孤独な暗殺犯・山上徹也のチャート -ラグナを検討する- その3



山上徹也のラグナを検討していて、ナヴァムシャのラグナを双子座に設定すると、彼の人生が上手く説明出来るような気がした。





特に9室への土星、火星、ラーフなどの凶星の惑星集中が、彼の人生のテーマを非常によく示している。





彼は統一教会という宗教団体に人生をめちゃくちゃにされたということで、9室が凶星によって激しく傷つけられているということで納得できる。


また父親が彼が4歳の頃に自殺してしまい、その後、母親は苦しんで統一教会に依存し、そこから人生がおかしくなったという意味で、9室(父親)が激しく傷ついており、4室(母親)支配の水星が激しく傷ついているということで納得できる。


ラグナロードの水星も9室で傷ついている為、彼自身も統一教会によって酷い目にあったということである。


因みにこの9室は水瓶座であるが、これも統一教会らしいと言わねばならない。



統一教会の信者をシステマティックに洗脳する教義体系や、合同結婚式のシステムなど、非常に水瓶座的である。


水瓶座は形やシステムを作るのが得意である。その後、水はそのシステムを規則通りに流れていく。


人を管理する場合にそれは有効である。水瓶座の組織力があれば、教義体系の力そのものが組織を大きくしていく。



ソウルから約50キロ離れた山中に地上天国を統治する機関として設立した巨大な建造物もそうである。





ホテルやマクドナルドまで備えていて、一つの街を形成している。


巨大なインフラ設備などは水瓶座の象徴である。


例えば、スマートシティー構想なども水瓶座的であるが、街を丸ごと作ってしまう発想が水瓶座的である。



統一教会と言えば、国際勝共連合で、魚座、蟹座、蠍座などの水の星座の封建的なグループを感じさせる。


一応、キリスト教の亜種であり、家族の価値を重んじて、霊とか悪霊とかそうした証明できない形而上の存在についてあれこれと語り、人々を惑わして、洗脳する。


あなたが不幸なのは、先祖が悪いことをした為で、カルマの解消の為、献金しなさいなどと言って、その人の財産を根こそぎ献金させる。



恐怖心を用いて、人を操作する為、黒魔術そのものである。


魚座、蟹座、蠍座などの水の星座の価値観を持っているが、その自らが採用している統治システムは、水瓶座的である。



水瓶座が悪い目的を持つ時、それは恐ろしい力を発揮するのである。


トム・クルーズが当時、結婚していたニコール・キッドマンと共演した『アイズ・ワイド・シャット』という映画があるが、秘密結社を描いた作品である。


秘密結社には、性的な密儀があり、その秘密を外部に漏らした人間は殺される。



そうした闇の秘密結社は、教義や儀式といったものがあり、結束は固く、恐怖で縛り付けている。


水瓶座の悪い形の表現が、まさに秘密結社である。



統一教会からは、まさにそうした秘密結社が持つ特徴のいくつかが確認できる。


内部に更にインナーサークルというものがあり、秘密を共有する一般信者とはまた別のサークルがあったりするのである。



例えば、統一教会は、朝鮮の本部には、日本人は第二次世界大戦で悪行を行なった為、そのカルマを解消する為に日本人からお金を献金として、巻き上げていいのだという教義、教えがあったのだという。




然し、日本向けの教義にはそのような文言は入っていないという。



こうした例からも信者によってその教義にアクセスするレベルが制限されていると言える。



以下の報道1930で、統一教会内部の事情に詳しい方が、そうしたことを明らかにしている。



(参考資料:問われる政治との距離 激震・旧統一教会と日本政治【7月22日 (金) #報道1930】| TBS NEWS DIG




日本で統一教会の霊感商法が問題になっていた頃、まさにこのような教義のもとで、日本人のお金を狙って布教活動をしていたのである。



日本人を金づると考え、日本人をターゲットにして活動するカルト宗教と自民党は親しく付き合ってきたというのは異常である。



今、安倍元首相が暗殺された事件から、統一教会がクローズアップされ、その統一教会と親しくして来た自民党がクローズアップされている。







山上徹也のナヴァムシャのラグナを双子座に設定して、9室に火星、土星、ラーフが集中する配置は、カルト宗教の問題を考える上では、まさに出来過ぎた配置であると言える。







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