古閑美保のラグナを獅子座に修正した。
途中、ずっと乙女座ではないかと思い込んでいたが、細かい要素を調べて、妹の存在も調べ、写真も見たり、また西岡選手やダルビッシュ選手との週刊誌の記事などもチェックし、更に乙女座に在住するハスタが医療占星術で手を表すこともチェックし、0:00:01と23:59:59でチャートを出力して、現在のダシャーの可能性のある範囲を絞り込んだ。
そして、水星期とケートゥ期と金星期の3つの可能性があることを知った段階で、今が水星期からケートゥ期への変わり目である可能性が最も高いことを知り、そして、その観点からパラシャラズライトの時刻修正ツールで、ラグナの位置を前後させて、大体、可能性のあるラグナを絞り込んだ。
その結果、出てきたのは天秤座、乙女座、獅子座の辺りであった。
天秤座は、職業という観点から可能性として消去され、そして、水星期が11室に絡んでなければならないという観点から、乙女座ラグナと獅子座ラグナまで絞り込まれたが、最終的に妹との関係などから、獅子座に絞り込んだ。
獅子座の可能性が大きくなってきた段階で、乙女座ラグナにすると、事象と一致しないことに気づいた。
スポーツ選手なら3室に火星や木星が在住していて、それが妹の3室に絡んでいなければならないという観点から、
乙女座の可能性は小さくなった。
ダシャーバランスで、ラグナを3つぐらいまで絞り込めるので、その後、3つのラグナから1つのラ グナまで絞り込むのは、兄弟の存在とか、就いている職業、あるいは受けた教育などの観点から調べることで可能である。
子供を出産していたり、結婚していたりする場合は、ダブルトランジットの観点から、絞込みはかな
り容易になる。
このように考えると、時刻修正のプロセスについて、かなりシステマティックで、安定した結果を出
せる方法論が確立してきたと考えている。
私は何度もラグナ特定を行なっているが、まず、基本的に0:00:01と23:59:59でチャートを作ってみて、ダシャーバランスをチェックして可能性のあるダシャーの範囲を特定したり、月の位置がどの時間でずれるのか、またはどの時間でもずれないのかなど、そういった可能性の範囲を絞り込むことからスタートする。
そうして、かなり絞り込めた段階で、惑星と教育、惑星と職業、子供の誕生のタイミング、結婚のタイミング、兄弟の存在、などの観点から、最後に1つのラグナを特定している。
これは何か最初から分かっていたというよりも、ラグナを特定しようとして、試行錯誤しているうちに、自分の中で自然に確立されてきたプロセスである。
これで最近になってある程度の結果を出せていることから、ラグナ特定、時刻修正のプロセスについての1つの方法論が確立されてきたと思うのである。
最後までとことんにロジカルに理詰めでラグナの可能性を絞り込んでいくのであり、頭の中で、ラグナを変えて、惑星の支配と在住、トランジットなどを何度もシュミレーションし、計算して、試行錯誤するうちにその試行錯誤で汗をかく中で、直観が働き、途中で、ラグナが獅子座が正しいのではないかと知るのである。
最初から直観で獅子座ラグナだと分かるのはかなり難しいはずであり、彼女の丸顔などからは、蟹座の特徴も出ており、ラグナロードが蟹座に在住しているので、蟹座の特徴が出ていることなど、 その試行錯誤の中で可能性として気づくのである。
占星術はマインドで汗をかいて計算しないと、そこに直観が降りてこないのである。
もし手計算で天文歴を使って何度も出生図を作成していたら、かなり、その辺りが強くなるはずであり、繰り返された計算による訓練で、すばやく計算を繰り返していると、もっとアイデアやひらめきが降りてくるはずである。
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