「NHKから国民を守る党」代表・立花孝志氏について ー政界の風雲児ー


参議院選挙で、れいわ新選組が大躍進したが、その陰で、もう一人大躍進している人物がいた。


それは「NHKから国民を守る党」代表・立花孝志氏である。


彼は今回の参議院選で、個人としては約13万票獲得し、政党としては約98万7千票を獲得して、見事当選を果たした。


政党要件として「国会議員5人以上」もしくは「直近の衆院選、参院選と前々回の参院選のいずれかで全国を通じた得票率2%以上」という規定があるようだが、今回の参院選で全国の選挙区で、3.02%の得票率を獲得したため、政党として認められたようである。

今後は、政党交付金が年間、約5900万円支払われ、企業や労働組合などからの献金が受けられるようになり、個人からの年間献金額の制限も緩和され、より巨大な力を持つことになる。


そして、当選後の立花孝志氏の俊敏な動きにも注目が集まっている。


早速、日本維新の会を除名された丸山穂高氏に働きかけ、穂高氏の入党が決まった。



政党交付金が、議員一人頭、約2430万円支払われるため、それを丸々、丸山穂高氏に支払うという契約で入党が決まったようだ。


また渡辺喜美参院議員(無所属)に働きかけ、統一会派「みんなの党」を結成した。


*心なしか渡辺喜美氏が、立花氏に圧倒されて逃げられず、捕まえられた印象である


元みんなの党代表の渡辺喜美参院議員は、知名度が高いが、活動のピークを過ぎた落ち目の政治家であり、そうした議員に巧みに忍び寄って話題作りを行なう。


実質的に何も生み出さなくてもテレビへの露出が増えて、ますます「NHKから国民を守る党」や立花孝志氏の存在感が増していく仕組みである。


このような立花孝志氏の徹底的に数の論理を追求した政治戦略やyoutubeなどを活用したプロパガンダ活動などが有効なのは、世界が右傾化し、ポピュリズムが台頭している今だからこそである。


従って、時代の空気に合わせて出現したポピュリズム政治家の一人であり、政界の風雲児であると言える。


また安倍政権が目指す憲法改正の国会発議に「賛成する」ことを明言し、どうしても改憲したい自民党・安倍政権に貸しを作り、選挙協力さえ引き出そうとする駆け引きが見られる。


「改憲発議に賛成」=衆院選くら替え出馬の意向-N国・立花代表
2019年07月30日18時18分 時事ドットコム

NHKから国民を守る党の立花孝志代表は30日、時事通信のインタビューに応じ、NHKのスクランブル放送実現に協力が得られることを条件に、安倍政権が目指す憲法改正の国会発議に「賛成する」と明言した。党勢拡大のため、次期衆院選に自身がくら替え出馬する意向も明らかにした。

 先の参院選で自民、公明両党と憲法改正に前向きな日本維新の会などを合わせた「改憲勢力」は、発議に必要な3分の2(164議席)を4議席割り込んだ。立花氏は30日、渡辺喜美元行政改革担当相と2人で参院会派「みんなの党」を結成。同会派が改憲勢力に加わると、あと2議席にまで迫る。

立花氏は、次期衆院選にくら替え出馬する意向を示して、またメディアの注目を引きつけ、憲法改正のキーマンの一人として俄然、存在感を増している。


この立花孝志氏のポピュリズム政治家としての手腕は巧みで、2019年春の統一地方選で47人を出馬させて26人が当選しており、地方議会において着実に知名度を上げているのである。



(略)ここまでの経緯を見ると、みなさんは立花代表を「アレな人だなあ」との印象を持っているかもしれない。だが、話をしてみると結構マトモ。個人的には、世間に合わせた論理的思考をする人だと思っている。今回のN国躍進も、戦略を積み重ねたうえでの必然の結果だった。

 立花代表が船橋市議に当選した15年。取材でなく趣味で話を聞きにいくと「選挙ってすべてに意図を持たないといけないんですよ。マック赤坂さんに言っといて!」と当時は選挙連敗記録ばく進中だった先輩へメッセージを送っていた。立花代表によると、選挙には「アピールして次につなげる捨て選挙」と「当選するためのガチ選挙」が存在。両者を組み合わせていき、最終的に大きな選挙での当選を目指すのだという。

 確かに布石は打っていた。立花代表は16年に捨て選挙として東京都知事選へ立候補。街頭やネットでの地道な啓発活動を経て、19年春の統一地方選ではN国で47人を出馬させて26人が当選した。参院選直前の6月、自身が堺市長選に立候補。知名度がなかった関西地方に顔を売った。

 そして今回の参院選、億単位の借金をして勝負をかけた。立候補者は41人。面接もなく「出たけりゃ即公認」というユルさでとにかくかき集めた。自身は比例出馬した一方、37人は各選挙区からの立候補。公選法の「比例で2%もしくは選挙区で2%の得票」のうちの後者で政党要件を取りに行った。私は「1議席も取れなかったら借金どうすんの?」と勝手に心配していたが、結果は議席どころか政党要件までコンプリート。立花イズムが爆発した。

(決してクレイジー一本ではないN国・立花孝志代表 2019/7/30 スポーツ報知より引用抜粋)


上記のように選挙も戦略を緻密に練り上げた上で勝利を収めており、天才的である。



この立花孝志氏の活躍を見て、どうしてもこの人物のラグナを知って、この行動原理やカルマについて理解したくなった。



そして種々検討した結果、立花孝志氏のラグナは蟹座ラグナではないかと思われる。





ネット上に以下のような経歴情報が掲載されている。

今回はそれをまとめたサイトがあった為、それから引用させて頂いた。


1967年8月15日大阪府泉大津市生まれ。

3つ年上の姉が一人いる。

立花孝志氏が5歳の時に両親が離婚。離婚理由は父母両方の浮気。

母親が家を出て、立花孝志は5歳から10歳まで、父、姉、との父子家庭生活。
父親は食費を子供に渡すだけのネグレクト状態。

孝志10歳、栄養失調で倒れる。結果、父母再婚。

家庭の事情により、15歳から一人暮らし。

高校卒業時に新卒でNHK入社。

24歳で結婚して、子供は二人。

19年4カ月NHK勤務

NHK退職後、パチプロとして生活。

2012年にユーチューブをはじめる。

2013年、「NHKから国民を守る党」を立ち上げ、本格的に政治活動を始める。


立花孝志氏が10歳の時の父母の再婚というのは、同じ当人同士の再婚です。元のサヤに収まった、ということになります。


立花孝志氏のホームページには、以下のような経歴が書かれています


1986年 3月 大阪府立信太高校 卒業
1986年 4月 NHK入局 和歌山放送局 庶務部に配属

1991年 7月 NHK大阪放送局 経理部に異動
1992年 7月 NHK大阪放送局 放送センター(編成)に異動
1998年 7月 NHK本部報道局 スポーツ報道センター(企画・制作)に異動
2004年 7月 NHK本部編成局(経理)に異動
2005年 4月 週刊文春でNHKの不正経理を内部告発

2005年 7月 NHKを依願退職
2005年 8月 フリージャーナリストとして活動開始
2011年 11月 インターネットテレビ「立花孝志ひとり放送局」の放送を開始
2012年 9月 立花孝志ひとり放送局(株)を設立し初代代表取締役に就任
2013年 6月 政治団体【NHKから国民を守る党】初代代表に就任
2015年 4月 千葉県【船橋市】議会議員選挙 初当選
2016年 7月 東京都【知事】選挙に立候補【NHKをぶっ壊す!】が流行
2017年 11月 東京都【葛飾区】議会議員選挙 当選


【立花孝志氏の他の動画から分かること】

NHK本部勤務時代に女優の愛人が存在。
NHK退職後、妻と離婚。2019年3月現在独身。
元妻の職業は看護師。

(magaminの雑記ブログより引用)


24歳で結婚して、子供は2人誕生しているが、24歳は、1991年である。





1991年の木星と土星、ラーフ/ケートゥ軸のトランジットなどを見ると、上記のように土星が山羊座、木星が蟹座を通過し、ラーフ/ケートゥ軸も蟹座ー山羊座軸を通過している。


蟹座と山羊座、魚座にダブルトランジットが形成されており、それらがラグナや7室に該当している可能性が高くなる。


然し、ラーフ/ケートゥ軸が蟹座ー山羊座軸にあることを考えると、蟹座ラグナ、山羊座ラグナなどの可能性が高いことが分かる。



立花孝志氏のキャラクターは山羊座のような抑制された真面目で地味なキャラクターではなく、陽気で楽天的で憎めないキャラクターである。


またyoutubeで、立花孝志氏は、自分や他人のプライバシーやあらゆることを話してしまうのだが、特に自分がNHK時代に不倫していた相手の実名まで語っていたり、NHKで裏金作りをしていた時の当事者の名前などを実名で告発したり、何でも話してしまう。


これは明らかに蟹座のキャラクターであり、また牡羊座が強い人物に見られる典型である。


この蟹座ラグナに設定すると、立花氏の過去の経歴についてほぼ説明出来る為、おそらく蟹座ラグナで間違いないと思われる。




5歳の時に両親が離婚

5歳(1972年頃)の時に父母両方の浮気が原因で、両親が離婚している。


おそらく水星/木星期の出来事である。


水星は3、12室支配で2室(両親、家族)支配の太陽とコンジャンクトして、2室の支配星を傷つけている為、この時に両親が離婚したのである。


アンタルダシャーの木星は6室の支配星で2室支配の太陽を傷つけているが、木星は月から2室の支配星でもあり、8、11室支配の水星とコンジャンクトして傷ついている。



従って、水星/木星期に両親が離婚したことが説明できる。


その後、5歳~10歳までの間、母親が家を出て、父と姉と父子家庭生活を送るが、父親は食費を子供に渡すだけの状況で両親からのサポートが受けられず、苦労したようである。



これが起こったのが3、12室支配のマハダシャー水星期に起こったことはハウスの法則から理解出来る。


3室は母親を損失するハウスであり、また12室の支配星は損失、欠乏を表わしているが、2室の支配星とコンジャンクトして、両親が存在する円満な家庭環境を失ったことが分かる。


そして、後に詳しく検証するが、ナヴァムシャのラグナを今回は獅子座に設定したが、獅子座ラグナであれば2室支配の水星が6、7室支配の土星、ケートゥとコンジャンクトして傷ついている為、マハダシャー水星期に両親が離婚したことが納得できる。




10歳の時、栄養失調で倒れる

10歳(1977年)の時、栄養失調で倒れたため、父母が再婚したと経歴には書いてある。


子供が栄養失調になったのに直面して協力して子育てをしなければならないと考えたかもしれない。


この時はおそらく水星/土星期からケートゥ/ケートゥ期への移行期である。



ケートゥは4室に在住しているが、ディスポジターの金星は4、11室支配で2室に在住しており、2室に吉星である金星が在住しているので、両親が寄りを戻したのである。


また4室支配の金星は母親を表わすため、母親が家に戻ってきたのである。

マハダシャー水星期が終わると同時に両親が寄りを戻している為、やはり3、12室支配で2室支配の太陽とコンジャンクトする水星が、両親の離婚や母親の不在をもたらしていたと理解できる。





家庭の事情により15歳から一人暮らし

そして経歴によれば、家庭の事情により、15歳から一人暮らしをしたとしたと記されている。


15歳というと1982年頃であり、ダシャーはケートゥ/土星期である。


ケートゥは4室に在住し、ディスポジターは4(不動産)、11室(獲得)の支配星で所有の2室に在住している。


土星は月から見た4室の支配星である。



トランジットを見ると、1982年10月6日の時点で、土星と木星が4室を通過しており、4室にダブルトランジットを形成している。


従って、この時に1人暮らしをするための不動産が与えられたことを表わしている。


15歳になったのはちょうど1982年8月以降であり、10月6日に土星が天秤座に入室したが、既に2ヶ月前の時点で、土星は天秤座に入室した効果を発揮していたと考えられる。


つまり、15歳になったタイミングで4室にダブルトランジットが形成されていたことが分かる。



NHKに入社 ー秘密の工作活動の日々ー

そして高校を卒業して1986年4月にNHKに入社するが、この時は金星/金星期で、マハダシャー金星期に入ったタイミングである。


つまり、NHKという優良企業に入社して以後、20年間、安定した会社員生活を送れたことを表している。


11室支配の金星が2室に在住し、また金星は月から見て7室支配で10室に在住している為、華やかな職場で働いたことを表わしている。


月から見て7室支配の金星が10室に在住している為、女優と愛人関係になったり、職場の同僚と不倫したりしたようである。


但し、金星から見てラグナロードの太陽が12室に在住し、木星、水星とコンジャンクトしている為、NHK時代にだいぶ嫌な経験もしたようである。



本人も語っているが、それが経理をしていた時に裏金作りに協力させられたことなどが該当すると思われる。


そして、それが最終的に週刊文春でNHKの不正経理を内部告発することにつながったと思われる。


紅白歌合戦に参加するメンバーを決める際に芸能事務所から賄賂をもらっていたNHKのプロデューサーの名前をyoutubeで実名で告発している。


金星はプールヴァパールグニー(金星)に在住していた為、CIAの工作員のように裏金作りや経理の不正操作などの汚い仕事をやらされていたのではないかと思われる。


金星がナクシャトラとなるバラニー、プールヴァパールグニー、プールヴァアシャダーは、これまでに常に書いてきたが諜報、インテリジェンスの世界と関係があり、スパイのような秘密の仕事を表わしている。


然し、そうしたCIAの工作員も正義感から組織内部の秘密を世間に暴露したり、内部告発することが時々あるのである。


それは汚い仕事をやらされて切り捨てられるなど散々な惨めな境遇に遭わされた時に自己保身、あるいは復讐としてそのようなことを為すのである。


金星から見た12室に集中する水星、木星、太陽は、アーシュレーシャに在住しており、アーシュレーシャは世間の常識を超えた人々で、詐欺や窃盗と関係があるナクシャトラと言われる。


そうした意味で、何か裏方で不正経理をやらされて嫌気が指し、また正義感から内部告発したのではないかと思われる。


立花孝志氏が、自分のNHKでの仕事を『特命係長只野仁』そのもので、上司に呼ばれて裏工作活動をするのが自分の仕事であったと回想している。




NHK時代(詳細)


西暦年月出来事ヴィムショッタリチャラヨーギニトランジット
1972年両親が離婚する。
※離婚理由は父母両方の浮気

母親が家を出て、5歳から10歳まで、父、姉、との父子家庭生活を送る。父親は食費を子供に渡すだけであった。
水星/木星
1977年栄養失調で倒れたため、父母が再婚する。
水星/土星
ケートゥ/ケートゥ
1986年3月大阪府立信太高校卒業金星/金星
1986年4月NHK入局 和歌山放送局 庶務部に配属
金星/金星
1991年7月NHK大阪放送局 経理部に異動

結婚する(子供がその後、2人生まれる)
金星/ラーフ
1992年7月NHK大阪放送局 放送センター(編成)に異動金星/ラーフ
1998年7月NHK本部報道局 スポーツ報道センター(企画・制作)に異動金星/土星
2004年7月NHK本部編成局(経理)に異動太陽/太陽
2005年4月週刊文春でNHKの不正経理を内部告発太陽/火星
2005年7月NHKを依願退職太陽/ラーフ
2005年8月フリージャーナリストとして活動開始太陽/ラーフ
NHK退職後、パチプロとして生活
2011年11月インターネットテレビ「立花孝志ひとり放送局」の放送を開始月/ラーフ
2012年9月立花孝志ひとり放送局(株)を設立し初代代表取締役に就任(ユーチューブを始める)月/ラーフ
2013年6月政治団体【NHKから国民を守る党】初代代表に就任月/木星
2015年4月千葉県【船橋市】議会議員選挙 初当選月/土星
2016年7月東京都【知事】選挙に立候補【NHKをぶっ壊す!】が流行月/水星
2017年11月東京都【葛飾区】議会議員選挙 当選
月/ケートゥ
2019年7月参議院議員比例区にて当選月/金星
2019年9月月/太陽
2020年3月30日火星/火星
wikipediaより引用抜粋



このNHK時代を細かく見ていくと、ナヴァムシャのラグナを修正する手がかりが得られる。


例えば、入社した1986年4月には和歌山放送局庶務部に配属されており、この時が金星/金星期である。


金星/金星期で、まだ仕事をし始めの段階で、金星期の本当の吉凶を経験していない時期である。


次に1991年7月の金星/ラーフ期にNHK大阪放送局経理部に異動している。



金星/ラーフ期は本格的に仕事をし始める時期であり、社会デビューの時期といってもいい頃である。


また金星/ラーフ期は無条件に結婚をもたらす時期であるが、この頃に結婚している。


その後、子供が2人誕生しているが、おそらく金星/ラーフ⇒木星⇒土星⇒水星⇒ケートゥのいずれかで生まれたのではないかと考えられる。



子供の誕生

サプタムシャを見ると、金星は5室の支配星で、ラーフは5室に在住している。



木星は6室に在住して説明出来ないが、土星はラグナロードでラグナに在住している。


水星は9室支配で5室に在住しており、ケートゥは5-11軸に在住しており、5室に絡んでおり、9室の支配星からアスペクトを受けている。


従って、サプタムシャのラグナは山羊座で良さそうである。


仮に水瓶座ラグナに移動させても、これらのダシャーの支配星で同じように子供の誕生を説明できる。


但し、魚座ラグナに移動すると必ずしも説明出来ない。


従って、ラグナは1番目か2番目のサプタムシャに在住していることになる。



ナヴァムシャのラグナは?

そうすると、ナヴァムシャのラグナの取り得る範囲は、蟹座~魚座であるため、おそらくナヴァムシャも1番目か2番目、あるいは3番目ぐらいまでのナヴァムシャに在住していると考えられ、おそらくナヴァムシャのラグナは蟹座~乙女座辺りに絞り込まれるのである。



それで私が出した結論としては、ナヴァムシャのラグナは獅子座ではないかと思われる。


獅子座に在住すると、金星は3、10室支配で2室に在住し、ラグナロードの太陽と相互アスペクトしており、半官半民の公務員のような仕事(NHK職員)をしていたことが説明できる。


そして、既に説明したが、2室支配の水星が6、7室支配の土星とケートゥによって傷つけられるため、水星期に両親が離婚したことも説明できるのである。

また2005年7月にNHKを依願退職した後、離婚しているが、この時は、太陽/ラーフ期である。


もしナヴァムシャのラグナが獅子座であれば、太陽は8室に在住し、ラーフは11室(6室から見た6室目:離婚)に在住している。


太陽期が終わった後、月期に移行するが、もしナヴァムシャが蟹座ラグナであったらラグナロードの月が7室に在住している為、月期には結婚しているように思えるが、経歴には2019年3月現在、独身と書いてあり、その後、特に結婚した様子は見られない。


獅子座ラグナであれば、12室支配の月が6室に在住するため、月期に結婚しなかった理由が納得できる。



因みにナヴァムシャのラグナを獅子座に設定すると、結婚以降のNHKにおけるキャリアも綺麗に説明できる。


1998年7月にNHK本部報道局スポーツ報道センター(企画・制作)に異動したと記されており、この頃が金星/土星期である。




女優の愛人がいた時期からナヴァムシャのラグナが判明

経歴によれば、NHK本部勤務時代に女優の愛人が存在したと記されている。


2室に在住する金星は7室から見た8室であるため、愛人を囲うことを表わしている。



また2004年7月にNHK本部編成局(経理)に異動しているが、この頃は太陽/太陽期である。


女優の愛人がいたのはこの頃かもしれないが、その場合はラグナロードが8室に在住している為、裕福な力のある女優に囲われたことを表わしている。


結婚したのが金星/ラーフ期であるため、その後の金星/木星期は、木星が5室支配で7室に在住している為、子供が誕生し、夫婦関係も円満だったと考えるのが自然である。


従って、獅子座ラグナですんなりと説明できる。



後に説明するが、2016年7月の月/水星期に東京都知事選挙に立候補し、『NHKをぶっ壊す!』という言葉を流行させている。


出生図では水星が3室の支配星であるため、youtubeなどのメディア媒体で、この言葉を宣伝したと理解できる。


またナヴァムシャでは2室(スピーチ)支配の水星が5室に在住して11室にアスペクトしている為、この言葉を流行らせることが出来たと考えられる。


NHK退職後にフリージャーナリストとして活動したり、またNHKで経理などを担当したことを考えると、5室に水星、土星、ケートゥが在住していたと考えると自然である。


文書作成や事務処理の表示体となり得る水星、土星、ケートゥが5室に在住している為に経理などができ、またyoutubeなどのメディアを活用できるのも5室にこれらの惑星が在住しているからではないかと考えられる。


このように見てると、ナヴァムシャのラグナは獅子座で間違いないように思われる。




ダシャムシャ(D10)のラグナは?

因みに2005年7月にNHKを依願退職した後、8月からフリージャーナリストとして活動開始しているが、この頃が太陽/ラーフ期である。



もしナヴァムシャのラグナが獅子座になる場合、ダシャムシャのラグナは牡羊座になるが、マハダシャーの太陽は5室支配で9室に在住し、ラーフは3室に在住する配置となる。


5室は仕事の10室から見た8室(中断)を表わし、仕事を辞めるハウスである。


また9室は10室から見た12室(損失)を表わし、仕事を失うハウスである。


またラーフがダシャムシャの3室に在住する配置は、仕事を辞めるタイミングを表わしている。



従って、そのように考えると、ダシャムシャのラグナは牡羊座で正しそうである。



政治活動への転身

2011年11月にインターネットテレビ「立花孝志ひとり放送局」の放送を開始したのが、月/ラーフ期であり、ラーフはダシャムシャでメディアの3室に在住している。


ナヴァムシャでは、月は12室支配で6室に在住しており、ヴィーパリータラージャヨーガ(逆転のラージャヨーガ)を形成している。


12室を支配することかインターネットでの活動を表わしていると考えられる。



2013年6月の月/木星期には、政治団体『NHKから国民を守る党』を起ち上げている。


木星はダシャムシャで9室支配で7室に在住し、ラグナロードでラグナでムーラトリコーナの座にあるルチャカヨーガの強い火星と相互アスペクトしている。

ナヴァムシャでも5室支配の木星が7室で水瓶座に在住しており、NHKの不正を暴く市民団体を起ち上げたようなイメージである。



そして、2015年4月の月/土星期に千葉県船橋市の議会議員選挙で初当選している。


土星はダシャムシャ(D10)で金星と星座交換して強いことに注目である。



月から見ると、土星が1-4室で星座交換しており、自室にいるかのように強くなっている。


またそもそもマハダシャー月期になってから、政治に進出して議席を獲得できたのは、ダシャムシャで月が4室支配で11室に在住し、金星と絡んで、木星からのアスペクト、水星からのアスペクトなど、3つの吉星からのアスペクトを受けて強い為である。



4室は玉座を表わし、議会での議席を表わしている。


4室が強い場合、議員に当選するのである。また11室は肩書きのハウスであり、成功のハウスである。


従って、マハダシャー月期に政治家になり、政党の党首となり、また月/土星期に市議会議員に当選出来たのである。


そして、その後、2016年7月の月/水星期に東京都知事選挙に立候補して、『NHKをぶっ壊す!』という言葉を流行させているが、この時は、都知事に立候補するつもりはなく、ただ次の選挙に備えた宣伝目的であったと本人自身が語っている。



このアンタル水星期はプロパガンダが目的である。


水星は出生図で3室の支配星で、ナヴァムシャで5室に在住し、ダシャムシャで3室支配で5室に在住している。


従って、メディアに露出したり、テレビで取り上げられることによって広く宣伝することが目的であったと考えられる。


水星は月にアスペクトしている為、こうした立花氏のメディア戦略が、議席の獲得に十分貢献しているということである。



2017年11月の月/ケートゥ期に東京都葛飾区議会議員選挙に当選しているが、ケートゥのディスポジターの配置を見れば、この時期に当選した理由は十分分かる。




そして、今回の参議院選挙で立花氏は見事当選し、『NHKから国民を守る党』も政党として認められ、政党交付金の支給を受けるなど大躍進しているのである。


冒頭で説明した通り、丸山穂高議員を獲得し、また渡辺喜美参院議員と統一会派「みんなの党」を結成し、着実に勢力を伸ばしている。


これは現在、月/金星期である為である。





ダシャムシャにおいて、金星は、マハダシャーの月と2、7室支配で11室に在住し、マハダシャーの月とコンジャンクトしている。


そして、金星は土星との間で月から1-4室、ラグナから2-11室で星座交換している為、議席(4室)と活動資金(政党交付金:2-11のダナヨーガ)を得たのである。






立花孝志氏と「NHKから国民を守る党」の今後 ー マハダシャー火星期の異常な躍進 ー


ここまでの解説でナヴァムシャ(D9)とダシャムシャ(D10)のラグナが正しいことがほぼ明らかになっている。



その為、次の2020年3月30日前後からのマハダシャー火星期に何が起こるかが問題であるが、火星はダシャムシャのラグナで定座に在住し、ルチャカヨーガを形成して強力である。


月からみて3、10室支配で3室で定座に在住して強い。



そして、この火星は9室支配の木星からのアスペクトを受けており、また火星から見ると11室に月、金星が在住し、水星、木星がアスペクトして11室が強い状態になっている。





従って、このマハダシャー火星期に更に党として躍進していくことが考えられる。



火星はナヴァムシャで、4室(玉座)支配で9室でムーラトリコーナに在住しており、月から見ても4室でムーラトリコーナに在住してルチャカヨーガを形成している。



そして、これらは出生図でも約束がなければならないが、出生図では火星は5、10室支配のヨーガカラカで4室に在住して、4-5のラージャヨーガを形成し、10室牡羊座にアスペクトバックしている。


この火星も4室(玉座)で強いラージャヨーガを形成して強力である。



またマハダシャーの火星をラグナとすると、ラグナロードの金星が11室(成功、願望成就)に在住し、また10室に水星、太陽、木星が在住している。


10室の太陽は、行政の最高職を表わしており、閣僚入りした政治家を表わしており、11室(役職)の支配星が10室に在住していることから、内閣入りして閣僚になる可能性も示唆している。





『NHKをぶっ壊す!』というフレーズ ー牡羊座の壊し屋ー

立花孝志氏は『NHKをぶっ壊す!』というフレーズは、小泉純一郎の 「自民党をぶっ壊す」の真似であると公言しているが、小泉純一郎は蟹座ラグナで土星と火星が牡羊座に在住し、10室牡羊座でルチャカヨーガを形成していた。


牡羊座の仕事は破壊であり、火星は創造する為にまず破壊する惑星である。



立花孝志氏はラーフが10室に在住し、土星が逆行して10室に絡み、5、10室支配のヨーガカラカの火星が10室にアスペクトバックして、やはり10室に火星、土星の影響が見られる。


そして、更に火星はナヴァムシャとダシャムシャで牡羊座に在住しており、ダシャムシャ(D10)ではラグナでシャシャヨーガを形成している。


従って、彼の仕事も破壊の仕事であり、それはNHKをぶっ壊すという仕事である。


彼は軍神マースから破壊の力を与えられており、何者も彼を止めることが出来ないのである。


私は立花氏の躍進、特に地方議会で、2019年の統一地方選挙で「NHKから国民を守る党」の議員が26名も続々と当選しているのを見て、ヒトラーのナチス党が、選挙の度に議員を着々と増やしたのに似た不気味なエネルギーを感じている。


なりふり構わない発言、『NHKをぶっ壊す!』という単純で分かりやすい同じフレーズの繰り返しによるプロパガンダ作戦、選挙は数であるという力の論理、また議員たちが彼の入党要請に踊らされている様子などが印象的であるが、これらは火星の際立った強さが現れたものである。


小泉純一郎も「郵政民営化賛成か反対か」という分かりやすいフレーズを繰り返した。


この単純さと執拗な繰り返しは、牡羊座の特徴である。




腐敗した共同体の破壊

立花孝志氏の「NHKから国民を守る党」は来年2020年3月以降、更に躍進し、本当にこの火星期の7年間で、NHKをぶっ壊すのではないかと思われる。


またNHKを壊す以外の目的を見出した場合、別の類似の既得権益を破壊する可能性もある。


今後、立花氏が日本のポピュリズムにおける重要な立役者の一人になっていく可能性が高いのである。


基本的に立花氏は蟹座ラグナであり、インターネットによる直接民主主義など、主張している内容は、リバータリアニズムである。


NHKを壊して、NHKのスクランブル化を図る(NHKを視たい人だけがお金を払う)のは、急進的個人主義であり、リバータリアニズムである。


NHKに公共放送としての責任を認めず、皆で負担して公共放送を支えていくという共同体の概念を否定している。




左翼から右翼へ

但し、ドナルド・トランプの台頭やブレグジットにおいてもそうだが、本来、人々の福祉や平等を促進するはずの共同体、例えば、EU(ヨーロッパ共同体)やNHK(日本放送協会)が腐敗して、一部の既得権益の支配層を潤す為だけの権力機関に堕落している為、それらに対向して、ポピュリズムが今、台頭してきたのである。


今は右翼が左翼の腐敗と戦う時期なのである。


例えば、リベラル左翼が本来は世界平和や世界の共和国を目指すはずであるが、それらの失敗が世界の貧富の格差なのである。


リベラル勢力と言えば、ウォール街ー世界政府で、自由貿易、グローバリゼーションを推進するこれらの機関が、世界の貧富の格差を拡大してきた。


第一次世界大戦や第二次世界大戦などでは、国家主義、民族主義などの右翼が、世界大戦をもたらし、世界の破滅の危機をもたらしたが、戦後は、リベラル左翼的な連邦準備銀行、世界銀行、IMF、ヨーロッパ共同体(EU)などのような国際機関が、不正や不平等の温床になっているのである。


従って、現在は、民族主義、国家主義、ポピュリズムによって、共同体の不正や腐敗と戦おうとする時期である。


この逆転現象が、現在の時代を読む鍵である。


戦前は、民族主義者、戦争屋が、世界の危機であったが、むしろ水瓶座の時代が近づくにつれて、国際金融資本家、銀行家のネットワークが世界の危機である。


こうした機関の支配者たちが、戦争のない平和な時代において着々と経済などの分野で支配体制を築き、貧富の格差を拡大し、世界を危険な場所にして来たと言える。


であるから日本を救うというスタンスも憲法改正とか、対米自立とか民族主義的なスタンスになるのである。


憲法を自分たちで作成できないような国が対米自立できるはずがない。


但し、現在、アメリカに支配された状態で、憲法改正しても、自衛隊を米軍の世界支配の為に利用されてしまうという危惧が残るため、優先順位は低いと考えられる。


立花孝志氏がマハダシャー火星期に異常な力を発揮する時、木星と土星は山羊座に入室し、山羊座ー蟹座軸にダブルトランジットが形成されるが、この山羊座と蟹座もポピュリズムや民族主義、リバータリアニズムの星座である。


従って、来年、個人主義、民族主義、国家主義、ポピュリズムが更に吹き荒れ、右翼が台頭してくると考えられる。


個人で、個人の力で物事を為そうとする人が、力を持つ時期がやって来るのである。


そして、そういう人物に人々が魅きつけられていくのである。




インターネット上にyoutube上に「NHKから国民を守る党」の圧倒的な量の関連動画、写真が掲載されており、どこからかき集めて来たのか、大勢の人々が「NHKから国民を守る党」から擁立されているのが分かる。

「NHKから国民を守る」というテーマは国内の小さすぎるテーマである為、対米自立とか、マネーシステムの革新とか、更に大きなテーマにこの運動が拡大していくと面白い。


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