プーチンの離婚の報と同時に流れているのは、統一ロシアの下院議員で、元新体操のアテネ五輪金メダリストのアリーナ・カバエワと再婚するのではないかといううわさである。
それで、念のため、アリーナ・カバエワの出生図を作成して、プーチンのチャートに並べてみると、交際していてもおかしくない惑星の位置関係が確認できる。
例えば、カバエワは牡羊座に月、太陽、水星が在住しており、月、太陽からみて7室で土星が高揚している。
現在、ラーフ/ケートゥ軸が天秤座と牡羊座の軸に入室し、また土星も天秤座にトランジットして、更に木星が5月末から双子座に入室して、天秤座にアスペクトし、月、太陽から7室にダブルトランジットを形成している。
これは結婚のタイミングである。
土星が出生の土星にリターンしており、年配の配偶者が現われるタイミングである。
更に蠍座には木星が在住しているが、そこにはプーチンのラグナが在住している。
ナヴァムシャチャートを見ても蠍座に木星、土星、月が在住しているが、配偶者を表わす9分割において蠍座が重要であることを表わしている。
一方、プーチンの出生図を見ると、7室支配の金星が12室で自室に在住して、8室支配の水星と接合している。
この12室にダブルトランジットが形成され、ラーフもトランジットしている今は、プーチンに秘密の交際や性的関係などが生じやすい時期である。
そして、7室支配の金星が天秤座に在住していると考えると、天秤座ラグナの女性という線が考えられる。
そこで、カバエワのラグナをプーチンの金星と同じ、天秤座のスヴァーティーに設定してみた。
プーチンは現在、土星/太陽期だが、その前が土星/金星期(2009年11月~2013年1月)だったことは注目に値する。
2011年11月~2012年5月ぐらいまで、木星が牡羊座、土星が天秤座にトランジットして、牡羊座と天秤座にダブルトランジットが生じていた。
つまり、プーチンの性生活を表わすアンタルダシャーロードの7室支配で12室に在住する金星に対して、土星と木星がダブルトランジットしていたのである。
このタイミングは7室支配で12室に在住する金星の象意が顕現するタイミングであるから、秘密の交際をした時期であったことは明らかである。
カバエワが、プーチンが党首として率いる与党「統一ロシア」から出馬して下院議員に当選したのが2008年、まさにプーチンからしてみたら、自分が主催するサークルに新人の美女が入門してきたような状況であった。
プーチンは、この時、土星/水星期で、土星/ケートゥ期を経て、おそらく2009年11月付近から土星/金星期に入っている。
2009年12月にカバエワは、男子を出産しており、父親が誰か明かされていない。プーチンだとの噂もあるという。
この時、プーチンは土星/金星期であり、土星は5室にアスペクトし、金星は5室支配の木星からアスペクトされている。
ダブルトランジットは、9ヶ月前の2012年3月頃にさかのぼると、木星が5室支配の木星にリターンし、土星が11室から5室にアスペクトし、12室に移動した後は5室支配の木星にアスペクトして5室にダブルトランジットが生じている。
子供の誕生のタイミングである。
カバエワのラグナは分からないが、もし天秤座ラグナであれば5室と9室の支配星にダブルトランジットしたタイミングである。
プーチンとカバエワの交際を否定するような要素は全く出てこない。カバエワの子供がプーチンの隠し子であるということも、プーチンのチャートでは納得できる。決定的に否定するような要素は出てこない。
プーチンとカバエワのチャートは、重ねてみると、夫婦であるということが自然と推測されるような非常に縁があるチャートである。
火のない所に煙は立たないというが、プーチンとカバエワの交際の事実は本当らしく見える。
ジャイミニのチャラダシャーで考えても、カバエワのDKの火星に土星がアスペクトしたのが、ちょうど、プーチンが土星/金星期の頃である。
土星が天秤座をトランジットして、木星が牡羊座をトランジットし、天秤座にダブルトランジットが生じていた。
プーチンの離婚を調べた時、こうした発想は無かったが、カバエワとの交際のうわさがネット上に散見されるので、調べてみたら、
非常に濃い縁のある惑星の位置関係をしていて、あたかも夫婦のチャートのように見える。
当局が火消しに躍起になっている交際のニュースは本当なのではないか。
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プーチン大統領離婚のTV発表は吉か凶か ロシア国民は再婚に注目
2013.6.10 15:45 産経ニュース
ロシアの国営テレビ局から提供されたプーチン大統領(左)と妻のリュドミラさんの映像=6日(AP)
ロシアのプーチン大統領(60)と妻のリュドミラさん(55)が破局した。国家元首のテレビでの離婚発表が吉と出るか凶と出るか。国民の関心は大統領が再婚するか否かに移った。次回大統領選は5年先。離婚が選挙に影響しないタイミングを狙って発表したとの見方も。しかし、政治評論家、ボリス・メジュエフ氏はイズベスチヤ紙に「彼はかなりリスクの高い行動に出た。彼の最も強固な支持層の一つである既婚女性の信頼に悪影響が出るかもしれない」と指摘。
国民が注目するのは大統領の今後。同国大衆紙は2008年、新体操のアテネ五輪金メダリストで与党「統一ロシア」の下院議員、アリーナ・カバエワさん(30)とプーチン氏が再婚すると報道。これが同氏の逆鱗に触れ、休刊に追い込まれた。インターネット掲示板には、離婚の背景にカバエワさんがいるとの臆測も書き込まれた。大統領報道官は「うわさやゴシップにすぎない」と火消しに懸命だ。(共同)
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