サントリー新浪剛史・経済同友会代表について




最近、ジャニーズの性加害問題に対する厳しい批判で、サントリー新浪剛史社長の発言が注目されていた。


このことについて、「性暴力は個人の尊厳を著しく踏みにじる重大な人権侵害だ。たとえ被害者が1人であっても許されない。(略)決してあってはならない」と発言した岸田首相以上に注目を集めたという。



デイリー新潮の2023/11/9付けの記事によれば、新浪剛史氏は以下のように発言している。



「(企業がジャニーズのタレントを広告に起用し続けることは)チャイルドアビューズ(子供への虐待)を認めることになり、国際的にも非難の的になる」

「人権侵害は認めたり看過できたりするものではない」

「毅然(きぜん)たる態度を企業として示さなくてはいけない」

かなり厳しい発言で、こうした発言がきっかけになって、企業のジャニーズ離れが決定付けられたという。







その他にも2021年の経済同友会の夏季セミナーで、「45歳定年制を敷いて会社に頼らない姿勢が必要だ」と発言して、多くの反発を招いたようである。


後に「45歳という節目の年に自分の人生を考えるのは大切だ」という主旨だったと釈明したが、リストラのための言い訳ではないかとサントリーの不買運動を呼びかける人も現れるなど、SNSは大いに盛り上がったという。


こうした発言で、注目されている新浪剛史氏だが、かつての部下たちからそうした厳しい批判が出来る立場であるかどうかという疑問も上がっている。


ローソンの社長時代の新浪剛史が、部下に対するパワーハラスメントが酷かったとの批判が証言が出ているのである。




「ローソン社長時代の新浪さんの幹部クラスでのあだ名は“荒波”でした。直情型ですぐにブチ切れて人を怒鳴りつけるなどのパワハラ気質がひどかったからです。(略)“どの口が人権なんて言うの?”と思っているローソン関係者は多い」(週刊新潮 10月5日号)

「会議の場で、売り上げの数字などが思ったように伸びていないとの報告があると、新浪さんは自分の携帯をその部署の担当者に投げつけるのです」(週刊新潮 10月12日号)



こうしたパワーハラスメント疑惑と同時にローソンの社長時代にハワイで、計10億円のコンドーミニアムを購入し、社員には一切、秘密で、私物化していたとの疑惑が報じられている。


会社側は「保養所」として説明するが、社員は一切、福利厚生でそのような施設を使ったことはなく、元役員はそうした見方を否定して、新浪剛史氏が、プライベートで使うものであったという認識だったという。


新浪剛史は、会社の金でハワイに5戸のコンドーミニアムを購入し、プライベートで使用していたというのである。




またデイリー新潮が明らかにした新浪剛史氏の過去のプロフィールによれば、4回の結婚(つまり、3回離婚)を経験しており、そのうちお気に入りの女性社員を秘書にして結婚したこともあったという。


こうしたパワーハラスメントやジャニーズ性加害問題への厳しい公での発言、4回の結婚歴(3回の離婚歴)、お気に入りの女性社員を秘書にして結婚といった過去の事実から、種々検討した所、ラグナはおそらく、射手座であると分かった。






ハワイに高級コンドーミニアムを購入、熱海にも別荘を所有


射手座ラグナに設定すると、4室支配の木星が、12室に在住して、5、12室支配の火星と相互アスペクトしているが、これが海外に不動産を所有する配置である。



ローソン社長の立場を利用して、会社の金で、私的に利用するコンドーミニアムを購入したが、それは社員に対しては全て秘密であった。



それは4室支配の木星が12室(隠れた場所、海外)に在住しているからである。



この5戸のコンドーミニアムをハワイに購入した時のトランジットを確認すると、4室や4室の支配星にダブルトランジットしていたことが確認できる。





4回の結婚、3回の離婚歴(すなわち結婚と離婚を繰り返し、関係が長続きしない)



また新浪剛史氏が3回離婚して、4回結婚しているという事実は、ラグナに土星が在住し、ラグナとラグナロードに火星がアスペクトしている配置からよく分かる。



パートナーの7室をラグナとすると、射手座7室には、8室支配の土星と6室支配の火星が絡んでおり、6-8の絡み、及び、土星、火星によって7室が激しく傷ついている。







また7室支配の木星は離婚の6室に在住し、6室支配の火星からアスペクトされている。



従って、パートナー目線で見た場合に結婚は上手く行かないことがはっきりと出ていることが分かる。



ラグナから見ると、ラグナロードの木星が12室に在住している為、パートナーとの結婚から逃げる配置である。




射手座ラグナの典型的な恋愛傾向


そもそも射手座ラグナは、配偶者の表示体である金星が、6室の支配星である為、自分の部下や目下の女性と結婚することが多い。



しかし、相手の女性は、金や権力に魅かれて、近寄ってくる人が多く、多くの場合、離婚して多額の慰謝料を請求したり、離婚訴訟になる場合も多いのである。




新浪剛史氏も自分の部下の女性秘書と恋愛関係にあったが、ローソンの社長になるにあたって、この関係をメディアから隠すためにこの女性秘書を海外に人事異動したようである。



「彼に利用された」「本当にひどい人」 サントリー新浪社長の封印された「女性秘書とのトラブル」
2023年11月08日 デイリー新潮

不可解な人事

「パワハラ」「中国ベッタリ」「ハワイ豪華コンドミニアム私物化疑惑」。「週刊新潮」はこれまで、サントリーの新浪剛史社長(64)の裏の顔を明らかにしてきたが、今回は「女性トラブル」。“本当にひどい人”“利用された”と吐露していたその女性との間に何があったのか――。

 ***

 新浪氏が2002年にローソンの社長に就任する前後、彼の古巣である三菱商事社内では、ある人事が波紋を呼んでいた。それは、1990年に入社した女性社員、A子さんを巡るものだった。

「A子さんは当時、小島順彦副社長の秘書を務めていたのですが、突然、当時ニューヨークにあった子会社『フラーレン・インターナショナル・コーポレーション』に異動になったのです」

 そう振り返るのは、三菱商事の元社員である。

「当時、ウチの女性社員は事務職掌と一般職掌に分かれていて、事務職掌が今でいう一般職、一般職掌が総合職。彼女は事務職掌だったので、海外、それもニューヨークに転勤なんて、前例のない人事でした。商社ではない一般企業でも、事務で入った女性社員のニューヨーク転勤は異例でしょうが、ウチでも同じ。なぜこんな人事が、と社内で話題になりました」

 この元社員が“あれってどういうこと?”と同僚の一人に聞いたところ、

「新浪さんとの関係を口止めするような形で海外異動になったらしい、との解説をしていました。確かにあの人事が発表される前、新浪さんとA子さんはそういう関係らしい、といううわさが流れていたので、なるほど、と思いましたね」

“やっぱりうわさは本当だったんだ”

 別の三菱商事元社員もこう語る。

「元々新浪さんとA子さんが交際しているといううわさがあり、あの人事によって、社内では“やっぱりうわさは本当だったんだ”という受け止め方をされていました。新浪さんがローソンの社長になるにあたって、彼女を海外に行かせればマスコミがかぎつけてもたどり着けないだろう、との判断だったと聞きました」

 もちろん、当時社内に流れていたのはあくまでうわさに過ぎない。そのうわさは根も葉もないものだったのか、それとも――。

“本当にひどい人だった”

「私はA子さんから直接、新浪さんに対する恨み節を聞いたことがあります。彼女は新浪さんについて“本当にひどい人だった”と言っていました」

 そう明かすのは、三菱商事元幹部である。

「何でも、新浪さんが小島副社長に近づくために彼女を利用して、ローソンの社長になったら用済みとばかりに捨てられた、という話でした。A子さんと新浪さんには男女の関係もあり、A子さんとしては恋人だと思っていたけれど、新浪さんはそうは思っていなかった。ローソン社長になるために利用する目的で自分に近づいてきた、といった話をしていました」
 新浪氏は29歳の時に社内留学制度を使って米ハーバード大に留学。2年でMBA(経営学修士)を取って帰国した後、熱海のリゾートマンションを買ったことを、後に雑誌の取材で明かしている。

「新浪さんは当時、その熱海の物件を別荘として利用していたらしく、A子さんはそこを度々訪れた、と話していました。新浪さんがそこでローソン社長になるためのプレゼン資料を作っているのも見たことがある、と。もちろん私は二人の男女の関係を裏付けるような場面を目撃したわけではありませんが、とにかく彼女がしきりに新浪さんへの恨み節を漏らしていたのは事実です」(同)
 新浪氏とA子さんの関係や異例の人事について、三菱商事の広報部は、

「個人のプライバシーや個別人事に関するご質問にはお答えしていません」

 と言うのみだった。

 新浪氏にもサントリーを通じて取材を申し込んだところ、次の回答が寄せられた。

「ご質問にあるような事実はございません。プライベートな質問につきましては、回答を控えさせていただきます。貴社の度重なる誹謗中傷は新浪の名誉を棄損する違法な行為であり、ここに厳重に抗議いたします」

 新浪氏は経済同友会の代表幹事であり、また内閣府経済財政諮問会議の民間議員でもある。その発信力は際立っており、ある時はジャニーズ問題で厳しい姿勢を見せ、またある時は「45歳定年制」をぶち上げて波紋を呼ぶなど、新浪氏の影響力は一企業内に収まらない。

 その一方で、これまでに「週刊新潮」が報じてきたパワハラや不可解な不動産取引など、新浪氏には「辣腕のプロ経営者」とは別の顔が見え隠れする。

 にもかかわらず、なぜこれらは一切報じられなかったのか。ある財界関係者は、サントリーの莫大な広告費などがメディアの「タブー」を醸成しているのだと指摘する。多くのメディアにとって、密接な関係を持つ企業やそのトップの後ろ暗い面を報じるわけにはいかないのだと――。11月9日発売の「週刊新潮」では、新浪氏の裏の顔について詳しく報じる。

週刊新潮 2023年11月16日号掲載


しかし、今頃になって、この上記のように怒りを抱えた女性秘書が、メディアにリークして、この女性秘書との関係が暴露されたようである。




また本文中にあるように週刊新潮が、このことについて、サントリーに取材を申し込むと、「ご質問にあるような事実はございません。プライベートな質問につきましては、回答を控えさせていただきます。貴社の度重なる誹謗中傷は新浪の名誉を棄損する違法な行為であり、ここに厳重に抗議いたします」と、逆にメディアの記者に向けて恫喝した模様である。




こうしたことは、6、11室支配の金星が3室(食欲、性欲、睡眠欲)に在住していることで生じる出来事である。



3室は食事やショッピングをするかのように性的関係を持つ配置であり、不倫のハウスである。







新浪剛史氏は、部下(6室)、同僚(11室)との間で、結婚するつもりのない軽い恋愛関係、性的関係を築く配置なのである。



しかし、金星は、6、11室の支配星である為、その関係は、意見の不一致や、相手からの批判や、恨みという形で終わることが多いのである。



そして、6室支配の金星が、3室(メディア)に在住して、3-6の絡みが生じ、更に3室支配の土星からアスペクトされて傷ついている為か、今回のデイリー新潮の記事のようにメディアからこのことを批判的に報じられているのである。




新浪剛史氏は、社内留学制度を使って米ハーバード大に留学して、帰国してから、熱海にリゾートマンションを購入し、この物件を別荘として利用していたらしいが、この上記の女性秘書も度々この別荘に訪れたという。




この熱海にリゾートマンションを購入したことも4室(不動産)支配の木星が12室(郊外、辺境の場所)に在住することで表されているが、その木星は、7室から見た7室の支配星である為、そうした辺境のリゾートマンションでは、度々、パートナーと逢瀬を重ねることになる。



4室支配の木星が12室に在住する配置は、そうしたパートナーとの隠れた恋愛(逢瀬)の為の別荘でもあるのであり、後に述べるハワイに5戸購入したコンドーミニアムもそうした目的で購入されたのである。



しかし、7室をラグナとすると、木星は7室の支配星で6室に在住している為、熱海の別荘やハワイのコンドーミニアムに呼ばれた女性たちとはあまり調和や意見の一致がなく、関係は短命なものに終わりがちだったのである。





パワーハラスメント -6室の火星-


それと、新浪剛史氏は、ローソンの社長時代に部下に対して凄まじいパワーハラスメントを行っていたことがデイリー新潮の記事で伝えられている。







射手座ラグナであれば、暴力の6室に火星が在住しており、これは敵を粉砕する配置である。



この配置の危険な暴力性は、度々、ブログの中で解説して来たが、ロシア革命で多くの粛清を行ったレーニンの6室の火星、多くの部下を残虐に粛清した北朝鮮の金正恩の6室の火星、フランス革命で多くの王侯貴族をギロチンで処刑したロベスピエールの6室の火星、日本赤軍の最高幹部として殺人を行った重信房子の6室の火星などに現れているように極めて、暴力的な配置である。


(因みにこのうち、金正恩と重信房子は、私がラグナを修正した結果、6室に火星が配置されていると考えている)



またこれ以外でも現在、ウクライナへの侵略戦争を行っているロシアのプーチンも1、6室支配の火星が、2、5室支配の木星と2-6の星座交換をしている為、実質的に6室に火星が在住しているかのような配置となっている。




こうした暴力的な人々と同じ6室の火星を持つ為に新浪剛史氏の部下に対する暴力は凄まじく、ローソン時代の部下にはストレスで病気になった人もいるという。



携帯電話を投げつけ部下が骨折」「“給料泥棒!”人格否定の暴言・恫喝」「ストレスで病気になった幹部も」 ジャニーズ問題で注目の新浪サントリー社長の凄絶パワハラ
2023/10/4 11:31 デイリー新潮

「“クビだ!”“給料泥棒!”と人格否定」

ついに将来的に廃業という事態にまで至った「ジャニーズ問題」。その過程でサントリーHD社長にして経済同友会代表幹事の新浪剛史氏(64)が果たした役割は小さくなかったといえよう。企業がジャニーズのタレントを広告に起用することについて、「チャイルドアビューズ(子供への虐待)を企業として認めることになる」と述べるなど、彼の発言がジャニーズ離れの勢いを加速させ、スポーツ紙には「新浪ショック」の文字も躍った。「人権擁護の旗手」の感さえ漂う新浪氏だが、実は彼自身が凄絶なパワハラを働いていた。

***

「海外で批判されるからということではなくて、自分の企業が持っている自らの行動規範の中では人権は大変重要であり、そういった意味で今回明確になった。ジャニー氏の行いは決して許されるものではないと」

 9月29日に日本記者クラブで行われた会見でもジャニーズ問題を厳しく追及した新浪氏。無論、ジャニー氏の行為が許されざるものであったことは疑いの余地がない。しかし果たして、新浪氏に「人権」をうんぬんする資格があるのかどうか。彼の行状を振り返ってみる。

 慶應大学経済学部出身の新浪氏が三菱商事を経てローソンの社長に就いたのは2002年のこと。同社の立て直しに成功した後の14年には、請われてサントリーの社長に就任した。

「ローソン社長時代の新浪さんはとにかくパワハラがひどかった」

 と、ローソンの元社員。

「すぐ怒鳴る、襟元をつかんで罵倒する、といったことは日常茶飯事。“クビだ!”“給料泥棒!”などの人格否定の暴言、恫喝がひどく、耐え切れずに辞めた幹部が何人もいます」

「上半身の骨が折れてしまった」

 しかし、彼のパワハラは言葉だけにとどまらなかった。

「新浪さんが社長に就任した当時、ローソンでは携帯電話を全社員に1台ずつ、取締役には2台持たせていました。その中で新浪さんは一人で3台の携帯を持っていたのですが…」

 と、ローソンの元幹部。

「会議の場で、売り上げの数字などが思ったように伸びていないとの報告があると、新浪さんは自分の携帯をその部署の担当者に投げつけるのです。私自身、そういう場面を何回も見たことがあります。新浪さんは若手社員にはそういった姿を見せず、部長職以上が参加する会議で携帯を投げる。ある幹部は、携帯を投げられたせいで上半身の骨が折れてしまったと言っていましたよ」
 もはや、これはパワハラどころではなく傷害事件だろう。しかも、新浪氏による「パワハラ加害」の証言は他にもあるのだ。

「顔がドス黒くなっていた」

「運営本部のある幹部は、来る日も来る日も新浪に“前年比売り上げ何%上げるって言っただろう!”などと数字について詰められていました。会議の時は必ず、電話でも毎日のようにプレッシャーをかけられていました」

 そう明かすのは、ローソンの元役員。

「ある時、その幹部とトイレで一緒になると、一体いつまでトイレにいるのかっていうくらい長い時間いるので聞いてみたら“尿が出ない”と。別の日にもトイレであさっての方を向いてトローンとした目でボーッとしていたので声をかけたら、“いや、ストレスで……”と言っていました。連日新浪に詰められたせいで精神的に参って排泄障害になってしまったのです」
 被害者たるこの幹部氏は、ある地方の店舗を束ねるスーパーバイザーを務めていた時、店で泥棒を捕まえて新聞に載った。それを見た新浪氏が幹部として登用したという。

「この幹部は課長、部長、役員、とトントン拍子で出世しました。でも彼は新浪が社長になってから一気に老けましたし、排泄障害のせいで腎臓を悪くしたのか、一時期顔がドス黒くなっていました。ただし、新浪がいなくなってからは“尿の出が良くなった”とホッとしていましたよ」(同)
 これらの証言からは、声高に「人権」を叫ぶ資格があるとは到底思えない新浪氏の実像が浮かび上がってくる。自身のパワハラ加害についてどう弁明するのか。「週刊新潮」はサントリーを通じて新浪氏に取材を申し込んだが、「事実無根」と答えるのみ。

 10月5日発売の「週刊新潮」では、複数のローソン関係者などの証言をもとに、新浪氏の凄絶なパワハラの詳細など、「新浪氏の正体」を4ページにわたって報じる。

「週刊新潮」2023年10月12日号 掲載



ナヴァムシャのラグナ



おそらく、このような暴力的な配置はナヴァムシャでも形成されているという観点から、私は、新浪剛史氏のナヴァムシャのラグナを獅子座に修正した。



そうすると、火星が6室で高揚することになり、やはり、同じく暴力的な配置となる。







そして、そうすると、ラグナロードの太陽が、10室に在住して、経済同友会の代表に就任するといった形で、経済人のサークル内で、リーダーになった理由や、内閣官房産業力会議や、内閣府税制調査会、内閣府経済財政諮問会議、令和国民会議といった形で、政府の諮問機関などで、重要な役職が与えられるなどの理由が説明できる。


外交問題評議会や、世界経済フォーラム(ダボス会議)などにも呼ばれるような政治力を持っている。



こうしたことはナヴァムシャでラグナロードの太陽が10室に在住していること以外に2、11室支配の水星が6、7室支配の土星と7-11の星座交換をしている事実からも納得できる。


米ウォール街やフリーメーソンを象徴する双子座11室が強いため、世界経済フォーラム(ダボス会議)に呼ばれるのである。



2002年~2021年までのマハダシャー土星期は、まさにこうしたナヴァムシャにおける7-11の星座交換が発動した時期であり、またこの時期は、ローソンの重責を担い、その後、サントリーの社長に引き抜かれた時期で、経済人としても最高のポストに就いた時期である。



そして、この時、土星は7室の支配星である為、結婚もしていたが、6室の支配星でもあり、11室の支配星と星座交換していた為か、後に離婚もしている。



新浪剛史氏の最初の結婚は、三菱商事で、会社の同僚との間でしているが、これは7室(配偶者、パートナー)支配の土星が、11室(同僚)に在住している為である。



ナヴァムシャのラグナが獅子座であると、出生図のラグナが、射手座のプールヴァアシャダーの第1パダになるが、新浪剛史氏の性格は、哲学的で、求道者的なムーラではなく、また人柄が好印象なウッタラアシャダーでもなく、快楽主義の金星が支配星となるプールヴァアシャダーではないかと思われた。(その時点で、ナヴァムシャのラグナが獅子座~蠍座に絞り込まれる)



宿曜の考え方から引用すると、プールヴァアシャダーは、根性がすわり、人に指図したり、物事をしきったりする性格を持っているが、物事を深く考えない人であるという。



物事を深く考えないで進むため、人に迷惑をかけることがあり、酒と女で人生を誤る人も多いと解説されているが、かなり、新浪剛史氏の人物像に一致している。





ラグナに在住する土星 -舛添要一と同じラグナの土星-


ラグナに在住する土星は、政治学者で、参議院議員も経験し、東京都知事も経験した舛添要一の配置と同じであるが、舛添要一の場合は、獅子座ラグナで、ラグナに7、8室支配の土星が在住している。


単純にラグナに土星が在住しているという観点から解釈すると、ラグナは誕生時の状態を表わしており、また基本的なパーソナリティーの傾向を表わしている。







ラグナの土星は、誕生時の環境が貧乏だったり、悪い環境で、性格的に暗い影を帯びていて、陰鬱な性格であり、またケチで貧乏くさく、権力などに就くと、急に贅沢などに溺れる配置である。



舛添要一の場合、東京都知事になった途端に昔、貧乏で、物質的に恵まれていなかったコンプレックスがあるのか、都知事の執務室に設置する備品として、急に高額な屏風を購入したり、都民の税金を使って贅沢をし始めたのである。



また都庁から度々、備品であるトイレットペーパーが無くなるといった事件が発覚していたが、それは舛添要一が、自宅に持ち帰ったのではないかと疑われている。



舛添要一は、3回結婚して、離婚を2回経験しており、慰謝料も支払っていて、金銭的に厳しいのかもしれないが、舛添要一のラグナの土星は、かなり倹約家で、ケチ臭い性格をもたらしている。



なるべく他人の金を使って、自分の金にはなるべく手を付けないという倹約的なパーソナリティーである。



新浪剛史氏もそれと似ており、会社の金で、ハーバード大学に留学し、また会社の金で、ハワイにコンドーミニアムを購入して、私物化するなど、自分の金は一切使わない、ケチ臭い人物で、経済同友会のセミナーで、45歳定年制などを主張した冷酷で、ケチな人物である。




そして、結婚を4回しており、離婚を3回経験しており、離婚した際に相手に高額な慰謝料を支払ったという点で、舛添要一と非常によく似ていると言えるかもしれない。



ラグナの土星は7室にアスペクトして、1-7軸を傷つけることで、結婚が安定せずに結婚と離婚を繰り返すことになったのである。





ラグナにおける土星と火星の影響


また新浪剛史氏は、ラグナに土星が在住し、火星がアスペクトしている為、ラグナに土星と火星のコンビネーションが確認できる。



これはクシャトリヤ(戦士階級)の配置であり、支配的なパーソナリティーをもたらす配置である。









ラグナは身体を表わしているが、新浪剛史氏は、小学生の頃に野球、ラグビー、サッカーを行い、中学、高校でもバスケットボール部に所属していた。



高校1年の時にバスケットボールの練習中に腕を複雑骨折し、左腕に鉄の板を入れて補強してまた取り出すといった手術も経験している。


そして、左膝も壊して、膝の手術を4回しているという。



こうした身体の怪我が多いのは、ラグナに土星と火星が絡んでいるからである。






結婚のタイミング


最初の結婚は、三菱商事に入社して、それほど立っていない頃で、三菱商事の同僚だったというが、比較的早く別れたという。




三菱商事に入社したのは、1981年4月頃で、新浪剛史氏の知人の話によれば、ハーバード大学に留学(~1991年5月)する前だという。







この頃のダシャーは、ラーフ/金星期である。



ラーフのディスポジターは7室支配の水星で、結婚を表わしているが、金星は6、11室支配で3室に在住している為、部下的な人物との性的関係を表わしている。



ナヴァムシャのラグナがもし獅子座であれば、ラーフは12室に在住して、12室の支配星とコンジャンクトし、金星は4室でケンドラに在住している。







この時、木星と土星は乙女座10室をトランジットして、この時、三菱商事に入社して、仕事がスタートしたことを物語っている。


そして、土星は10室から7室にアスペクトし、木星は10室から7室支配の水星にアスペクトして、7室にダブルトランジットしている。



また7、10室支配の水星に対して、ラーフ/ケートゥ軸がトランジットしており、仕事や結婚におけるイベントや変化を表わしている。



従って、この頃に結婚したことがよく理解できる。






2回目の結婚は、留学を終えて帰国した後で、相手は、大手航空会社のCAで、30代の頃であったという。



ちょうど1989年~、1990年代にかけての頃で、ダシャーは木星期である。







木星はラグナロード(7室から見た7室の支配星)で、もしナヴァムシャのラグナが獅子座で正しければ、木星はラグナに在住して結婚を表わしている。







トランジットを見ると、1989年7月2日の段階で、土星がラグナである射手座をトランジットし、木星が7室双子座をトランジットして、1室と7室にダブルトランジットを形成している。



従って、このタイミングで結婚したことが分かる。









しかし、マハダシャー木星期は、木星/土星→木星/水星→木星/ケートゥと続いていき、土星は6室の支配星で、水星は6室の支配星と星座交換で、自らも11室(6室から見た6室)の支配星であり、またケートゥも6室に在住していた為か、暫くして離婚することになったという。


そして、別れる時、お金をたくさん払わなければならなかったそうである。




3回目の結婚は、九州にある巨大学校法人グループの令嬢と結婚したというが、相手は20歳ほど下の女性で、2000年か2001年頃にホテルで相手の親族が集まるパーティーがあり、その席に新浪剛史氏が同席して、交際中だということで、あいさつしたことがあったという。



この時のダシャーは射手座ラグナで正しければ、ちょうど木星/ラーフ期であり、木星はやはりラグナの支配星(7室から見た7室の支配星)で、ラーフのディスポジターは7室支配の水星であり、結婚のタイミングを表わしている。







ナヴァムシャでも木星はラグナに在住して、結婚を表わしているが、ラーフは12室で、12室支配の月とコンジャンクトし、火星からのアスペクトを受けており、結婚がスムーズに行くようには見えない。


主にマハダシャーの木星の配置の働きにより、結婚に導かれたように見える。




しかし、この女性ともその後、離婚したのであるが、ローソンの元社員は以下のように述懐していたという。



「奇麗な方で、若くてシャキッとしていて、気の強そうな人、という印象です。その人との間には子供もいたはずです。彼女と別れた後、“子供は妻が連れて行くから子供に会いにくくなる”と寂しそうに言っていたことがあったそうです」


木星/ラーフ期に結婚したのであれば、直後にマハダシャー土星期に移行しており、土星は出生図ではラグナから7室にアスペクトして、7室を傷つけ、またナヴァムシャでは6室の支配星で、離婚を表わしている。







トランジットを見ると、2000年1月の段階で、土星が牡羊座で逆行し、木星は牡羊座をトランジットして、5室と11室にダブルトランジットし、更に土星と木星はラグナにアスペクトして、ラグナ(7室から見た7室)にもダブルトランジットしていたことが分かる。





その後、この相手の女性の父親、つまり、新浪剛史氏にとっては義理の父親に当たる人物は、九州にある巨大学校法人グループの総長であったが、2007年に学校法人の20代の女性職員2人に対する強制わいせつ事件で逮捕されたという。




従って、離婚はこの直後である可能性も考えられる。







2007年のトランジットを確認すると土星は、獅子座から6室と6室の支配星にアスペクトし、木星は蠍座から6室にアスペクトして、6室(離婚)にダブルトランジットを形成している。






そして、4回目の結婚は、ローソン時代に気に入った女性秘書と結婚している。



ローソンの社長に就任する前に交際していた女性秘書とは全くの別人である。



つまり、新浪剛史氏は気に入った部下を自分の秘書にして交際して結婚するという癖があることが分かる。



これも会社の事業に献身する為の部下を自分の愛人、パートナーとして、私的に流用したのであり、私物化する癖として考えることができる。



この女性とは、マハダシャー土星期に結婚したことは明らかだが、具体的な時期については明らかになっていない。



つまり、3回目に結婚した学校法人の令嬢との離婚が2007年頃に行なわれていたとすれば、その直後に結婚した可能性が高い。



そうすると、結婚したのは、土星/水星期、あるいは、土星/金星期か、土星/太陽期辺りではないかと思われる。







土星は既に述べたようにナヴァムシャでは、7室の支配星で、結婚生活の2室の支配星である水星と7-11の星座交換をしている。



従って、このタイミングで結婚し、その後、マハダシャー土星期を通して、結婚が長く続いている可能性を示唆している。



このように射手座ラグナであれば、4度の結婚と離婚歴が説明でき、またパートナー関係が安定しない理由も明らかである。






10億円コンドーミニアム私物化疑惑


それでは、最後に最も分かりやすく、新浪剛史氏のラグナの修正における決定的な証拠となる海外不動産の購入のタイミングを検証してみたいと思うが、まず、新浪剛史氏は、ハワイに1部屋2億円前後する高級コンドーミニアムをローソンの社長就任期間中に5戸購入している。














その間、このコンドーミニアムを私的に利用し、おそらく、時には愛人と会う密会の場所として活用して来たと考えられる。




まず、最初は、2007年にワイキキビーチの真正面にある高級コンドミニアム「アストン ワイキキ ビーチ タワー」の3304号室を購入しているが、ダシャーは土星/水星期である。





トランジットでは、12室(海外)に在住する4室(不動産)支配の木星にリターンし、土星が蟹座で逆行して、4室にアスペクトし、4室にダブルトランジットしている。






次に2008年に同じく、同コンドミニアムの3804号室(定期借地権)を購入しているが、この時は土星/ケートゥ期である。



まず、土星は月から見て4室に在住し、またディスポジターの木星はラグナから見ても月から見ても4室の支配星である。



ケートゥは4室に在住し、ディスポジターの木星は4室支配で12室に在住している。



土星は出生図のラグナから見て2室の支配星である為、資産、財産、所有への欲求が高まる時期である。







この時も木星は12室に在住する4室支配の木星にリターンしていたが、土星の方は、4室にも4室の支配星にもアスペクトしていなかった。



しかし、よく考えると、土星は4室支配の木星と4室に対して、4分の3の力(0.75)で、部分アスペクトしていたことが分った。



つまり、0.75+0.75 = 1.5の力で、土星は4室にアスペクトして影響していたのであり、その結果、4室にダブルトランジットが形成していたと言えるのである。



このように部分アスペクトを使わないと、ダブルトランジットが説明出来ないケースには初めて遭遇したが、大抵は、通常のアスペクトで説明することができる。







次に2010年には同コンドミニアムのペントハウスである4002号室を購入しているが、木星は4室をトランジットして4室の支配星にアスペクトし、土星は10室乙女座から4室と4室の支配星にアスペクトして、4室にダブルトランジットが形成されており、このタイミングでの物件の取得を物語っている。



ダシャーは、土星/金星期で、金星はダニシュター(火星)に在住しており、支配星の火星は不動産の表示体で、4室支配の木星と相互アスペクトしている。









そして、2011年にワイキキビーチタワーの3304号室を日本人に売却し、新たにハワイ・ワイキキの西側、アラワイ運河沿いにある高級コンドミニアム「ザ・ウォーターマーク」最上階の3804号室を購入している。





この時、2010年と同じく、木星は4室をトランジットして4室の支配星にアスペクトし、土星は10室乙女座から4室と4室の支配星にアスペクトして、4室にダブルトランジットが形成されており、不動産購入のタイミングをよく表している。






因みに新浪剛史氏は、ローソンには2014年まではいたが、その後、サントリーの顧問に就任し、その後、社長に就任しているので、ローソンとは2014年に縁が切れている。




しかし、その移籍前の2014年と、その後の2016年や2019年にこれら購入したコンドミニアムを売却しており、そのタイミングも新浪剛史氏の4室や4室の支配星にダブルトランジットが生じているタイミングであった。










不動産というテーマが、売却時にも関わっていたのであり、しかも会社を辞めた後も関わっていたのであり、これは非常に興味深いことである。






経済同友会の代表へ -ジャニーズ性加害問題で、企業の対応を決定づける影響力のある発言を行なう-



そして、新浪剛史氏は、2023年4月に経済同友会代表幹事に就任し、それ以降、公の場で、ジャニーズ性加害問題などに厳しい批判を行ない、その発言が注目されている。









そして、ローソン時代の素行を知る元部下たちのリークにより、新浪剛史氏は、これまでの過去の素行が、その厳しい批判をする立場に値しないのではないかという疑惑がもたれ、週刊新潮などで、批判的に取り上げられている。




まず、新浪剛史氏は、2021年5月前後からマハダシャー水星期に移行している。







水星は、7、10室支配で、9室支配の太陽と2室でコンジャンクトしており、射手座ラグナにとっての水星と太陽のコンビネーションでは、最高のヨーガカラカである。



しかも水星は、ナヴァムシャでは、2、11室の支配星で、6、7室支配の土星と7-11の星座交換をして、非常に強くなっている。



あたかも双子座の11室の定座に水星が在住しているかのような強さを発揮しているのである。



世界経済フォーラム(2012年)、内閣府経済財政諮問会議(2014年)、外交問題評議会(2016年)などに呼ばれる配置であり、これらはまさに水星と星座交換するマハダシャー土星期に起こったことである。





そして、マハダシャー水星期になると、経済同友会の代表となり、公の場で、注目されるべき発言を行ったのは、水星が太陽と共にスピーチの2室に在住しているからである。




現在、何故、メディアからの批判を受けているかと言えば、6、11室支配の金星が、3室(メディア)に在住し、そこに3室支配の土星がアスペクトし、そこにトランジットの土星が通過しているからである。




新浪剛史氏は、ジャニーズ性加害問題に対して、厳しい発言を行い、水瓶座のコンプライアンスの厳しさを体現したのであるが、しかし、金星は、同時に6、11室支配で、不倫、性的関係を表わす3室に在住している為、メディアからローソンの社長に就任する為に利用されて捨てられたと訴える元秘書の恨みや批判的な記事がリークされて、メディアからの批判を受けている。



これは土星が、3室(メディア)をトランジットしていることから、非常に明らかである。



金星は、2、9室支配で6室水瓶座に在住している為、教育的スタンス(9室)から批判的(6室)に水瓶座の人道的な観点から、発言(2室)を行ったのであるが、一方で、金星は、新浪剛史氏のまさに部下を愛人にして性的関係を形成するといった俗物的な自身の汚点もあぶり出し、またメディアから批判されるといったカルマも演出したのである。



しかし、基本的に今は、射手座ラグナにとっての最高のヨーガカラカで、ナヴァムシャでも土星と星座交換して、水瓶座に在住する強力なマハダシャー水星期である。




メディアからの攻撃は、土星が水瓶座を通過することによる一時的なものであり、基本的に新浪剛史氏は安泰であり、今は、実業家として、最も力を発揮できる時期と言えるかもしれない。



水星がスピーチの2室に在住しており、しかも9-10のダルマ・カルマラージャヨーガを形成している為、何か社会に役に立つような社会的に影響力のある提言を行なう時期である。





この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA