『田中宇の国際ニュース解説 無料版 2011年8月9日』によれば、
S&Pの米国債格下げによって、生じた株価の格下げについて、 以下のように締めくくっている。
『・・・全体的にみて今後、秋にかけて金融市場の悪化が拡大していくだろう。株価 の下落が債券の下落に飛び火し、米国債の利回りが上昇すると、ドルの基軸性に対する疑念が国際的に急拡大し、リーマンショック後のようにG20サミットが緊急開催され、ドルに代わる多極型の基軸通貨体制を作る議論が蒸し返されそうだ。中国政府が人民元をドルから切り離して自立した国際通貨にする踏ん切りがつくかどうかも重要になる。今起きている株価の暴落は、今回の金融危機の序章にすぎない。』
以前から言われていることであるが、ドルが暴落する時が近づいている。
過去3回の株式市場の大暴落は、トランジットの太陽が、減衰の座である天秤座通過のタイミングで生じていることが、以前、調べてみて分かった。
だから10月半ばから11月半ばにかけてが、金融システム崩壊のタイミングである。
何故、天秤座で太陽が減衰するタイミングなのかと言えば、
投資家が自信を失い、売り気配が優勢になると、ポジションを維持できないで、
パニック売りに走り、連鎖的に売り注文が殺到するからではないかと思われる。
また天秤座というのは土星が高揚する星座であり、民主主義、正義や公平を愛する星座である。
この天秤座に11月半ばから土星が入室するが、その2か月前の9月半ばから天秤座入室の効果を発揮し始める。
今の株式市場や債券市場は、金融貴族主義や金融覇権主義と言えるような連邦準備銀行やヘッジファンドなどによって運営されているピラミッドなので、そのピラミッドが崩壊する可能性が高いのが、この太陽と土星が天秤座をトランジットする11月15日前後である。
政治と経済におけるこの全体主義的な体制が崩壊する時が、 私たちの希望の未来である。
だから以前から2012年と言われてきたのである。
これは占星学的には決まっていたと考えざるを得ない。
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