20日の日本MAセンター主催の
プラサンナン・ヘルケ氏のセミナーは、
『Applying to Jyotish to Business Decisions』
2時間という限られた時間ながらジョーティッシュの
醍醐味を存分に味あわせてくれて、初心者だけでなく、
上級者にも有益な充実したセミナーだった。
今後の研究に役立ちそうな考え方などを色々教えてもらう
ことが出来た。
やはり、ボーン・ポール・マンレイ氏が言うように、ジョーティッシュの勉強にはグルが必要である。既にジョーティッシュを実践して、様々な実践上の経験に裏付けられた知識が必要なのである。
そういう意味ではプラサンナン氏は優れたグルであり、
多くのものを提供してくれたと言える。
当日の私のダシャーは金星/金星/金星/月/木星であった。
木星は私にとって4重にグルを表しており、その日は精神世界の理解者、修行者より宗教や道徳に関する知識や教えを受けられる日であったのだ。
プラサンナン氏のセミナーで最も役立った情報は、会社設立の時間を彼が午前11:00頃に設定していることである。
実践上の経験に基づいた知識でこれ程役立つものはない。
その理由としては会社設立のセレモニーは朝9時だと早すぎるが、午後でもなく午前中であることが考えられるため、AM11:00ぐらいが最も可能性として高いからだという。
・・・経験上、11:00頃がもっとも上手く行くと・・・言っていたため、非常に実践上の経験に基づいた貴重なアドバイスである。
それ以外にも非常に役立つ貴重な知識が講義の随所にちりばめられており、非常に有益な2時間だった。
人間も会社も国家も出生日時とヴィムショッタリダシャーを検討すれば、その起こりうる出来事が予測できるという彼の豊富な実践経験上の確信を伝えてもらったとも言える。
そういう意味でジョーティッシュは単なる知識を覚えればよいのではなく、ジョーティッシュを実践してジョーティッシュが事象を予測できる優れた科学であることを理解している教師(グル)が必要なのである。
その確信を伝えてもらうことが教師の最大の恩恵であり教師の役割でもあるのである。
確信を得るのに教師の助けを借りるのが最短距離である。
自分で一から研究しているだけでは中々その確信までたどり着けない。教師の恩恵とは非常に必要でありがたいものである。
そしてその9室の象意である教師の恩恵とは自分から求めるものに与えられるようだ。
9室のカラカは木星であり、木星は自分からは与えないのであり、質問されたり、求められることに応じて与えるのである。
ジョーティッシュセミナー体験
2007.01.22
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