室支配の木星からアスペクトされており、ラージャヨーガを形成している。
またナヴァムシャのラグナが双子座で正しければ、ラーフはラグナから見て、10室に在住して、ディスポジターの木星はラグナロードで4室支配の水星とラージャヨーガを形
成し、ダシャムシャでもラーフは10室蟹座に在住し、ディスポジターの月は7室で、2、7室支配で7室で、ルチャカヨーガを形成する火星とコンジャンクトしている。
月/金星期に結婚しているが、ナヴァムシャのラグナが双子座で、結婚生活を表わす2室支配の月期であり、その月から見て金星は7室に在住しているとすれば、このタイミングでの結婚が分かり易い。
ナヴァムシャのラグナが双子座であれば、ダシャムシャのラグナもほぼ連動して動く為、おそらく天秤座の前後である。
そうすると、ダシャムシャで、ラーフが蟹座10室に在住し、ディスポジターの月が7室で、火星とコンジャンクトしている配置は分かり易い。
これは蟹座と牡羊座であり、まさにトランプの右翼革命を表わしている。
ダシャムシャで、ラーフが蟹座10室に在住しているのであれば、まだ当分、社会的には力を持っているはずである。
ナヴァムシャやダシャムシャのラグナが正しいかどうかはまだ検討中だが、出生図のラグナは獅子座で正しいように思われる。
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