橋本聖子について その2 ― 病気、スキャンダル その他 ―



前回、触れていなかった病気やスキャンダルについて検討するが、橋本聖子は父親の方針で3歳からスケートを開始し、小学校3年の時に腎臓病にかかり、2ヶ月間、入院して、その後、2年間スポーツを禁止されている。


小学校3年といえば、9歳ぐらいである。1964年生まれのため、9年後の1973年ぐらいに患ったことが分かる。


ダシャーを調べると、月/金星期辺りである。





月から見ると、金星はマラカの2室を支配して、12室(入院)に在住し、6室支配の土星からアスペクトされて傷ついている。


つまり、チャンドララグナと、ダシャーラグナから見て、マラカの2室を支配して12室に在住して、土星でかつ6室の支配星からアスペクトされて、二重の意味で、金星は傷ついたマラカの支配星である。


ラグナから見ても金星は7、12室支配で、マラカの7室を支配して、その金星にアスペクトする土星も3、4室支配で、蠍座ラグナにとってはマラカとなり得る惑星である。


また金星はマガー(ケートゥ)に在住しているが、ケートゥはマラカの2室に在住している。


ナヴァムシャでも金星は、マラカの2室を支配して6室支配の土星からアスペクトされており、また月から見て金星はマラカの2、7室の支配星で、土星からアスペクトされている。


ドレッカーナを見ても金星は、マラカの7室を支配し、3、4室支配の土星からアスペクトされている。



こうしたことから金星が激しく傷ついていることが明らかである。




腎臓病の表示体 ― 傷ついた金星 ―


金星は、泌尿生殖器、腎臓、盲腸(虫垂炎)、ホルモンの表示体である。



一方で、木星は、肝臓、胆のう、膵臓の表示体であり、肥満、糖尿病などを表わす表示体である。



金星と木星は、かなりカーラプルシャの重要箇所、人間の主要な臓器をそれぞれ担当しており、しかも両者には棲み分けがある。



金星が土星から傷つけられている腎臓の表示体であり、ダシャーラグナから見て、12室で傷ついていたので、この時に腎臓病を罹患したことが分かる。



因みにwikipediaを調べても橋本聖子は、この後、腎臓病に再び、罹患したといった記述は全く見当たらない。


やはり、月とダシャーラグナから見て、12室で傷ついていることがポイントなのである。



身体の表示体である太陽をラグナとした場合の12室に在住していることも意味があるかもしれない。



また前回の記事でも触れたが、マハダシャー火星期に原因不明の呼吸器系の疾患に罹り、生死の境を彷徨ったという。



火星が6室の支配星で、蟹座で減衰して、4室(肺)や4室の支配星にアスペクトしている為であり、ナヴァムシャで、3、8室支配の火星が4室(肺)に在住しているからである。




スキャンダル


因みに橋本聖子は、2014年のソチ五輪の時、日本スケート連盟会長の立場で、フィギュアスケート男子の高橋大輔にキスを強要したと『週刊文春』に報じられている。



橋本聖子議員、高橋大輔「キス写真流出」の舞台裏
2014年08月21日 07時10分 東スポ

9月の内閣改造で初の閣僚入りが取りざたされている自民党の橋本聖子参院議員(49)に、思わぬ“ブチュー・スキャンダル”が持ち上がった。橋本氏が日本選手団団長を務めた2月のソチ五輪で、フィギュアスケートの高橋大輔(28)に無理やりキスをしたという赤面写真が20日発売の「週刊文春」に掲載され、物議を醸しているのだ。改造を直前に控えたタイミングでの報道は、橋本氏の追い落としを狙ったものなのか。キナ臭さも漂うブチュー騒動の舞台裏を追跡した――。

「貴公子の受難」と見出しが打たれた2人のキス写真は衝撃の一言だ。橋本氏は右手を肩越しに高橋の背中へ回し、左手は高橋の右手の指に絡め、完全にホールド。その唇が高橋の口元をとらえた決定的瞬間が写された。顔をそらす高橋を橋本氏が強引に“捕獲”しようとするカットもある。

 文春によれば、キス事件は2月23日のソチ五輪閉会式後に行われた打ち上げで起きた。酒が入ったとみられる橋本氏は選手一人ひとりを抱擁し、ねぎらったが、高橋にはキスを迫り、強引なキスは数回に及んだという。

 橋本氏はスピードスケートと自転車で夏冬両五輪に7度出場し、1992年のアルベールビル冬季五輪で銅メダルを獲得した五輪の申し子。引退後に参院議員に転身し、当選4回、勤続19年のベテランになる。夫は警察官で、子供も6人(実子3人)いる。スポーツ界では日本スケート連盟と日本自転車競技連盟の両会長、日本オリンピック委員会(JOC)の常務理事兼選手強化本部長、20年東京五輪組織委員会の理事なども務める。

 そんな要職にある橋本氏が、高橋にキスを迫ったとなれば、セクハラやパワハラに当たる可能性も出てくる。いずれも女性側の被害が問題視されがちだが、男側が被害者のケースも最近では珍しくない。“被害者”側の受け止め方にもよるが、今回の件では、観念した高橋が目を閉じ、すべてを受け入れた様子が写真からうかがい知れる。

 だが、橋本氏を知る関係者はセクハラやパワハラ説を一笑に付す。

「橋本氏はスポーツ外交の顔で、東京五輪招致でも奔走した。会合では、海外の関係者から『セイコ』と親しまれ、ハグはもちろん熱いキスやお姫様ダッコされるのもしばしば。本人も慣れているから、日本人から見ればオーバーともいえるスキンシップを取るのも珍しくない。キス魔という話は聞いたことがありませんけど(笑い)、酒が入って悪ノリしたんでしょう」(党関係者)

 とはいえ、そんな“聖子事情”は、熱狂的なことで知られる高橋ファンの女性からすれば知ったことではない。19日には都内の地下鉄に文春の広告が張りだされ、その写真がツイッターに投稿された。情報は広がり、「女のセクハラ」「大ちゃんに気安く触るな」「おばさん、ふざけるな!」「橋本は辞職しろ」「大ちゃんがかわいそう過ぎる」などとネット上では、高橋ファンらが卒倒&激怒する事態となっている。

 安倍晋三首相(59)は9月3日の内閣改造で、過去最多と並ぶ5人かそれ以上の女性閣僚の起用を示唆し、橋本氏は少子化担当相兼五輪担当相での入閣が噂されていた。
「内閣改造前は候補のスキャンダルがなにかと出るもの。橋本氏は父親の借金問題を蒸し返されるのがネックでしたが、それでも支障をきたすものではなかった。今回もスキャンダルというほどの類いではないが、パワハラやセクハラとの批判は避けられないかもしれない」(永田町関係者)

 永田町では写真の出どころも注目されている。

 現場はマスコミがシャットアウトされた選手村内の一室だったため、撮影者は限定される。永田町の関心は、誰から漏れたのか、意図的に流したのかという点だ。

「橋本氏は長老キラーで、党重鎮陣からもかわいがられ、党内での敵は少ない。JOCやスキー連盟の方がお家事情は複雑で、橋本氏をよく思わない勢力からのリークが疑われています」(橋本氏の地元関係者)

 橋本氏は19日、本紙の取材に事務所を通じて「キスを強制した事実はない。高橋選手へ敬意と感謝の念は持っていましたが、それ以上になにか特別な感情があるわけではありません」としたうえで「(セクハラ行為との)認識はありません。選手や役員は外国の選手らとの交流が多く、打ち上げなどではごく自然にハグやキスすることがあります。ただし一般の方の誤解を招くようなことがあったとすれば、気を付けなければならないと反省しています」などと話している。


橋本聖子の過去の経歴を調べていて、こうしたスキャンダルのニュースも自然に目に付いた為、多少の好奇心を持って、その時、どんなダシャーであったのかを検証した。


事件は、ソチ五輪の閉会式後の選手村で開かれた打ち上げパーティーの後で起こった為、実際には、2014年2月23日辺りの木星/ラーフ/水星の出来事であるが、2014年8月20日発売の「週刊文春」の記事で、スキャンダル化しており、この時は、木星/ラーフ/金星期である。





木星は5室支配で7室に在住しており、月から見ても7室の支配星であり、ナヴァムシャでも7室支配で5室に在住している。



7室と5室の絡みは恋愛の絡みであり、7室の木星は複数のパートナーといった象意がある。


木星は拡大発展を表わす為、マハダシャー木星期になって、多くの人々との交友関係が拡大し、特に弟子や生徒を意味する5室の支配星がパートナーの7室に在住している為、自分の後輩、生徒の立場にあたる高橋大輔に恋愛感情の伴う好意を抱いたと考えられる。


アンタルダシャーのラーフは8室に在住しており、8室のラーフは結婚願望が強くなる配置であり、パートナーへの依存心が激しくなる配置である。


また8室は泌尿生殖器を表わしており、8室のラーフは性的欲望なども強まりやすい配置である。


橋本聖子は、ラグナが蠍座アヌラーダである為、本来、アヌラーダは銀座のホステスと言われるナクシャトラである。


この時、橋本聖子は、銀座のクラブのママが、盲目的に若いホストに入れ込んでしまうかのような状況になったと考えられる。





若き日の乙女心が復活し、純粋な恋愛感情だったのだが、自分の方が権力があるので、このような悲劇的(喜劇的?)結末になってしまったのである。


この時、プラティアンタルダシャーの金星は7室の支配星で、10室(公の舞台)に在住し、3室(メディア)支配の土星からアスペクトされているが、公の場で、高橋大輔との関係をメディアによって批判され、罰せられたことを表わしている。


橋本聖子にとって、土星から傷つけられた金星は、腎臓病だけでなく、こうしたスキャンダルという形でも働いたようである。




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