・ジャイミニスキームでのラグナ検証
成宮寛貴を獅子座ラグナに設定したが、この獅子座ラグナがジャイミニ・スキームでも説明できるかどうかである。
ジャイミニスキームで見ると、2006年9月13日~2016年9月13日まで、チャラダシャーが天秤座である。
天秤座は演技やパフォーマンスを表す3室で、天秤座には5Lの木星が在住しており、PKの金星とAmkの太陽がアスペクトして、ジャイミニ・ラージャヨーガを形成している。
従って、これまで芸能界での活動が順調であったことを示唆している。
然し、2016年9月13日からチャラダシャーのメジャーダシャーが4室の蠍座に移行している。
蠍座にはDKの火星が在住し、GKの月がアスペクトしている。
従って問題が生じやすい時期である。
特にDKの火星はマラカの役割もする為、健康状態を損なう象意があり、そこに6室の表意星であるGKがアスペクトしている。
4室が傷ついているため、心の健康状態を損なうタイミングである。
また蠍座をラグナとすると、GKがラグナにアスペクトしているため、このことでも健康状態を損なうタイミングである。
ラグナはアイデンティティーや自信にも関係するハウスであるため、ここにGKがアスペクトしていることで、まず、心理状態がおかしくなっているということが理解できるのである。
但し、PKの金星とAmkの太陽は蠍座から見て10室に在住しているので、仕事運が悪いという訳でもないのである。
この蠍座のメジャーダシャーは1年だけであり、次に2017年9月13日から射手座のメジャーダシャーの時期に移行する。
射手座の時期は、2017年9月13日~2027年9月14日迄である。
射手座にはケートゥが在住し、ラーフと土星、そして、自室の水星がアスペクトしている。
10室は強く、またPKの金星とAmkの太陽が9室に在住し、5室と11室にジャイミニアスペクトしている。
創造の5室や収入の11室にジャイミニアスペクトしており、また9室にAmkが在住する時期はキャリア上の上昇の時期である。
2019年2月22日からヴィムショッタリダシャーでもマハダシャー金星期になり、1室支配の太陽と3、10室支配の金星が絡んで1-10のラージャヨーガが発動する良い時期である。
従って、成宮寛貴のチャラダシャー射手座の時期は良さそうな時期である。
現在、チャラダシャーは蠍座/蟹座であるが、ダシャムシャを確認すると今の時期は問題があることが確認できる。
ダシャムシャ(D10)を見ると蠍座ではラーフが減衰し、蟹座から減衰したDKの火星がアスペクトしている。
今回、ダシャムシャのラグナが射手座で正しければ、蠍座は12室で、蟹座は8室である。
従って、ジャイミニスキームで見ても現在の蠍座/蟹座の時期は、問題が生じるタイミングである。
チャラダシャーが天秤座の時期は天秤座から見て、Amkの太陽が10室にアスペクトし、AKの土星もアスペクトして、ジャイミニラージャヨーガを形成している。
また10室にはDKが在住しているため、AKとDK、AmKとDKでジャイミニラージャヨーガを形成している。
また天秤座にAmkの太陽がアスペクトしており、天秤座の時期はキャリア的に良い時期であることがダシャムシャでも説明できる。
すると、チャラダシャー蠍座の時期を抜けて、チャラダシャー射手座の時期が来ると、そこにはPKの金星とBKの水星が在住しており、ラグナに2つの吉星が在住している状態である。
また射手座から見ると、Amkの太陽が11室にアスペクトしている。
従って、チャラダシャー蠍座の時期を抜けて、射手座の時期になれば成宮寛貴はまた運気が上昇してくるはずである。
・成宮寛貴が獅子座ラグナであると考える別の理由
成宮寛貴は、2005年9月に女性誌『anan』でオールヌードを披露した(wikipedia)というが、おそらく獅子座ラグナだとその行動は理解できるのである。
沢山の俳優が存在してもヌードを披露する俳優はそんなに多い訳ではない。
それはチャートの中に示されていなければならない。
獅子座ラグナだと3、10室支配の金星がラグナに在住し、ラグナロードで自室に在住する強い太陽に接合している。
3室はパフォーマンスのハウスであり、10室は行為のハウスである。
3、10室支配の金星は俳優の演技を表している。
その金星に身体を表すラグナロードの太陽が接合しているが、太陽は身体の表示体であるため、ラグナロードの太陽は2重の意味で身体を表している。
おそらく、その為に成宮寛貴は自分の表現の活動において自身の身体(肉体)を用いるのである。
それも肉体の表示体である太陽は自室で強いため、かなりその表現において自己主張が強くなるのである。
オールヌードを披露するというのは、自分の肉体美をプレゼンテーションしたいという欲望であり、それはこの配置から生まれたものである。
獅子座ラグナだからこその表現であると言える。
例えば、同じ獅子座ラグナの織田裕二と共演してみても存在感で全く引けを取っていない。
これは成宮寛貴が、織田裕二と同じ獅子座ラグナであり、主役を演じれる俳優だからである。
また獅子座に定座の太陽と3、10室支配の金星が在住して、獅子座自体は織田裕二よりも強い訳である。
従って、写真を見ると織田裕二を存在感で圧倒している感じがよく出ている。
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