猪瀬直樹・東京都知事の出生図について

東京都知事の猪瀬直樹が「徳洲会5千万円問題」で辞任の意向を固めたようである。

ここ最近、猪瀬直樹に対するメディアの批判が激しくなされていたが、支持母体である自民党が猪瀬直樹に自発的辞任を促したため、この流れに拍車をかけた。

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猪瀬知事、辞職の意向固める 19日に表明
2013.12.18 23:43 産経ニュース
 東京都の猪瀬直樹知事(67)が、医療法人徳洲会グループからの5千万円受領問題で、知事を辞職する意向を固めたことが18日、分かった。
関係者が明らかにした。19日に記者会見を開き、表明する。
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自民・高村氏、猪瀬知事に自発的辞任促す 自民幹部で初めて
2013.12.18 12:17 産経ニュース

 自民党の高村正彦副総裁は18日午前、医療法人「徳洲会」グループから現金5千万円を受け取った東京都の猪瀬直樹知事に対し自発的辞任を促した。「職務権限と関係する人から5千万円を受け取った外形的事実だけで出処進退を決断するのに十分だ」と述べた。自民党幹部が猪瀬氏辞任に公然と言及したのは初めて。党本部で記者団に語った。

 同時に2020年の東京五輪開催を踏まえ、「知事の決断が遅れ、東京五輪の準備に支障が出るなら、招致に成功した知事としての大きな功績を台無しにすることになる」とも指摘した。
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現在、猪瀬直樹が陥っている状況から考えると、ラグナは牡牛座ラグナである。

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牡牛座ラグナにとっては、現在、木星が双子座をトランジットし、土星が天秤座をトランジットして、6室と8室に
ダブルトランジットが生じている。

従って、人から批判(6室)を受けたり、また自分よりも強いものから支配(8室)されたり、物事が中断(8室)し、スキャンダルから辞任(8室)に追い込まれるようなタイミングなのである。

猪瀬直樹の状況から考えると、これは見事に適合している。

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まず、徳洲会から5千万円の資金提供を受けたということは、8室の象意である。資金の贈与を受けたのであるから、不労所得の8室である。
然し、8室は不道徳なハウスであり、この資金提供は、職務上の利害関係のある人物からの資金提供であり、汚職に該当する。

この資金を受け取った段階で、猪瀬直樹は資金提供者の要求に屈せざるを得なくなるのであり、精神的に支配されることになる。

この資金提供者に支配される関係性が8室で表されている。

そして、その資金提供を猪瀬直樹は受けたが、それは借りたものだとして、「借用書」を示したが、徳洲会側は、貸したものではなく、提供したものであると言っている。そして、猪瀬直樹の発言に対して怒っているという。

これは猪瀬直樹の8室支配の木星が6室に在住していることで表されている。

8室支配の木星は資金の贈与を受けた相手を表しているが、その木星が6室に在住しているため、その相手を軽く扱っているのである。

結果的に猪瀬直樹は徳洲会の人間をも敵に回してしまったようである。

そして、国民やマスメディア、資金提供者の徳洲会が、猪瀬直樹を激しく批判する中で、ついに猪瀬直樹は辞任を決断したようである。


猪瀬直樹が、牡牛座ラグナだと閃いたのは、こうした6室と8室のダブルトランジットという状況もあるが、

最近、伝えられたニュースで、猪瀬直樹が整形手術をしていたという疑惑の存在にもよる。

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猪瀬直樹ストレスで顔面崩壊の危機 二重まぶたが一重になってきた?
もぐもぐニュース 2013年12月12日 10時26分 (2013年12月14日 11時23分 更新)

東京都の猪瀬直樹都知事(67)は、今月12月9日、都議会の総務委員会にて、医療法人徳洲会グループから現金5000万円を受け取った問題について謝罪。1年間の給与を都に返上すると発表した。政治家生命も危ういと言われている猪瀬都知事だが、それよりもピンチをささやかれているものがある。

「それは都知事の顔なんですよね。以前のような精悍な面立ちがみごとなまでに…口角は下がるし、頬はたるんでいて、見ていられない。以前整形疑惑がささやかれたきれいな二重まぶたも、なんだかたるんで一重になってきたように思えます」(週刊誌記者)

たしかに過度なストレスから突発性の顔面神経麻痺といった、顔の筋肉に異常が起きることもある。中には障害側の眼を閉じることができなくなり、目が乾いて視力障害を起こすこともある。まぶたを閉じられなければ泣いて会見することも不可能になるのだ。

連日連夜の各方面への釈明など、都知事の抱える重圧は並大抵のものではないはず。

「また下手な美容整形をほどこすと、ちょっとした精神の変調から顔の筋肉のバランスが崩壊することもあります。まあよっぽど腕の悪い医師が担当した場合ですけどね。そんな整形を受けた方が、猪瀬知事並みの状況に置かれたら、顔面崩壊する危険性もありえます」(整形に詳しい美容ジャーナリスト)

給与の返還表明などでようやく一息つけるかもしれない猪瀬都知事。くれぐれも顔の筋肉をいたわってほしいものだが。前のようなイケメンっぷりをもう一度見せて欲しい。

文/田中結子
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整形手術を最もしやすいのが牡牛座ラグナなのである。

それは美容に対する欲求が最も強く、その為には整形手術などで身体にメスを入れることも厭わない。

美しくなるために手段を選ばないのである。

通常、元々生まれ持って授けられた身体にメスを入れて変えることについては、道徳的に問題があると直感するのが平均的な人間なのであるが、

牡牛座の人には道徳性を表す木星が8、11室を支配する為か、この感覚が欠如しているようなのである。

マイケルジャクソンや、ベッカムなど、整形手術をした有名人の中には牡牛座ラグナの人物が多い。

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そんな所から猪瀬直樹を牡牛座ラグナに設定したが、彼は様々な分野に幅広く好奇心を持つことから、牡牛座ムリガシラーに設定した。

そして、更にナヴァムシャのラグナを乙女座にするため、ラグナを牡牛座ムリガシラーの第2パーダとした。


そうすると、現在、猪瀬直樹は水星/火星期である。

マハダシャーの水星は蠍座に入室しているが、水星をラグナとすると10室支配の太陽が水星と接合し、水星期に政治や行政に関わることを表している。

2001年に小泉内閣の行革断行評議会に名を連ね、2002年に道路関係四公団民営化推進委員会委員に就任し、活発にマスメディアで発言を繰り返していたが、この時期は政府の仕事に関わったことを表している。

この時はマハダシャー土星期であるが、ナヴァムシャでは土星からみると太陽が10室で獅子座自室に在住しており、政府(行政)の仕事を表している。

その後、2004年にマハダシャー水星期になるが、2007年に水星期のセカンドアンタルダシャーの水星/ケートゥ期に移行すると、
石原慎太郎の下で東京都副知事を務めている。

つまり、水星期から彼は政治家になったのである。

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2001年 小泉内閣の行革断行評議会(行政改革担当大臣の諮問機関)に名を連ねる。
2002年、道路関係四公団民営化推進委員会委員に就任。
2007年、地方分権改革推進委員会委員に就任。
2007年から、石原慎太郎知事の下で東京都副知事を務めていたが、石原知事の退任に伴い後継指名を受け、
2012年12月16日の東京都知事選挙に立候補の届出。そして選挙で433万8936票を獲得し、日本の選挙史上では個人としては最多得票記録で当選を果たした。青島幸男、石原慎太郎に続き、東京都知事は3人連続で作家出身となった。

(wikipedia 猪瀬直樹より引用抜粋)
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そして、2012年12月16日に東京都都知事選に立候補して、433万8936票を獲得して、都知事に就任した。

この時が、水星/月期である。水星からみると月は9室支配で11室に在住している。

月は大衆を表し、11室は、高い評価や称号、肩書き、役職を表している。

彼の月はラグナから3室(メディア)支配で5室(イベント、教育)に在住しているため、彼の当選にはメディアが大きな役割を果たしたものと考えられる。

 

そして、現在、猪瀬直樹は水星/火星期である。

アンタルダシャーの火星は月からみると3、8室支配で蠍座自室に在住し、またナヴァムシャでも月、水星からみて3、8室支配である。

この火星は月からみて最悪の凶星であり、蠍座に在住していることから、粘着質の執念深く深い目的を胸に抱く悪意のある人物を表している。

私は以前、乙女座ラグナで3、8室支配の火星が暴力団の表示体となっており、火星期に暴力団との関わりにより、悩まされた人のチャートを見たことがあるが、おそらくそれと同じようなパターンである。

猪瀬直樹のこのアンタルダシャーの3、8室支配の火星は、「徳洲会」の徳田ファミリーを表していたと考えられる。


粘着質で、政治家に巧みに近づき、資金を提供し、恩を着せて、便宜を要求する。

昔、政治家や官僚に料亭で賄賂を渡すといった古い政官財が癒着した自民党のやり方である。

然し、今ではこうした不透明な資金提供は社会的に許されず、即座に罰を受ける。

猪瀬直樹は非常に古い時代の自民党の文化をここで再現したようである。

それは猪瀬直樹の蠍座に惑星集中しているからである。

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この3、8室支配の火星期に「徳洲会」という暴力団のような組織と関係が出来き、そして、資金の提供を受けて、猪瀬直樹は悪に染まった(8室)のである。あるいは魂を売った(8室)と言ってもいいかもしれない。

そして、そのことが今、スキャンダル(8室)として明るみに出て、失脚(8室)しようとしている。


ダシャー、トランジット共に8室の時期であるため、今、猪瀬直樹は辞任しようとしているのである。


因みに猪瀬直樹が、作家としてそれなりに輝いていたのが、『ミカドの肖像』(1986年)で、第18回大宅壮一ノンフィクション賞や、ジャポニスム学会特別賞を受賞したり、『日本国の研究』(1997年)で、文藝春秋読者賞を受賞した頃である。

この頃は、マハダシャー土星期であり、土星はラグナからみて9、10室支配のラージャヨーガカラカで文筆の3室に在住し、月から見ても土星は創作の5室を支配して、評価の11室に在住している。

そして、土星から見ると創作の5室に金星、太陽、水星、火星、ケートゥが在住している。

5室の創作とは、文筆も含めた広い意味での創作であり、もし5室に水星などが在住すればそれは著作活動を表している。

従って、マハダシャー土星期には質の高い著作活動が出来たと思われる。

例えば、猪瀬直樹が三島由紀夫について書いた『ペルソナ―三島由紀夫伝 』(文春文庫)などは、私も以前、コラムの中で引用したが、こうした作品は皆、土星期に書いた作品である。

土星からみると5室に5つの惑星が集中していることは、彼が多作であることを示しており、また土星のディスポジターである3室支配の月が5室に在住していることも作家としての創作活動を表している。

またこの配置はナヴァムシャでも繰り返されており、ナヴァムシャで月や文筆の表示体である水星からみた5室支配の土星は3室に在住し、土星からみると5室で木星が自室に在住している。


猪瀬直樹は、学生時代に新左翼運動をしていたが、大学卒業後の1972年に明治大学大学院政治経済学研究科政治学専攻博士前期課程にて政治学者の橋川文三に師事し、日本政治思想史を研究している。

ナショナリズム研究の橋川文三に教えを請うたことで、猪瀬直樹の作品は、皇族や天皇といった存在、また三島由紀夫といった右翼知識人の生き様などに注目した作品が多い。

(※因みに三島由紀夫が自衛隊市ヶ谷駐屯地で自衛隊に決起を促して切腹自殺した時、三島由紀夫の獅子座ラグナから見て12室蟹座に在住するマハダシャーラーフ期であった。蟹座に在住するラーフ期であったからこそ、狂信的に天皇を崇拝したのである)


これは彼の土星が、蟹座3室に在住しているからである。蟹座は王室のハウスであり、だから天皇家に関心を抱いたと言える。

そして、9、10室支配の土星が蟹座に在住していたので、ナショナリズム研究の橋川文三に教えを請うたと言える。

1972年に橋川文三に師事した時のダシャーが木星/土星期であり、木星からみると土星は4、5室支配で10室蟹座に在住している。

 


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