女優・片瀬那奈について -同棲相手のIT社長がコカイン所持で逮捕-



女優の片瀬那奈が、同棲相手のIT社長が逮捕され、当初、メディアの取材で、尿検査と家宅捜索を受けていたことを否定していた為、波紋を広げたようである。



片瀬那奈が同棲相手のコカイン逮捕で「尿検査と家宅捜索」 事務所認める
2021/7/27 16:36 文春オンライン

「週刊文春」が7月22日の「スクープ速報」で報じた、女優・片瀬那奈(39)の同棲相手が7月上旬にコカイン所持で逮捕された麻薬取締法違反事件。この捜査で、片瀬が尿検査と自宅の家宅捜索を受けていたことを、所属事務所が認めた。当初の取材では、尿検査と家宅捜索について、否定していた。

7月3日深夜、IT企業「クリッチ」前代表取締役社長・岡田英明容疑者(39)が、薬物事犯を専門に扱う警視庁組織犯罪対策5課の捜査員に、麻薬取締法違反容疑(コカイン所持)で逮捕された。片瀬と同棲している岡田容疑者は、逮捕された際、都内の宿泊施設でコカインを使用していたという。その後、組対5課は2人が同棲する東京都内の自宅を家宅捜索。さらに片瀬に尿検査を実施したが、違法薬物は発見されず、尿検査の結果は陰性反応だった。

「週刊文春」は7月22日夜、岡田容疑者の逮捕を「スクープ速報」で報じた。その際、片瀬の所属事務所は「(岡田容疑者と)すでに交際及び同棲を解消しており、片瀬が家宅捜索や尿検査を受けた事実はございません」と答えていた。

「報道に関して片瀬自身にあらためて確認したところ…」

 だが、小誌が7月26日にあらためて所属事務所に事実関係を確認したところ、翌27日、次のように回答した。

「(週刊文春の)報道に関して片瀬自身にあらためて確認したところ、気が動転し事実と異なる報告をしてしまったことを謝罪し、捜索、及び任意での尿検査を受けた事実を認めました。ただし、捜索はあくまで岡田氏の私物に対するものであったと認識しており、尿検査の結果は報道のとおりです。訂正してお詫び申し上げます」

 いったい片瀬の身辺で何が起きているのか。

 7月28日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」及び「週刊文春」7月29日(木)発売号では、片瀬と岡田容疑者の知られざる関係や、片瀬にも及んでいた捜査の内幕、友人が明かす片瀬と薬物との関わりなどについて詳報する。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年8月5日号


まず片瀬那奈のようにルックスがよく、ファッションモデルから始まって、その後、女優などの芸能活動に進出していくパターンは典型的な天秤座ラグナだと思われる。


簡単なケースで、見ただけで、天秤座ラグナだと分かるケースである。


ファッションモデルの後、キャンペンガールなどを務め、女性雑誌の専属モデルを務め、その後、女優業に進出するという典型的なパターンがある。





そこで、天秤座ラグナに修正した所、過去の経歴や現在の状況がよく説明出来た。




1-3の星座交換


例えば、特徴的な配置は、ラグナロードで、8室支配の金星が3室に在住し、3、6室支配の木星がラグナに在住する配置である。



1-3の星座交換を形成しており、芸能界で活動する人の典型的な配置である。



3室は、身体パフォーマンス、ダンスのハウスであるが、高校時代にダンス部に所属していたという。



高校時代と言えば、1998年前後だと思うが、木星/水星期辺りであり、芸能事務所からスカウトされたのも1998年頃である。




芸能デビューした直後にドラマの主演 -下積み期間なし-


1998年にスカウトされて、翌年には、女性雑誌 『JJ』(光文社)に専属モデルとしてレギュラー出演し、同年3月には、テレビドラマ『美少女H2』(第18話『最後のデート』、フジテレビ)への主演するなど、デビューした翌年にドラマの主演をするなど、下積み期間がほとんどないことが分かる。


これは、月ラグナから見た場合、マハダシャーの木星が11室(高い評価)の支配星で、4、9室支配のヨーガカラカの金星と、9-11の星座交換をして、強力なラージャヨーガを形成しているからである。








片瀬那奈は、音楽好きで、10代の頃から野外フェスやクラブに出入りし、テクノやハウス、トランスなどの音楽に精通しており、IT社長ともそうした趣味を通じて知り合ったようである。



行為の10室にはラーフが在住し、ディスポジターの月が音楽の5室に在住している。月自身も音楽を表わし、5室の月は典型的な音楽好きの配置である。



但し、月は、ラーフのディスポジターとしてラーフの影響を受け、更にシャタビシャー(ラーフ)に在住し、プールヴァパールグニー(金星)に在住する火星からのアスペクトを受けている。


5室が月、ラーフ、火星の影響を受けており、それで、トランス系の音楽に惹かれるのだと分かる。



トランス系の音楽をやっている人のイメージとは、例えば、イビサ島で、コカインや合成麻薬をやって、クラブなどで、DJをしているような人々といったイメージである。



そうした音楽の趣味を通じて、IT社長である岡田氏と出会ったというのは、この配置から必然のように思われる。





7室の支配星と月から7室へのパーパカルタリヨーガ


何故なら、7室支配の火星が、友人関係の11室に在住し、そこは金星が支配星となるプールヴァパールグニーで、快楽主義者のナクシャトラである。



プールヴァパールグニーは、快楽に弱く、道徳的判断よりも快楽を優先するナクシャトラである。



このIT社長は、沢尻エリカの元カレで、沢尻エリカとの友人関係で知り合った相手であり、沢尻エリカが麻薬で逮捕された2019年11月当時、片瀬那奈にも疑惑の面が及んでいる。



このように片瀬那奈の友人関係や交際相手などから、麻薬で逮捕されるような人物が多く出て来るのは、11室がラーフと土星に挟まれており、そして、11室に在住する7室支配の火星もラーフと土星に挟まれているからである。






この火星は、月から見ても3、10室支配で、パートナーの7室に在住して、パーパカルタリヨーガが、繰り返される状態になっている。



片瀬那奈は、こうした破天荒な行動傾向や人脈を持っており、ラグナのナクシャトラは、ラーフが支配星となるスヴァーティーではないかと思われる。



スヴァーティーは、「自由の戦士」と名前があるごとく、自分が自由でいることを欲し、他人の自由も尊重するナクシャトラである。



従って、片瀬那奈は、自分は、麻薬に溺れることがなくても、他人が麻薬を使うことは、その人の自由としてあえて介入することはなかったのかもしれない。



沢尻エリカや自分の同棲相手が、麻薬を使っていたことを知らなかったというのは、かなり無理があり、知っていたが、それをするのは、その人たちの自由というスタンスではなかったかと思われる。



このIT社長と出会って、交際を始めたのは、2015年であり、おそらく土星/金星期である。



この時、木星は7室支配の火星の上をトランジットし、土星が蠍座からアスペクトして、11室と7室の支配星にダブルトランジットしていた。



つまり、沢尻エリカとの交友を通じて、この相手と出会ったということを物語っている。



そして、その後、2019年11月16日に沢尻エリカは、合成麻薬所持で、逮捕され、そして、今回、同棲相手も逮捕されている。



従って、11室で、土星とラーフに挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成するプールヴァパールグニー(金星=快楽主義)に在住する7室支配の火星が、沢尻エリカとの交友や、IT社長との同棲生活をこの4~5年で、育んできた配置である。





メディアに対する虚偽の説明


因みに真実を語るかどうかは2室が関係するが、2室の支配星が、11室で、土星とラーフに挟まれて、パーパカルタリ状態にあり、また火星は2室にアスペクトバックして、2室に火星が在住しているかのような配置となっている。


この火星は土星とラーフから挟まれていることによる質を持っている。


2室の火星は積極的に嘘をつくことが出来る配置であり、こうした配置から、メディアに虚偽の説明をして、その後、それを撤回して、謝罪するなど、かえって批判の元になったのは、この配置の為である。


嘘をつくという行為は、道徳的に非難される対象となり、お笑い芸の宮迫の事例でも分かるように社会的に大きな評価の低下を招き、大きなダメージを被ることになる。



2室支配の火星が11室で、土星とラーフに挟まれいる状態は、交際相手の素行や発言の真偽が、世間の評価につながる配置である。







現在、土星/火星期で、火星は、7室支配で11室に在住し、ラーフ、土星によって挟まれる傷ついた凶星である。



従って、同棲相手が、麻薬取締法違反で逮捕され、嘘もつき、世間の評価を下げるという経験をしたことが分かる。



マハダシャーの土星は、土星、火星、ラーフによるパーパカルタリヨーガを構成する一部となっており、土星から見ると、火星は3、8室支配で12室に在住している。



これは芸能活動に若干問題をもたらす可能性があるが、8室の支配星が12室に在住することによって、ヴィーパリータラージャヨーガを形成していることに注目である。



8室の支配星が12室に在住していることから、自分を悩ませる存在(8室)が、いなくなってしまう(12室)という配置である。



従って、今回、彼女は、自分の検査の結果は、陰性となり、さっさと同棲を解消して、自分のキャリア的には、致命的なダメージを与えられなくて済みそうである。





木星期から土星期への変化


因みに片瀬那奈は、2011年4月から、日本テレビ系列の『シューイチ』という毎週日曜日の朝に生放送されているニュース・情報番組の司会、MCとして活動し始めている。







これは女優中心であった彼女の芸能活動の中では、新境地であったが、ちょうど土星/土星期で、マハダシャー土星期(2008年8月~)に移行したタイミングである。



土星から見ると、2室にラグナロードで10室支配の水星が在住し、4、7室支配の木星、12室支配の太陽などが集中し、木星は、2、9室支配の金星と星座交換している。







この2室(スピーチ)に木星と水星という2つの吉星が在住し、木星が金星と星座交換している配置から、トーク中心の司会業に進出したことが分かる。



また私生活では、2010年頃からガーデニングを始めたというが、これは4室に2、9室支配の金星が在住し、4、7室支配の木星と星座交換して、4室が非常に強いからである。



ガーデニングばかりでなく、家を整えること全般に興味が出ていると考えられる。



wikipediaによれば、彼女は、「家電の女王」を自任しており、最新家電製品の動向に詳しいそうだ。


電気配線を趣味にしており、配線を全て自らやるだけにとどまらず、秋葉原まで配線コードを買いに行くほどだという。



自分で気に入った家電を揃えたり、家を快適にするための活動を色々していたことが分かる。



このことは、2011年6月2日 ORICON STYLEの記事『家電の女王”片瀬那奈は「値切り」がお好き”』の中で語られており、マハダシャーが土星期に移行した後である。






誕生時のラーフ期から木星期


片瀬那奈は、ネット上のプロフィールによれば、幼稚園児から水泳、書道、ピアノ、英語など週6日は習い事をしていたという。


3室は、習い事のハウスであり、1室と3室が星座交換していることと、幼少時は、ラーフ期に該当するが、ラーフから見て、7、8室支配の土星が3室に在住している。


また3室の支配星が9室支配の木星とコンジャンクトしていることから、幼少時の習い事が説明できる。


教育熱心な母親の影響で、習い事をしていたということから4室惑星集中、4室と6室の星座交換で納得できる。









週6日間の習い事というのは少々ハードすぎるスケジュールであり、これは母親の影響で、奮闘したこと(4-6の星座交換)を表わしている。


幼少時は、内気で人見知りする子供だったというのは、ラーフのディスポジターである月が、ケーマドゥルマヨーガで、ラーフからプライベートの4室に惑星集中していることから説明できる。


その後、木星期に移行した中学からは、テニスと陸上(長距離800m)の運動部を掛け持ちしたという。


木星は、スポーツの3室と6室の支配星であり、また木星をラグナとすると、1-3の星座交換をしている。



但し、片瀬那奈は、3室が強いが、一人っ子だという。この点には注目である。








片瀬那奈のナヴァムシャのラグナ



このように見て来た所、出生のラグナのナクシャトラは、彼女の性格からすると、スヴァーティーで良さそうである。



スヴァーティーの支配星であるラーフは、10室に在住して、ヴァルゴッタマであり、彼女の天真爛漫なキャラクターに合っているように思われる。







例えば、以前、「27クラブ」という薬物乱用やアルコール依存症によって死亡した世界的ミュージシャンがプリントされた服を来て、テレビ局を闊歩していたようである。




片瀬那奈“攻め過ぎファッション”にザワつく芸能界…ドラマの番宣か?
2021/07/14 06:00 日刊ゲンダイ

「27クラブ」をご存じだろうか。主に薬物乱用やアルコール依存症によって27歳で死亡した世界的ミュージシャンの一覧のことで、音楽雑誌で繰り返し引用されている。ジム・モリソンやジミ・ヘンドリックス、ジャニス・ジョプリン、ブライアン・ジョーンズらが特に有名であるが、そんな彼らの顔がプリントされた服を着た片瀬那奈(39)の写真が業界をざわつかせている。

 写真は8日発売の「フライデー」で掲載された。ターコイズブルーの生地にモノクロの「27クラブ」の面々が100個以上もプリントされた膝上丈のド派手なミニワンピは、身長172センチ、股下88センチという抜群のスタイルを持つ片瀬に実によく似合っている。

 記事によれば、6月下旬、片瀬はNHKの「あさイチ」にゲスト出演。終了後、事務所の車でコンビニに寄り、日用品の買い物をして帰宅したという。

「あんな服を着ていたら一般人でも目立つのに、モデル体形の片瀬さんは相当目立ってましたね。さすがに『あさイチ』にあの服のままで出演はしていませんが、NHK局内をあの服で歩いていましたから、正直驚きましたよ。それこそ、片瀬さんは何を思ってあの服を着てNHKに来たのでしょうか。あえて攻めたのか、それとも、ただの無頓着なのか……」(NHK関係者)

 片瀬は2019年に麻薬取締法違反で逮捕された沢尻エリカ(35)の“姉貴分”として注目を集めたことがある。

「沢尻逮捕の翌日、片瀬はMCを務めていた日本テレビ系の『シューイチ』で、沢尻の薬物使用について『知らなかった』と涙ながらにコメントしました。しかし、ネット上に2人が一緒にクラブで踊る動画がアップされ、その後、片瀬は自ら事務所に申し出て、尿検査と毛髪鑑定をしました。結果はシロ。それなのに、薬物鑑定について週刊誌の直撃を受けたりしました」(芸能ライター・弘世一紀氏)

今年3月いっぱいで10年にわたりMCを務めた「シューイチ」を降板した際も、〈よくここまで続いたね〉などと辛辣なコメントが相次いだ。

「片瀬は昨年2月にも『シューイチ』で若い頃の素行の悪さを冗談交じりに明かし、そこにネットが反応して火に油を注ぐということがありました。薬物検査で身の潔白を証明したとはいえ、もう少しファンの目を意識したほうがいいかもしれません。あえて、あの服を着たのなら別ですが」(前出の弘世一紀氏)

 片瀬は7月期の新ドラマ「彼女はキレイだった」(カンテレ・フジテレビ系)で出版社のファッション部門担当の編集者に扮している。今回のファッションが番宣の一環の話題づくりのためだとしたら、大した女優である。



身に付ける服装というのは、1室の象意になり、ラグナに在住する木星と水星は、チトラーで、太陽はヴィシャーカーである為、ラグナがスヴァーティー(ラーフ)にならなければ、そうした象意は出てこない。







ラグナがスヴァーティーの場合、ナヴァムシャのラグナは、射手座から魚座の4つに絞り込まれるが、木星期に芸能界デビューして、成功したことを考えると、木星が1、4室支配で11室に在住する射手座ラグナか、木星が2、11室支配で9室に在住する水瓶座ラグナのいずれかではないかと思われる。




ナヴァムシャのラグナを確定する為、過去の恋愛遍歴を調べてみると、2001年~サッカー選手の阿部敏之と半年程、交際しているが、この時は、木星/金星期である。



2010年~2012年3月に一般人男性と交際しているが、交際直後、直ぐに同棲を始めたようであるが、この時は、土星/土星⇒土星/水星期である。(この場合、直ぐに同棲を始めたというのがポイントである)



2013年頃に中丸雄一、2013年7月~2015年1月から溝端淳平などの番組共演者との交際なども噂されるが、結婚には至っていない。この時は、土星/水星期である。



そして、2015年~、IT社長と同棲していることが伝えられているが、2015年~、土星/金星⇒太陽、月、火星と推移している。



以上の流れと、交際後、直ぐに同棲を始めるパターンからすると、ナヴァムシャのラグナは、射手座の可能性が高いと思われる。(但し、水瓶座のラグナも考えられる)







最初の交際は、木星/金星期であるが、金星は6室支配で7室に在住し、7室の支配星と星座交換している。



金星は、6、11室の支配星だからか相手の男性も有名人であるが、6室の支配星が7室の支配星と星座交換し、また7室と11室で星座交換していることから、関係が続かなかったと考えられる。


6室はそれ程、好きではない相手を表わし、交際すると疲れる相手を表わしている。



その後、2010年~2012年にかけて一般男性と交際しているが、この頃は、既に土星期に入った土星/土星⇒水星期である。



交際後、直ぐに同棲していることがポイントで、土星は、結婚生活の2室の支配星で、8室支配の月と2-8の星座交換をしている。



従って、出会ってから直ぐに同棲を始めたという理由が分かる。



元々、8室にラーフが在住しているため、片瀬那奈は、交際した相手と同棲生活に入りたいという願望が強いのである。



2-8の星座交換が成立している為、相手との相性がいいとかわるいとか言う前に同棲生活に入ってしまう。



そして、水星は7室の支配星で、やはり6室の支配星と星座交換している。







11室は6室から見た6室目で6室の本質のハウスである為、やはり7室と11室の星座交換は、結婚にはよくない配置である。



2013年頃に番組共演者と、付き合いをしているが、結婚していないのはそういう意味である。



番組で共演する同業者だと、同じ業界に属するものとして、どうしても競争意識が芽生えてしまい、どちらかに光が当たればどちらかが陰になってしまう。



共演者と交際する難しさというのは、11室が6室の本質のハウスだからだと思われる。




そして、2015年~、IT社長と同棲しているが、この時は、土星/金星期で、その後、太陽、月、火星期と推移している。



この時、やはり、以前、木星/金星期に交際した時と同様にアンタルダシャーの金星期に交際したと考えるのは妥当である。



金星は、6、11室の支配星である為、相手はIT企業の経営者で、経済力があり、有力な人物であるが、尻に引く相手でもある。



ネットの記事によれば、片瀬那奈は、このIT社長を完全に尻に敷いているという。



これは6室支配の金星が7室に在住する意味ではないかと思われる。



相手が社会的な実力があっても目下の存在として尻に敷いてしまう配置である。



そして、その後、土星/月期なども経過していることを考えると、マハダシャーとアンタルダシャーは、2ー8の星座交換を形成している為、相手を好きだとか嫌いだとかいう前に同棲生活が深まっていく関係である。




射手座ラグナに設定すれば、7室から見た2室にラーフが在住し、8室支配の土星が2室に在住して、2-8軸で星座交換している為、パートナーが薬物中毒になる配置である。



マハダシャー土星期に相手を換えて2回ほど、ある程度の期間、同棲生活をしているというのは、射手座ラグナで、2-8の星座交換を形成しているからだと思われるのである。



因みに片瀬那奈は、旅行が好きで、国を問わず旅に出るというが、この配置が正しければ、9室支配の太陽期、あるいは5室支配の火星期に海外に行く可能性がある。



太陽と火星はナヴァムシャで星座交換しており、強力である。



但し、ネット上からいつ海外に行ったのか分かるような材料は得られなかった。



ナヴァムシャが射手座ラグナで正しければ、ダシャムシャも射手座の可能性があり、木星は1、4室支配で、7、10室支配の水星と11室に在住し、9室支配の太陽と相互アスペクトしている。





従って、木星期に芸能界にデビューして直ぐに成功したのは納得できる。木星をラグナとすると10室支配の月と、4、5室支配のヨーガカラカの土星が3-9軸で相互アスペクトしており、この時期の芸能活動を物語っている。



またラグナロードの金星は5室に在住している。



現在、土星期も仕事は順調であったが、土星はラグナに在住しており、この時期、仕事が上手く行くことを表わしている。



土星は、2、3室支配であり、この時期から司会業に挑戦したのは、この土星の配置だと考えることも出来る。



現在、土星/火星期であり、火星は、5、12室支配で、5室は仕事の10室からの8室の支配星で、12室は損失のハウスである。



従って、同棲相手の逮捕で、キャリアに若干の影響を与えたことはここに現れている。





チャート全体の特徴


片瀬那奈のチャートでは、木星と水星が、ヴァルゴッタマであり、ラーフや火星もそうである。



木星と水星はダシャムシャでも天秤座に在住している。



従って、マハダシャー木星期が彼女にとってキャリアの上で、重要だったことが分かる。









実際、スカウトされてデビューしたのが、木星/水星期である。



ナヴァムシャで、金星と水星が星座交換していることや、太陽と火星が星座交換している配置は、非常に強力である。



ナヴァムシャやダシャムシャのラグナは、もう少し検証するとして、出生図のラグナは天秤座で間違いないと思われる。



2、7室支配で、11室で、ラーフと土星から挟まれて、パーパカルタリヨーガを形成し、快楽主義のプールヴァパールグニー(金星)に在住している7室支配の火星が、彼女の交友関係や交際相手との関係を表わす配置である。


そして、その7室支配で、プールヴァパールグニー(金星)に在住する火星が、10室支配で5室のシャタビシャー(ラーフ)に在住する月と相互アスペクトしている為、音楽の趣味を通じて、IT社長と出会ったのである。



この辺りの星座とナクシャトラに在住する惑星の象意がもたらすストーリー性が注目に値する。



この月と火星のコンビネーションは、通常、月と火星はコンジャンクトした場合、チャンドラマンガラヨーガを形成するが、相互アスペクトする場合も同じような効果が得られる。



チャンドラマンガラヨーガは、B.V.ラーマンの『THREE HUNDRED IMPORTANT COMBINATIONS』によれば「不正な手段で稼ぎ、女を売り、母に厳しく接し、母や他の親族に悪さをする」という象意である。



こうした配置が今回の出来事を分かりやすく象徴している。





片瀬那奈の今後


現在、土星/火星期だが、次は土星/ラーフ期で、土星もラーフも両方とも7室支配の火星を挟む惑星であり、月から見てもこれらは7室を挟んでいる。



ラーフは10室に在住している為、訪れた仕事は選ばずに何でもカツガツとこなし、ラーフのディスポジターは5室の月であるため、仕事は中断傾向があり、またケーマドルマヨーガの影響で、暫くはおとなしく過ごす時期である。



これは幼少時に内気で人見知りする性格だったことから推測できる。



またラーフは8室に在住して、同棲生活を渇望する配置だが、相手が不祥事でいなくなってしまい、同棲を解消しなければならなくなったことから、そうした渇望する欲求が満たされずに悶々とした時期を過ごすことになる。









ラーフのディスポジターの月は、2-8軸で星座交換をしていることから、同棲する相手を求めることになる。



然し、ラーフは8室を傷つけている為、渇望するが得られないという苦しい時期となる。



従って、土星/ラーフ期の間(2022/3~2025/2)は、今回の事件を引きずるものと思われる。



ラーフと土星は、7室の支配星に対するパーパカルタリヨーガを構成する2つの惑星であることから、直ぐに縁が切れるようには見えない。



但し、ダシャムシャではラーフが4室に在住し、ディスポジターの木星は11室で、7、10室支配の水星や9室支配の太陽とラージャヨーガを形成している為、仕事は普通にやり続けて、むしろ、上手く行くように見える。



その後、木星と同室して、出生図、ナヴァムシャ、ダシャムシャで天秤座に在住するヴァルゴッタマの水星期がやって来るが、水星は、ナヴァムシャが射手座ラグナで正しければ、7、10室の支配星で、1、4室支配の木星、9室支配の太陽と、ラージャヨーガを形成している。



従って、マハダシャー水星期においても仕事は順調に見える。



また水星は7室の支配星であるため、マハダシャー水星期において、結婚するのではないかとも思うのである。




ナヴァムシャが水瓶座の場合


念の為、ナヴァムシャが水瓶座ラグナの可能性も考えると、やはり、IT社長と出会ったのは、土星/金星期で、土星/太陽、土星/月、土星/火星と交際を続けてきたことになる。



金星は、配偶者の表示体で、月からの6室に在住しているため、目下の存在で、相手を尻に敷いていることをこれでも説明できる。



また太陽は、7室の支配星で、月は6室の支配星で、火星は7室の在住星である。



従って、これでも十分に説明することができる。



またマハダシャーの木星期は、木星が2、11室支配で、5室支配の水星と9室でコンジャンクトし、芸能の3室にアスペクトしている。



IT社長は、ITビジネスで年商3億円を上げる人物である為、7室支配の太陽が高揚しているということで納得できる。



またこのラグナだと、6室の支配星が、12室の支配星と星座交換する形になるが、これはヴィーパリータラージャヨーガの形であり、敵(批判者)がいなくなるという配置である。



今回、このIT社長との同棲を解消して、縁が切れたと主張して問題が解決するなら、こうしたヴィーパリータラージャヨーガの効果を考えてみてもいいかもしれない。



ダシャムシャは、水瓶座になるが、木星は9室で、5室支配の水星とコンジャンクトし、5-11のダナヨーガを形成して、芸能の3室にアスペクトしている。





土星はラグナローおっで11室に在住し、これでも土星期に仕事が順調であったことは説明できる。



従って、ナヴァムシャは、水瓶座ラグナでも説明出来そうに見える。



土星は、ラグナロードである為、この時期にパートナーが出来たことが分かるが、12室の支配星で6室に在住している為、度々、別離と交際を繰り返している。



そして、土星とラーフが6室に在住している為、パートナーを尻に敷いていると分かる。



パートナーを尻に敷いている場合、敷かれた方のパートナーは、こそこそと隠し事をするため、それで、片瀬那奈は同棲相手の麻薬使用を知らなかったということにもなり得る。



また7室から見て、土星は12室に在住し、ラーフは12室に在住する為、交際相手のIT社長は、逮捕され、収監され、あるいは執行猶予がついて暫くおとなしくしていなければならない。



相手に不祥事が起きたら、さっさと同棲を解消して縁を切れるのは、相手を尻に敷いているからこそである。



これだと、パートナーとの同棲を望んでいたという解釈が成り立たなくなるが、ラーフが6室に在住する場合、逆に相手を従業員のように囲っていた可能性も考えられる。



従って、ナヴァムシャが水瓶座ラグナでも十分、説明可能である。




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