岸田首相 危機一髪 -演説会場に爆発物が投げ込まれる-



岸田首相の演説会場に爆発物が投げ込まれる事件が起こったが、爆発物の威力からして、暗殺未遂だったのか、それとも演説を妨害し、会場を混乱させるだけが目的だったのか、犯人の動機がまだ分からない状況である。


海外メディアも速報 岸田首相演説会場の爆発
2023年04月15日15時03分 JIJI.com

岸田文雄首相の演説会場に爆発物とみられる物体が投げ込まれた事件は、海外メディアも速報で報じた。昨年7月に起きた安倍晋三元首相銃撃事件は世界に衝撃を与えており、日本の首相を狙ったとみられる再度の襲撃に高い関心が示された。

 ロイター通信は、時事通信などの速報を引用し、「岸田首相の屋外遊説中、近くに物体が投げ込まれた」と速報。AFP通信も「爆発があり、岸田首相が避難した」「人が取り押さえられた」と矢継ぎ早に伝えた。
 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)も「岸田首相が演説直前の爆発音を受け避難した」と至急報。発生場所の和歌山市は「安倍元首相が選挙演説中に暗殺された奈良に近い」とも指摘した。

岸田首相のダシャーを確認すると、木星/木星/金星/土星/金星期だった。





プラティアンタルダシャーの金星は、3、10室支配で、ラグナに在住しているが、6、7室支配の土星が4室蠍座からアスペクトして傷つけている。


おそらく、この土星が暗殺未遂犯を表わす惑星ではないかと思われる。


土星は蠍座の14°34’に在住し、サルパ・ドレッカーナに在住しており、深い恨みや復讐心を持つ、岸田首相にとっては因縁の人物であったと思われる。


この土星はナヴァムシャでも蠍座に在住し、11°08’にあり、再びサルパドレッカーナに在住している。


土星自体は、アヌラーダ(土星)に在住しており、支配星は土星の為、この象意が色濃く出たと考えられる。


また土星のディスポジターも火星で、火星は土星と相互アスペクトしており、いずれにしてもこの土星はどのような形でも関わってくる。







元々岸田首相は、海外にお金をばら撒いて国内には全くばら撒かないことで、恨まれやすいとも言える。



この土星は、そうした岸田首相から支配される国民の中の深い恨みを持った不満分子の表示体である。



今回、この土星が4室を傷つけ、10室や10室の支配星にアスペクトして傷つけた為、岸田首相の応援演説会場が妨害され、政治活動が一時中断に追い込まれたと思われる。



然し、岸田内閣の支持率は、ウクライナの電撃訪問などでわずかだが上がっており、今回の爆発物事件の後も演説を続行するなどが美談となり、支持率が上がる兆候がある。


自民党が同情票を集めるのではないかとも言われている。



2024年2月12日から木星/土星期となって、アンタルダシャーにこうした国民の中の不満分子の表示体となる土星が来る為、来年、岸田政権や岸田文雄自身の政治活動も荒れそうである。




チャラダシャー


今回の事件は、チャラダシャーを見た場合、また別の角度から説明できるかもしれない。





現在、天秤座/山羊座で、山羊座は6室で、山羊座から見ると、8室(災難)に惑星が集中して、ラグナにアスペクトしている。



トラブル、アクシデントが起きやすい時期である。



しかし、山羊座から見ると、ラグナロードでAKの土星が11室に在住し、AmKの太陽からのアスペクトを受けて、AK-AmKのジャイミニラージャヨーガを11室に形成している。



これは非常に強い配置で、そう簡単には、首相というポジションを失いそうにない配置である。



山羊座から見て8室惑星集中だが、身体を表わすラグナロードやAKが、ドゥシュタナハウスに在住している訳でもなく、11室で、強い配置で、ジャイミニラージャヨーガを形成しているということになれば、暗殺されるようなタイミングにもなかったことが分かる。



またメジャーダシャーの天秤座から見ると、AmKの太陽が10室にあり、AKの土星が2室から10室にアスペクトして、2室、10室で、AK-AmKのジャイミニラージャヨーガを形成し、更に11室(称号、高い評価)に惑星集中している。



こうしたAKとAmKの配置が、ダシャムシャ(D10)でも繰り返されている為、仕事という領域において強力に発揮されると考えられる。





土星はナヴァムシャでもダシャムシャでも蠍座で、ヴァルゴッタマで強力である。


出生図において、この土星は6、7室支配で、岸田首相に敵対する不満分子の表示体だと書いたが、一方で、この土星は、AKでもあり、ナヴァムシャでも蠍座に在住している為、カラカムシャラグナやスワムシャラグナも蠍座である。


その為、ヴィムショッタリダシャーの土星期は、6、7室支配で、サルパ・ドレッカーナの土星に象徴される国内の敵対者からの攻撃を受けやすいが、それに対応する岸田首相が、魂としての輝きを増してしまうという奇妙な結果につながるかもしれない。


例えば、今回の事件の後でも「暴力には屈しない」として、演説を続けたことで、岸田首相は若干、株を上げ、支持率を上げたと考えられる。



更に木星は3、6室支配で12室に在住しており、6室の支配星が12室に在住することで、敵や負債が消えてしまうというヴィーパリータラージャヨーガを形成している。



岸田政権への内閣支持率はそれほど高くないが、岸田降ろしの動きや野党側の内閣不信任決議などが起こりそうになく、そうした動きがあっても途中で立ち消えてしまったりしやすい。



例えば、高市早苗は、最近、岸田首相の政策に不満を持っていたが、最後には、「岸田政権を支えていきましょう」と態度を変えたといったエピソードもある。



その後、高市早苗自身が、放送法の行政文書問題で、攻撃を受けて、岸田首相の政権運営を批判するどころではなくなった。



こうした最初は敵がいるが、最終的にはその敵も協力者になってしまう傾向は、天秤座のメジャーダシャーにおいて、6室支配の木星が12室に在住して、ヴィーパリータラージャヨーガを形成する結果かもしれない。



この天秤座のメジャーダシャーは、2031年7月まで続くため、岸田政権は長期政権になりそうである。



日本は、保守の国であり、現在の岸田政権は、最もハト派で、左寄りの政権である。



野党に政権交代するのではなく、野党のリベラル左翼的な政策が、自民党に取り込まれて、実行されていくという、従来のパターンが繰り返されそうである。



日本では、立憲民主党を初めとして、野党勢力が政権を取れそうになく、自民党自体も安倍晋三、岸田文雄がいなくなったら、存在感のあるスター的な政治家が不在である。



その為、人材不足のため、岸田政権がそのまま続投するしかない。







因みに岸田文雄のチャートを見ると、現在、マハダシャーが木星期で、木星をダシャーラグナとすると、ラグナロードの水星が12室に在住し、金星、月、火星なども12室に惑星集中している。



ラグナと12室が元々星座交換して、海外にばら撒く配置(2023年3月25日付『岸田文雄 -海外ばら撒き王-』)が存在しているが、岸田文雄が首相に就任した後の木星期は、尚更、海外にばら撒く時期であったと言える。








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